プロ・アスリート羽生結弦 公式・広報サイト(Yuzuru Hanyu' s Official Site)花になろうよ!

フィギュアスケートのプロでプロ・アスリート、
表現者・羽生結弦の公式・広報サイト 
teamSirius広報

最高おススメ演技 その14 EX 「Hello, I love you」

2014-09-29 | プロアスリート羽生結弦・羽生結弦選手・最高おススメ演技集

2015年6月  20歳の羽生選手の、「Hello,I love you」の動画を追加しました

******************************************************

 

最高おススメ演技 その14 は、2012年度にエキシビション・プログラムとして 使われた、「Hello, I love you」 です。

 

ワイルドな男臭さを前面に出してきた、羽生選手のプログラムです。

いつもとは雰囲気をガラリと変えて、演じてくれています。

 

羽生選手は、本当に並外れたものを沢山お持ちなので、そもそもシニアデビューの頃から、世界中のライバルとなりうる選手達にとって、それはもう危険すぎるほど危険な存在(少年)だっただろうと思います。  

観る側からすれば、もう、素晴らしいの一言でしたが。

 

このプログラムを見ることで、今まで紹介してきた羽生選手の凄さとはまた違った、羽生選手の多才さ、常識を超えたようなその凄さを、顕著に感じることが出来るかと思います。

まさにオールラウンドな才能をもつフィギュアスケーター。

 

いつか必ずやらされるだろうな・・・とは思っていた、ワイルド系、ロック系の演技。

過去の演技で、一番近い印象だったのは、羽生選手・シニアデビュー年のエキシビション「vertigo」で、その文字通り「めまい(vertigo) 」をおこしそうな(笑)プログラムでしたが、それよりもは、さらに体力もついて激しく男っぽく、完成度も高くなっているように思います。

「vertigo」は、羽生選手が嫌がっていたので取り上げないできましたが、競技プロとは真逆の路線をいくあれを見て、当時、顎が外れるほど驚いちゃった私には、羽生選手の才能・潜在能力の高さは恐ろしいほどよくわかったので、そういう意味では、思い出深い演技です・・・ おススメするなら コケても溌剌としていて楽しそうな、こちら →http://www.youtube.com/watch?v=Iv17fPuWzpI#t=27 

 

プログラム開始と共に見せる、一瞬での切り替わり方が、怖いくらいですね。

震災で悩んでいた、素朴で繊細な羽生選手とは別人のようです!

 

しかし、相変わらず、演技が終わると、そのとたんに、またもやサクッと一瞬で、元の普通の少年に戻っちゃうところ・・・

そこが、また本当に羽生選手らしいですね。 

 

その天賦の才能に、ただただ舌を巻く、そんな演技です。

 

この演技の中で特におススメなのは、アイスショーの一つ、2013年の「スターズ・オン・アイス」で滑ってくれたもの。

 

ニコニコ動画 (動画主様、拝借いたします)

ニコニコ動画で、画面上の感想を消すには、右下のセリフ吹き出しマークをクリックして下さい。 

 

全身から漲るパワー、エネルギーがすごい。

疲れそうなプログラムですが、最初の羽生選手の表情からは、「やってやる!」という、心の声が聞こえてきそうです。

それまでに数回披露してきたこのプログラム、ついにこなれてきてグレードアップした印象で、この回は、ノリにノッています。

振り付けは、カート・ブラウニングさん。 

 

慣れきっているような外国人がやるならまだしも、慣れていない日本人がやると、どうも無理があったり、妙に苦しそうに見えてしまって困ることもある「投げキッス」ですが、このプログラムには、「投げキッス」自体が、演技の中にバッチリと組み込まれています。(笑)

 

でも、この回で羽生選手は、実に自然で嫌味なくサラッとやっており、「あれ?今やった?やった?やったよね??」と思わず言ってしまいそうなほど、ナチュラルで演技に溶け込んでいて、長年、「日本人の不自然な投げキッス絶対反対派!」(笑)だったほどの私でさえ、思わずうっかり見逃しそうになるほどの素早さと自然さには感動するほどで、もはや、ぐうの音も出ませんでした。(笑) 

(逆に濃厚なのを期待されている方には、期待はずれかと思いますが…。)

 

個人的には、最後のほうで、”両手を離して”決めてくれる「ハイドロ」が、特に素晴らしいと思います!! 

  

しかし、最後に慣れない手つきでかっこつけながらルージュで引いた真っ赤なハートが、未完成かつ、まさかの「穴だらけ」な「ハートブレイク状態」で終わっているところ!(笑)が、羽生選手らしくて逆に良いですね。  

なんとなく、ホッとする瞬間です。(笑)

 

解説では、「男らしくなった」だの何だのと言われてきたプログラムですが、私は最初から、羽生選手は、(特に中身が)非常に男っぽい方だと思っていましたので、これを最初に見た時は、ああ、ついにきたな~、ぐらいの気持ちで見ていました。

日本の女子選手たちも、「日本の男子シングル選手たちの中で一番男っぽいのは羽生選手」だと、認めてきたくらいです。

(・・・そうはいってもまだこの時高校3年ですし、大学2年になった今の羽生選手の男っぽさにはもう適わないかと・・・)

 

 

もう一つのお勧めは、2012年グランプリシリーズアメリカ大会(スケートアメリカ)の時のエキシビションです。

 

こちらは、ロシア語解説。

演技開始前のインタビューを受けている羽生選手の様子が、(英語がよくわからずにただ頷いていて)とても面白いです。

こういう人は、どこの国にいっても大丈夫でしょうね・・・!(笑)

会場がちょっと暗すぎて見にくいのが残念ですが、その暗さでこれだけの演技ができるのが凄いです。(動画主様、拝借します)

 

(ニコニコ動画で画面上の感想を消して見るには、右下のセリフ吹き出しマークをクリックして下さい!)

  

 こちらは、ハートが、もはやハートにさえなっていません!(笑) いや、いいんですよ、それで、そのままで!(笑)

羽生選手本人も、「・・・あれ?」って感じで胸の部分を見つめていて、面白いです。

 

ところで、この演技をやってくれた年、羽生選手は同時になんと、あの「花になれ」(最高おススメ演技・その6)をも滑って披露してくれていました。

この、両プログラムの印象の違い、対極性と言ったら・・・!!  

 

恐れ入りました・・・!! としか、言えません。(笑)

先に、この「Hello,I love you」を滑っていて、後から「花になれ」を披露するようになり、その時の衝撃度はもう、凄かったです。

(どちらもエキシビション・プログラムです。競技プログラムではありません。)

 

成績を決める競技プログラムではなく、エキシビションプログラムだけで、観客を十分に満足させ、、沸かせることができるアマチュア・フィギュアスケーターというのは、そうそう多くない・・・ 

でも、羽生選手は、それが本当に最高レベルで出来る、数少ないスケーターの一人。

全力投球ぶり・そこで見せる技術力の高さ・エンターテインメント性、時に高い芸術性、 プログラムごとの変貌自在性。

羽生選手は競技プロはもちろん、徹底してエキシビション・プロでも・・・時には競技プロ以上に観客を魅了してきたほどの、本当に素晴らしい選手です。

 

これは、「競技で勝つことだけ」を目的にしている選手や、ちょっとでも自分が有利になるように計算しているだけの選手には、決して出来ないことです。

競技以上の、さらに遥に上のものを目指していて、さらに余力と情熱があり、本当にスケートが好きで好きで楽しんでやっていたり、表現で伝えようとしている目的のハッキリした、「本気の選手」にしか、絶対にできないことです。

ちなみに私はかなり以前から、エキシビション・プログラムを見て、その選手のフィギュアスケートに対する本当の姿勢とか、思いとか、真の実力、その後の将来性などを総合判断するようにしています。 個人的には、これでかなり当たると思っています。

 

羽生選手の凄さや魅力は、とにかく「エキシビション」で披露されてきた演技の「質の高さ」や「全力度」にまで顕著に現れているので、「最高おススメ演技」には、早期から、かなりの比率で「エキシビション・プログラム」が登場する結果になりました。

ついでに付け加えますと、羽生選手には、衣装なしの練習着姿の演技にさえ、最高レベルのものが見て取れることが度々あります。

羽生選手は、「練習で120%を出すようにしないと、本番で100%を出すことは決して出来ない!」(羽生選手・談)という強い信念をお持ちの方で、練習にも全力を出し尽くそうとされるので、結果、こういうことになっていきますね。

 

この曲は、原曲そのまま使用ではなく、元の曲をかなりアレンジして、さらにビートを利かせたものを、さらにかなり編曲して使っているようでして、元の曲はこんなにアップテンポでもダンサブルでもないようで、完全に別の曲になっている印象ですね。(私の受けた印象です)

 

このプログラムのもつ最大の欠点を、敢えて指摘させて頂くなら、

「氷上のカリスマ・ロックスター」と化した羽生選手に 「熱狂」を通り越して、理性が吹っ飛んでしまったファンが出てきた結果、様々な問題や被害が生じてしまう危険性をも併せ持っている点でしょうか・・・ (← 冗談抜きで、度を越す方々が現れると、時に、本当に深刻になり得ますので、笑えません・・・ )

 

 羽生選手におかれましては、「Hello、Hello 」 「I love you 」などという言葉に合わせながら、同時にファンをハートブレイクさせたり、演技の最後に、落書きで自分のハートまでうっかりブレイクさせちゃうような面白さを披露するのは、ほどほどの程度に、とお願いしたいですね・・・!

 

 

追記:

2015年、アイスショーで、20歳になった羽生選手が久しぶりに、(およそ3年ぶり)、この演技をしてくれました!

非常に素晴らしかった!! この演技の中では、「ベスト演技」と呼んでよいかと思います!

 

一つ一つがとても自然で、それでいて、ビシッと決まっています!

「別人のような羽生選手」・・・ではなく、「羽生選手らしい」ままに、カッコよく決めてくれました!

 

ラストのハートマークを描くのが苦戦していて、そのハートも、穴だらけの「ハートブレイク状態」なのだけは相変わらず…(笑)と思ったら、必死で書き足して、中に「Y」の文字まで入れたサービス精神!

しかし、そこには子供の落書きみたいないびつなハートの完成形が…!(笑)   

演技が大人っぽく、ナチュラルでクールになっても、ラストが面白い所だけは全然変わりありませんでした!

 

 


羽生選手のフィンランディア杯欠場と怪我情報、フィギュアスケートNHK杯のチケット転売問題

2014-09-24 | プロアスリート羽生結弦・羽生選手関連ニュース

羽生選手について、ちょっとショックなニュースです。

10月上旬に予定されていた、フィンランディア杯出場を、とりやめたことが報道されました。

http://www.trendpark.net/sports/s1002/post-2546/ 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140923-00000056-dal-spo

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140923-00000515-sanspo-spo

 

この発表によれば、原因は、先週の練習中に腰を痛めたこと、「筋筋膜性腰痛症」 だそうです。

「筋筋膜性腰痛症」 とは (検索して引っかかったものを複数ほど・・・) 

                 → http://www.spinal-canal-narrowing.com/backache/index.php

                    http://e-seikei.com/sports75.html

                    http://seikei.kenseikai-nitta.jp/?eid=274731

要は、負担のかけすぎ、使いすぎ、姿勢異常・・・等による腰痛、「肉離れの一種」だとか、そんな感じ・・・だと思われたのですが。

テレビニュースが、こちら→ http://www.dailymotion.com/video/x26i1v9_140924-%E3%81%8A_sport#from=embediframe

 

ところが、今朝の読売新聞は、もっと深刻だと報じています。

「椎間板損傷により骨が変形しており、4週間は安静が必要な状態」 

「現在、練習を控えている」

「症状の改善がなければ、中国杯も欠場する可能性がある」・・・ との内容になっています。

 

後者だと、かなり心配な内容です・・・

個人的な直感では、羽生選手の以下のコメントで発表されているように、本当に「大事をとった」のなら幸いなのですが、実は痛みが相当酷いか、発表されているよりもは深刻か重症な可能性があるんじゃないかと、想像はされましたが・・・

ニュースによれば、17日に医師の診断書を連盟に提出したとのことですので、怪我をしたのはその前ということになります。

さらに、連盟から発表されるまでに、数日かかっています。

 

 

以下、羽生選手から出されているコメントです。

 

「フィンランディア杯には毎年、出場してきて、シーズン初戦として出場する、とても大切な機会だと考えてきました。

しかし、今シーズンがまだまだ続くことを考えると、残念ながら、リスクはおかさず、出場を辞退する決心をしました。

大好きな国で滑ることができないこと、そして大勢のフィギュアスケート・ファンの方々にお会いできないことが心から残念です。

最善を尽くして、近い将来、またフィンランドで滑ることをお約束します!」

 

以下、フィンランディア杯のHP, フェイスブックにのった英文原文です。

"I was competing this event every year, and I always take this opportunity very important as the first official event of the season.


However, consider the long season, I regretfully decided not to take risks and decline my participation.

 I would like to express my heartfelt sorrow that I cannot skate at my favourite country, and miss many of the figure skating fans.

I will give my word that I will do my best and skate once again in Finland at near future!"

 

 

最初のニュースによれば、「医師の判断に従って、大事をとって今回は欠場し、11月の中国杯に万全を期す覚悟を決めた」、とのことですから、フィンランディア杯に行かれる予定だった方には、本当に残念な結果ではありますが、羽生選手のことを本気で思えば、絶対にこれで良かったと私は思います。

 

今シーズン、羽生選手のグランプリシリーズ出場は、中国杯スタートで、11月が初戦というのはやや遅いスタートですが、でも、今怪我しているのなら、それは逆に幸いだったかもしれません。

でも逆に言うと、シーズン後半に負担が重くかかってきますので、そちらのほうが心配です。

羽生選手は、11月、12月のたった2ヶ月の間に、予定通りなら、なんと4試合もありますので・・・

 

私個人は、中国杯も、その後の試合も、もし本当に治りが悪ければ、無理しないで頂きたいです!!

 

私は、もし本当に調子が悪い時は、その時は無理せずにワンシーズン近く休んだって良いとさえ思っています。

選手生命に影響するくらいなら、是非お休みを!

 

昨年の五輪シーズン、ひたすら五輪代表争いをも頑張ってきて、五輪でも団体戦と個人戦の両方にまで出場して金メダル、

さらに過去の多くの五輪メダリストが(その負担の重さやプレッシャーから)欠場する世界選手権にまで出場して頑張った羽生選手・・・

その後も間髪いれずに日本ではショーだらけの過密スケジュール期間を過ごし、仙台のパレードや表彰やテレビ出演を数多くこなし、

トロントに戻ってすぐ新しいプログラムを練習。 

さらにまた日本に戻って、6月から毎週、7月上旬までショーだらけで、8月にも日本で被災者のためにと滑り、CM撮影を複数こなしてきた・・・

 

こうして書いてみても、目が回りそうなほどで休みなしに見えた羽生選手の体を思えば、あまりにも過密スケジュールだったと思うので、

どうか、あせらずじっくりゆっくり楽しく休んで頂いて、少しでも体の負担を楽にし、少しでも元の正常な状態に戻して頂ければと思います!

 

ただでさえ、「日本選手はシーズン中、試合に出過ぎで、体の負担が重過ぎる!」などと言われていたくらいです。

その中でも、この1年の羽生選手の活躍は尋常じゃなかったと思うので・・・

 

先週、切手集に予定されている写真をじーっと見ていて、改めて思ったことですが、羽生選手の美しい、素晴らしいポーズの数々は、

やはり男子選手としては想像を絶するほど、腰に相当な負担があることは明白に思えますし・・・

動いている動画だとそれでも一瞬で終わってしまいますし、ファンとしては魅了されてしまいますが、動かない写真でじっと見ていたら、

あの体勢や、ジャンプ着氷時の衝撃のすごさ、それらの負担の重さ等を考えると、一般人感覚としてはやはり心配になっていたところでした。

 

上のニュースで載っている写真も、羽生選手が氷の上で、足は正座のまま前かがみに上体を伸ばして突っ伏しているような写真が載っていますが、

あれって、「腰痛解消体操」に使われる有名なポーズに非常に近くて、

自然と、あるいは無意識にやっているのか、意図的にやっているのかは知りませんが、終わってすぐに「腰へのねぎらいポーズ」をとるほど、大変なんだろうな・・・と思って見ていました。

私があれをやる羽目になるときは、腰がかなり痛くて動きにくくなったときだけなので・・・

 

とにかく、責任感の非常に強い羽生選手が「欠場決断」をするのは、きっと相当な葛藤で大変だっただろうと思いますし、その思いがコメントにもあふれていますが、その勇気ある決断に、ファンとしては感謝したいと思います!!

やはり、体は何よりも大事にして欲しいですから・・・!!

ファンの一人として思うのは、目先の大会より、長い目で見た選手生命とスケート人生です!!

無理して悪化させ、致命的にするくらいなら、しっかり休んで万全を期してほしいですので、今後も私は、こういう決断はどんどん歓迎していきたいと思います!

ファンとしては、最悪、ワンシーズンお休みさえも、覚悟しておき、必要ならそれさえも歓迎したいと思います!!

 

羽生選手、とにかく今はお大事になさって下さい!!

休むことさえも、大いに応援しています!(笑)

 

 

 

ところで、前回私は、スベリすぎるあまり、(苦笑)、フィギュアスケート界に巣食う名だたるモンスターの中でも、肝心要の巨大モンスターの名を書くのをすっかり忘れていたようです。

・・・その名も ずばり、 モンスター・「テンバイヤ」(転売屋)、「テンバイギョーシャ」(転売業者) ってやつです!

これは多分、組織ぐるみと個人の両方がいると思われます。 

きっと、ただの儲け目的の個人もいるでしょう。

 

先日発売になったNHK杯のチケットが、残念ながら、酷いことになっていました。

全く取れない人が続出したと思ったら、案の定、大量の「転売チケット」が、すぐにもネット上に溢れていて、その数たるや、呆れるほどで尋常じゃないです・・・!!

最高金額12000円のはずの、NHK杯チケットを、しかも「現物なし」で、とんでもない金額で売ろうとしている驚愕の図々しさ!!

そんなのが多数います。

ある程度は予想されていたこととはいえ、ここまでとは驚きました。 大変な憤りを感じます。

あまりの数の多さを見ると、相当な組織ぐるみものが多数あるとしか思えないですね。

 

家族総出で申し込んで、運よく予定よりも多く当選したような、個人の羽生ファンの方々がもしもいらっしゃるなら、できれば良心的な適正金額で、ほかの方々に渡して欲しいなと思います。

チケットの元の金額の2倍以上を出してこのような転売の形で買うことは、どんな理由があっても私はおススメしません。

(私個人は、転売屋には1円もくれてやる気はありません。)

 

その余分なお金は、羽生選手の元には1円もいきません!

それどころか、反社会的なことに使われたり、味をしめたただの金銭欲にくらんだ人たちが、ますます参入してきて、羽生ファン全体の首を絞めていきますから!!

 

大切なお金を、それも多額のお金を闇に回すくらいなら、そのお金は、羽生選手に託して被災地のためやフィギュアスケートの有益な寄付につかってもらったほうが、断然良いのではないでしょうか?

「津波防災大使」 とやらにまで就任している羽生選手の立場を思えば、それこそ全国の津波対策にでも使ってもらったほうが良いくらいです!

いつか絶対に来ると言われている次の大地震による日本の危機を、そのほうが少しでも軽減できますから・・・ 本当に!!

 

 

さて、多くの皆様が無視していれば、売れないチケットは自動的に金額が下がっていきます。

 

また、昨年は正規の追加販売等もありましたし、当日立ち見席もありました。

今年も、絶対にとはいいませんが、それらが出てくる可能性はあり、転売に成功しなかったモンスターらからキャンセルされて、また売り出される可能性もあります。 

( 参考 → 昨年のNHK杯の、追加チケット情報のページ   

   ★ 注意! これらは昨年(2013年)のであって、「今年の」ではありません!!

      http://www.nhk2013.jp/news/current-ticket.pdf (注:昨年のものです!)

      http://www.nhk2013.jp/news/additional-ticket.pdf (注:昨年のものです!)

      http://www.nhk2013.jp/ticket.php (注:昨年のものです!)                             )

 

 

ついでにいうと、羽生選手のお顔をじっくりと、ずーっと細部に至るまで見て、一人で独占気分を味わいたければ、「テレビ前特等席」がベストです!! これはもう間違いない!(笑)

NHK杯は、NHKが必ず放送しますから、日本人なら、テレビさえあって受信料を払ってあれば、全国どこからでも必ず見られます。

焦ってはダメです。

羽生選手がたとえいつか引退しても、プロになる希望をお持ちですから、必ずショーでは見られるチャンスがきますから!!

年齢が上になるほど、演技は円熟していきますし・・・!(笑)

 

一時的ファンではなく、長く羽生ファンでいられる自信のある方は、1試合のチケット争奪で一喜一憂せずに、長い目で見て、羽生選手を応援できるチャンスが必ず巡ってくるのを待つのもいいと思います!

 

 

しかし、関係者の皆様とNHKの関係者におかれましては、是非とも何らかの対策を考えて頂きたいなと、本当にそう思います!!

NHK杯って、いわば受信料から一部の資金が成り立っているんですよね? NHKですし。

それを、闇の勢力に不正を横行させる場と化していいはずがないですね。 

出来る方々は、主催者と、NHKに陳情するのも、一つの手かも、ですね。

 

リアル・モンスターとの戦いに勝利するには、勇者であり戦士である選手たちだけに任せずに、ファンもよく考えて、適切なタイミングで、援護射撃をする必要があるかもしれません!

「タイミングが大事」って・・・誰かが、力説していましたよね?!(笑)

応援は、お金を払うことだけではありません。  

応援の形にも、色々あります!(笑)

一人ひとり、できることをやれる範囲でやれるといいですね!

 

 

 

さて、私が転売屋から高額でチケットを買うのに反対な理由の、もう一つ大きなものに、今回の羽生選手のように、

「選手が突然、怪我等で欠場」、ということが、フィギュアスケートの場合、常に大いにありうるからというのがあります。

 

この場合、異常な高騰価格で買ってしまったファンは、休むことを決めた選手に対して恨みを持つことがあります。

こうなったら、もう、ファンではなく、モンスターになってしまうのです! これは悲劇です!!

 

適正価格だったらまだ、たとえどんなに残念でも、「選手が体調悪いなら、無理しないほうが・・・」と、冷静に思いやることができます。

でも、多額をかけて”勝ち誇るようにして”争奪戦で買ってしまった場合、人間の心理として、どうしても自己中心的な思いに支配されやすくなります。無理した人ほど、そうなります。

 

こういう人が増えれば増えるほど、本当は欠場したい状態の選手本人に、(本当は責任ないのに!)「申し訳ない」感を強めさせてしまい、無理してでも演技させるような悪いほうの圧力へと変わり、結果、より大きな怪我や致命傷に繋がっていきやすくなると、私は思っています。

 

結果として、誰も得をしないどころか、皆が悲劇になり、 ホクホクなのは転売屋や闇業者、だけなのです。 

これはもう、最悪のパターンです!

 

(フィンランディア杯は、日本から遠い外国の大会で、チケットもまだ余っている状態なので、転売屋が絡む悲劇はないのがまだ幸いです。)

 

日本人初の4回転ジャンパーであり、プルシェンコ選手やヤグディン選手の全盛期に彼らと戦った日本人でもある「本田武史さん」(2002年ソルトレイクシティ五輪・4位入賞)、(羽生選手のリンクや中学・高校の先輩でもある)が、

”今でも、いつでも怪我をして致命傷を負う可能性があるので、リンクにいる間は怖さは常にある”というようなことをお話されています。

現役を退いた今でも、と・・・  本田さんがそう仰ると、なんともいえない重みを感じます。

本田さんはヤグディン・プルシェンコ両選手対決時代に、4回転を跳ぶことが出来て、メダル争いをしたほどの、日本の誇るすごいジャンパー選手でしたが、(ソルトレイクシティ五輪では惜しくも4位になってしまいましたが、それでも4位!) 、怪我による故障から一時期休み、復帰して出てきた大会で、無理があったのか、ジャンプ着氷時にさらなる酷い怪我を負ってしまい、最終的には引退へ繋がっていってしまいます。

 

フィギュアスケートがそれだけ危険なスポーツであることを理解したうえで、ファンは常に覚悟しておく必要があると思います。

 

 

一人ひとりがよく考えて、無理なく計画し、運よく正規でチケットを買えた方は、喜びつつ楽しく羽生選手を応援でき、他の選手の演技も楽しんで見られると良いですね!

 

フィギュアスケート界の方々と、NHK関係者には、ぜひとも今後のチケット対策を考えて頂けたら、と切に願います!

未来ある小学生や子供達が、なかなか見に行けないような大会になったままでは、せっかくの金メダリストの活躍効果も、未来につながりにくくなるのではないでしょうか・・・?

 

 

 何よりも、羽生選手の怪我と痛みからの”確実な回復”を、心よりお祈りしております!!

心身ともにゆったりと、落ち着いて、よく休めますように・・・!!

 どうか気持ちを明るく、楽しく前向きに休んでいただけますように・・・!!

休む勇気と決断をも、歓迎し、応援します!!

 


リアル・モンスターハンター・羽生結弦選手の、次なる戦い!

2014-09-20 | 羽生結弦選手の出演CM

フィギュアスケート界における、王子だの王者だのと言われてきた羽生選手の正体が、実は、ただのゲーマー・・・じゃなくって、(笑)

「リアル・モンスターハンターだった!」・・・という、動画をご紹介です。

 

オペラ座のファントム(怪人・亡霊)もきっとビックリしますよ!!

 

 

モンスターハンターって、要は、「モンスター」を、次々に「ハント」する(狩る)、そういうゲームですよね?

真のファイター精神をお持ちの羽生選手には、なんともピッタリなゲームのタイトルです! 

ぜひともこの勢いで、フィギュアスケート界に巣食う、”姿なき リアル・モンスターども”を次々と仕留めて、徹底的に成敗して欲しいものです!!(笑)

 

 

ではまず、羽生選手のゲーマー姿&オタクっぷりと、予定されているCMの動画をどうぞ。(笑) 

 

・・・スミマセン。残念ながら、私にはCM動画での羽生選手が何を言っているのか、サッパリわかりません。

怪人語?モンスター語? え、ただの名前ですって?

300時間もあったら、羽生ファンは羽生選手の演技を見ると思いますが!(断言)

 

次は、CMの30秒版。

こちらのほうが、羽生選手の独り言の意味が、ちょっとはわかります。(笑)

 

ついでに、私は、ひらめきました。

羽生選手、成人後に「おかしな誘惑」を受けた際には、おもむろに鞄からゲームを取り出し、徹底無視しながら、一人異次元ワールドにのめりこんで独り言を連発することをおススメします!! 

「アイルーちゃ~ん♪ジャンプお願い♪お願い♪」って言いながら。(注:キャラクターの名前らしい)

えーもうきっと、どんな美女も悪女も変態も妖魔も、怒り出して勝手に退いてくれることでしょう!!

これこそ、まさに最強の、「モンスター・ハンター」を使った、リアル・モンスター・ハンター・羽生結弦氏による、モンスター・撃退作戦!!(笑) 

素晴らしい!! こんな鮮やかな裏技までお持ちだったとは!!(笑)

 

ところで、これを見て、アイルーなどという、謎の名前に思わず嫉妬しちゃった、羽生ファンのアナタ!

大丈夫ですよ! どうやらただの忍者型のネコみたいなもののようですから・・・ ? ?  (←注: よく知りません!)

 

  

真面目な話、この映像も、きっと全国のゲーマー&引きこもりがちなインドア少年を励ます、絶大な効果さえあることでしょう。

どこまで人々を励ましたら気がすむのでしょうか、羽生選手は!(笑)

オリンピック(Olympic games)の世界だけでは飽き足らずに、ただのgame の世界まで乗り込んできて、オリンピックから縁遠いような若者たちまでもを勇気付けようとは!

 

それに、CMで使われている最後の羽生選手の、目の下のクマっぷり!(笑) 

ついでに、疲れきったサラリーマン世代まで、一気に励ますつもりでしょうか?!

なんてありがたい金メダリストでしょう。 サービス精神旺盛なのにもほどがあるってものです!(笑) 

 

(それにしても、な、なぜこの写真を・・・?男性ウケがいいのか?? 

いくらクマさん大好き羽生選手でも、これを使われて、内心、ちょっとはクマっているのでは・・・ いや、全然 気にしてないか!笑)

 

CMのメイキング動画です。 羽生選手、めちゃくちゃ楽しそうに皆様と語っています!

最後に、「絶対に無理でしょ~これ!」と、思わず叫ぶ羽生選手。 

ベテランゲーマーにしてリアル・ハンターの羽生選手でも無理なほどの仕掛けがあるらしく・・・

 

いやいや、世界中で、羽生選手の演技見ながら、「絶対に無理でしょ~これ!」って叫んでいる人がいっぱいいると思うんですが。(笑)

 

 

次は、インタビューに答える羽生選手。

「ジャンプはタイミング!」と、力説されてます!

 

 

異空間・幻想ワールドにひたっている、まだ小学生のアナタもぜひ、一度スケートリンクへ行って、氷上のリアルな戦いを

繰り広げてくれる羽生選手の姿を、実際に「生で」見て、そのジャンプの凄さと迫力を体験し、(←本当に凄いです!)

ついでにご自分でもスケートに挑戦してみることを,私はおススメしますよ!!

 

ゲームはゲームでも、オリンピックのほうのゲーム(試合)(Olympic games) の世界を目指すと、羽生選手は喜ぶでしょうね!!

 

スケート界に現れてくる、おかしなモンスターは、”金メダリストにしてリアル・モンスターハンターのゲーマーお兄ちゃん・羽生選手とその仲間たち”が、きっと先に成敗しておいてくれますから、安心してね!!

 

・・・何やら私まで、意味不明に「怪しく」なってきたところで・・・

私自身が"モンスター"と間違われて、うっかり羽生選手にハントされて、画面上から駆逐されてしまわないように、

そろそろ現実世界に戻ります・・・

 

 

~以下、現実世界編~

 

さて、フィギュアスケート界の最強ジャンプ・マスター・羽生選手が挑む、現実世界の「Next Stage」 次なる戦いについて、です。

 

上の動画で、何やら、子供の頃、剣(刀)に憧れていたと仰る羽生選手。

和装と刀。 

洋装と剣。  

羽生選手なら、どちらも相当お似合いでしょうね、きっと。

21世紀の「生けるサムライ」「フィギュアスケート王国の最年少王者」な羽生選手には、そのうち、そういう小道具を使ったエキシビションもアリだと私は思います!

いや、ちょっと待った! 思い出したぞ! この点においては、数年前に、あっと驚く、スゴイ先輩がいましたね・・!!(笑)  

   参考:刀を使ったスゴイ先輩の動画→  町田選手・伝説のエキシビションhttp://www.youtube.com/watch?v=o1IsEgNwaYM

 

さて、この先輩は、今シーズンの羽生選手を「ぶっ潰す(笑)」ほどの勢いで、素晴らしい直球勝負を仕掛けてくれることでしょう。

まさに、羽生選手に送り込まれた最強の「刺客」となるのか?!  ・・・あ、でも、笑い殺されちゃ、困ります。ホドホドにお願いします。(笑)

 

チャンバラごっこならぬ、海賊ごっこなら、羽生選手も経験済みです。 羽生選手は、剣は持っていませんが。(笑)

刀などなしでも余裕で戦えるようです。 見るからに動きにくそうなこの衣装でも、さすがの身のこなし!!  

こちら↓ 

http://www.dailymotion.com/video/x131oct_pirates-2011-the-ice_sport

 

  もう一度、羽生選手だけを、スローモーションでどうぞ ↓

http://www.dailymotion.com/video/x133wqd_pirates-2011-the-ice-yuzuru-hanyu_sport

 

 

もはや伝説となっている、「ヤグディン選手対プルシェンコ選手」(2002年・ソルトレイクシティ五輪時)の、天才同士の対決。

当時まだ7歳だった羽生選手は、これを見て大興奮していたと言います。

その時並みの戦い・・・ 場合によってはそれ以上に興味深い、「芸術的な戦い」が、羽生選手と町田選手、場合によっては他選手も含めて、シーズン最後には見られるかもしれません。

非常に楽しみです!!

今の町田選手と羽生選手は、年齢、および年齢差まで、当時のお二人とドンピシャ!なのです。 

・・・なんという不思議な巡り合わせ。

  

ヤグディン対プルシェンコ対決は、伝統的フィギュアスケート王国・ロシアの、トップ選手同士による頂上決戦でしたけれども、今や日本がそのプルシェンコ選手に「スケート王国」認定され、日本の選手同士が世界のトップ争いが出来るという、信じられない時代です。

リスクを伴う戦いでもありますから、お二人ともに、怪我や病気のなきよう、真剣にお祈り申し上げます。

両者とも、素晴らしい選手で、本当に今からワクワクしますね。

個人的には、今シーズンの小塚選手も、もはや別人というほどの、魅力的な演技で、この戦いに参入してくると予想しています。

さらにパワーアップした様子の「スーパーマン」・フェルナンデス選手をはじめ、他にも好敵手が複数。

 

足を引っ張り合うような、”ののしり愛”、”引き下げ愛”なんていう、反則&変則技を決して使わずに、羽生ファンは、楽しい絶賛モードで、気持ちよく正々堂々と応援していきたいと思います!!

 

「シット」だの、「フセイシンパン」だの、「セクハラ」、「パワハラ」、「ボウゲン」などという名前の、姿の見えないモンスターどもには、

羽生選手、町田選手をはじめとする、真の勇者たちの優れた戦いによって、フィギュアスケート界から、退散して頂きましょう!!

 

間違ってもファンがモンスターになっちゃ、絶対にダメですよ!!(笑)

 

ちなみに、羽生選手が跳ぶのは、「4G」じゃなくて、「4T」(4回転トーループ)と、「4S」(4回転サルコウ)と呼ばれるジャンプです!

まだ隠された武器を複数お持ちのようですが。

でも、緊急時には、新技「4G」 (4回転グレート・キック!)なるものを、モンスターにお見舞いして下さっても構いません!

えーもう、全然構いません!(笑)

 

現実世界のリアル・モンスターハンター:羽生結弦選手には、「謎の忍者型のオトモ・ネコ」なんかじゃなくて、もっと素敵な、

「忍者レベルのネコ足ジャンプを誇る、ラスト・サムライ・織田信成さん」 (参考: 織田さんの演技 http://www.youtube.com/watch?v=HH0uHj0yClU

が、実況解説という形でお供して下さるとよいですね!!

 

これだけのメンバーが揃えば、氷上のモンスターなんて撃退できますよ、きっと!! 

期待しています!!

 

 

さて、11月下旬のNHK杯(大阪・なみはやドーム)では、「オペラ座の怪人だらけ」という、驚きの世界が目撃できるかもしれません。

(羽生選手、無良選手、村上佳菜子選手、が「オペラ座の怪人」を予定しています。 変更の可能性も、少しはあるかもしれませんが。)

 

かつて羽生選手とともに、ジュニア世界選手権の女子の頂点に立った村上選手。 

昨今の女子の世界の厳しさから、羽生選手とは明暗を分ける形に昨シーズンはなってしまいましたが、なんと、同じ「ファントム役」で挑んでくるそうです。 それぞれ、どんなファントムを見せてくれるのか、楽しみですね!

チケット販売(正規)は、9月20日からです。 →http://www.nhk-trophy2014.jp/ticket.html

 

また、10月上旬の、羽生選手の初戦となる、フィンランディア杯のチケット情報は、こちらです (英語)→ http://www.stll.fi/finlandia_trophy/tickets/

 フィンランドは、相当寒いようですが・・・ 風邪など引かれませぬよう・・・!

 

 

羽生選手の、最近の素晴らしい瞬間の映像を集めて上手く編集して下さった、オペラ座の怪人への応援動画です  ↓

仮面のファントム状態の羽生選手がちょっとだけ怖い・・・(笑)ですが、あとは本当に素晴らしい珠玉の映像集になっています!

音楽も非常に良いです!!羽生選手のベストな瞬間の映像が詰め込まれていて、思わず鳥肌立ちます。

(動画主様、拝借します!)

 

 

 

 

ところで、ゲーム開始から終了までの「スピード記録」では、羽生選手をも絶対に驚愕させ、度肝を抜くほどの自信がある、(苦笑)

そんな私でも、これはやってみたい~!と思えるゲームというのは、

ズバリ、   「新感覚 体感型・羽生結弦式・4回転トーループ・ゲーム(装置)!」   ですね。

 

マシンに乗ると、羽生選手の4回転ジャンプ(+コンビネーションもアリ)の世界が、そのまま擬似体験できる・・・という、まさにミラクルなゲーム。

・・・というか、体験型アトラクション。

4回転の世界は、どんな景色が視野に広がっているのか・・・ 体にかかる遠心力は・・・ ?着氷の時の衝撃は・・・ ?

着氷後の流れるような感覚は・・・ ??

 

もちろん、安全を保障してくださらないと、無理ですが。(笑) 

でも、どうせ未知の体験をするなら、こういうのがよいですね、私は。 

 

羽生ファンにとっては、”謎のネコ”と バーチャル・ジャンプするより、羽生選手と仮想ジャンプするほうが絶対に良いのです!(笑)

 

 

 ・・・本日も、スケート靴なし、氷もなしだというのに、 スベりすぎて止まらず、 もはやコントロール不能です!  

 

 

おおっと・・・ スベりすぎたせいか、はやくも エネルギー切れか?!

 

                  GAME OVER!!         

 

                                 ・・・ 失礼しました!

 

 


羽生結弦選手の表現力と、ルノワールの絵画に見られる共通性

2014-09-18 | 羽生選手の素晴らしさ

 技術力で現在トップの羽生選手ですが、今回は羽生選手の「芸術性」「表現面」に見られる特徴の一つについて、私が思っていることを書きたいと思います。

 

私が、以前から感じてきた羽生選手の魅力の一つに、

表面は完全に透き通った美しい氷に覆われていながら、中で激しく燃え盛る炎がクッキリと見えている」・・・

ようなところ、がありました。

 

 

実に不思議なのですが、しっかりと氷と炎が共存していて、他では決して見られないような美しさと、興味深いという意味での面白さがある。

思わず、「これ、どうなってるの?!」と目を奪われてしまい、そのまま目を離せなくなるのです。(笑)

本来なら氷とは同居しえないような「超高温度の青い炎」(←赤を通り越して青になるほどの高温)が、

ドゴゴゴゴゴ…!!と、氷の内側で、その燃え盛る姿を惜しげもなくさらしながら、轟音を立てて燃え続けている・・・

それなのに、表面の氷は透き通ったまま、決して融けないという不思議・・・ そんな演技をしてくれたことも度々ありました。(笑)

羽生選手の最初の本、「蒼い炎」のタイトルをつけた方は、本当にピッタリなタイトルをつけられたと思います。

理性と豊かな感性の見事なバランス、冷静さと激情との不思議な共存、は羽生選手の演技の特徴でもあり、最大の魅力です。

 

しかし最近は、そういう演技とは違って、氷も炎も見えない代わりに 

花か鳥のように可憐に軽やかに、同時に力強く舞い、それでいて内側から周囲全体を照らすほどの強い光を放っているかのような演技  を見せてくれることも、増えてきたように思います。

 

典型的なのは、「花になれ」や「花は咲く」で魅せてくれるような演技です。

 NHKのHPより

この印象はかなり強烈なもので、単に「魅了」とか、「魅せる」演技であることとも少し違う、独特の個性か、稀有な才能の一つのように私には思えます。

 

この点は、絵画で例えると、印象派の代表とも言われる、ルノワールの絵画に近いというか。

ルノワールの最も有名な絵画群(作品群)が、明らかに他の画家たちの作品と比べても「光」の強さが強く、数多く展示されている絵画の中でも、その明るさだけで遠くから見てもパッと目立つように・・・ 羽生選手も、他選手たちと同じリンクで滑っていると、明らかに内側から放っている「光」とでも呼ぶべきものが、それも「桁違いに」強いように私は思っています。

この「光」とでも呼ぶべきものは、映像を通してみた時よりも生で見た時のほうがより強力であり、これは、有名な他選手たちや他のベテラン・プロスケーターたちとも全然違う、羽生選手が、特に際立っている点のように私には思えます。

そこにいるべくしている・・・  羽生選手は「自分は、ここにいるべくしている」と、リンクの上で演技している時、そう信じていて疑わない・・・  そんな風に見えるのです。

 

ルノワールの絵画も、複製や写真等でももちろん光が印象的ですが、それよりも、はるかに実物のほうがその「光」、明るさ、迫力が強く感じられ、他の画家たちの絵画と比べると、よりその明るさは際立って特徴的で、言葉にしがたいほどの強い印象を残します。

 

私は、特別にルノワールのファンだったわけではありません。

でも、世界三大美術館などと称される場所で、沢山の素晴らしい絵画を見て歩いていた時に、ルノワールの有名な複数の絵画に目が止まり、そこから溢れ出るような光の多さ、明るさを見ていた時に、「あ!」と・・・ 羽生選手の演技を見たときの印象と重なるものがあってピンと来たのです。

それまで、考えてもみなかった、「羽生選手の演技とルノワールの絵画の共通性」・・・

 

個人的な感想ですので、中には、「は?」という方や、「いやいや、他の画家の方が…」という方もいらっしゃるかもしれませんが。(笑)

 

「光の強さ」だけでなく、そこに見られる独特の柔らかさ、観る者を包み込むような優しさ・・・あるいは、観る者を巻き込んでそのまま連れ去っていくかというほどの包容力と勢いのようなものが、羽生選手の最近の演技にも、そして、ルノワールの「有名な」絵画にも強く見られるところも、似ているように思いました。

 

羽生選手から感じ取れる、この「光」の強さを、オーラだの、カリスマ性だのという言葉で片付けてしまってよいのかは、私にはわかりません。 

それらは、人によって感じたり感じなかったりすることも多いので、私はあまり使わないようにしてきたつもりです。

 

でも、元祖絶対王者・プルシェンコ選手は、羽生選手のことを、「カリスマ性があり、それは誰にも奪えないものだ」などと表現していて、まだ羽生選手が今ほどの実績を出していない頃から、その際立った才能を特別視していたように思います。

プルシェンコ選手は、ヤグディン選手の引退以来、今まで誰も事実上自分のライバルになり得るなどとは考えてこなかったように見えますし(過去の発言からも)、2番手以下の選手にも、全くといって良いほど、脅威を感じてはいなかったように見えていました。

しかし、羽生選手に対してだけは、違いました。 むしろ自分を超えて欲しいというような、すごい期待をかけていました。

その大きな要因の一つは―――羽生選手が明確に自分に憧れていたことや、技術面で突出している才能を評価しているのはもちろんなのですが、むしろプルシェンコ選手が表現するところの、「カリスマ性」にあるのではないかと、私には思えます。

 

私が見ていて感じるのは、この「光」とも呼ぶべきものは、羽生選手が以前から度々口にしてきた、「たとえ骨が折れても~」とか、「魂を削って滑る」「命を削るような思いで滑る」とか、「魂を削る覚悟で~」 などという、一見すると非常に激しい言葉で表現されてきた、並々ならぬ覚悟や情熱に起因する、精神面と、深くリンクしているのではないかと・・・。

このような思いを抱きながら滑っていた選手が過去にいたかどうか・・・ 当てはまった選手がいたかと問われれば、やはり真っ先に思い浮かぶのは、プルシェンコ選手だろうと、私は思うのです。

 

これらは、言葉を変えれば、「自分は、スケートに自分の人生を捧げる!」とか、「どんなリスクを負おうとも、自分はこれで決して後悔しない」 あるいは、 「スケートのために、自分の命を燃やし尽くす覚悟がある」 と言っているようなもの。

自分の命を使う目的 ・・・ すなわち、自分の「使命」は、スケートにこそある、と、宣言している言葉だと、私は思っています。

しかも、決して「悲痛な思いで仕方なくそうしている」のではなくて、むしろ大きな喜びをもって、自ら進んで宣言しているように私には見えます。

だから、周りがどんなに何を言っても・・・ 恐らくはそのリスクを、世界中の誰よりもよくわかっているはずのお二人ですから、その内から溢れ出てくるほどの意欲と情熱が、そうさせるのだろうな、と・・・私には、そのように見えます。 

 プルシェンコ選手にも、羽生選手にも、「命を削って欲しい」「文字通り骨折してまで滑って欲しい」なんて、過去に誰も、そんなことを頼んだ人はいないと思います。むしろ、ファンであればあるほど、逆の心配をしてきた人は大勢いたと思いますけれども・・・。

 

羽生選手は、氷の上に立った時、あるいは演技する時に透けて見え、伝わってくる、「溢れ出るような喜びの強さ」が、他の人とはかなり違うのではないかと、思える時がよくあります。この点は最近に限らず、何年も前からです。

特に羽生選手の顔が「ニコニコ」していなかったとしても、羽生選手の演技からは、すごい気迫と、積極的な意志、喜びを感じ取れます。

ルノワールの(人気のある)絵画はほぼ、「心の底から喜びに溢れて描かなければ、こんな明るい光に満ちた絵は到底描けない!」と私は強く感じるのですが、羽生選手の演技にも、似たようなものをよく感じてきました。

感じ取れる「希望の強さ」、あるいは、そこに込められた「思いの強さ」、「魂から放たれるエネルギー」 とも言いかえられるのかもしれませんが…。

 

ルノワールは”影”をかなり大胆にしっかりと描いており、それが作品の光の強さと明るさをより際立たせています。

近くで細かいところまでじっくり見てみると、グレー(灰色)が驚くほど目立ち、それが鮮やかな白を浮き立たせています。

羽生選手も、本人が望んだわけではなくとも、様々な困難や悲しみを経ながら、今がある・・・

その分、演技に表出されてくる「喜びの強さ」「輝き」が強いのかもしれません。

 

それがまた、観る側に不思議な希望を与えてくれます。

 

ソチ五輪で金メダル獲得直後のインタビューの時の深刻な表情等、本当に真剣に悩んでいた羽生選手には申し訳ないのですが、その真摯な姿もまた、(この人はやはり、本物だ…!)と逆に思わせてくれるような、すごく強烈な印象を世間に残しているように思います。 

 

逆に、表彰式や、ショーでの終了後の挨拶等でリンク上に他スケーターたちと共に登場する時の羽生選手は、演技で登場する時と全然違って、私から見ると、本当に「普通の少年(青年)」のように見えます。

「あれあれ?羽生選手は、どこ?」と思って必死で探したら、真ん中で普通にニコニコしていたりするのですけど。(笑)

 

そういう時、他の選手やスケーターたちのほうが、よほど目立っていて、うんと華やかに見えることもしばしばです。

そのギャップに、思わず驚きます。

私が、「羽生選手が好きだから光っているように見えるだけ」―――なわけでは決してない、というのが、これで確かめられます。

 

羽生選手が、演技にすべてをかけているのが解る点でもあります。

 

場所と状況、やるべきことをわきまえた、その切り替えの凄さ、見事さ、真剣さは、羽生選手の突出した才能かもしれません。

「T.P.O.をわきまえる」という言葉がありますが、(Time,Place,Occasion,時と場所と機会をわきまえる、の意味です)

羽生選手はいつもそれが本当に徹底していて凄い。 本当に尊敬します!

 

 

また、羽生選手の全ての演技において、際立っていると感じる一つに、この「躍動感」「立体感」があります。

実際にジャンプの高さや飛距離が凄く、本当に動いて使っている空間がかなり大きいから「立体的」になっている、のは間違いないと思いますが、それだけでなく、リズム感がよく踊りが上手いことや、気持ちの持ち方の影響もあってか、「躍動感」があり、たとえその場で静止している時であっても、一つ一つの動作が、クッキリと浮き立って見え、動きの一つ一つが印象に残るのです。

特に、集団で群舞を踊っている時、羽生選手はすぐに解ります。

 

「動きが極めて美しい」「踊りが非常に上手い」「表現力がとてもある」等だけに注目するなら、男子はもちろん、女子までも含めれば他にもそういう点で優れている選手は複数いらっしゃると思います。

だけど、羽生選手ほど演技に「躍動感」と「立体感」があり、強い光を放っていて、さらにその演技に、言葉にし難いド迫力のある選手を見つけるのは、なかなか難しいように思います。

 

 

私はずっと、羽生選手からは技術的な凄さや完璧さなどだけではない、遥かに異なる次元の「魂に訴える何か」を演技から強く感じてきたので、羽生選手の演技を見ながら、いつも「人を本当に感動させ、心を揺さぶらせているものは一体何なのか」を考えさせられてきたように思います。

 

今の採点法は、演技をかなり細分化して点数化して積み重ねる方式をとっていますが、それによって逆に総合的な芸術性が失われたり、あるいは「没・個性」になっていく危険性を併せ持っているように、私には時々思えます。

旧・採点法は、本人が得意なものを中心に披露することが可能だったからなのか、あるいは今ほど細かすぎる細分化判定がなかったので各選手が大胆に演技できたからなのか、各選手ごとの個性が出しやすかったようにも思えるのです。 

(この辺のことは、ちょうど過渡期を過ごされた荒川静香さんの過去のインタビューが、選手目線からの意見としても色々参考になるかと思います。)

 

一方で、今の採点法には、一つ一つの要素が極めて「見た目に」美しくなる、という素晴らしい長所があります。

しかし、今年のソチ五輪での、女子シングルを見ていて感じたのですが、トップ層ではなくて、特に中間層の選手たちの演技に似たような演技がいくつも続いた印象がありました。

みんなキレイで素敵でレベルアップしているとは思うのですが、同じような演技が多くて、個性があまり見えず、記憶に残りにくくなっているのです。だからこそより一層、その人の個性や良さが問われてくるように思います。

 

しかし、そういった採点法の中でも、技術でも頭角を現してきただけでなく、ひときわ、『 印象的な 』演技をして、観客を魅了してきた羽生選手。

 

本当に「印象的な」・・・という言葉がぴったりの演技だと、私はいつも思います。

 

ここでも、ルノワールが「印象派」と呼ばれる画家の代表的な一人であることとも、何か共通しています。

 

要求される細かな要素を一つ一つクリアして対応してきた羽生選手は凄いのですが、

もっと凄かったと思うのは、そんな細かい点をも吹っ飛ばすほどの、総合的な威力をもつ、人間にしかできないような、内側から溢れる「魂に訴えかける」、「表現」としての情熱を顕著に見せてきてくれたところです。

 

恐らく、どんなに機械が正確で精密に技術を「判定」できるような日が来ても、決して「人間には代えられない」と思える部分は、この、まさに「魂と魂」「心と心」でやりとりされ、伝達されていく部分・・・ 

一番、人の胸を打っているはやはり、こういった部分なのだろうな、と思います。

 

それを、フィギュアスケートという分野で、顕著に示してくれてきたのが、羽生選手だと、私は思っています。

 

私は羽生選手に感謝したい点はたくさんたくさんあるのですが、特にこの「人を本当に感動させているモノは何なのか」について、

演技を見ているだけで絶えず考えさせられてきたこと、そして、

特には、観ているだけで楽しくなったり、深い感動のある幸せな演技を沢山披露してきてくれたのは、

羽生選手に最も感謝したいことの一つです!!

 

羽生選手は、まさに、「まるで魂を削るかのようにして」「全身全霊で表現するスケーター」という言葉が、ピッタリきます。

 

でも、決して、「魂が磨り減っている」ようには見えません。 

削って放出すればするほど、ますます天から補充されて、よりパワフルになっている・・・ようにさえ、見えます。

 

今シーズンの羽生選手・・・ 今までの「炎が透けて見える氷」型と、「強い光を放つ優雅な花」型が、合わさってくるかもしれません。

 

今後も、羽生選手の演技が、ますます素晴らしいものとなっていくことをお祈りしております!

 

 

 

 


ついに出てきた、「YUZURU 羽生結弦写真集」!10月24日発売予定

2014-09-12 | プロアスリート羽生結弦・羽生選手関連ニュース

 

ソチ五輪直後から、マスコミで争奪戦の噂のあった、「羽生結弦写真集」が、ついに出るようです!!

 

表紙と宣伝内容を見る限り、かなりまともな、素晴らしいものになっている予感。

カメラマンは、仙台出身で、羽生選手を7年前から追いかけて撮影してきた、能登さん。

 

金額も、バカ高いものが噂されたりしていましたが、約2000円と、極めてまともなところに落ち着いております。

しかも、羽生結弦(著) となっているので、羽生選手の言葉が、恐らくは、かなり収められているものと推測されます。

 

クリックすると、アマゾンのサイトに飛びます ↓

YUZURU 羽生結弦写真集 【初回入荷限定特典付】
 
集英社

 

YUZURU 羽生結弦写真集 【初回入荷限定特典付】
 
集英社

羽生選手の写真については、今までどうも、これぞという写真が上手く集められたものが少ないように思えていたのですが、

(羽生選手は演技中も表情が七変化するし動きは激しいしで、ベストショットを捕らえるのは相当難しいのだとか…)

やはり被写体に対する愛のあるカメラマンが撮る写真は、そうではない人のものとは、雲泥の差が出ると私は思っているので、

カメラマンと、表紙の写真とセンスを見ただけでも、これはかなり期待できるのではないかと思われます。

 

どうやら、複数、表紙の候補があるようですが・・・

上のものの表紙の、一番左下の羽生選手は、すごく良い表情!!これはいいですね!!(笑) 今まで見たことのある写真・表情でもトップレベルの良さ!

「花は咲く」のガーベラをそっと取る瞬間の写真も、バッチリ表紙の写真の一つに。 

選び方が良いですね。

 

下の表紙候補の羽生選手の笑顔も、とても自然で嬉しそうでこちらまで笑顔になります!いいですね。

 

来月(10月24日)発売予定です。

初回限定で、ポスターがつくのだとか。

 

私の予想では、多分これは、相当売れますね。

 

私は個人的には、「止まっている羽生選手」つまり写真より、「動いて話している羽生選手」つまり映像、のほうが

断然好きで、やはり羽生選手の魅力は、生きて動いて話してナンボでしょ!と思っていたのですが(笑)、

その私が、迷わず即決する、そういう印象の写真集ですから・・・。

 

写真集発売についての、ニュース動画です。(10月23日)↓

http://www.dailymotion.com/video/x28ihyz_1024-%E3%82%B0%E3%83%A2%E3%83%8B_sport

 

 

表紙の、拡大画像です。 ↓

内容紹介です。

ソチ五輪、男子フィギュアスケートで金メダルを獲得した羽生結弦のファースト写真集。
2007年、まだ12歳だったノービスのころから、2014年7月までの羽生結弦の軌跡を辿る。
カメラマンは、同じ仙台出身の能登直氏。 少年時代から交流のあるカメラマンに見せる、
ソチ五輪金メダリストの素顔のほか、迫力ある競技写真を掲載。
2011年の東日本大震災を乗り越えて、ソチ五輪で金メダルを獲得するまでの各大会での表情はもちろん、
10万人のファンがつめかけたソチ五輪後の凱旋パレードや、テレビ収録現場での表情など、競技以外の写真も掲載。
また、現在、練習の拠点としているカナダ、トロントでの練習風景やオフショットも。

【初回入荷限定特典】
★A2ポスター
※初回特典はなくなり次第終了とさせていただきます。ご了承ください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

よく読むと、「ファースト写真集」と書かれてある。

もちろんそうなのですが・・・ ということは、セカンドも予定されているのですね・・・?

DVDやブルーレイの売り上げも相当な枚数になっているようですから、写真集もきっと相当でしょうね・・・

 

 

ところで、「羽生選手のメモリアル・切手」は、どうやら羽生選手本人が監修・・・つまり、羽生選手がご自分で選んだものになるようです!!

 

すごく良い写真ばかりが選ばれているな・・・ 日本郵政、やるじゃないか!、と思っていたのですが、

ご本人だったとは!

写真はこちら → http://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2014/00_honsha/0828_01_03.pdf

 

ファンとして見た私が「これはすごく良い写真!」と思うものと、羽生選手本人が「良い」と選んだものが、完全に一致するというのは、

すなわち、羽生選手が自分の魅力を非常に良くわかっているということでもあり・・・ (笑)

 

いやはや、さすがフィギュアスケーターです。

 

 今シーズンも遠慮なくその稀有な才能と魅力を、氷上でも地上でも発揮して下さい!!

 

 

 


羽生結弦選手・ロッテ「ガーナ」のCM&メイキング動画集

2014-09-11 | 羽生結弦選手の出演CM

羽生選手の新CMロッテの「ガーナ」の動画と、そのメイキング動画が、ロッテのHPで公開されております。

こちら →http://www.lotte.co.jp/products/brand/ghana/cm_sept2014/cm_2014sep02.html

 

 

以下、ロッテのHPより、羽生選手のCM動画です

15秒版

 

 

30秒版

 

 

15秒版は、スケートをしているいつもの羽生選手中心です。

 

30秒版は、演技のシーンが長くなっているところが良いです。

 でも、でも・・・ いつも全力投球で、練習でも本当に倒れそうなところから、気力で何度も立ち上がる羽生選手の様子だったり、試合でも苦しいところから逆転していく凄い気迫を何度も見せられて、その様子を見慣れてしまっている羽生ファンにとっては、この、冒頭で、氷の上に寝ている羽生選手は・・・ 

           どう見ても ただの 「倒れそうな演技」 「寝ている演技」 にしかみえません。(笑)  ごめんなさいー!

 

「自分に負けたくない」っていう台詞からは、何を表したいのかはよくわかるし、映像も、色々な付随効果を狙ってのアングルなのだろうとはよくわかるのですが、「はい、横になってー!」「はい、息を荒くしてー!」「ハイ、カット!」っていう声が横から聞こえてきそうですね・・・(笑)

いやいや、羽生選手が本気になったら、声も表情も、絶対にこんなもんじゃないでしょ!これはぜんぜんバテてないでしょ!って思わず言いたくなってしまい、笑ってしまう・・・ そんな映像です。

うーん、羽生選手にしては、甘いな・・・甘い甘い・・・って、あ、チョコだから、「甘~い♪」感じにする、むしろそれが狙いだったのか。

 

本当の練習シーンの映像を撮ってくれたほうが、自然で、羽生選手らしかったのではないかと思ったのですが・・・

そうか、それだと、甘くならないのか!

 

羽生選手の演技はいつも凄いけど、やはり本質的にはアスリートで、氷上でのあれはやはり、内側から自然と滲み出ているものだったり、抑えがたい情熱として湧き上がってきているものなんだろうな・・・と、そんな風に改めて思います。

 

羽生選手の氷上での演技は、いわゆる自己陶酔ナルシスト系の表現じゃない。 

天才的な完全没頭型です。

だから、見つめているものが、「自分」じゃない―――そんな演技だと、私には思えます。

気にしていないから、テレがない。 怖いくらい、何の躊躇もない。 

そこが抜きん出て素晴らしいし、だから紛れもなく本物だと思うし、見ていて非常に感動するんですけど。 

 

CMでは、逆にテレも入り、ちょっと戸惑って硬くなっている感じの羽生選手が見られるのが、貴重といえば貴重ですね。

でも、羽生選手が、「自分で見るのが恥ずかしい」とコメントした気持ちが、よくわかる気がします。(笑)

 

CMでは特に、演技に集中しているときの表情と、カットー!の後に、羽生選手がホッと脱力した時の表情を使った、「一番最後の笑顔」が、一番自然で、素敵です。 

私には、あれが一番、「甘く」見えます。(笑)

 

 

 

こちらは、メイキング映像↓  

 

あっさりと、終わりだといわれてしまい、拍子抜けする羽生選手。 まだまだやる気だったようです。(笑)

普段の練習は、繰り返し何度も何度もやっているでしょうから、物足りなかったかも?

このあと数回やらせたら、また違った映像になっていたのかも。

ついでに、チョコレートタイムも、終わってしまいました! 

 

 

 

インタビュー映像 

 

 

 

 このCMの狙いはどうやら、チョコの「なめらかさ」を羽生選手とスケートで表現したかったようです。 

今期の目標で羽生選手は、ぜんぜん「甘く」ないことを言っています。(笑)

羽生選手の演技中映像を使うなら、ビター・チョコのほうが似合うかも?! 

 

個人的には、金メダリストになってもなお、努力を惜しず、「挑戦を続ける」羽生選手をCMに使うような企業には、

ぜひとも、自社商品・・・その商品開発、味の追求においても「超一流」を目指して「挑戦し続けて」頂きたいと思います!!(笑)

 

 

ところで、チョコはチョコでも、羽生選手は(チョコクッキーの分類になる)、「コアラのマーチ」を食べるのでしょうか・・・?

・・・別に深い意味はないです。

なんとなく・・・ クマさんつながりイメージで、食べていそうな気がしたもので…。  

 

羽生ファンの皆様におかれましては、羽生選手のせいで、ついうっかりチョコを食べすぎて、

「花になる」・・・どころか、気がついたら体型が 「プーさんになる」 なんてことがないように、十分にご注意下さい…!!

プーさんに似るのは、なんとか、「安定した笑顔」の部分だけに、留めておきたいものですね。(笑)

 

 

最後に、振付師の宮本賢二さんが、羽生選手のジャンプのすごさを解説して下さっている映像をどうぞ。↓

 

 

羽生選手のことを、いつも明るくて、ムードメーカーだとも仰っています。

 

CM内で出てくる、「みんなのエールに、最高の演技で応えたい!」っていう言葉。

ぜひ実現して下さい!

羽生選手がご自分でも納得できて、「最高の笑顔に」なれる、そんな演技を、今シーズンも楽しみにお待ちしております!!

 


選手たちへのセクハラ・パワハラ問題と、未来への希望

2014-09-10 | フィギュアスケート全般について

 

先月、フィギュアスケートファンにはショッキングな事件がありました。

驚くべき実態が報じられた日本スケート連盟の橋本聖子会長と、驚くべき認識を露呈させてしまった鈴木恵一副会長。

 

それに対して、どのような対処をなさるのか、どのように責任をとられるのかを見ていこうと思っていましたが・・・

悪しき前例となってしまうように私には見えます。

 

今回、まだかろうじて未成年であった羽生選手は巻き込まれていなかったようですが、このままなら今後、どのような影響があるかわかりませんので、 羽生選手には、あらゆる状況を想定した、まさかの新技・「4回転キック!」の練習までもをお願いしなければならないようで、なんとも残念です・・・ 

そんなことやっている暇は全くないでしょうけれども、護身術を身につけておいて欲しいと切実に思ってしまうファンは私だけではないでしょう。(苦笑)

 

 

さて、この問題については、報じられた問題となる写真をきちんと取り上げて検証して扱っていない報道・・・すなわち、問題の本質から意図的にずらして焦点を外しているような報道がいくつもありました。

 

私が、今回の件で最も怒りを感じた点は、「セクハラ」「パワハラ」についての、連盟幹部の方々のあまりにも酷いレベルの「認識の甘さ」と、結果的には、全選手が侮辱され、傷つけられていることになっている点、そこに対して、何の責任も取っていない点です。

 

 

問題となった写真複数を見ました。

あまりにも鮮明で、特に時系列から先だとされる写真は明らかに「避けようと」しており、私にはどう見ても、権力者が(たとえ酔った勢いとはいえ、)相手の立場の弱みに付け込んだ、「セクハラ+パワハラ」(セクシュアル・ハラスメント+パワー・ハラスメント)の典型的なケースであり、それを周囲がはやし立てた、などという、最も迷惑で厄介な状態に見えます。

これが「セクハラ」「パワハラ」に該当しないのは、弱い立場の側が心の底からそういう行為を望んでいた場合のみで、まさに相思相愛だった場合のみ。

 

選手を守るはずの組織のトップの立場でありながら、守るどころか、そのファンたちを最も激怒させる行為に及んでしまっている、というだけで、もう、それだけで、十分すぎるほど、組織のトップに君臨する資格はないと私には思えます。

誤解を恐れずにいうならば、もし、このお二人が本当に相思相愛で、あれが、「人目もはばからず心から望んで堂々とされたこと」だったのなら、どんなにまだよかったか、マシだったか、と本当に思います。

でも、スケート連盟の幹部の方々に、選手がもし、「望まない行為を事実上、強いられていた」、となったら、その意味は全く違ってきます。

 

私は、高橋選手の本当の好みや、その詳細までは存じ上げません。しかし、「場の雰囲気を読んで、女性でもある相手の立場をも配慮し、自分なりに耐えながら、被害を最小限に抑えようとしている高橋選手の意思」が、あの写真からは見えるように感じられました。

弱い立場に置かれている高橋選手の側は「セクハラともパワハラとも思っていない」とコメントしてしまいましたが、これは本心でしょうか。本心ならまだマシです。そのほうが絶対にいいですよ。

本当に本心なら、私にはビックリではあっても、「あ、そうなんですか」で、羽生ファンの私としては、終わりそうです。

でも、立場や、今までの恩、周囲の状況などを考えて、”そうコメントせざるを得なかった”のなら、ますます「パワハラ」度が高くなり、深刻な問題は残ったままにされていることになります。

 

最も泣き寝入りさせられる「セクハラ」「パワハラ」の状況の一つは、私の知る限り、

仕事がらみで、さらに、「お祝いの場」に乗じてやられる時。

まさに、今回のようなケースです。

 

皆でお祝いしていて、誰もが上機嫌で明るく楽しく・・・という場。 

怒ったり拒否したりしにくい、お祝いの場に乗じてやる、その見えにくい悪質性。 

その現場を、誰も止められなかった、という異常性。

 

今回のことは、対等な選手同士が、お互いに好意をもっていて、ノリで~などという、「対等で自由な関係」の二人の間で起きたことではなく、明確な上下関係や支配関係がある、一方が明らかな権力者、もう一方が弱い立場、の間柄で起きたことなのです。

そこを、絶対に勘違いしてはならない。

 

キスも、頬への挨拶キスはあっても、口どうしのキスなんて、たとえ外国でも、上下関係のある間で「挨拶」や「励まし」としてすることは普通はありません。

仮にどこかの国でそのような習慣がある国が存在したとしても、日本の国会議員でありスケート連盟のトップが、所属している日本人選手とする行動として不適切極まりないのは明らかです。

外国でも、むしろセクハラ・パワハラと取られないよう、誤解を招かないように細心の配慮をして避けるのが、普通であり、そのような配慮の出来ない人は、組織の上に立つ器の人物とはみなされないと思います。

しかも今回の場合、絶えず権力がその背後に見え隠れしている「与党の議員」です。本人に意識があろうがなかろうが、典型的な「支配関係を利用し」調子に乗った結果だった、と見えます。

 

セクシュアルハラスメントは、男から男へだって成立するし、女から男へだって成立します。 

セクハラなどと呼ばず、本来は、本心が伴わなければ「強制わいせつ罪」でさえあることを、もっと認識すべきです。

 

セクハラが悪質なのは、本来は強制わいせつ罪となるにも関わらず、「強制わいせつ罪」は、「親告罪」(被害者が訴え出ることが必要な罪)だから、被害者が告訴しない限り、逮捕されない―――告訴したくても、出来ない状態に追い込まれて泣き寝入りさせられることが繰り返される、という点にあります。

被害者は羞恥心や対外事情その他を考えて、なかなか自分から言えないし、言わない。

その結果、闇に葬り去られる。

さらに、繰り返されることにより、耐えることになれた被害者側も感覚が麻痺してきて、自覚ないままに自尊心を傷つけられ続けるーーーそこにこそ、最大の問題点と、深い闇があると思います。

 

今回、私から見て最悪だと思えたのが、もう一つあります。

鈴木恵一副会長の、「これがもし浅田選手への男幹部からのものだったならどう思うか」という質問に対して、「お前、度胸あんじゃねえか」と思うだけだ、と言ったという報道。 この報道がもし真実なら、本当に、恐ろしいです。 

浅田選手のファンでもある私には、吐き気と眩暈のする言葉です。 

本当にこれが実態だというのなら、悲しくても、浅田選手にも、即・引退してもらったほうが選手のためだと思えるくらいです。

思春期から20代前半のうら若き乙女達を管理・統括する団体としては、完全に失格の発言です。

 

仮に、百歩譲って、今回のお二人が合意だったとします。 それはそれで組織として別の大問題が生じています。

この場合、代表を選ぶ側だった人たちと、選ばれるはずの選手側との「異常な癒着」とみなされるので、ただでさえ大激戦だったソチ五輪代表メンバーについて、納得できていなかった他選手たちやそのファン層が激怒しても当然、という状況です。

特に、昨年のNHK杯で明らかにおかしな点数をつけられた織田ファンの怒りが収まらないのは、私には当たり前に思えます。

あの採点がおかしかったのは、誰の目にも明らかすぎるほど明らかでした。それを受けてか、佐野稔さんが、次のようなコラムを書いています。→http://no-border.co.jp/archives/16451/

しかしここで、織田さんの回転不足判定による得点問題は、なんと、「カメラの角度のせい」「運が悪い」の一言で終わらせられています。

ここでさらに問いたいのは、なぜテクニカル判断のためのカメラを、たった1台しかつけないのか、ということ。角度で判定が変わってしまうくらいなら、数台つければよいことです。そしてそれを公開すれば良い。今の時代、機材が高価すぎて買えない、はあり得ません。競技として最も大事な技術判定に用いることを思えば、通用しない言い訳です。

つい先日あった、テニスの錦織選手の決勝でも、相手の打ち込んだ球がギリギリ「アウト」になったように見えたけど、結局インだったため、錦織選手が点を奪われる結果になった場面が数回ありました。しかし、即座に映像が拡大表示され、コンピューター解析されて、イン・アウトの判定が、万人に判るようにされています。だから、誰も文句つけません。

なぜ、フィギュアスケートも、回転不足判定について、そのようにしないのでしょうか。 

「回転不足ではなく、回転がまともに認定されていたら」・・・としても、結果、あの大会の順位に変わりはなかった可能性は高いです。あの時の高橋選手の演技は、シーズンベストと呼べるほど凄い演技でした。

でも、それ以前に、そもそもそういう「明らかにおかしな判定&低い得点がつけられてしまった」という段階で、織田ファンが、「これは最初から、どのみち勝てないようにされていたのだ」と判断・推測するのは、当然だと思います。羽生ファンの私でさえそう思いましたから。

結果として、両選手共に、本当に素晴らしい渾身の演技をしてくれていたのに、その両選手のどちらに対しても、最も嫌な形の侮辱的な状況を招いてしまった・・・ 私はそう思って、ものすごく残念に思っていました。

(これは私の推測ですが、織田選手の年末の引退決意には、こういうことが大きく影響しただろう、と思っています。)

 

今後は、そのようなことがないことを願います。

人生を賭けて頑張っている選手たちが、本当に気の毒です。

 

(ちなみに私は、高橋選手の怪我がソチまでに治るという診断が本当であった、ということを前提としたならば、ソチ代表3人について異論はありません。)

 

幹部が誰のファンでも構いませんが、立場上、誤解を招かないように、細心の注意を払い、対等・平等に接しなければならない立場のはずです。

今回のことは、夢をもって頑張っている選手たちやファン層、選手を目指している子供たち、及びそのご家族まで、ほぼすべての人が、本当に失望させられる出来事でした。

 

正常に機能している、一般企業や組織なら、一発で左遷となる事例で、それが今の常識だと思います。

リークの裏の政治的意図だの駆け引きだの言われていますけど、「政治が政治が」と騒いで騒動を収めようとすることそのものも、何らかの政治的意図があるとしか見えないのが、皮肉です。

今回のことは、そもそも、政治だの何だの、それ以前の問題で、「こういうことが平気で、スケート連盟の幹部の間で存在すること自体」が大問題であり、フィギュアスケートの未来や選手たちをつぶしていくことに繋がる、本当に悲しいことだと、私は思います。 

 

私が最も問いたいのは、「本当に選手たちを大事に思ってくれているのだろうか?守ろうとしてくれているのだろうか?」 という、その一言に尽きます。

フィギュアスケートを統括する団体の幹部には、これこそが、絶対的に必要な資質です。

選手を、金づるや、己の欲望の対象、ストレスのはけ口に使うような方には、絶対になってほしくありません。

 

「リラックスさせるために色々~」との言い訳が使われましたが、今まで報道されてきた、ソチ五輪フリー前日に羽生選手に向けたとされる、脅迫じみた言葉が真実であったなら驚きですし、どこがリラックスなのかと問いたい。

連盟表彰式の時の動画で公開されていた、金メダリストの羽生選手にかけられた言葉は、むしろ皮肉や嫌味が込められているようにも聞こえますし、およそ表彰の場にふさわしいとは言い難い言葉だと思えますが、あれも、羽生選手は本当に心から笑ってリラックス出来たなどと本当に思われているのでしょうか? 

こういうことに、百戦錬磨の経験をお持ちであろう羽生選手は、もはや大して気にもしていないかもしれません。

でも、あれを言われて嬉しい選手って、果たしているのでしょうか? 

絶対にいないと、私は思います。

フィギュアスケートのコーチによる、選手たちの窮地を救った「名言」とされるような言葉とは、まさに正反対の言葉ですから。

       

それに、高橋選手は、あのようなキス(強要)によって、逆にリラックスするというような、そんな摩訶不思議な精神をお持ちの方だったのでしょうか?これも、正真正銘の相思相愛の場合のみ、リラックスになりえるかとは思えますが。 

 

 

選手たちには、大事にしてくれる組織に所属していて欲しいし、その資質と覚悟のある方にこそ、幹部でいて欲しいと切に願います。

 

幹部お一人お一人が、誰のファンでも構いません。 好みはその人特有のものだし、変えられるものでもないでしょう。

しかし、本当に高橋選手のファンであり、高橋選手を大切に思ってくださっていたならば、このようなことを「すること自体」が、幹部としては、最も避けなければならなかったはずです。

今回、会長と副会長のされた言動は、「選手を軽んじて、欲望の対象とみなしている」と非難されても仕方のない言動です。

 

私は、フィギュアスケートに興味を持ったお子さんをもつお母さんから、フィギュアスケートをやらせるべきかどうか、やらせることについてどう思うか、等の相談を受けることがたまにあります。

その視点から見て、ハッキリいえるのは、今回のことは、日本国内のトップ3人にまでなったところで、こんな風に扱われるのが行き着く先ならば、その親御さんの立場と、将来子供さんが受ける被害を考えたら、たとえそれほどの才能があったとしても、「おススメ出来ないです」・・・ そういうしかなくなるな、という気持ちにさせられるほど、本当に悲しい事件でした。

 

才能のある選手なら、やめたくてもやめられなくて、非常に苦しむでしょう。

仮にそのご両親の立場だったとしても、子供の未来を危惧して、本気でやめさせることを考えるくらいの、そういう事件です。 

他に所属すればスケートを継続できる組織があるのなら、すぐさまそちらに移させるでしょう。

 

こういった私の思いを書くことは、フィギュアスケートの未来を真剣に思う、羽生選手を悲しませることになるとわかっています。 

羽生選手を応援するためのブログには、書きたくもありませんでした。

だから、しばらく考えました。

でも、だからといってこのままなら、その「事実」は変わらないし、放置することで更なる被害が続き、未成年の羽生選手を含む、下の世代に広がっていくのは、もっと避けたい。

セクハラ・パワハラは、認識を改めない限り、絶対に繰り返されます。

 

今回、「セクハラ・パワハラではなかった」などという言葉でうやむやに終焉させられているのを見て、明るい気持ちにはなれません。

しかし、羽生選手の演技や、存在そのもの、他の選手たちの頑張りなどには、強い希望を感じているので、応援は当然続けます。

 

羽生選手には、おかしな実態を見続けさせられて、いつの日か、その豊かな感性・感覚を狂わせて欲しくない。

もちろん、未来ある他の選手たちにも。

そう思って、書いています。

 

スケート界の問題で、おかしいと思えるものは他にも沢山あります。

たとえば、オリンピック前に国際スケート連盟会長が「誰々が金メダルだ、賭けてもいい」と言ったとか言わないとかというような報道があったり、ジャッジ(審判)でありながら、選手に自分との写真撮影を公衆の面前で要求したりする方がいたり、という・・・

「選手の立場や周囲の目線を考えない、あまりにも立場をわきまえない自分本位すぎる言動」は、もう、本当にやめて頂きたい。

選手たちの評判を落とし、結果的には侮辱することに繋がっているだけでなく、それを知った他のすべての選手のやる気と士気を落とす、非常識極まりない行為だということを、本当に認識して欲しいと思います。

 

 

「セクハラ」「パワハラ」についての、あまりにも世間離れした、甘すぎる認識を改めることを要求すると同時に、こういった点について、その他にも存在する沢山のフィギュアスケート界の問題点について、すべてが一つずつ、根本的に改善されていくことを期待したいです。

 

私は、今回のことは、このようなことが内部で起こっていることに強い疑問や問題を感じてきた人たちが、意を決して、選手のためを思ってタイミングを見計らって流したものだと信じたいです。

 

 

写真を流された高橋選手についても、本当に本人が望んで、進んでやっていたのなら何も言いませんが、今後、間違っても「強要されて」このような目に遭うことが、二度とないように願いますし、むしろこれが、そのようなきっかけになってほしいです。

 

心ある周囲の方々・関係者の方々が、現役の選手、及び未来の選手達を、意識して守っていってくださるよう、真剣にお願い致します。

 

 

 

さて、悪い話ばかりでもないよ・・・という、最後に、ちょっと素敵な話題を。

 

かつて、10代の頃、「ガラスのハートの高橋大輔」と呼ばれ続けた高橋選手。 

バンクーバー五輪の2年前に、致命的とみられた大怪我から見事にリハビリで復活し、完全に別人のようになって迎えたバンクーバー五輪。

「ガラスのハート仲間」だった私は、日本人初の、五輪銅メダルを獲得したその演技で見せてくれた強さを見て、「これでもう、高橋選手は完全に「ガラスのハート」ではなくなったんだな」、と確信しましたし、その姿に感動して喜んだ記憶があります。

その舞台裏に貢献した、二人の方を特集した番組です。↓

 

 

 

一人は、天才的な振付師の宮本賢二さん。

以前も書いたように、高橋選手のバンクーバー五輪SPだった「EYE」の、過去に例をみなかった驚異的・独創的・印象的な振付はこの方の、非常に緻密な計算と戦略により練り上げられたものでした。

羽生選手の、「花になれ」もこの方の振付です。 本当にすごい才能だと思います!

 

もう一人、あの音楽編集を担当をされたという、矢野さんという方が登場します。

彼のエピソードに、私は大変、感動しました。

「ガラスのハートと呼ばれていた高橋選手の、その『ガラスのハート』を先に割ってあげよう、という思い」で、あの曲の冒頭に、がしゃーん!という、「ガラスが割れる音」を、演技開始の合図音として入れてあったのだそうです!! 

まさか、あの音に、そんな意図があっただなんて!!

私、当時から、あの最初の音は気になっていたんです。 なぜか非常に印象的で、冒頭でまさに、「殻をつき破る」ようなイメージがあったので・・・。

そのようにして、強い思いで真剣に支えて下さる方たちも、選手たちの周囲には、沢山いるということですね。

 

矢野さんの思いは確かに結実し、あの年、「ガラスのハート」を完全に卒業していったように見えた、高橋選手。

そのハートを、変わらず大事にしていってほしいです。

 

そして、わずか10代半ばにして、氷上における精神面での並外れた強さ、驚異的なしなやかさと天才的な集中力・才能を見せつけ、演技開始後数十秒で惚れ込ませるほどの素晴らしい演技をしてみせた、羽生選手。

羽生選手がいてくれるからこそ、私はフィギュアスケート界にも、その未来にも、まだまだ強い希望を感じることが出来ています。

これから成人式を迎える羽生選手にも、今まで以上に心身を大切にしてもらい、そして今シーズン、ますます力強く、羽ばたいていってほしいです!

 

心から応援しています!!