アラビア語に興味があります。

 イランはペルシア語の国です。トルコはトルコ語で、現代トルコ語はローマ字で表記されます。

東南アジアの甘口醤油

2004年06月20日 21時00分02秒 | アラブ料理その他
 以前、甘口醤油の話が出ましたが、昨日、ラオスやカンボジアがご専門の先生方と、帰りのバスの中で一緒になりましたので、ラオスやカンボジアでも甘口醤油を使うのか伺ってみたところ、魚醤は使うが、甘口醤油は聞いたことがないとのこと。インドネシアでは、お醤油のことをケチャップというらしいという話をしたら、驚いていらっしゃいました。
 同じ東南アジアでも、一緒に考えてはいけないようですね。
 食べ物だけでなく、宗教も、ラオスやカンボジアでは仏教が一般的です。ただし、カンボジアの国境近くにイスラーム教徒の方たちがいるとのことで、以前、カンボジアで発行された、礼拝の手順の説明書やコーランの文句の抜粋など、アラビア語の書籍(というよりパンフレットに近い)や、アラビア語ではありませんが、アラビア文字で書かれた書籍を見せていただいたことがあります。

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7 コメント

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甘口醤油 (ガネーシャ)
2004-06-21 17:28:06
甘口醤油というのは、醤油というよりもあまいソースみたいなものではないでしょうか。我が家ではインドネシア製のABCソースというのを使っています。恐らくそれが甘口醤油と呼ばれているものかと・・・。料理の隠し味に、深みが出ておいしいですよ。
チャム人 (てーちゃん)
2004-06-21 22:30:29
「カンボジアの国境近くのイスラーム教徒」というのはチャム人のことです。彼らはかつてベトナム中部で栄えたチャンパ王国の住人の末裔です。居住区域はカンボジア国境付近というより、コンポン=チャム州(「チャムの港」の意)やカンダール州などをはじめとするカンボジア各地、ベトナム中部・南部などに及びます。
詳しいお話をありがとうございます。 (haruko_sakaedani)
2004-06-22 20:41:32
ガネーシャさま。

 甘口醤油ですが、インドネシア製のABCなら、たぶん八王子モスクで売っているものと同じ製品だと思います。モスクでは、もう1種類、インドフードというところの甘口醤油も売っているようですが、そうですか、甘いソースなんですか。情報ありがとうございます。

 ウェブサイトで、日本の甘口醤油を検索してみたら、どうもお醤油に甘味料を入れたような味がするようなので、インドネシアの甘口醤油とはまた別物のようですね。



てーちゃんさま。

 チャム人について、詳しい説明をありがとうございます。そうすると、チャム人が話している言語は、クメール語ではないのでしょうか?
チャム人の言語 (てーちゃん)
2004-06-23 22:06:21
こんばんは。

チャムの人はチャム語(チャム文字で表記)という固有の言語を持っています。ですが、カンボジア国内に住むチャム人はクメール語も話しますし、ベトナム国内に住むチャム人はベトナム語も話します。また、チャム人は中国の海南島やマレーシアなどでも暮らしているそうです。『風景のない国チャンパ王国』樋口英夫(平川出版社)には、チャム語はマレー語との類似点が多いと書いてあります。

知人(研究者の卵)は、「チャム人といっても大きく二つの集団に分けて考える必要がある」と言っていました。信仰や生活様式などがいくらか違うようです。

チャム (haruko_sakaedani)
2004-06-24 21:38:35
 大きく2つというのは、カンボジア組とベトナム組でしょうか。自分でも、言語学大辞典などで調べてみますね。

 東南アジアというのは、高校の世界史でも、断片的に顔を出すだけだったりで、今まであまりまとまった勉強をしないまま来てしまいました。いろいろとご教示下さってありがたく思っております。
初めてのトラックバック (haruko_sakaedani)
2004-06-24 23:25:33
  「モン族のことば モン語入門」7/3(土)早稲田 (日刊ラオス〓丸の内支部) から、トラックバックをいただきましたが、外部からこのブログへの初めてのトラックバックです。感謝。

どこのドイツ (ガーゴイル)
2020-12-01 22:12:09
チャンパー語とされている言語は太平洋の島のバフナルの言語のバフナル語である。

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