ひろさわの人生ダメ詰まり--No Liberty--

現在アニメ「山月記」を制作中です。囲碁もゲームもご無沙汰です。

いよいよ明日が最終回(#34~#36)(「受信料・花の乱」より移殖)

2007-04-26 05:58:47 | 花の乱
花の乱・最終回は1時間ですよ~
録画設定は、おまちがえなく!

さて、最終回一歩手前なので、軽くまとめておこうかと。

#34『山城国一揆』
メモとってないので、正確に思い出せない・・・

重税と戦乱を押し付けるだけの幕府からの脱却・自治を目指す山城国人衆と、両畠山との戦いです。

伊吹三郎は策略で両畠山を追い出しますが、ひょっとして今ひとつ決定打が欠けている?

荘園領主たる日野富子に交渉しようとした椿の庄の大八郎が、将軍・足利義尚に斬られて死亡。
さらに義尚は、伊吹三郎をも殺害しようとするなど、その荒々しさは、まるで6代将軍・足利義教の再来のようです。隔世遺伝というか。

調停に、ひそやかに細川政元が絡んでいるのが、
最終回の伏線のようです。

なお、「椿の庄」というのは架空の名前ですが、
南山城に「椿井」という地名(および人名)があります。

義政は、この回から法体に。もとどりは切っているけど、丸坊主ではない。半出家かな。


#35『露の命』
長享元年(1487)・春・・・
義尚「寵童の味を教えてくれたのは、政元、そなたではないか」

義尚×政元。
同人誌でありそうな

そんなこと(どんなことだ)をしているうちに、義尚は喀血し、黄疸が出て、重体に。
竹田昭慶昭慶爆発とは関係ないといういかにも藪っぽい医者が、
「残り寿命はあと3~7日」などというから、たまらない。ちなみに、日野勝光毒殺疑惑のある医者らしい(ドラマではなく実際に。多分ウソだろうけど)

細川政元は、美濃の足利義視一家に手紙を送って、都に来いというわ、
富子は富子で、見舞いにきた義材(義視の息子)に、「万が一、義尚が浄土に召されるようなことがあればそなたたち(←政元含む)が、義尚のこころざしをついで下され」と、もうろうとしながら言ってしまうわ、

結局、義尚は回復し、富子は口移しで水を義尚に飲ませるわ・・・

義尚×富子。
需要が低そうな・・・役者さんも大変だ。とくに松岡さん。

で、義尚近習の蜷川親元「一休さん」の蜷川新右衛門のモデルになった人がご先祖らしいが、富子の言葉を、「義尚死後は義材が継げ」と伝え、恐怖の伝言ゲーム
絶望した義尚は、病をおして近江・六角討伐に出陣してしまいます・・・

そういやあ、六角家って佐々木家の流れを引いていて、
『武musashi蔵』では、佐々木小次郎の先祖の家ってことになってましたよね。
・・・・ご先祖、子孫対決再び。

今回の話は、「草燃える」の、北条政子と源頼家の話を思い出させます。というか、それをもとにして話を作ってたような気が・・・


#36『大文字』
母子対決、決着。
陣中でも自暴自棄の宴会に明け暮れていた義尚は、
いざ、母の日野富子が見舞いにくると聞くと、
よろいを付け、六角の砦を力押しにしようとします。

義尚は、強すぎる母の呪縛を断ち切ろうとして、将軍であろうとしたのでしょうか。

そんないくさに誰が付いてくるわけでもなく、
単騎、敵の砦に向かい、
古式ゆかしい名乗りをあげているうちに、伏兵に射殺されてしまいます。

息子の亡骸を前にした富子は、
「そうやって母を困らせておいでのつもりか、みなされ、母は一粒の涙もこぼしてはおらぬ」
と、泣かないのですが、

自害を図ろうとした富子の身代わりに、妹の森侍者が浄土に召されることにより、ようやく心の平穏と素直をとりもどしたのでしょうか、
送り火の夜、富子は泣くことが出来たのでした。

そういえば、大御所さま(足利義政)が弟・政知っていつ出来たんだの次男、清晃というお子様を次期将軍に据えようとしますけど、これってやっぱり日野家の血を引くものを回避したかったってことなんでしょうね。
義視を将軍にしようとしていたけど、その息子は日野家の血を引いているからパス、ってことでしょうか。
でも、その行動原理だと、自分の身体に流れる日野家の血が、うとましいでしょうね~

逆に日野富子の行動原理は、日野家の血の入った男の子を将軍に据える、ってことなんでしょうね。



さて、次回は、いよいよ椿の庄、壊滅か?

伊吹三郎が「武三(たけぞう)!」と呼ぶと、
「それはあなただ、役所さん!」とつっこみを入れてしまったのは私だけか?

伊吹三郎が一休に
「ずいぶん老けられましたな」といったとき、
脳内の一休に
「昔は同じ17歳だったのにな」と答えさせたのは私だけか?

椿の庄に「武三(たけぞう)」「又七」という人物が居るのは単なる偶然か?


ちなみに

伊吹三郎=役所広司=宮本武蔵(たけぞう)
一休宗純=奥田瑛二=本位田又八

・・・です。(昔の水曜時代劇でやってた「宮本武蔵」で そうだったのよ)

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