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羽生選手、頑張れ! 世界選手権2016の公式練習とニュース

2016-03-30 | プロアスリート羽生結弦・羽生選手関連ニュース

いよいよ世界選手権2016の男子ショートが目前ですね。

 

羽生選手が、ボストンの世界選手権の会場入りした後、公式練習で好調な様子が報じられています。

http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/03/29/kiji/K20160329012302150.html?feature=related

 

 

4回転ループは、今回は回避して、プログラムの完成度を高めることに集中し、一方でフリーの後半の4回転+3回転を、トウループの2連続から、サルコウ+トウループの組み合わせに変更して難易度を高めてきたようです。

4回転ループも、通しでノーミスで滑れるところまで持っていったようですので、凄いですが、

きっと次のシーズンで見事に披露して下さることでしょう!

 

こちらの記事では、サルコウの方がフリーの後半の曲の音に、何となく合っているから、と理由を語っています。

http://www.nikkansports.com/sports/news/1624068.html

 

私も、フリーの後半は、サルコウの方が合っていると思います。

良かったと思います。  自信を持って頑張って欲しいですね。

 

 

こちらは、練習の様子の入ったニュース動画です。

http://www.dailymotion.com/video/x40jhvu_160329-%E5%85%AC%E5%BC%8F%E7%B7%B4%E7%BF%92news-%E4%BA%88%E5%91%8A_sport

 

 

 http://www.dailymotion.com/video/x40mxcc_160329-%E5%85%AC%E5%BC%8F%E7%B7%B4%E7%BF%92news-3-%E5%85%A8%EF%BD%BC%EF%BE%9E%EF%BD%AC%EF%BE%9D%EF%BE%8C%EF%BE%9F%E6%88%90%E5%8A%9F_sport 

 

 

 

 

 

こちらは全日空から出された、羽生選手の公式メッセージ。    全日空ツイッターより

http://mobile.twitter.com/ANA_travel_info/status/714648535627538432

 

 

みなさん、こんにちは。羽生結弦です。

2015年シーズン最後の大会。納得いく演技ができるよう練習に励んできました。

この大会で最高の演技ができるように頑張りたいと思います。

応援よろしくお願いします。

 

 もちろん応援しています!! (笑)

 

羽生選手のショートの滑走順は、最終グループの、最後から二番目です。

チャン選手の直後なのですけど、是非、羽生選手らしく、己の演技を極めて欲しいですね!

楽しみにしています!

 

 

羽生選手!

最後まで油断なく、落ち着いて、でも安心して、頑張って下さい!

心置きなく、今のベストが尽くせますように…!

 

 

 

 

 

 


自分が自分であること~ 羽生選手&浅田真央選手の強さに見る、真の謙虚さ

2016-03-26 | 管理人のひとり言

 

世界選手権が近づいてきました。

羽生選手の最新写真が、クリケットのフェイスブックから出ています。

https://www.facebook.com/teamcricketskating/posts/613252812164342:0 

 

 

今月になってから出てきた、羽生選手の最新情報を、世界選手権放送予定のフジテレビ系と、TBS系から出たものを以下にまとめてみます。

 

まず、4月10日の夜11時からの「情熱大陸」900回記念で、羽生選手の特集が放送されるそうです。

なんでも、1月から3月までの3か月間密着取材したとかなんとか…

う~ん… どのくらい同行していたのかは知りませんが… 羽生選手、大変だな…と思った私でした。

 最近のカナダでの練習の様子なども撮影されているようで、美しい4回転トウ+3回転トウの練習映像が出てきます。

→ http://www.dailymotion.com/video/x3y8v1c_2016-0317-4-10%E6%83%85%E7%86%B1%E5%A4%A7%E9%99%B8900%E5%9B%9E%E8%A8%98%E5%BF%B5-%E5%87%BA%E6%BC%94-%E2%91%A1_sport

 

お元気そうですね!

スケートについて聞かれ、「本当に、楽しいことですね。楽しくて、つらいこと。(笑)」 と答えています。

…つらいのは、どういう点でしょうね?

 

 

こちらの記事では、900回記念に選ばれたことについて、「プレッシャー、めちゃプレッシャー(笑い)」と答えた、と書いてあります。

http://beauty.yahoo.co.jp/enta/articles/378592

でも、嬉しそうですね!

 

「情熱」と聞けば、真っ先に羽生選手のイメージを思い浮かべる私としては、

「情熱大陸」が羽生選手を選んだのは、「全く正しい」と思います。(笑)

「情熱とは」の質問に、「 情熱とは  可能性 」と答えて色紙に書いたようです。

 

(羽生選手、とってもいい表情していますね!)

 

そのプレッシャーに対し、

「等身大の自分でいればいいかなと思っています。

それが900回であろうと901回であろうと、もし1000回であったとしても、自分というものは自分しかいないので、自分らしく表現できればと思います」

と答えたという羽生選手。

これは大丈夫ですね! 心配いらないな、という感じです。(笑)

私は、羽生選手のこういうセリフを聞くと、いつもなんだかとても嬉しくなっちゃいます。(笑)

「可能性」という、計り知れない「情熱」をもって、等身大の自分で、「自分らしく」世界選手権にも挑んで下さることでしょう!

とっても楽しみにしています! 

世界選手権でも、あまりプレッシャーに思わず、羽生選手が今できるベストが尽くせますように、お祈りしています!

 

 

さて、こちらは、世界選手権の宣伝のニュース動画。

http://www.dailymotion.com/video/x3z5zt6_2016-0321-%E5%B0%8F%E5%A1%9A%E5%B4%87%E5%BD%A6%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%82%92%E8%AA%9E%E3%82%8B_sport

先日、引退を表明した小塚さんが、コメントしています。

小塚さんの引退は、ご結婚と同時期の引退表明でしたので、なんとなく幸せそうな印象のほうが強く残るのと、最後の全日本のフリー演技後に見せてくれた、とても晴れやかな「やりきった」という表情のおかげで、私にはあまり悲しみがありませんでした。

「最後の3年が大変だった」と語られましたが、その最後の3年に見せてくれた演技こそが、私には一番印象に残っています。

小塚さんが「氷上を去る」と決めたのは、何年も前だったら、ちょっと想像できなかったことですが…。

人生には、なぜだか塞がれてしまう道もあり、なぜだか開かれていく道もあり、

不本意に見えた道が、後から、それこそがベストの道だったとわかるようになることも、沢山あります。

 

最近の、穏やかな、落ち着いた小塚さんの表情を見ていて、きっと自分らしい幸せな道を見つけていくのだろうな、とそんな気がしています。 

本当にお疲れさまでした。また、ご結婚、おめでとうございます! 

どうぞお幸せに!

 

 

さて、話を羽生選手に戻します。(笑)

この動画の中で、羽生選手は、

「本当にそれぞれの方向性があって、それぞれの個性が今、生きている状態なんですよ。

その個性で戦っていられるからこそ、僕自身むちゃくちゃ楽しいですね。」 とコメントしています。

 

 

本当の謙虚さというのは、自分の長所を否定してみせたりすることでは決してなくて、

「自分自身について正直であること」「自分のそのままの状態を素直に認めていけること」だと言われます。 

弱いところも、強いところも、正直に、あるがままの自分を、過不足なく率直に認めていけることだ、と。

その点において、羽生選手は以前から、極めて優れている人だなと、私は思っています。

 

神から与えられているものを、決して卑下することなく、自分に十分なものとして感謝して受け止め、それを精一杯、最大限に喜んで用いていくとき、

さらなるものまでが与えられるようになり、そういう人には、益々多くのものが任されるようになるのだと、聖書は語っています。

 

浅田選手も羽生選手も、どちらもが、「もし生まれ変われるとしたら?」という質問に、

「生まれ変わっても、自分は自分のままでいい」という内容をインタビューで答えたことがありますね。

こう答えられる人は、本当に幸せな人だと思うし、

他人をうらやむのではない、すごく良い意味での自己肯定観、お二人のそういう姿勢は、演技にも大きく反映されているし、演技全体ににじみ出ていると思うのです。

 

真っすぐな美しさ、とでも言うべきか…

 「 絶対に揺るがない、本当の強さ 」みたいなものを、垣間見る思いがします。

 

私は本当に、お二人のそういうところに、一番惹かれているのかもしれない…と、それらのインタビューを聞いたり見たりしながら、思いました。

 

桜の花が、「自分は桜なのだ」とよく解っていて、決して無理して「バラ」になろうとしたり、

間違っても「スミレ」や「胡蝶蘭」になってみせようとしたりはしない、そんな強さと賢さ。

見ていて、とてもカッコいいですね。

 

それは結局、本当の意味での「謙虚さ」に裏打ちされているからだろうと思うのです。

 

 

 

羽生選手も、浅田選手も、今できるベストを出せて、最後には笑顔で終えられるような、思い出に残る大会になりますよう、心からお祈りしています!

思いきって、堂々と、あなたらしく、最高の形で輝けますように...!

 

いつも、変わらず、応援しています! 


素敵な春に、なりますように…!


 

最後に、仙台市青葉区の「仙台縁日」で、羽生選手の写真展が無料で開かれていて、来月6日までだというニュースです。

行ける方はどうぞ!

http://www.dailymotion.com/video/x3ylxyk_%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AB%E3%82%85-160318_sport

確かに、素敵な写真ばかりですね!

 


忘れたい心と、忘れたくない心、そして忘れられない演技

2016-03-22 | 管理人のひとり言

 

忘れたい心と、

忘れたくない心。

 

何かを、忘れるからこそ生きていける人と、

その何かを、絶対に忘れないからこそ、生きていける人。

 

どうしても忘れなければ、とてもじゃないけど、前に進めない人と、

どうしても忘れてほしくなくて、あるいは、忘れたくなくて、頑張りながら、前に進む人。

 

多分、両方のケースがあり、両方の人がいるのだろうと思う。

 

大災害や大事故、テロのような大事件や、戦争というのは、そういう悲しみを抱えながら、

かろうじて生きているような人たちを、大勢生み出していると思う。

 

 

どちらのほうがより悲しみが深いのか、と問えば…

恐らくそれは、他人にはわからない。

 

でも、悲しみやショックが大きすぎると、記憶が部分的になくなる(全く思い出せなくなる)ケースがあり、

友人たちの身にそういうことが起こったのを、私は過去に数回見てきました。

 

そして、それを観る側の身も辛い。

 

このタイトルで書こうと思っていることがあったのだけど、なかなか書けずに何日も過ぎていき…

 

なぜか、上手く書けないな… ということに気が付きました。

 

だから、やはり書くのをやめようと思っていたのですが、

下のキレイな「EDEA」(スケート靴)の宣伝の、素敵な春の写真を見てから、

何かふわ~っとした温かい気持ちになり、

(ああ、そう、そのことを正直に書けば良いのか!)と思えました。

いつもの羽生選手だったらきっと、

「書こうとしたけど、なぜか書けない。でも、そこに意味があり、課題が見えてくるのだと思う。だから、無駄なものは何もない。」

などと、冷静に言いそうだから。(笑)

 

 EDEAのフェイスブック公式ページより拝借 ↑ https://www.facebook.com/EdeaSkates

 

 

きっと羽生選手も、どこかで少しは体験したであろう、

そんなことを、頭や心のどこかで わかりながらやってくれた演技はきっと、

「決して忘れない」

良い意味で、「忘れられない」 ような演技になるような気がします…

 

 私は幸いにも、今まで羽生選手から、色んな種類の、そんな演技を何度か見せてもらってきた幸せ者だけど、

まだまだ、羽生選手には数多くの、そんな演技が出来る機会が訪れるように思っています。

 

 

「全財産を貧しい人々のために使いつくそうとも、誇ろうとしてわが身を死に引き渡そうとも、

愛がなければ、わたしに何の益もない。 

愛は忍耐強い。 愛は情け深い。 ねたまない。

愛は自慢せず、高ぶらない。 

礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。

不義を喜ばず、真実を喜ぶ。

すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。

愛は決して滅びない。 

(中略)

それゆえ、信仰と、希望と、愛、この3つは、いつまでも残る。

その中で最も大いなるものは、愛である。」

 

(コリントの信徒への手紙第一 13章3節~13節) 新約聖書 (新共同訳)より

 

 

 

多くの人の心に、本当の春が来ますように…!

羽生選手の心にも、春の訪れがあり、「花が咲き」ますように…!

 

 

世界選手権、頑張れ~!!

 

 


フィギュアスケートの試合チケット転売問題と、アイスショーについて、羽生藩の民が直訴を試みる!

2016-03-12 | フィギュアスケート全般について

 

「 殿 !  

   殿が出演なさるかどうかも発表にならないうちに、アイスショーのチケットが販売されるなど、

   ちっとも リソウ(理想)じゃないでござる ! 

 「利息をとられちゃった側」を体験された殿なら、お解りいただけるはず! 

  あとあとから発表になって、暴利をむさぼりとられていく羽生藩の民の悲哀を!

 

これこそホントの銭バトル!  

ジェフリー・バトルさんも真っ青だという、ファンをフアンに変えてしまうこの事態に、

どうか、華麗なるご成敗を~~~!!  」

 

 

…と、直訴してみたくなる、輝ける「おでこ」を絶賛公開中の、羽生結弦殿様です。 ↓ 

 

 

 

あら? シゲムラ殿でしたか。これは失礼。(笑)

シゲムラ殿(伊達重村)とやらを、シゲシゲと眺めさせていただきましたが… 

 

広い額があまりにも燦然と輝いておられて、その眩しさに思わず めまいが… 

めまいと言えば、ヴァーティゴ(vertigo=めまい)…  めまいの理由は、「ワーでこー」!(笑) 

 

殿、相変わらず、お声が麗しゅうございますな…

 

「負けんな!」の時よりもは、演技が一つ格上になられたようで…  

 

セリフ一つだけで判断するのは少々気が早いのですが、

さすがは王者だの殿だのに憧れ続けただけあって、イメージトレーニングはもうバッチリだったようで…

もともと王者気質な殿のことですし、頼まれずとも、4回転ループだの、3回転アクセルの連続シークエンスだのという物珍しいモノを、輝けるキラキラ衣装で人前でド派手に決めて見せるような「伊達男」ですので、地のままで良かったと。(笑) 少々緊張の面持ちは感じられましたが。

 

おかげでこちらも、「何十年後かの殿の、輝ける頭部のイメージトレーニング」だけは、バッチリになりましたぞ…(笑)

  

最後に、月末に頂上決戦を控えておられる殿への熱烈なる応援の一言にて、締めくくっておきたいと存じます。

「 マゲんな~! 」(笑)

  

 

 

 

時を隔てて、この先は、現代日本のお話。

な、なんと、「銭バトル」 は、現代でも健在でござった~!

しかし、上のギャグ映画と大きく違うのは、こちらはギャクに、全然笑えない戦である点でござる。

 

ーーーー時代の壁ーーーーーー  ( ← 殿ならきっと、余裕で乗り越えられる壁です!(笑))

ーーーーギャグの壁ーーーーー  ( ← 壁の向こうに壁!(笑) 乗り越えたら待っているのは、現代の銭バトル! ) 

 

  

かなり遅くなってしまいましたが、昨年11月上旬に、NHK杯のチケット転売対策問題に絡んで、フロド様からご意見を頂いていましたので、ご紹介します。

 


「 初めまして。
チケット転売に対して本気な対策をしてほしいと心から願っています。
チケット購入に疲れ果てるし、ダフ屋を繁栄させたくもありません。
30万円を超える取り引きには驚怖を覚えます。

NHK杯のページには、本人確認の注意書きがありますが、毎年のことだし、今年も実行されることはないでしょう。
「実行する場合があります」ではダメなのです。
具体的な方法を掲げて「必ず本人確認をします」でなくては。
今からではもう間に合わない。
あれは、言い訳みたいなものです。

もし今回、入場口で本人確認を実行したら、チケット完売なのに、客席ガラガラの異常事態になると思います。あまりにもチケット入手が困難なため、抽選に家族名義友人名義総動員して申し込んでる人が多数だと思うから。そんなこと急にするはずないでしょう。

ダフ屋だけではなく、一枚のチケット入手のために一般人も多数口申し込んでるのでますます当たらない。本当に本気で対策を講じてほしいです。   」

 

…というのが、昨年のNHK杯前に頂いた、試合のチケットについてのご意見でした。

「実行する場合があります」なんていう甘い言葉ではなくて、「必ず実行します」にしてほしい、とのことでした。

 

私は、これを見て、「そうか、やらないのか」と買う人がドンドン増えていくと困ると思ったので、コメントを試合後の公開にさせてほしいと、コメント欄でお返事させて頂きましたので、今、ここに公開させていただきます。

 

羽生ファンの大半の方の意見として、以下のものは、間違いないでしょう。

「真剣に、本気で対策を講じてほしい!」「なんとかしてくれ!」

「こんな状態はもう、勘弁ドン!」
 

 

試合のチケットについては、誰が出るかがあらかじめ分かているため、人気のある選手が出ると、必ずダフ屋が横行します。

ダフ屋のみならず、暴利むさぼりで利益を得てきた個人も、多数参入していると思います。

見ていて、本当に気分が悪いです。

 

 

 現代日本に住む、羽生ファンの皆様には、

「行こう、一気に!」というノリでむやみやたらと申し込むのではなくて、「そのチケットを申し込むの、ちょっと待った! 本当に必要か、考えてみよう!」という、 申し込む前、買う前の

「一考一揆」を提案したいですね。

 

 

また、アイスショーについて思うのは、事前に、どの選手やスケーターが出場するのか、ほとんどを明確にしてから売り出してほしいですし、出来れば、何の演技をやるのか、あらかじめ公表して下さるといいのにね、といつも思います。

ブランド名だけが解っている福袋みたいに、「ほんの一部のスケーター名」だけが公表されて、全員はまだわからないだけでなく、演技は何をやるか全くわからない、というのは、私は個人的には好きではありませんし、これを有り難いと思う人もほとんどいないでしょう。

このスケーターなら、何の演技でも満足できるよ、というほどの選手やスケーターは、私から見ても本当に一握りですし、この、何もわからないのに売り出す「福袋的やり方」が、集客を偏らせているような気がします。

 

「誰が出るかもわからない」状態からチケットを売り出すのは、個人的にはやめてほしいという気持ちが強いです。

この、「誰が出るかわからない」は、スケーターも、アーティストも、どちらであっても、です。

特にコラボのアーティストが誰なのかは、とても重要です。

何度も使われるのですから、半分はその人のコンサートや演奏会みたいなものですから、お金を払う側だって、選べるものなら選びたい。

それなのに、それも公表しないまま、先行受付で万単位のお金を払わせるって、どうなんでしょう。

誰が出るのか、何をやるのかが解って初めて、それを買う価値があるかどうか、お金を払う価値があるかどうか、が正確に判断できます。

そして、これらが事前にわからない状態であえて売り出すことこそが、転売における「荒れ」につながっていると思います。 

そういうのに「興ざめ」する人は大勢います。

 

 

逆に、あの選手、あのスケーターの「あの演技」だったら見たい!という「演技指定」のものは、それなりにあるのですが、何をやるのか、何も公表されていないと、その判断も出来ません。

 

福袋のような売り出し方が好きな人たちもいるとは思いますが、それが苦手な人も多いでしょう。

いらないものにはお金を払わない主義の私には、他の音楽や芸術と同じく、誰が出るのか、出ないのか、何が披露されるのかがきちんと事前に解っていたほうが、行きたいか行きたくないか、お金を払う気がするかしないかが、ハッキリします。

 

新しい演技が披露される場合は、秘密でもよいと思うし、当日のお楽しみというのもアリかとは思うのですが、例えば、新しく公開される演技であっても、自分の好きな音楽が使われると解っている場合は、より「見に行こう」と思う動機になったりします。

 

例えば、織田さんは最近、「愛の夢第三番」と「リバーダンス」を主に披露してくれていました。

○日に「愛の夢」、×日に「リバーダンス」と、事前に分かっていれば、「リバーダンス」が観たい人は×日を狙い、「愛の夢」のほうが見たい人は○日を狙えば、より満足度が高まるはずだと思うのですが、違う日に見に行った人は、後から別の日に違う演目だったと知って「あ~あ」となるわけで、そういうところが、ちょっと残念ですし、お金を払う側として言わせていただくなら、どうなのかな…と思ったりします。

 

演劇やオペラやミュージカル等で、出演者だけが解っていて、何の演目かわからないのに見に行くことを決めるような人はどのくらいいるのかと言えば、演目がわからなかったら、普通はチケットさえ売られません。 

行くとしたら、よほどの「出演者個人のファン」だけだろうと思うのです。

今のアイスショーのやり方は、本当にスター選手やスタースケーターだけに頼ったような、特定アイドルのコンサートに近い集客方法に見え、「特定スケーターが出場さえすればなんでも満足できるファン」だけをターゲットにしている感じだったり、あるいは、サーカスに行くような感じですので、

「演技のファン」は、選びにくいし、お金を払いにくいですね。

 

例えば、荒川さんのA演技と、本田さんのB演技と、織田さんのC演技が披露されると予め解っていたら、

「これがこの金額で観られるのなら、おススメです!」と他人に言えるかもしれなくても、誰が出て、何の演技をやるのかわからない場合、勧めようがありません。

 

…こういう意見の人間もいるよ、ということで、参考にしてもらえれば、と思って、書いてみました。

 

 

 

最後に、松島観光案内をする仙台藩のお殿様… 否、「羽生選手」の姿の動画のご紹介です。

羽生選手が、全日空の広告で、松島の美しい夜明けの景色を紹介してくれています。

「Believe」の衣装のような、オレンジ色の夜明け、朝焼けの色がバッチリと見られます!

 

 デイリーモーション動画 http://www.dailymotion.com/video/x3vczvz_%E6%9D%BE%E5%B3%B6%E8%A6%B3%E5%85%89%E6%A1%88%E5%86%85_sport

 

辛い時期を通り抜けた、人生の夜明けの美しさや感動が、

羽生選手をはじめ、多くの人たちを、これから先に待っていますように…!

 

 

 

 


あの日から5年、3月11日の羽生選手からのメッセージと祈り、震災復興オークション

2016-03-11 | プロアスリート羽生結弦・羽生選手関連ニュース

 

羽生選手が、2011年3月11日から5年経った今日、コメントを出してくださっています。

動画 http://www.dailymotion.com/video/x3x2h7q_160311-%E9%9C%87%E7%81%BD%E3%81%8B%E3%82%895%E5%B9%B4-%E5%BD%BC%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8_sport

 

「まだまだ復興が進んでない地域もあり、そして復興が進んでいる地域もあります。

僕たちは、ただ見守るだけであったり、ただ聞いているだけかもしれませんが、

何か心が動くきっかけになればというふうに思って、日々頑張っていきます。

どうか、これからも頑張ってください。

そして僕たちも一生懸命、協力していきたいと思っています」

 

 

FNNニュース動画 国土交通省のカメラが撮影した未公開映像そのまま公開というのが、津波の実態を詳細にとらえていました。襲来時だけでなく、引き波の猛烈な威力がわかります。

「今後への教訓」として公開されました。津波の実態を知るために、見ることのできる方はどうぞ。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00318600.html

 

 

羽生選手の「天と地のレクイエム」  最も「祈り」を感じられる、2015年NHK杯のものを、3月11によせて。

 

 

震災復興チャリティーのオークションに、羽生選手が、新品のスケート靴(ブレードなし)にサインを入れたものを提供して下さっています。

こちら ↓

http://page21.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/j385052494

金額が凄いことになっていますね。 既に100万円を超えています。 財力が有り余っている方はどうぞ。

 

 

ウェブベルマーク運動の、被災地への寄付 クリックだけで寄付が出来ます → https://www.webbellmark.jp/

 

 

こちらは、先日のニュースで羽生選手が語って下さった現在の思いを語った映像と、羽生選手が今まで東北の被災地や福島を訪問して下さったときの映像をつなげ、羽生選手へのありがとうと、おめでとうを込めて作られた動画です。 私の思いとも重なったので、ご紹介させて頂きます。 曲の歌詞もいいですね。↓

http://www.dailymotion.com/video/x3x1fhq_%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%8C%E3%81%A8%E3%81%86%E3%81%AE%E6%B0%97%E6%8C%81%E3%81%A1%E3%82%92%E4%BB%8A_sport

 

羽生選手は今では有名人だから、報道陣やカメラマンが一緒に同行してくれて、その行動がニュースにもなり、全国へと放送されていきます。

しかし、同じ行動をとっている一般人は沢山いても、当たり前ですが、決してニュースにはなりません。

 少しでも伝えようとしている方々にとって、羽生選手の行動は、どれほど有り難い存在か…  

 

人を本気で助けようと何か行動していくとき、必ずと言っていいほど、思わぬ「返り討ち」や「反対」「壁」に遭うこともあり、自分が傷つくことも沢山ある。

でも、そういったリスクをも覚悟し、恐れず、時には非難される辛さを乗り越え、耐え忍び、試行錯誤しつつも乗り越えて実行していく羽生選手は、本当に勇気ある人だと私は思います。

その勇気が、多くの人に伝播していきますように…!!

 

私もいつも、そういった羽生選手の姿に勇気をもらい、励まされてきたこと、本当に本当に感謝です。

存在してくれて、ありがとう、の一言に尽きます。

 

 

こちらは、「prayer」(祈り)と題されて作られた動画です。 曲は「ピエ・イエズ」で、レクイエムの一つとして有名な曲です。

 

 

多分、ケルティック・ウーマンが歌っているものが使われていると思います。 ↓ 

この「Pie Jesu」は、オペラ座の怪人を手掛けている、アンドリュー・ロイド・ウェーバーさん作曲の「レクイエム」です。

慰めと祈りに満ちた、本当に美しい、天国的な曲です。

 

 

 

羽生選手にとっても、皆様にとっても、ここからまた新たなスタートとなっていきますよう、お祈りしています…!

 

お一人お一人が、 素敵な 花になれますように…!

 

 


羽生選手が語った震災当時の思いと避難所から見た美しい星空

2016-03-09 | 羽生結弦選手のおススメ演技動画集

Everyというニュース番組での、「羽生結弦が語る震災」というコーナーで、前回の「教科書で学べない災害」の番組内では公開されなかった部分の映像が出てきました。

撮影そのものは同じ日の同じ時ですが、前回のものよりも、表情の良い、明るい話題や前向きなセリフの部分が紹介されています。

前回と重なる部分も多いですが、編集の仕方や、カットする部分、紹介する部分の違いで、どのくらい印象が変わるのかというのがよくわかると思います。

私から見ると、羽生ファンには お勧めできる内容になっています。 

デイリーモーション動画 → http://www.dailymotion.com/video/x3wavgr_2016-0307-%E8%A2%AB%E7%81%BD%E5%9C%B0%E8%A8%AA%E5%95%8F-%E7%B6%9A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%83%AF%E3%82%B1-%EF%BC%92%EF%BC%91%E6%AD%B3%E3%81%AE-%E8%A6%9A%E6%82%9F_sport

 

今回は、前回の「教科書で学ばない震災」という番組では出てこなかった、「バナナ」が非常食の中にあったことが明かされています。

バナナは、非常食には最高ですね。 栄養豊富ですし、離乳食にも、病人食にもできる万能食品。

バナナがあるということは、とても有り難いことですね。

 

羽生選手は、震災当日から避難所へ移動して暮らした時を、

「僕が生まれてきて、僕の記憶の中では 僕の経験の中では、これが一番、苦しいものだったし…」

と語っています。

前回の時にも感じたのですが、羽生選手は、やはり普通の人よりも相当に感受性が鋭いであろう上に、音にも非常に敏感ですから、

避難所という大勢でのプライバシーのない環境では、普通の人たちよりも、かなり精神的にきつかったのではないかと思いました。

 

避難所生活というのは、普段から大勢で騒ぐのが好きな人や、屋外キャンプやアウトドアが好きだったりで慣れている人、「雑魚寝」が平気なタイプには、

それほどの苦痛とはならなくても、音に敏感で静かに過ごせないとストレスがたまるような人たちや、人に見られるのが苦手な人たちには、かなりの苦痛となり得ます。

人によって個性が異なるので、快・不快は異なり、耐えられる状況というのも、様々に異なってきます。

自分にとっては大変ではなくても、その状況が耐えがたい人たちというのも存在することを考えて、思いやりあえるといいですね。

 

自分や誰かと比較して、それが「より大変だったか」「大変じゃないか」で判断するのではなくて、

その人にとって、それがどのくらい「大変だったのか」「何が辛かったのか」という視点で、相手の話を受け止めていきたいものです。

多くの人が互いに思いやりあい、互いに本音を吐露しやすくなり、絶望や孤立化を防ぎ、心穏やかになれる機会を増やすためにも…。

 

 

 

今回、新たに出てきた情報の中で、私が特に注目し、そしてとても嬉しかった羽生選手の言葉は、これです。

「星はキレイでした。 震災の日。

3月11日の星空って、真っ暗だったから、本当に星きれいで… うーん…

星すごいきれいだったなって、昔の人ってこういう星を見ていたんだろうなって… 」

「なんか、すごいめぐってきますね  色んな思い 」

 

 

羽生選手が、あの3月11日の夜に、避難所から、きれいな星空を観ることが出来ていたと知って、私は不覚にも涙が出ました。

ただただ、本当に良かったなって… 

ものすごく嬉しかったです。 神様に感謝します。

 

 羽生選手がスケート場から必死で逃げる時、雪が降ってきたと聞いていたので、天気が悪かったのだろうと思っていました。 

でも、雪が止めば確かに、その後は雪が降る前よりもかえって空気は澄んできれいになり、夜空はより美しく見えるようになります。

当日、街から電気が消えた中で初めて見たという星空は、きっと驚きの美しさだったことでしょう。

 

同じ景色を見ることが出来ても、星にあまり興味を持たない人や、見ても特に何も感じない人も中にはいると思います。 あの夜は、それどころではない状態の人も大勢いたはずですし、テレビではずっと、恐ろしい光景が映し出されていた。

でも、羽生選手は避難所で、星空を見ていて、きれいだなと感じられていた。

ショックと恐怖で深く傷ついた心に、 その星空がどれほど慰めになったかと思うと・・・。

 

空気は澄んで、真っ暗なほど、星はよりくっきりと、キレイに見えます。

空気が澄んで真っ暗という状況は、一般的には、温度が低くて「寒くて」、電気も何もなく「暗い」のだから、「怖い」状況です。

「寒い、暗い、怖い」 なんて、普通は本当に悲惨な状況なのだけど、そういう時ほど、星空は逆に「最高に」素晴らしく見えるのです。

寒くて真っ暗な状況に追い込まれるほど、普段では決して観ることの出来ない、素晴らしい輝きが天から降ってくる感じというのは、私は何度か体験しているけれども、本当にあの素晴らしさと驚きというのは、言葉に代えがたい、震えるような感動があります。 

 (そういえば、盛岡のエキシビションの客席は、星空イメージの演出でしたね!)

 

現代の日本では、特に都市部ではほとんど星など見えなくなっていますが、山奥や田舎の電気のない場所へ行けば、環境と条件さえ良ければ、想像を絶するほどの数の、ものすごい星空を観ることが出来る場所、時というのが、稀にですけどまだあります。

 

…というわけで、今回は検索して見つけた、日本の星空のご紹介。

その1  白馬三山、だそう。 http://smcb.jp/_digi_view?digi_id=883894&ty=m&sort=

 

↓ 私はこれに近いものを、北海道で見たことがあるな…と思ったら、やはりどうやら、北海道で撮影された写真だったようです。(笑)

その2  北海道、だそう。 http://smcb.jp/digiphoto/425451

 

 他の場所でもまだまだ素晴らしい星空が観られると思います。

私が見たことのある過去最高の星空は、西日本のある場所でしたけど、いい写真は見つからなかったので、残念ですが…。

 ついでに載せると、私が、羽生選手の「Believe」の衣装(オレンジ色の)を見て思い浮かべた「夜明け」の美しい景色というのは、こんな感じです。

 ↓ これよりもう少し、オレンジ色がかっていたけれども、とにかく美しいですね!

http://smcb.jp/_digi_view?digi%5Fid=915877&tgt%5Fcateg%5Fid=7

 

空一面を埋め尽くし、本当は、世界には、宇宙には、空には、こんなに沢山の星があるんだよ、ということがリアルにわかる動画。 この映像はハワイだそうです。 

4分過ぎあたりの、星の数は本当に凄いです。 私はほぼこれに近い状態の星を実際に見たことがありますが、本当に絶句します! 圧倒されます!! 

 

 

 

「あなたの天を、あなたの指の業をわたしは仰ぎます。

月も、星も、あなたが配置なさったもの。

そのあなたが御心に留めて下さるとは 人間は何ものなのでしょう。」

( 詩編 8章4~5節  : 旧約聖書 新共同訳より)

 

 *あなた=天地の創造主である、神様のこと   

 

 

さて、2011年当時の、ジャパンオープン前の番組宣伝で出てきた羽生選手の場面を、動画主様がUPして下さっていたので、ご紹介します。

色々な映像の集めたもので、見たことのあるものも多いかもしれませんが、羽生選手が、この当時より、今はずっと良い目、良い表情をしていることに気が付けると思います。

デイリーモーション動画 http://www.dailymotion.com/video/x3w07b9_2011-jo-%E7%95%AA%E5%AE%A3-%E9%9C%87%E7%81%BD%E3%82%92%E4%B9%97%E3%82%8A%E8%B6%8A%E3%81%88%E6%96%B0%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%B3%E3%81%B8-%E5%BE%A9%E8%88%88%E3%81%AE%E5%85%89_sport

 

 

 

 

「惜しんでわずかしか種をまかない者は、刈り入れもわずかで、惜しまず豊かにまく人は、刈り入れも豊かなのです。

各自、不承不承(ふしょうぶしょう)ではなく、強制されてでもなく、こうしようと心に決めたとおりにしなさい。

喜んで与える人を、神は愛して下さるからです。

神は、あなたがたがいつもすべての点ですべてのものに十分で、あらゆる良い業に満ちあふれるように、

あらゆる恵みをあなた方に満ちあふれさせることがおできになります。」

 

(コリントの信徒への手紙 第二 9章6節~8節  : 新約聖書 新共同訳 より) 

 

 

羽生選手の未来が、祝福されますように…!!

 

 

 


羽生選手の、荒川さんとの対談動画 & 「教科書で学べない災害」での震災証言

2016-03-04 | 羽生結弦選手・注目発言

 

羽生選手が、荒川静香さんの番組「フレンズプラス」に、ソチ五輪シーズン以来、2年ぶりに登場して、

色々なことを語ってくれました!

動画はこちら → http://www.dailymotion.com/video/x3uy4vi_160229-sizukaxyuzuru_sport

 

なかなか良かったですね!

エキシビションで、使ってみたいと思っているのはジャズ系だと答えていて、昔使った「sing sing sing」を挙げています。

(このブログ、「最高おススメ演技 その9」 で紹介してあります → http://blog.goo.ne.jp/hananinarouyo/e/9470008f96f9bb65ec5746c74843f85a )

 

あれは、使っていたスケーターがすごく多かった人気の曲だと思うし、羽生選手の演技ももちろんとても良かったので、またいつか、「今の羽生選手」で見てみたいですね! 

ジャンプの難易度はもちろん上げて。(笑)

 

羽生選手は、ネガティブな言葉を言わないように気を使っていると語っていますから、やはり、ご自分が相当ネガティブな英語の歌詞の曲で滑ってしまっていた、などという認識は、全くなかったようですね。最初の頃に雑誌でも語っていたような、正反対の認識のままだったということでしょうね。 

 

羽生選手はまた、挑戦することに誇りを持っているから、ジャンプを失敗しても、それを恥だと思っていない、と答えています。

そういう思いや姿勢や、確実に演技から伝わっていますね!

 

 

羽生選手の演技を観ていて、たとえジャンプの失敗がどこかであっても、すぐに忘れてしまうような感覚があるのは、羽生選手自身が気持ちを完全に切り替えて、そこに囚われずに前を見ているからなのでしょう。

荒川さんも、羽生選手にはまだまだ限界が見えない、と語っていますけれども、本当にそう思います。

4回転ルッツについても言及していますし、4回転アクセルまでは跳びたい、と明確に答えていますし、単独でなら絶対に跳べると思っているようですが、現役中にプログラムに入れるのが可能かどうかまでは何とも言えないようです。

(この現役中にっていうのは、次の五輪、23歳までのことを言っているのだと思います。 )

3回転(トリプル)アクセル習得の時も、それなりの身体ダメージがあったと語ってくれました。

…それを聞くと、書くのにちょっと躊躇するのですが…

 

いやいや、

でも、羽生選手なら絶対に出来るから! 絶対にどこかで出来ます!! 

誰に頼まれずとも、出来るイメージが最初から与えられているものなら、絶対に出来ます!

(イメージできないものは、その人にはたぶん出来ないということですので、どうか無理しないでください。)

絶対王者を目指してきた羽生選手は、絶対にかのおうじゃ~~~!!!(← 可能です、と言いたい!)(笑) 

 

(ああ、ほう… とでも読み流してください。)

 

そうはいっても、競技では、全てはまず、健康があってのこと。

見極めながら、無理しすぎず、希望をもって着実に、頑張ってほしいと思います!

 

 

 

一方、こちらは、3月1日に放送された、「池上彰の、教科書で学べない災害」 という番組の中の、羽生選手部分の動画です。

http://www.dailymotion.com/video/x3v588d_160301-%E3%81%82%E3%82%8C%E3%81%8B%E3%82%89%EF%BC%95%E5%B9%B4-%E3%81%82%E3%81%AE%E6%97%A5-%E3%81%AE%E8%A8%98%E6%86%B6_sport

 

 

羽生選手が、震災直後に避難した小学校を、当時の状態を再現した場所へ行って、色々と思い出しながら語って下さってますけど、まず校庭で当時の様子を思い出した途端、「今、ぶわ~ってなった」と語り、

涙ぐんで、かなり辛そうな様子でした。

「今、こうやって目の前に、こういう情景があると… 笑えますね。 わかんないけど。

なんでなんだろう… なんか、深刻な顔して言えない」

と言っていましたけど、極度のストレスや強い葛藤に直面したり、怖いと思っているものに立ち向かう時などに、人間は逆に笑うことがよくありますね。 

 

結構多くの人が経験しているのではないかと思います。

恐らく、ストレス回避の防御反応みたいなものでしょう。

羽生選手はやはり、心理的な抵抗や辛さがあったのだろうし、テレビカメラが映しているということをも考えたでしょうし、顔が笑ってしまう自分に戸惑いがあったようです。

変な誤解を受けないためにも、そこでちゃんと言葉で説明できるところが、さすが羽生選手ですが…

でも、心配せずとも、解っている人は大勢いるから、大丈夫だよ、と私はお伝えしたいですね。

 

2011年以来、あの大震災時の体験の話をする時は、私の見てきた限りでは、ほとんどの人が、なぜか顔が笑っていたり、妙に声が明るかったり、途中から笑いだしたり、笑顔になりながら話す、ということに気が付きました。 

決して楽しいわけでもないのですが、重苦しくしないため、話すときの自分と相手へのストレス軽減と、あとは、やっと話せる、聞いてもらえる安堵感みたいなもの… 

そのような全てが複合的に混じっているのではないかと思っています。

悲しみや辛さがいかに強かったかの証拠というか、悲しみや辛さの裏返しみたいなもの、でもあり、相手への配慮も含まれているものではないかと。

 

 

羽生選手は、トイレや食事のエピソードも、語ってくれました。

眠るスペースの狭さ等、震災時の避難所での実際の様子、羽生選手の辛さが、見ている人には、よく伝わったのではないかと思います。

 

羽生選手の虚ろな表情が、見ていて辛かったし、大丈夫かな…という気にもなりましたけれども…  2011年~2012年ごろの羽生選手の様子を思い出しました。

 

二人で一つのおにぎりしかもらえなかった話や、2畳程度のスペースに家族4人で寝た話などは、羽生選手は、前から語ってくれていましたね。 

 

トイレや水回りについては、東日本大震災時、東京近辺でも色々と悲惨な状態がありました。

東京東部(震度5弱の地域)の路上にいた私の友人の一人は、避難誘導に従って、一番近くの公園か墓地のような広い場所に大勢の人たちと同時に移動させられたそうです。

そこから動くなと言われ、交通網も遮断され、大勢で寒い中、ず~っと待っていた結果、ただでさえ数少ないトイレに、あり得ないほどの人が大行列で並ぶことになり、トイレに入るのに何時間も待つことになった結果、女性の列で、寒さの中、待ちきれなかったり耐えきれなかった人たちが大勢出てしまい、大勢が、そこらじゅうで本当に本当に悲惨なことになったと語ってくれました。

2度と思い出したくない、と言いながらも語ってくれて、最後に涙ぐみながら、「なんか、初めてこうやって話せて、ホッとした」と。

そう言って、最後には笑顔になりました。

 

東京でさえ一時的にその状態だったのですから、仙台のトイレ事情は想像に難くありません。

 

 誰かに声をかけること、自分から(自分の話を)語ること、相手の話を聞いてあげること、受け止めてあげること、は、大災害時やその後のケアには、特にとても大事だと思います。

 

特に、災害時を無事に生き延びられても、その後の困難の中で、孤独や、かかえきれない思いなどで、様々な絶望に陥ってしまい、 

周囲が気が付かないうちに 命が失われてしまう人を、一人でも減らすためにも…

 

 

 

津波で1階が流された 戸建て住宅の持ち主の方ともお話しした羽生選手。

風化させないために、本当は見るのも辛いであろう、思い出の残ったご自宅をそのような形で残す決意をされたその方の、その強い決意から生じる個人的な心身負担および経済的負担は、相当大変なものだろうと思いますから、持ち主の鈴木さんは、すごいですね。

 

話を聞いただけでは、リアルなものがなかなか想像できない人たちにとっては、色々と伝わるものがあったのではないかと思いますし、後世に伝えられる貴重なものとなるかもしれません。

広島に今も残る、原爆ドームのように。

 

この映像は、今年の1月に撮影されたものだそうです。

 

災害対策に役立つことを特集していたので、一般的には、羽生選手出演部分以外にも、見るべきものは沢山ありました。 

個人的には、津波に呑まれてお嬢様との手が離れてしまった経験をされた女性の話と、石巻の津波映像がとても辛かったです。

 

また、「津波てんでんこ」という言葉を知らない人が、あんなに大勢いたということに、驚いてしまいました。

2011年に、散々報道していたと思ったのですが…。 読んだり聞いたりしている人は、案外少ないのでしょうか。

 

東日本大震災から5年経ちましたけど、2月に台湾とニュージーランドで大きな地震があり、つい先日もインドネシアで大きな地震があり… と聞くと、なんとなく2011年の春を思い出します。

 

災害を決して特別なものと思わず、規模や形は違えども、必ずいつかどこかでまた起こり得るもの、と考えて、備えておきたいですね。

究極の場では、知識の差や、勘や、一瞬のとっさの判断、そして希望の有無とあきらめない心が、生死を分けることがあります。

 

私は小学校時代に、校長先生から、関東大震災(1923年)の話、色々な証言や情報を集めたものを何度も何度も聞かされましたし、地震の避難訓練が、その校長先生の方針で、学校で1年に何度も実施されていました。

 

訓練はつまらなかったし、嫌な状況を想定しながら何度も繰り返しやられるのはかなり苦痛だったのですが、

 でも、今から思えば、そういった話や経験・訓練は全部、私の人生の中で、危機を免れるためや、状況を耐え抜くために、思わぬところで生きてきたと思います。

 

 また、「あの当時こういう悲惨な状態の中を、みんな耐えながらも、知恵を絞りながら、生き延びた」と知っていると、同じような悲惨な状態に直面した場合に、それを思い出し、そのような状況を耐えて生き延びる強さや覚悟につながったりします。

戦時中、草を食べてしのいだとか、おしっこを飲んで生き延びたなどという話を知っている人と、そんなことを聞いたことも想像したこともない人とでは、いざとなった時の辛い状況への耐性が大きく変わってくるのは、自然なことです。

 

特に 地震大国の日本では、とても重要なことだと思います。

 

今回、被災した当時の様子を多くの人に伝えるために、

かなり無理して頑張ってくれた様子の羽生選手。

本当にお疲れさまでした…

 

でも、どうかあまり無理はなさいませんように… 

自分を大事に出来ますように。

 

 

上の荒川さんの対談動画と比べて、やはり、表情に明確な違いがありすぎましたので、心配になったファンも多いかもしれません。

 

最後に語っていた羽生選手の言葉。

「僕たちは生きている人間だからこそ 、命を全うして
亡くなった方々、 もっと今つらい思いをしている方々に対して、
胸を張って生きられるような生き方をしなきゃいけないと… 強く思っています。」

 

その羽生選手の気持ちは、普段から、見ている人に伝わっていると、私は思います。

 

震災後5年という節目だということで、恐らく、羽生選手はそれなりの覚悟をもって、この撮影に臨んだのではないかと思われますが、自分でも気が付けないでいた、色々な心理的な問題と直面することになったかもしれません。 

 

もし、世界選手権のエキシビションで「レクイエム」をやるつもりでいるならば、そこに今回のその経験が生かされるといいなと、そんな風に私は思いました…

もしやらないとしても、何か重要なことに気が付けたなら、その辛い体験にも大きな意味があったと言えます。

 

人を慰め、癒す演技とは、何なのか…

観る側の人の立場に立ったとき、様々な人がいるとしたら、どのような影響が想像できるのか…

もしやるなら、そこに何を込めたら良いのか…

何を表現したら、マズいのか。

 

羽生選手の今後の人生に、実りあるものとなりますように。

 

羽生選手が、羽生選手らしく、輝いていけますように。

 

 

 

羽生選手、頑張ったね。

 

毎日の練習が、少しでも楽しいものになりますように…!!

少しでも幸せを感じられる日々で、ありますように…!!

 

 

 お祈りしています。

 

 

※  最後に、おまけ情報です。

NHKが、明日の夜からシリーズで特集として、2011年大震災当時に起きたことに関連したスペシャル番組を連続で放送するようです。

最初となる明日は、2400点の映像資料、1000人以上の証言音声や当時のメモなど膨大な記録を発掘収集したという、「原発避難  7日間の記録 〜福島で何が起きていたのか〜 」
知られざる7日間の全貌。

「NHKスペシャル 3月5日(土)夜9時」
http://www6.nhk.or.jp/special/index.html 

どんな内容なのかわかりませんが、真実に迫る、本気の番組であることを期待しています。

偽りでも誤魔化しでもない、真実が伝えられ、過去から学び、2度と同じ悲劇が起きませんように…  

日本が、同じ過ちを、決して繰り返さずに済む、未来ある、希望ある国になりますように… !!