ミクロの世界は顕微鏡の発明まで証明されなかった。魂の存在も、“魂鏡”の発明まで証明されないだろう。ところが、魂的な次元の何かが私たち人間の一部をなしていることは、なんとなくわかっている。見るまでは信じない人は多い。しかし、信じるからこそ見えてくることがあるのだ。 . . . 本文を読む
宇宙の力は、これまでにさまざまな奇跡を生み出してきた。その力は今も健在なのだ。過去に奇跡を実現した人々のパワーは、今の私たちにも与えられている。一度この力を知り使えば、人生は素晴らしい奇跡の香りであふれてくるのだ。だから、「ひょっとしたら自分にできるかもしれない」と内側で思える信条に、率直に自分の心を開くこと、まず心の中で可能だと思うことが必要なのである。それなくして現実的可能性は生まれないからだ。 . . . 本文を読む
自分の弱点についていくら考えても、弱点はなくなりはしない。また、今までの自分の自滅的な行動を克服しようとどのようにがんばってみても、あなたの内側にすばらしい奇跡を生み出せるような調和がもたらされることもないのだ。この調和を自分の中に生み出す方法はただ一つ。弱点を自分の後ろに置き去りにして、新しい自分へと続く道の門を通り抜けて歩き出す以外にはないのである。 . . . 本文を読む
宇宙全体は知恵の体系をなしている。あなたの肉体という宇宙は、驚くべき完全さで動いている数多くの体系からなっており、これもまた知恵の体系なのだ。あなたの思考や感覚など目に見えない部分も、あなたという知恵の体系の一部である。この知恵は目に見えないので、好きなレッテルを貼ることができる。これまでどれだけの言葉がレッテルとして考え出されてきたことか。 . . . 本文を読む
米国人であるキーナン検事は、マッカーサー長官の意を汲んで法廷に立っていた。裁判長は豪州の最高裁判事ウェッブである。ウェッブはヒロヒトを戦犯とすべきだという考えの持ち主だった。キーナン検事はウェッブ判事を牽制し、天皇を免訴にすべく画策するのである。日本の占領統治は、天皇を利用することなしには不可能であるというのがマッカーサーの考えであり、キーナン検事はその思惑を審理の展開のなかで実現しなければならなかった。 . . . 本文を読む
