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電脳筆写『 心超臨界 』

強みは物理的な能力がもたらすものではない
それは不屈の信念がもたらすものである
( マハトマ・ガンディー )

不都合な真実 歴史編 《 戦争を見るうえでも「宗教」は重要――渡辺惣樹 》

2025-03-14 | 04-歴史・文化・社会
20年に及ぶブログ活動の集大成 → <a href=https://blog.goo.ne.jp/chorinkai/e/3d8eb22fad45ce7b19d6a60e8a70b7e7" target="_blank">★仏様の指
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1937年はアメリカの対中輸出のおよそ6倍(対日:2憶8837.8万ドル、対中:4969.7万ドル)の時期だっただけに実業界としては日本とうまくやりたかった。しかし、それを宣教師たちが本国の組織に働きかけて覆してしまったのです。したがって、日中戦争史を考えるうえで、宗教はものすごく重要です。南京大虐殺の虚構も宣教師団体の反日プロパガンダが生んだと言って良い。


◆戦争を見るうえでも「宗教」は重要

『戦後支配の正体1945-2020』
( 宮崎正弘&渡辺惣樹、ビジネス社 (2020/4/3)、p149 )

【渡辺】 宗教勢力の動きは国際情勢を見るうえでも歴史を見るうえでも非常に重要なファクターです。このことは多くの歴史学者が指摘しているにもかかわらず、先の戦争の解釈になると見逃している。

1937年から39年にかけて日本と中国は泥沼の長期戦に突入しますが、当時中国には蒋介石の国民党とソビエトの共産主義勢力のほかに、米国からやってきた宣教師団体がありました。彼らにとっては中国は巨大な「マーケット」でした。37年には長老派の宣教師だけで2500人もいたといいます。そして日本嫌いの中国人の心情に気づくと、それに乗じて日本を批判する立場に立った。ロックフェラー財団、YMCA、YWCAなどの組織から提供された豊富な資金をもとに、蒋介石を擁護し日本を徹底的に叩くプロパガンダをアメリカ本国に発信し続けた。

1937年はアメリカの対中輸出のおよそ6倍(対日:2憶8837.8万ドル、対中:4969.7万ドル)の時期だっただけに実業界としては日本とうまくやりたかった。しかし、それを宣教師たちが本国の組織に働きかけて覆してしまったのです。

したがって、日中戦争史を考えるうえで、宗教はものすごく重要です。南京大虐殺の虚構も宣教師団体の反日プロパガンダが生んだと言って良い。

【宮崎】 ジョン・マギーという有名な牧師が東京裁判でした出鱈目(でたらめ)な証言は有名ですね。日本軍による南京虐殺の実態を証言するのですが、本人が直接目撃したのは1件しかなくほかはすべて伝聞にすぎない。その1件も日本兵に誰何(すいか)されて逃げた中国兵を射殺したというものです。しかしこの証言はいまでも中国共産党が宣伝文書に利用しています。

当時ドイツのシーメンス社社員ジョン・ラーベなども南京の安全区にいましたが、滞在していた外国人のリストが出てきた。なんと14人のアメリカ人は全員が宣教師だった。反日プロパガンダを展開した中心にいたのがラーベです。

【渡辺】 1929年に蒋介石はキリスト教に改宗します。宗教勢力は使えると思ったのでしょう。ああいう先を見た動きというのは中国人はたいしたものです。南京問題については、東中野修道(ひがしなかのしゅうどう)先生(亜細亜大学教授)らが丹念に原資料を当たって研究してくれました。頭が下がります。

【宮崎】 蒋介石が本妻を捨てて宋美齢(そうびれい)と一緒になったのもその一環でしょう。宋美齢は英語を使えたし、キリスト教徒です。子供のころから米国に渡り、大学はウェズリーです。あのヒラリー・クリントンも学んだ米エスタブリッシュメント御用達の女子大学です。その宋美齢が得意の英語を駆使してルーズベルト以下のワシントン要人を丸め込み、アメリカ社会に同情心を喚起できなかったら、蒋介石の対日戦略は大いに違っていたはずです。

ところで、中国には蒋介石別荘というのがたくさんあって、じつはこれみんな宋美齢の持ちものなのですが、行ってわかるのは夫婦別室なのです。お風呂も違う。つまり夫婦関係はなかった。典型的な偽装結婚ですよ。
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