アラビア語に興味があります。

 イランはペルシア語の国です。トルコはトルコ語で、現代トルコ語はローマ字で表記されます。

大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国

2011年11月13日 04時45分06秒 | アラブ関係URL
 アラビア語では、 الجماهيرية العربية الليبية الشعبية الإشتراكية العظمى だったそうですが、カダフィ大佐が亡くなって、リビアの国旗も変わったし、正式な国名も変わったはずだと思って調べたら、ただの「リビア」。外務省のリビアのサイトに「リビア」としか書かれていません。単純明快、ほんっっっっとにわかりやすい国名になりましたね…。

 で。偶然見つけた「カダフィが死んで浮かれてるリビア人はアホだな」はなかなか面白かったです。

アラビア語はどのくらい学ばれているのか

2010年12月11日 21時52分12秒 | アラブ関係URL
 ツイッターより。@kazglobe さんによると、

外国語教育者が集まるACTFL大会で、米・外交問題評議会のトップのスピーチが印象的。
「米国の学校では、スペイン語や仏語などのEU語はもはや20世紀の言語、過去の産物。
 アメリカの若者が学ぶべき21世紀の言語は中国語、アラビア語だ。
 実際にこの2ヶ国語を取る米国人生徒が急増している」
  Wed Nov 24 2010 12:05:40 (Japan Standard Time) via web


 この話題に関して、「米大学の外国語履修者数、アラビア語が急増 スペイン語最多」というAFP記事で、詳細な調査データが紹介されています。

【12月10日 AFP】米国現代語学文学協会(Modern Language Association、MLA)は8日、2009年の米国の大学における外国語履修者数を発表した。

 この調査は1958年から行われており、今回が22回目。語学教育を実施している全米の高等教育機関の99%にあたる2514の大学の外国語授業の登録者数を調査したもので、1人の学生が複数の授業を履修している場合もある。

 これによると、前回調査が行われた2006年比で登録者の増加率がもっと大きかったのはアラビア語の46.3%だった。09年の履修者は3万5083人となり、ラテン語、ロシア語を抑えて8位に入った。

 登録者が多い上位15の言語のうち、2006年比で登録者の伸びが10%を超えた言語はアラビア語のほか、朝鮮語(19.1%)、中国語(18.2%)、アメリカ手話(16.4%)、ポルトガル語(10.8%)、日本語(10.3%)だった。

 登録者数のトップ3は2006年比で5.1%伸びたスペイン語が約86万5000人と最も多く、以下フランス語(約21万6000人)、ドイツ語(約9万6000人)が続いた。

(中略)

 アラビア語は、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)がケニア・ナイロビ(Nairobi)とタンザニア・ダルエスサラーム(Dar-es-Salaam)の米大使館爆破事件で犯行声明を出した1998年の5500人から、米国がイラクに進攻する前年の2002年には1万584人に増え、09年には3万5000人を超えた。


 なお、ちょっとふざけたイメージ調査として、日本のgooランキング「話せるとカッコイイ外国語」で、アラビア語が見事、第8位にランクインしています。

 (1)英語、(2)フランス語、(3)イタリア語、(4)ドイツ語、(5)スペイン語、(6)韓国語(個人的には朝鮮語と呼んで欲しい)、(7)中国語、(8)アラビア語、(9)その他、(10)ロシア語 の順でした。ロシア語が「その他」未満て…。その他って何だったのでしょう?

【追記 2010/12/12】「インティファーダ NY(ニューヨーク) ~アラビア語学校開設の波紋~」という番組が、先月23日、BS1で放映されたようです。大学教育ではありませんが、アメリカ合衆国で、アラビア語による教育を行う初の公立学校開校にまつわるお話です。ツイッターで、@cozylee76 さんが、
「昨日この番組を見たん。この学校ってのが公立学校なもんだからすんごい騒動なワケ。でも通ってる生徒曰くアラビックは言語だけでアラビックカルチャーの授業はゼロなんだって。」 Wed Nov 24 2010 11:56:08 (Japan Standard Time) via web
と述べていらっしゃいました。
 文化抜きの言語教育というは不自然に思いますが、残念ながら、私自身はこの番組を見ていないので、何とも言えません。

西原理恵子氏がエジプトに

2010年10月10日 05時14分19秒 | アラブ関係URL
 漫画家の西原理恵子さんが、エジプトにいらして、無事帰国された模様。ご自身のブログ「銭の花はどこに咲く 太腕繁盛記 生(なま)」にて、出発前(「エジプト」)から、「帰ってきました」まで、計9本の記事がアップされています。

 ギザのピラミッド、スフィンクス、そこからいきなりルクソール、また帰ってきてハーンハリーリー市場、それからどこで見つけたものなののかトルコ帽作り機! シンプルな記述の中に、エジプトの風景が浮かびあがります。

サルワ・アル・ネイミ著『蜜の証拠』

2010年09月29日 01時52分20秒 | アラブ関係URL
 サルワ・アル・ネイミ著『蜜の証拠』を注文したところです。以前、コメント欄に良くいらしてくださっていたイラク方言講座のセンセーによると、邦訳はフランス語版からの訳で、アラビア語原文にあってフランス語版にないエピソードは、邦訳でも抜けているとのこと。また、題名の「証拠」は誤訳で、正しくは「証明」だそうです。

 アラビア語版は、ベイルートの出版社から出たのですが、レバノンでさえ発禁処分、その他多くのアラブ諸国で発禁処分となりましたが、イラク方言講座のセンセーが、インターネット上にアップされているので、それをダウンロードして読んだとおっしゃっていたので、検索してみました。あっさり見つかりました。

 برهان العسل - سلوى النعيمى

 上記の他にも、Google でいろいろなサイトがヒットしてきました。

 ダウンロードしてみると、2,705 KBのPDFファイルでした。全149頁。ただ、開けてみると、tif の画像ファイルの集まりなんですね。機械音痴なので、PDFとTIFの関連が良くわかりません。

 できたら印刷して読みたいところですが、サイズがどうも中途半端で、どんな大きさの紙を使ったらよいものやら。A4に思い切り拡大して印刷するのも良いかもしれないですね。

Asahi中東マガジン

2010年06月02日 00時50分36秒 | アラブ関係URL
 日本からは遠い中東。しかし、近年、中東の社会や文化とかかわる日本人は増えています。「中東マガジン」は中東駐在の川上編集委員による現地報告や解説を提供しつつ、日本人の中東体験が集まる広場をめざします。
http://astand.asahi.com/magazine/middleeast/

 Asahi中東マガジン。政治経済から、街角のスケッチまで、幅広く中東を捉える。川上泰徳編集委員は、この前聞いたお話では、たぶん在アレキサンドリア。ただし、イスラエル発の記事などもあるので、沈没なさっているわけではないはず。

 購読は、月額315円、クレジット・カード払い。初日(2010.6.1)から記事が一杯上がっていて、読み切れない。毎日、少しずつ読んでいこうと思う。