電脳筆写『 心超臨界 』

つぎの目標を設定したり新しい夢を描くのに
年を取りすぎていることなどけっしてない
( C・S・ルイス )

◆「進歩的文化人」という名の国賊《 大塚久雄——近代日本を全否定した国賊 》

2024-06-02 | 05-真相・背景・経緯
日本の近代史を批判したり弾劾したり嘲弄(ちょうろう)したりわが国を蔑(ないがし)ろにした論客は無数にいます。しかし、近代日本の達成を情(なさけ)容赦なく零(ゼロ)と決めつける、これほどまでに冷酷な裁定は、ひとり大塚久雄の比類なき独創でありましょう。1章でも述べたとおり、「近代科学成立の基盤たる合理性も見出されない」という峻厳きわまる断罪は、典型的な一例です。 . . . 本文を読む

◆「進歩的文化人」という名の国賊《 大江健三郎に対する追補——天皇制廃止を外国で語る売国奴 》

2024-06-02 | 05-真相・背景・経緯
私は、自分の思うところにひたすら熱心に行動する人間には好意を持つ。そして、口先だけで実行を伴わない人間は軽蔑する。だから、大江が天皇制廃止こそが日本を幸福に導く道であると信じるのは勝手だ。それなら、粉骨砕身おやりなさい。身を粉にして日本国民に語り、訴えかけ、堂々の論陣を張り、天皇制が顔色をなくし退位すると言い出すまで、とことん追い詰めてもらいたい。しかし、大江はそれは一切やらない。少なくとも国内ではやらない。そして、外国へ出掛けていって、それを喋(しゃべ)り立てる。 . . . 本文を読む

◆「進歩的文化人」という名の国賊《 大江健三郎——国家間の原理を弁えない謝罪補償論者 》

2024-06-02 | 05-真相・背景・経緯
ここに大江健三郎の企んだ嘘があります。彼が唱えているのは献金論であり奉納論なのです。それを賠償という言葉にすりかえたのが、彼一流の詐術(トリック)なんですね。この場合、事柄が賠償ではありませんから、相互に話し合うわけにもいかんでしょう。したがって、金額は日本側で決めなければなりません。大江健三郎の案では、それはいくらなんでしょうか。どれほど出したら万事解決ということになるかを、大江健三郎は算出し公表する義務があります。 . . . 本文を読む

◆「進歩的文化人」という名の国賊《 坂本義和——日本を経済的侵略国家と断定する詭弁家 》

2024-06-02 | 05-真相・背景・経緯
50年以上まえの映像(イメージ)を現代にかぶせて見る坂本義和は、日本が途上国から、先方が希望し納得する価格で、鉄鉱石をはじめとする資源を買っている、という通常の商業行為が、どうにも理解できないんですね。途上国のほうこそ、先進国が資源を買ってくれなければ経済が成りたたないので、積極的に売りたいと願っているという現実も、これまた完全に視野の外です。彼には、適正価格による「購買」という概念がなく、それを「支配」というおどろおどろしい言葉にわざと言い換えます。なんとも、しつこい日本への憎しみですね。 . . . 本文を読む

◆「進歩的文化人」という名の国賊《 向坂逸郎——最も無責任な左翼・教条主義者 》

2024-06-02 | 05-真相・背景・経緯
向坂逸郎においては、資本主義は必ず何度も戦争する、というひとつおぼえの教条(どぐま)が頭にあるだけなんですね。だから、その信ずるところにしたがって、「三度(みたび)世界大戦が起こる」と荘重に予言あそばすわけです。資本主義はたえず戦争を惹き起こす。それに対して、共産主義は世界に完全な平和をもたらす、という根拠のない思いこみだけで議論したつもりになっているのですから、なんとも手のつけようもない石頭です。共産主義の教科書でおぼえたご託宣を、そのまま飽きずに繰り返している〝すりきれた音盤(レコード)″みたいな人でした。 . . . 本文を読む

◆「進歩的文化人」という名の国賊《 竹内好——その正体は、北京政府の忠実な代理人(エージェント) 》

2024-06-02 | 05-真相・背景・経緯
いっとき共産主義者が唱えた迷文句に、「帝国主義国(自由経済諸国を指す)が核実験でまきちらす灰は黒く汚れているが、共産主義国が核実験で生みだす灰は白く清らかである」という抱腹絶倒の珍論がありました。しかるに竹内好は百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)一歩を進めて、アメリカやソ連が保有する核兵器は核戦争の可能性をはらんでいるが、北京政府が持つであろう核兵器は、これだけは例外的に格別に、核戦争を防ぐ力になる、と保証したわけです。 . . . 本文を読む

◆「進歩的文化人」という名の国賊《 加藤周一——祖国をソ連に売り渡す“A級戦犯” 》

2024-06-02 | 05-真相・背景・経緯
昭和56年、ソ連がまだ健在であった時に執筆されたソ連従属論には一片のおふざけもなく、文章を一貫する真面目な調子から見て、完全に本気で真剣であること疑いを容れる余地がありません。そして、はっきりと意識的に歴史上の事実を巧妙に隠蔽し、日本国民を欺きながら説得しようと、舞文曲筆(ぶぶんきょくひつ)(文辞をもてあそび、事実を曲げて書くこと)の努力を重ねています。このとき加藤周一はなにがなんでも読者を言いくるめようと努めていました。 . . . 本文を読む

◆「進歩的文化人」という名の国賊《 久野収——恫喝が得意な権力意識の化身 》

2024-06-02 | 05-真相・背景・経緯
当時の『思想』は泣く子も黙る、葵(あおい)のご紋章の入った印籠でした。そういう時代のまっただなかにおいて、久野収は、俺は『思想』の編集顧問なんだぞ、と学者や評論家を恫喝したのです。文壇に確乎たる地位を占めていた伊藤整であっても、『思想』に書かせるかどうかの判断は久野収の胸三寸にあるのです。いわんや、これからなんとかして『思想』に拾われたいと願っている論壇二軍の大勢に対して、久野収のこのなにげない一言は、電流のように行きわたったでしょうね。 . . . 本文を読む

◆「進歩的文化人」という名の国賊《 安江良介——金日成に無条件降伏の似非(えせ)出版人 》

2024-06-02 | 05-真相・背景・経緯
安江良介が最も尊敬していた、と言うよりも尊敬以上に私淑し、崇拝していたのが金日成でありました。昭和51年3月、平壌(ピョンヤン)で金日成に会った時、もちろん安江良介は「金日成主席」と呼びます。安江良介は大韓民国をけっして韓国と呼ばず、金日成による敵対侮蔑(ぶべつ)語の口真似をして「南朝鮮当局者」と言うのですが、その「南朝鮮当局者」に対する金日成の論難をうやうやしく承(うけたま)わって、心から「感動」します。 . . . 本文を読む

◆「進歩的文化人」という名の国賊《 横田喜三郎——栄達のため、法の精神を蹂躙した男 》

2024-06-02 | 05-真相・背景・経緯
法の精神に即して言えば、パール判事の『日本無罪論―真理の裁き―』(田中正明編、昭和27年5月3日・太平洋出版社)が最も正しく、横田喜三郎の『戦争犯罪論』は理屈にもなっていない暴言放言の羅列です。横田喜三郎は恥も外聞もなく、いちはやく進駐軍のご機嫌をうかがって、戦後の学界における自分の卓越した位置をかためたかったのでありましょう。 . . . 本文を読む

◆「進歩的文化人」という名の国賊《 丸山眞男——国民を冷酷に二分する差別意識の権化(ごんげ) 》

2024-06-02 | 05-真相・背景・経緯
丸山眞男は、岩波文化と講談社文化、という謳(うた)い文句を種本(ネタ)にして、この並称を価値観念の油で揚(あ)げる料理法を発明したのです。すなわち、岩波文化の享受者を「本来のインテリゲンチャ」と呼んで持ちあげ、講談社文化の圏域に属する連中を「疑似インテリゲンチャ」と腐(くさ)して、思いっきり見下げる対位法を奏(かな)でたわけです。 . . . 本文を読む

◆「進歩的文化人」という名の国賊《 鶴見俊輔——「ソ連はすべて善・日本はすべて悪」の扇動者(デマゴーグ) 》

2024-06-02 | 05-真相・背景・経緯
まことにものは言いよう、ですなあ。共産主義ソ連が戦争終了にもかかわらず、捕虜を無法にも引っ捕えてシベリアに連行して監禁し、「長いあいだ」苛酷な強制労働を課した。この残忍な事実を、けっして事実として認めない、鶴見俊輔のこの熱烈な弁護の志向は感嘆に値します。共産主義ソ連が帰らせなかったのではなく、日本人が「帰ってきませんでした」と言いくるめる語法の見えすいた苦しさ。鶴見俊輔の言い方は、日本人捕虜60万人が60万人全員の意向によって帰りたくなかったのだとほのめかしているようにも受けとれます。 . . . 本文を読む

◆「進歩的文化人」という名の国賊《 大内兵衛――「日本は第二次大戦の主犯」と言う歴史の偽造家 》

2024-06-02 | 05-真相・背景・経緯
わが国を、是が非でも罪悪国に仕立てあげようと、虚偽の証言をいやというほど積みかさね、屁理屈のかぎりをつくして日本の罪を数えあげたあの無法な「東京裁判」においてすらも、「日本は第二次世界戦争の火つけ人であった」などという極端な断罪は、全法廷を通じて一度も思いつきさえされませんでした。東京裁判を構成したあの鬼検事たちが、もしこの文章を読む機会があったら、なぜもっと早く、その断言を世間に公言しながら証人台に立ってくれなかったのかと口惜しがったことでしょう。 . . . 本文を読む

◆日本の左翼だけが“国賊”となった不思議

2024-06-02 | 05-真相・背景・経緯
進歩的文化人のほとんどは反日的日本人です。そしてもちろん、彼らは共産主義者またはその同調者あるいは追随者です。では、それぞれの国にいるたくさんの共産主義者は、彼らの祖国を国家全体として罵倒し、国民を軽蔑し、歴史をさかのぼって、古代以来、中世以来の祖国の歩みを、暗黒であった、罪悪であったと、ひたすら論じたてているでしょうか。申すまでもありますまい。答えは全面的に、決定的に、否(いな)、です。 . . . 本文を読む

◆反日的日本人の正体とはなにか

2024-06-02 | 05-真相・背景・経緯
本書では、この人は平素から怪(け)しからんというような、概評は一切いたしませんでした。特定の人物が、内輪でのささやきとしてではなく、公開の活字にした文言(もんごん)だけに限って採りあげました。そして出所(でどころ)のはっきりした、公表された言論の中から、原文のまま、ひとめで反日的と受けとれる発言を列挙しました。証拠をはっきり示さないで批判してはいけませんものね。 . . . 本文を読む