「東京裁判史観(自虐史観)を廃して本来の日本を取り戻そう!」
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する。
( 心が臨界質量を超えるとは → http://tinyurl.com/5kr6f )
( 東京裁判史観とは → https://tinyurl.com/ugz9qah )
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▼▼▼ 緊急情報 ▼▼▼
★【水間条項TV】5月9日・10日に武漢と東京・大阪直行空路・航路新たに開通
★【レコード・チャイナ】武漢から日本へ、水運と航空の直航貨物輸送ルートが続々開通
★【ANA Cargo】5月貨物臨時便のお知らせ
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《 いま注目の論点 》
★感染症の「有志情報同盟」構築を――島田洋一さん
★中国礼賛の価値や戦略改める時――楊海英さん
★中国の政治宣伝は逆効果――松田康博さん
★深刻な格差 「共生の道」探れ――ボリス・シリュルニク氏
★怒り買う中国戦狼外交――三井美奈さん
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「樋口中将 日本守った」――北海道で広がる評価
【 産経新聞 R02(2020).05.16 】
樋口季一郎(ひぐち・きいちろう)
明治21年、兵庫県生まれ。旧陸軍中将。ハルピン特務機関長当時の
昭和13年、ユダヤ難民救出に尽力した。17年、司令官として札幌へ
赴任。アッツ島の戦闘やキスカ島撤退も指揮した。
《 終戦時 旧ソ連侵攻を阻止 》
先の大戦の終戦時、千島列島などで旧ソ連軍との戦闘を指揮した旧陸軍の樋口季一郎中将(1888~1970年)を「北海道への侵攻を阻止した」と評価する動きが広がっている。樋口中将はユダヤ難民救出に尽力したが足跡は知られておらず、有志が今秋にも北海道石狩市に記念館を開設する。
昭和20年8月9日、日ソ中立条約を破って満州に侵攻した旧ソ連軍は、日本の降伏表明後も各地で戦闘を継続。樋口中将は司令官として千島列島や南樺太での自衛戦闘を決断した。
千島列島北東端のシュムシュ島(占守(しゅむしゅ)島)では日本軍が終始優勢に展開したものの、双方に多数の死傷者を出した。停戦後に捕虜となった日本兵はシベリアに抑留。無用な戦闘との指摘もあるが、近年は旧ソ連軍の侵攻を阻止し、ドイツのように分断されるのを防いだとする見方が強まった。
ナチスの迫害から逃れてきたユダヤ人を満州国に受け入れ、脱出路を開いたという逸話もある。多くのユダヤ人を救った外交官の杉原千畝(ちうね)氏になぞらえ、「もう一人の杉原」とも呼ばれる。
孫の樋口隆一・明治学院大名誉教授(74)は今春、遺稿集「樋口季一郎の遺訓」を刊行。祖父の実像を「何が正しいかを見極めて判断する客観主義。戦死者への贖罪(しょくざい)の気持ちが強かった」と語る。
記念館を開設するのは北海道古民家再生協会理事の三上武樹さん(57)と協会の仲間ら。「北海道と日本を守った功績を後世に伝えたい」と昨年7月、準備委員会を設立。遺品や資料を探して足跡をたどった。戦後一時隠棲(いんせい)していた小樽市の関係者宅で写真や資料が見つかり、「大切に保管され、慕われていた証」とみている。9月にも開館し、パネルのほか愛用の机も展示する予定だ。
歴史の掘り起こしが進む背景には、戦没者遺族らの願いもある。樺太出身者でつくる樺太豊原会の出口吉孝会長(79)は昨年、元兵士や遺族らと「占守島追悼戦没者慰霊の会」を札幌市で発足。「遺族は父や兄弟が『犬死にした』とされ、苦しんできた。生きているうちに戦闘と樋口中将をきちんと評価したい」と戦闘を語り継いでいる。
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する。
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《 いま注目の論点 》
★感染症の「有志情報同盟」構築を――島田洋一さん
★中国礼賛の価値や戦略改める時――楊海英さん
★中国の政治宣伝は逆効果――松田康博さん
★深刻な格差 「共生の道」探れ――ボリス・シリュルニク氏
★怒り買う中国戦狼外交――三井美奈さん
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「樋口中将 日本守った」――北海道で広がる評価
【 産経新聞 R02(2020).05.16 】
樋口季一郎(ひぐち・きいちろう)
明治21年、兵庫県生まれ。旧陸軍中将。ハルピン特務機関長当時の
昭和13年、ユダヤ難民救出に尽力した。17年、司令官として札幌へ
赴任。アッツ島の戦闘やキスカ島撤退も指揮した。
《 終戦時 旧ソ連侵攻を阻止 》
先の大戦の終戦時、千島列島などで旧ソ連軍との戦闘を指揮した旧陸軍の樋口季一郎中将(1888~1970年)を「北海道への侵攻を阻止した」と評価する動きが広がっている。樋口中将はユダヤ難民救出に尽力したが足跡は知られておらず、有志が今秋にも北海道石狩市に記念館を開設する。
昭和20年8月9日、日ソ中立条約を破って満州に侵攻した旧ソ連軍は、日本の降伏表明後も各地で戦闘を継続。樋口中将は司令官として千島列島や南樺太での自衛戦闘を決断した。
千島列島北東端のシュムシュ島(占守(しゅむしゅ)島)では日本軍が終始優勢に展開したものの、双方に多数の死傷者を出した。停戦後に捕虜となった日本兵はシベリアに抑留。無用な戦闘との指摘もあるが、近年は旧ソ連軍の侵攻を阻止し、ドイツのように分断されるのを防いだとする見方が強まった。
ナチスの迫害から逃れてきたユダヤ人を満州国に受け入れ、脱出路を開いたという逸話もある。多くのユダヤ人を救った外交官の杉原千畝(ちうね)氏になぞらえ、「もう一人の杉原」とも呼ばれる。
孫の樋口隆一・明治学院大名誉教授(74)は今春、遺稿集「樋口季一郎の遺訓」を刊行。祖父の実像を「何が正しいかを見極めて判断する客観主義。戦死者への贖罪(しょくざい)の気持ちが強かった」と語る。
記念館を開設するのは北海道古民家再生協会理事の三上武樹さん(57)と協会の仲間ら。「北海道と日本を守った功績を後世に伝えたい」と昨年7月、準備委員会を設立。遺品や資料を探して足跡をたどった。戦後一時隠棲(いんせい)していた小樽市の関係者宅で写真や資料が見つかり、「大切に保管され、慕われていた証」とみている。9月にも開館し、パネルのほか愛用の机も展示する予定だ。
歴史の掘り起こしが進む背景には、戦没者遺族らの願いもある。樺太出身者でつくる樺太豊原会の出口吉孝会長(79)は昨年、元兵士や遺族らと「占守島追悼戦没者慰霊の会」を札幌市で発足。「遺族は父や兄弟が『犬死にした』とされ、苦しんできた。生きているうちに戦闘と樋口中将をきちんと評価したい」と戦闘を語り継いでいる。