「韓国・朝鮮の遺族とともに―遺骨問題の解決を」集会と政府折衝

2010-10-02 21:14:46 | 集会情報
小林です
韓国から10名のご遺族をお招きして、「韓国・朝鮮の遺族とともに―遺骨問題の解決を」集会と政府折衝を行います。
9月29日に提出した「要望書」を貼り付けします。

 どうぞ皆様のお力をお貸し下さい。

事務局長 小林久公
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○10月7日(木)15時~17時 議員会館内・東京集会 (衆議院第2議員会館1階 多目的会議室)
(定員142名。参加希望者はご連絡ください。14時30分から入場券をロビーで配布)

19時から、懇親会を日本教育会館の中華料理店で行います。
会費5,000円です。参加希望者は4日(第二次集約)までにご連絡ください。

○予算は100万円です。賛同金を集めています。よろしくお願いいたします。                 
賛同金振込先 郵便振込口座 口座番号 02740-4-84816 
宛先の口座名は、「韓国・朝鮮の遺族とともに全国連絡会」 

○各地で、集会を行います(添付)、ご参加ください。
京都 10月11日(月・休)15時 龍谷大学深草キャンパス21号館101教室
連絡先 「韓国併合」100年市民ネットワーク   
    日本製鉄元徴用工裁判を支援する会
    在韓軍人軍属(GUNGUN)裁判を支援する会

神戸 10月9日(土)14時 神戸華僑歴史博物館 10階会議室(JR・阪神元町駅西口から南へ7分 国道北側歩道沿 078-381-3855)
参加費:700円(学生500円)
連絡先 神戸学生青年センター(飛田 078-851-2760)
在韓軍人軍属(GUNGUN)裁判を支援する会

大阪 10月10日(日)14時 エルおおさか 701号室
(地下鉄・京阪「天満橋」駅歩5分・JR「大阪天満宮」駅歩10分)
参加費:700円(学生500円)
連絡先 日本製鉄元徴用工裁判を支援する会
在韓軍人軍属(GUNGUN)裁判を支援する会

北海道 2010年10月9日(土) 18:30~20:50
札幌エルプラザ3Fホール 札幌市北区北8西3 札幌駅直結)
参加費:500円
主催: 韓国・朝鮮の遺族とともにin北海道実行委員会
実行委員会参加団体:I女性会議北海道、強制連行・強制労働犠牲者を考える北海道フォーラム、市民自治を創る会北海道、平和運動フォーラム、みんなのひろばハンマダンマダン
連絡先(小林): mail)q-ko@sea.plala.or.jp

東京  10 月10 日(日) 一橋大学集会 14 時 東キャンパスマーキュリータワー3508 号室
           連絡先 山本興正 

福岡 10月18日(月)午後6時~8時30分  場 所 ふくふくプラザ5階 視聴覚室
資料代 500円
 主催  強制動員真相究明福岡県ネットワーク
連絡先  花房俊雄 

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                              2010年9月29日
内閣総理大臣 菅直人 様

「菅総理談話」を踏まえた遺骨問題に関する要望書 

                  太平洋戦争被害者補償推進協議会 (予定)
                    共同代表 イ・ヒジャ、チャン・ワニク
     「韓国・朝鮮の遺族とともに-遺骨問題の解決へ」全国連絡会
                    共同代表 上杉 聰、内海愛子、清水澄子、殿平善彦 

菅直人内閣総理大臣は、本年8月10日、談話を発表し、「韓国の人々は、その意に反して行われた植民地支配によって、国と文化を奪われ、民族の誇りを深く傷付けられました」と、「改めて痛切な反省と心からのお詫びの気持ち」を表明されました。そして、「私は、歴史に対して誠実に向き合いたいと思います」とした上で、「これまで行ってきた…朝鮮半島出身者の遺骨返還支援といった人道的な協力を今後とも誠実に実施していきます」と述べられ、当時の岡田外務大臣は、この談話が、「その趣旨は朝鮮半島全体に及ぶ」と述べておられます。
日本政府は、国内に強制動員された朝鮮人労働者の遺骨発掘・調査をこれまで行っていますが、遺族のもとへ奉還された遺骨はいまだ一体もありません。また、韓国には、肉親の死の連絡さえ無く、その消息と遺骨を捜し求めている人たちがいます。
政府は、菅総理談話に示された遺骨問題の解決をどのように実施されるのか、歴史に対して誠実に向き合い、遺骨問題を解決していただきたく以下要望致しますのでご回答くださいますようお願い申し上げます。

1.その意に反して行われた植民地支配により、強制動員で日本に連れてこられた人々や、日本に渡って来た出稼ぎ渡航者の遺骨奉還を、少なくともこれまでの軍人・軍属と同様の方式により、日本政府の責任において実施し、遺族に「痛切な反省と心からのお詫びの気持ち」が伝わるにすることを要望します。
とりわけ、韓国で遺族が見つかっている42体について、政府をはじめ関係企業のお詫びの言葉を添えるとともに、遺族の方々に受け入れていただけるような条件(たとえば情報開示と弔慰金など)を日本政府は具体的に整え、早急な奉還の実現を要望します。

2.朝鮮民主主義人民共和国を本籍とする遺骨についても、人道的立場で赤十字などを介して、共和国政府に遺族調査をお願いし、遺骨奉還に着手するよう要望します。

3.旧日本兵の遺骨収集にあたり、その中に朝鮮人、台湾人、現地人などが含まれていることを認識し、それらに留意した遺骨収集を行うことを要望します。
また、千鳥が淵墓苑に納骨されている戦没者遺骨に、朝鮮人、台湾人の遺骨が含まれて安置されていることを銘記することを要望します。

4.政府が強制動員被害者の死亡調査を全般的に実施し情報提供すること、政府等が保有している強制動員・強制労働関係資料を調査し全面開示をすることを要望します。

5.日本に残されている遺骨の状況は多種多様であり、その遺骨の状況に応じた解決策が必要です。遺骨がおかれている状況に応じて、関係する宗教界、市民団体、企業、自治体などの共同した努力が必要であり、政府は、それら関係者と協議してすすめることを要望します。  

以上

 事務局長 小林久公

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日本製鉄元徴用工裁判を支援する会 中田です。
10月7日から10月11日にかけて取組まれます「韓国・朝鮮の遺族とともに―遺骨問題の解決
へ―証言集会」の東京と関西関係の集会案内です。
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父の記録を  遺骨の調査を  船ごと徴用とは?
「韓国併合100年の今  韓国人太平洋戦争遺族の声」日本が強制的に韓国を併合して
から100年。補償は、「日韓請求権協定で解決済み」と言われますが、果たしてそれでよ
いのでしょうか? 韓国の強制動員被害者へは日本人と違って、死亡通知すら送られてい
ない人が多くいます。父の記録すら存在しない遺族の思いを聞くことから、考えましょう。

日 時 10月9日(土)14時から
場 所 神戸華僑歴史博物館 10階会議室
    (JR阪神元町駅西口から南へ7分国道沿いKCCビル10階 078-381-3855)
     http://www16.ocn.ne.jp/~ochm1979/index1.html
参加費  700円(学生500円)


日 時 10月10日(日)14時から
場 所 エルおおさか701号室
    (地下鉄・京阪「天満橋」駅歩5分・JR「大阪天満宮」駅歩10分)
参加費  700円(学生500円)


日 時 10月11日(月・休)15時から
場 所 龍谷大学(深草学舎)21号館101教室
    (京阪電車深草駅下車 5分 京都市営地下鉄くいな橋駅下車10分)
資料代  500円

韓国人遺族の紹介 
姜宗豪(カン・ジョンホ)さん
父は43年漁船ごと徴用され、その後行方不明。父は長崎で知人に「軍需物資を南洋群島に
運搬する」と言った。

崔洛(チェ・ナックン) さん 
父は42年動員され日本で労役。帰国の船が遭難して死亡したと推測。労働現場の写真を頼
りに消息を探す。

南英珠(ナム・ヨンジュ) さん
父は軍属として42年徴用。記録によると、44年8月ニューギニアのヤカムルで戦死し、靖
国神社に無断合祀されている。


◎各会場ごとのプログラム

【神戸】
講演:「船ごと徴用とは?」
講師:大井田 孝 「戦没した船と海員の資料館」研究員
韓国からの証言
運動の報告と今後の展望
※ 当日午前中、会場西隣の
「戦没した船と海員の資料館」 http://www.jsu.or.jp/siryo/
を特別開館していただいています。どうぞ自由にご見学ください。(見学無料)

【大阪・京都】
映像で見る韓国人遺族の運動
韓国からの証言 
日本政府要請・国会議員要請の報告
今後の取り組みについて

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以下、全国集会の案内です。

2010年、韓国併合100年の節目の年にあたり、菅直人内閣総理大臣は8月10日、
談話を発表し、「韓国の人々は、その意に反して行われた植民地支配によって、国と文化
を奪われ、民族の誇りを深く傷付けられました」と、「改めて痛切な反省と心からのお詫
びの気持ち」を表明しました。
そして、「私は、歴史に対して誠実に向き合いたいと思います」とした上で、「これまで
行ってきた…朝鮮半島出身者の遺骨返還支援といった人道的な協力を今後とも誠実に
実施していきます」と述べ、具体的に私たちが取り組んできた「遺骨問題」を取り上げま
した。
2004年12月、当時の小泉首相と盧武鉉(ノムヒョン)韓国大統領との合意から始
まったこの遺骨調査は、その後、寺院によるご協力もあって、すでに2600件以上の
遺骨情報が提供されながらも、正式な返還は今もってまったく実現できていません。
そのネックとなっているのは、日本政府がこの植民地支配による犠牲者について十分な責
任感をもたず、自らの手で被害者遺族のもとへ心を込めて送り届ける姿勢に欠けているこ
とにあります。謝罪のことばをはじめ、政府による誠意と反省を込めた返還方法を打ち出
さなければ、親族の方々が日本への不信感を溶かし、65年以上も異境の地に放置してき
た犠牲者の遺骨を受け取ってくださることはないでしょう。日本政府の誠意こそ今問われ
ているのです。
私たちは、今年10月、2006年にお招きした犠牲者遺族の方々を再び日本に招へい
し、菅総理の談話を言葉だけに終わらせることなく、遺骨返還をほんとうに実施するため
には、日本政府がどうすべきかを被害者の立場からお話しいただき、4年間つづけてきた
私たちの遺骨問題の解決を探っていきたいと思います。

「韓国・朝鮮の遺族とともにー遺骨問題の解決へー」全国連絡会
(共同代表) 上杉 聡  内海 愛子  清水 澄子  殿平 善彦
(連絡先) 事務局長 小林 久公 PC-MAIL:q-ko@sea.plala.or.jp
                 

日 時:10月7日(木) 午後3時~5時
場 所:衆議院第2議員会館 多目的会議室
    (地下鉄丸の内線・千代田線 国会議事堂前 午後2時半頃から係員が入館証を
交付します)


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