電脳筆写『 心超臨界 』

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( C・S・ルイス )

不都合な真実 歴史編 《 コミンテルンが日本国憲法を作る――中西輝政 》

2024-05-24 | 04-歴史・文化・社会
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■超拡散『南京問題終結宣言がYouTubeより削除されました』
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戦後日本をかたちづくった憲法、教育基本法、皇室典範はいずれもコミンテルンによる「日本潰し」の長期戦略が背景にありました。日本の国力が復活するのを恐れ、潰しにかかったのはアメリカだけではない。一層深いところでソ連が関わっていました。ここにきて戦後日本の問題の本質が初めてはっきりしてきたわけです。


◆コミンテルンが日本国憲法を作る

〔対談〕中西輝政&八木秀次
◎立ち返るべき『この国のかたち』――国家の品格をどう取り戻すか」
『致知』2006年10月号 特集・いまここにある日本の危機 )

【中西】この現実を変えるには、憲法や教育基本法の早速な改正が不可欠です。これらの制定にはGHQが関わっているわけですが、私は国際関係を専門に研究してきた立場から情報活動の歴史を調べるうちに、日本国憲法は「GHQ憲法」というより、むしろ「コミンテルン(共産主義の国際組織)憲法」であることが分かってきました。

【八木】ソ連が関わっていた。

【中西】例えば、GHQで占領政策を進めたハーバート・ノーマンはコミンテルンのエージェントとしてモスクワに操縦されていた人間です。今年亡くなった経済学者の都留重人(つるしげと)らと結んで、非常にディープで謀略的な共産主義がGHQの占領政策を規定していたんです。この辺の話は最近出た工藤美代子氏の『われ巣鴨に出頭せず』(日本経済新聞社)が明らかにしています。

戦後日本をかたちづくった憲法、教育基本法、皇室典範はいずれもコミンテルンによる「日本潰し」の長期戦略が背景にありました。日本の国力が復活するのを恐れ、潰しにかかったのはアメリカだけではない。一層深いところでソ連が関わっていました。ここにきて戦後日本の問題の本質が初めてはっきりしてきたわけです。

【八木】ベルリンの壁が崩壊した直後くらいから、これからは左翼がかたちを変えて生き残るだろう、いくつかのテーマに特化するだろうといわれていましたが、その一つが歴史認識の問題でした。案の定そうなったわけですが、なぜそんなことをやるかといえば、彼らは冷戦の敗者なんですね。その敗者が大東亜戦争を持ち出せば、少なくとも価値観の上では勝者になれる。ここに敗者が勝者と入れ替わるというトリックがあり、皆まんまとそれに引っ掛かっているわけです。

だから本来なら自分たちの価値観を自己批判しなくてはならない人たちが逆に日本を自己批判に追い込んでいる。彼らのイデオロギーは温存されたままということです。

中西さんの日本国憲法はコミンテルン憲法という指摘は私にも大いにうなずくところがあります。以前そのことを実証的に裏付けたことがあるんですが、日本国憲法はスターリン憲法を最も参考にしているし、そこから取った条文もたくさんあります。

【中西】そのとおりですね。

【八木】例えば「勤労の義務」です。大体勤労を国民の義務にする憲法を持っている自由主義の国はほかにありません。どういう働き方をしようが、納税の義務さえ果たせばそれでいいわけですから。全国民がプロレタリアートという社会主義国では必ず勤労の義務が憲法に規定されています。それから「休息の権利」ですね。これはスターリン憲法からそのまま取ってきたことの裏づけです。いずれにせよ日本国憲法はコミンテルン色が極めて強いことを認識しなくてはいけません。

左翼の人たちは1970年代までは日本革命を想定していて、日本国憲法はその手引書でもありました。しかし、ソ連崩壊によりそれができなくなった。ではどうするか? 現憲法を使いながら徐々に社会主義化しようといういまの動きがそれです。もちろん国民の大半はそのことに気づいてはいません。
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2 コメント

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不都合な真実 (G3:橘 正弘)
2006-09-16 21:26:03
 ご無沙汰しています。お変わりもなく着々と更新を続けておられることに心から敬意を表します。中西・八木両教授の対談とは「知致」ならではの好企画ですね。

 この夏、禁断の書といわれている伊藤 貫著『中国の「核」が世界を制す』(PHP研究所)を読み、外交や国防・安全保障問題の基礎知識と認識不足を思い知らされました。それ以来、にわか勉強をはじめています。

安倍信三著『美しい国へ』を買い込んで、弟分たちに勧めたり、友好ブログ「博士の独り言」や「正論」「諸君」などから仕入れた話題を話し合ったりしていると、結構若者たちと意気投合できるものです。「あとは野となれ、山となれ」という気楽な老後は当分お預けです。

 最近、続発している不都合な真実は、日本国憲法と教育基本法を根本的に見直ししなければ解決できないと思うようになりました。

このところブログの更新をサボリがちですが、メールやコメントなどで意見交換を楽しんでいます。

季節の変わり目です、ご自愛ください。G3:橘 正弘
どんぶりの水 (chorinkai)
2006-09-18 17:43:48
橘 正弘 さま



いつも暖かく見守っていただきまして、ありがとうございます。



いままで日本がなぜこれ程までに自虐的な教育しかできなかったのか、少しずつその謎が解けてきたように思います。



私のブログはせいぜいどんぶりの水程度ですので、somethig-greatさんのひとかきからいつも大きな活力をいただいております。今後ともよろしくお願い致します。

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