電脳筆写『 心超臨界 』

つぎの目標を設定したり新しい夢を描くのに
年を取りすぎていることなどけっしてない
( C・S・ルイス )

名言との出合い 2012年 5月

2012-05-31 | 10-名言との出会い
あなたは自分がやると考える以上のことを知っている ( ベンジャミン・スポック ) You know more than you think you do. ( Benjamin Spock ) . . . 本文を読む

アメリカの国防長官だったヘンリー・L・スティムソンが宣教師の代弁者として出てくる――古荘光一さん

2012-05-22 | 04-歴史・文化・社会
柳条湖事件の発生は、蒋介石のスパイが察知していたようだ。対応策として、奉天にいたアメリカ人宣教師を動かした。宣教師はシャーウッド・エディーといい、事件当日の夜、アメリカ、イギリスの有力政治家に電報をうち、現場での情報は《支那人の攻撃による挑発なしに、日本軍が事前に練り上げ、注意深く用意された攻撃》を示していると伝えた。 . . . 本文を読む

ソ連の出方によっては第二次日露戦争もありうると覚悟していた――古荘光一さん

2012-05-18 | 04-歴史・文化・社会
戦後に流布した説には、満州事変の背景として、1920年代から続いていた“資本主義世界の経済恐慌”を強調するものがあった。当時の日本はたしかに苦しんでいた。その状況を打破するため、日本は満洲を狙ったというのだ。しかし、満洲にいた日本の軍首脳は、東アジアを共産化しようとするソ連の野望から、日本と支那をいかに防衛するかに心を砕いていたのだ。 . . . 本文を読む

君子と小人を判別する基準は、他人との比較ではなく、その人の中にあります――伊與田覺さん

2012-05-16 | 03-自己・信念・努力
戦後の日本は経済至上主義に傾いたため、戦前はそれほど地位の高くなかった大蔵省(現・財務省)が重要になり、大蔵大臣を務めることが総理になる前提のような時期もありました。そのため、本であるべき徳よりも財が重視され、国政にも反映されてきたわけです。 . . . 本文を読む

いつから日本人は責任を取ることを怖がり、嫌がるようになったのか――渡部昇一教授

2012-05-14 | 04-歴史・文化・社会
敗戦の時には、みずから進んで連合軍に名乗り出て、死刑になった人がたくさんおりました。実際には部下がやったことでも、「それを許したのは自分の責任である」と言って、何も弁明せずに従容(しょうよう)として殺された人も少なくからずおります。いわゆるB・C級戦犯(注)として裁かれた人の多くは、そういう人たちなんです。 . . . 本文を読む

満州事変は、蒋介石の陰謀や溥儀の野望が呼び水だった――古荘光一さん

2012-05-10 | 04-歴史・文化・社会
溥儀によると、柳条湖事件のあと、蒋介石は再三にわたって張学良に電報を打ち、「事件の拡大を避けるため、絶対に抵抗するな」と命令した。少兵力の日本軍が、満洲ばかりか内蒙古の一部まで占領できたのはそのためだ。 . . . 本文を読む

共産党の活動区域が支那本部だけでなく、満洲にも及んでいた点は見逃せない――古荘光一さん

2012-05-04 | 04-歴史・文化・社会
張学良を退治したソ連軍はハバロフスクの駐屯地に引き揚げたが、満州はソ連が好きなときに占領できる軍事的空白地帯になった。日本軍は警戒心を掻き立てられた。空白地にソ連が再度進出すれば、ソ連による支那包囲網が完成するからだ。 . . . 本文を読む