子、匡(きょう)に畏(い)す。曰く、文王、既に没し、文、茲(ここ)にあらずや。天の将に斯文(しぶん)を喪(ほろ)ぼさんとするや、後死の者、斯文に与(あず)かるを得ざらしめん。天の未だ斯文を喪ぼさざるや、匡人、其れ予(われ)を如何せん。 . . . 本文を読む
私は全然政治的な人間でもないし、学生時代に生徒会長に立候補するようなタイプでもなかったんです。でも、歴史の真実を知り、理不尽な裁判などを通じて、もう黙っていられなくなった。言いたいことが溢れ出てきて止まらなくなったんです。だから弁護士から政治家への道を選んだのです。 . . . 本文を読む
何が正義かは時代とともに移り変わり、昭和12年当時正義であった戦争が平和な今、侵略戦争と批判され、いかに多くの敵兵を倒すかが賞賛された時代にもてはやされた武勇伝は残虐行為の象徴となりました。しかし「何が正義か」は時代とともに移り変わったとしても「何が事実であるか」は昭和12年も今も変わることはありません。(百人斬り裁判、最終弁論より) . . . 本文を読む
舜(しゅん)に臣五人あり、而して天下治まる。武王曰く、予に乱臣十人あり、と。孔子曰く、才難しとは、其れ然らずや。唐虞(とうぐ)の際、斯に於いて盛んとなす。婦人あり、九人のみ。天下を三分して其の二を有(たも)ち、以て殷(いん)に服事す。周の徳は、其れ至徳と謂うべきのみ。 . . . 本文を読む
子曰く、大なるかな、堯(ぎょう)の君たるや。巍巍(ぎぎ)たるかな、唯だ天を大なりと為し、唯だ堯のみこれに則(のっと)る。蕩蕩たるかな、民能くこれに名づくるなし。巍巍たるかな、其の成功あるや。煥(かん)として、其れ文章あり。 . . . 本文を読む
チンギスハンに関する展示を延期する、とフランス西部のナント歴史博物館が12日に発表した。来春に開幕予定だった展示について中国の政治的検閲が次第に度を越してきたのが理由だと伝えられている。国際社会の文化活動に粗暴に干渉した中国のあしき実例がまたもや増えたことになる。 . . . 本文を読む
冉有(ぜんゆう)曰く、夫子は衛君(えいくん)を為(たす)けんか。子貢(しこう)曰く、諾(だく)。吾れ将にこれを問わんとす、と。入りて曰く、伯夷(はくい)、叔斉(しゅくせい)は何人(なんびと)ぞや。曰く、古の賢人なり。曰く、怨みたるか。曰く、仁を求めて仁を得たり。又た何をか怨みん。出でて曰く、夫子は為(たす)けざるなり。 . . . 本文を読む
子曰く、篤く信じて学を好み、死を守りて道を善くす。危邦(きほう)には入らず、乱邦には居らず。天下道あるときは見(あら)われ、道なきときは隠る。邦に道ありて、貧にして且つ賤しきは恥なり。邦に道なくして、富み且つ貴きも恥なり。 . . . 本文を読む
鈴木重光(すずきしげみつ)(1655年没)は、江戸前期の徳川の幕臣で、文筆もよくしました。後に出家して正三(しょうさん)と号し禅を修め、「二(仁・に)王禅(おうぜん)」というユニークな禅風をひろめます。彼の代表作に『万民徳用(ばんみんとくよう)』があります。この書はその名が示すように、武士をはじめ一般庶民の生活の指針となる教えを説いています。 . . . 本文を読む