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米国の原爆投下は国際法違反 戦争終結が早まり多数の人命が救われたというのは大嘘

2011年08月07日 09時18分45秒 | 歴史

近野滋之・民族主義者の警鐘からの転載です。

アメリカの日本への原爆投下は、明らかに人体実験であり、ソ連への牽制が目的でした。

なぜなら、アメリカは日本がソ連を仲介にして戦争を終わらせたいと思っていることを知っており、又天皇の地位保全を願っていることを知っていました。

そこで、ポツダム宣言の最初の草案から、天皇の地位保全を認める条項を削り、日本が承諾できないようにし、また共同提案国としてのソ連の名前を削り、中華民国に書き換え、ソ連の仲介への望みを継続させるようにして、原爆投下の前にポツダム宣言を受諾することがないように工作しました。

そして二発の、ウラン型とプルトニウム型の両方を広島、長崎に、それぞれのタイプの原爆の人体実験となるように投下しました。

その後に、ポツダム宣言をもう一度、前の草案のとおりに戻して、再び提案するのです。

このトルーマンの卑劣なやり方による大量殺戮は、世界史の大きな汚点であり、許されることではありません。

これを米国は謝罪する必要がないというのは、自国と日本および世界に対する欺瞞です。

 


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良識ある日本国民の皆様には、米国による広島、長崎への原爆投下はご存知だと考えます。

昨 年8月6日、米国のルース駐日大使の広島平和記念式典出席について、クローリー米国務次官補はツイッターで「われわれが謝罪することは何もない」と述べ、 米国のニューヨーク・ポストは社説で「日本のアジア攻撃は悲惨なもので、原爆は戦争を効果的に終わらせた」・「日本に対して謝罪する必要はない」と報道し ました。

米国のCNNテレビの報道番組では、広島に原爆を投下した米軍の爆撃機「エノラ・ゲイ」のポール・ティベッツ元機長の息子、ジーン・ティベッツ氏は、「原爆投下で戦争終結が早まり、多数の命が救われた。我々は正しいことをした。」など、父親の生前の主張を述べていました。

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↑ 広島原爆投下の出撃に際し、機長席から手を振るポール・ティベッツ大佐

私 は一民族主義者で、左翼のような反米主義者ではなく対米自立論者ですが、米国による広島・長崎への原爆投下は、国際法に反した「民間人大虐殺」との戦争犯 罪で、「原爆投下により戦争終結が早まり、多数の命が救われた」など、米国側の主張は大嘘ですし、日本は原爆投下より早い時点で、大東亜戦争終結の和平交 渉を求めていました。

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米国が広島、長崎に原爆を投下出来たのは、トルーマン政権による原爆投下の決定に参画したジョン・マックロイが、「もし、日本があの時に原爆を持っていたとしたら、使用することはありえなかった」と話したように、日本が原爆を持っていなかったからです。

米 国の「マンハッタン計画」の意思決定者、ヘンリー・スティムソン陸軍長官は、原爆投下に対する批判を抑えるために「原爆投下によって戦争を早く終わらせ、 100万人のアメリカ兵の生命が救われた」と発言(1947年2月)して、米国の原爆使用正当化の定説になりましたが、米国による「ソ連牽制」と「人体実 験」でした。

「原爆投下が米兵百万人救う」アメリカの大ウソ

ア メリカの政治家は、日本に原爆を落としたのは百万人のアメリカ兵の命を救うためだったと今日なおも語り、アメリカの学校ではそのように教えてきている。原 爆投下の本当の理由を承知しているアメリカ人は当然ながらいる。トルーマン大統領が原爆を日本の都市に是が非でも投下したかったのは、4年の歳月と20億 ドルの巨費をかけた究極兵器の力を議会と国民に教え、戦後の核計画への支持を獲得し、スターリンに対しては、その絶対的な威力を誇示し、脅しをかけるため だった。

私が残念に思っているのは、日本での論議だ。「百万人」の話をする日本人は、さすがに今はいない。だが、鈴木貫太郎内閣がポツダム宣言を「黙殺」したがために、原爆が投下されたのだと語る歴史研究者は今もなお存在する。1945年の五月末から六月、七月に戻ってみよう。

陸 軍長官スティムソンと国務次官グルーは、日本に降伏を勧告するときだと大統領トルーマンに何回も説き、日本側が受け入れることができるように、天皇の地位 保全を約束すべきだと主張した。それでも日本が降伏を拒否するのであれば、そのときこそ原爆の投下を警告すべきだと説いたのである。海軍長官フォレスタ ル、陸軍参謀総長マーシャル、海軍軍令部総長キングもまた、警告なしに日本の都市に原爆を投下することには反対の立場であった。

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と ころが、トルーマンと彼のただ一人の協力者である国務長官バーンズは、日本に降伏を勧告するスティムソンの草案から天皇の地位保全を認める条項を削ってし まう。また、スティムソンの草案では共同提案国にソ連の名前が入っていたが、トルーマンとバーンズは、日本がソ連に和平の仲介を依頼していることを日本外 務省とモスクワの日本大使館との間の往復電報から知り、ソ連の名前を削り、重慶の国民党政府に差し替えたのである。日本にソ連への期待を持ち続けさせ、降 伏勧告を無視させようとしてのことだった。

さ らに、その降伏勧告をホワイトハウス、国務省からではなく、宣伝機関の戦時情報局から発表させた。日本側をして宣伝文書と思わせるようにしたのである。さ て、トルーマンとバーンズは、広島と長崎での“原爆実験”に成功した後、直ちにスティムソンとグルーの計画に立ち戻り、天皇の地位保全を日本側に告げるこ とにした。バーンズが手の込んだごまかしをしたことから、日本の歴史研究者はそれが事実上のスティムソン草案の復活であることに気づくことなく、その解明 をも忘れている。
(評論家・鳥居民 継続すべき原爆投下の裏面史検証)より抜粋

 

戦争犯罪者 トルーマン大統領

「原 爆ホロコースト」に重大な責任がある人物を挙げるなら、その筆頭は、直接ゴーサインを出したトルーマン大統領だろう。・・・人間のいない荒野で爆発させる のではなく、人間が密集する大都市の上で爆発させて、その破壊力を試してみたい気持ちに駆られていたのだ。人体実験をしたかったのだ。彼は日本から提示さ れた降伏条件をはねつけ、日本への原爆投下を命じた。しかも無警告で。2発も。そうしたうえでその降伏条件を認めたのだった。彼は自分の行動を正当化する ために、「原爆投下により100万のアメリカ兵の生命が救われた」とする「原爆神話」を積極的に広めた張本人でもある。

「広 島・長崎への原爆攻撃の目的は何だったのか。1つには戦後世界でのアメリカの覇権確立である。そしてもう1つは、原爆の効果を知るための無数の人間への 『人体実験』である。だからこそ、占領後にアメリカ軍が行なったことは、第1に、原爆の惨状についての報道を禁止し、『人体実験』についての情報を独占す ることだった。第2に、史上前例のない火傷、放射能障害の治療方法を必死に工夫していた広島・長崎の医者たちに治療方法の発表と交流を禁止するとともに、 死没被爆者のケロイドの皮膚や臓器や生存被爆者の血液やカルテを没収することだった。

第 3に、日本政府をして国際赤十字からの医薬品の支援申し出を拒否させることだった。たしかに、『実験動物』を治療するのでは『実験』にならない。そこでア メリカ軍は全力を尽くして被爆治療を妨害したのである。第4に、被爆者を『治療』せず『実験動物』のように観察するABCC(原爆障害調査委員会と訳され たアメリカ軍施設)を広島・長崎に設置することであった。」
「原爆ホロコースト」の実態、より引用
http://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhc700.html

 

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↑ 米国は原爆実験の目的で、「広島(ウラン)型」(ウラン235)と、「長崎(プルトニウム)型」(プルトニウム239)の2種類の原子爆弾を日本へ投下!

昨 年8月6日に「平和と安全を求める被爆者たちの会」は、「広島市平和記念式典で読まれないもう一つの平和宣言」を読み上げましたが、広島市長の「核の傘か らの離脱」などの「平和宣言」とは全く異なる素晴らしい宣言で、本ブログには投稿文字数に制限がありますので動画をご覧下さい。

 

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↑ 広島市平和記念式典で読まれないもう一つの平和宣言にある、「骸(むくろ)になった幼い妹を背負い、直立不動で焼き場に立つ少年」

「原爆投下は悪くない、謝らない。むしろ謝れ。Remember Pearl harbor」(動画)http://youtu.be/EU4iv_JB9s4

米国による原爆投下は国際法に反した民間人大虐殺の戦争犯罪で、米国側が主張する原爆投下により戦争終結が早まり多数の命が救われたは大嘘で、米国は真実を認めて謝罪すべきです。

良識ある日本国民の皆様、米国による原爆投下についてご考慮下さい。

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