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安心のチューニング

2020-03-24 03:18:18 | ブレーキ整備
若い頃から好き放題をして、無理をしての生活でした。結果、糖尿と言う病気になってしまって、全く無理が全く効かなくなった身体は悲鳴をあげました。
そんな事から、一時仕事を中断しました。
仕事から離れて9ヶ月が経過しました。仕事をしていなくても整備の質を向上する為にはどの様な工夫をすれば良いか?何時も考えている中で、
街に駐車している目につく車両があればついつい気になってホイールの中を覗いていました。
特に多ポッドタイプのキャリパー(2~6ポッド)は非常に興味がありました。車は高級になっているのに、進歩も進化も素晴らしいのに、
ブレーキは殆ど進化はしておりません。勿論、見た目の格好良さは確かに進んでいる様に見えますが、「引き摺り-制動力ま低下-鳴き-耐摩耗性)等々の
本当に必要な安全性の高い、しかも、ブレーキを必要とした時のディスクブレーキの不具合は殆ど解決されていないのが現状です。

身体の事も考えなければならないのですが、少し良くなっているので、又、改めて仕事に打ち込もうと思っております。
中断しても依頼をして下さる大切なお客様の為にも、1日も早く準備をしなければと、走り廻る事は出来ませんが、無理をせずに歩いて準備に向かっております。

折角開発された多ポッドタイプのキャリパーが、ブレーキメーカーから自動車メーカーに持ち込まれて、新たな車両に取り付けられて街中を走る様になっているのですが、
ユーチュウブ等を見ても、高価な車がブレーキの不具合で大きな事故を発生させています。
誰も、何処も、ブレーキメーカーも自動車メーカー等も何ら責任の無い状態になっています。

言葉として正しいか?多くの方から批判を浴びる事になると思いますが、現在のブレーキメーカー及び自動車メーカーは、出荷しているディスクキャリパー&ドラムブレーキが
最高の物として新車に取り付けられていますが、大きな欠点がある事も知らなくてはならないと思います。
その上で、ドライバーの安全を考えるのであれば、もっと完全な商品にして行かなくてはならないと思います。
改めて、より高い安全性の制動力、不具合の発生する事の無い、高価な車に乗られているユーザーが最高に満足が得られるブレーキを目指して、改めて進んで行く
所存です。

ssbs

2019-10-30 23:18:34 | ブレーキ整備
今日で10月も終わりになります。久し振りの投稿です。
今まで約9年間、葛飾区の新小岩という所で整備の仕事をさせて頂いて来ました。
ここ数年、糖尿病の具合がちっとも良くならなくて、辛(つら)い日々を過ごしておりましたが、一旦止めなければならない状態になっていました。
そんな事で6月一杯で仕事を終わらせて頂きました。
そして、知人の関係で茨城県のとある所に住ませて頂いております。
いゃー、田舎だな!と思いました。しかし、町を歩いていると、東京の新小岩でも感じる事がなかった田舎感と共に空気の良さを感じております。
1件1件の家が大変なゆとりをもっている事に気が付きました。都心には無いとてもゆとりのある生活の状態でした。

そんな中で田舎道を歩いているととても気持ちが良くて、何時の間にか身体の方も少しずつ良くなっているような気がしております。
足も黒く汚れた感じでありましたが、足の甲の部分も黒さが少なくなった様な気がしています。
足全体も何時の間にか強いかゆみが随分と少なくなりました。

こうして良くならせて頂いている事を考えると、お客様の要望に応えて行かなければならないのでは?と想い始めました。

6月にニッサン 33のGTRの整備をさせて頂いたユーザーから丁寧なインプレッションを頂きました。
事、細やかに述べられているインプレッションは、33という車の良さを感じると共に、如何にも喜ばれている事を感じました。

ブレーキを整備したからと言って、ハンドリングにも変化を感じる、加速感も大きく違って感じる、燃費も違って来る。
何とも言えなく軽くなった車両のコントロール性の変化、ブレーキは勿論最高のパホォーマンス!

こうした事を含めて、又、最近の地球温暖化による天候の変化、これらにも(引き摺り)を無くす事で貢献して行かなければならない!!!
と考え、改めてこの仕事を進めて行こうと考えました。

ブレーキに対する意識が余りも低い事が原因ですが、燃費の向上・温暖化に向けての対策が出来る唯一の研究結果を進めて
行く必要があるものと思いました。
改めて身体を大事にしながら歩を進めて行きたいと感じました。年内はもう少しゆっくりとさせて頂き、より良くなって行き、
この仕事に全精力を傾けるつもりです。




ブレーキ整備

2019-06-18 21:27:29 | ブレーキ整備
平成10年式 スカイラインGTRの整備を行いました。
4輪、総てにしっかりとした引き摺りを有していました。
フロントキャリパーは余りにも状態が悪く、当然の事ながらブレーキの効きは非常に危険な程でした。
ピストンの動きが悪すぎるのです。
数年前に整備をしたとの話しを聞いたのですが、何を整備したのか全く理解が出来ませんでした。
パッドはその時に交換したとの事ですが、引き摺りが強いために同時に、交換したローターも
全く使い物にならない程に傷んでいました。
ローターは純正を使用したと言う事でしたが、実に勿体ない事です。
引き摺りによってローターに傷がついていましたが、ブレンボの4ポッドの良さが全く活かされていませんでした。
ブレンボだからと言って何もかもが良いとは言えません、殆どが良くない状態で使用されています。
Utube等でスーパーカーが事故る動画を良く見ますが、タイヤが路面を滑り、ブレーキの多ポットの良さが
全く活かされていないのが現実です。
10年式のGTR33の整備後は、当然の事ですが、ブレーキは抜群に良く効きます。
加速も良くなります。色々と良さが発揮されて行きます。
ユーザーの方のご意見を後日頂きたいと思っております。
ブレンボを信頼する余り、整備をする側にも問題があります。
それは、正しく整備をする事が出来ないのが真実です。

ブレーキ整備

2019-05-24 11:05:51 | ブレーキ整備
10年、10万Km使用されているシトロエン C4の整備が終わりました。
リヤーのキャリパーの部品が提供されないので、国産の車両の部品を探して流用しました。
キャリパーに合わせてシールキットの太さ、直径、ダストブーツの直径、キャリパーの溝にはまる部分の形状を
確認し、組み付けました。リングシールの直径は違ってしまうとピストンが正常に作動させる事は出来ません。
購入した国産の部品のシールリングの幅、厚さの寸法を確認して取り付けました。
こうした他社のメーカーの車両の部品を使用しての組付けは25年位前から経験しておりました。
直径が1mm違ってもピストンは正しく作動してくれません。シールは大変多くの種類があります。
只、合えば良いのです。むしろ、キャリパーの溝に入るブーツの形状の方が問題なのです。
ブーツは溝に入る部分も大切ですが、組み付けられた時に、ブーツの内側がピストンに接するのですが
その接する当たり方の強さが引き摺りを引き起こします。ブーツの内側はピストンと接しない様にする事が大切です。

又、フローティングタイプの為に必ずスライドピンが使われています。
そのスライドピンの形状が、なんでこんな形状にしてしまうのか、全く理解出来ません。
使用して行くと必ず「引き摺り」が発生してくる構造になっている事が実に不思議で仕方がありません。
そうした部分を整備しながら組み付けました。
このユーザーはパッドに拘っているのですが、引き摺りがある為に、折角、ダストの少ないタイプのパッドを使用しているにも
関わらず、表面には少ししか出ていない様な感じですが、キャリパー自体に強い汚れが焼き付いています。

こんな構造のブレーキが設定されている車両とは知らないで購入しているユーザーの方達をお見舞い申し上げたいと思います。
一寸、工夫に苦労しました。



ブレーキ整備

2019-05-19 01:06:25 | ブレーキ整備
シトロエン C4の整備の依頼を受けて取り組んでいます。
キャリパーの取り外しを行い、分解をしました。
フロントは一般的なフローリングタイプの1ポッド仕様ですが、ピストンが抜けません。
やっとの事で抜けました。新車から10年、10万Kmを使用されているのですが、
何処かで1度分解整備をしている様子です。
その時の作業が正しくなくてビストンが作動不良になっています。
リャーはパーキングブレーキが内蔵されているタイプになっています。
これも同様にピストンが動きません。
ピストンは工具で回転させて取り外すのですが非常に強い力で回すのですが、中々廻りません。
分解の前に車両を向上の中に入れる時に、やけにブレーキペタルが奥に踏み込まれている事に違和感を覚えて
いました。
これは、ブレーキを使用している時には無理矢理油圧で押されるからピストンは作動するのですが、ペタルを
戻してもピストンはシリンダーの中で行ったきりになっていて、ピストンは戻る事が出来ない状態になっていて、
押されたままです。
リャーのピストンを何とか取り外しましたが、ピストンブーツが破損しており、ピストンの表面は非常に汚れている状態です。
洗いました。磨きました。組み付けた時にスムースに作動させる為に時間を掛けて磨きました。

ここまでは何とか進みました。前輪は部品の提供があるのですが、後輪のキャリパーインナーシールのキット部品がメーカーから
提供されないのです。
ブーツは破れている、ピストンは表面が非常に汚れている状態ですが、後輪の部品が提供されません。
要するに、キャリパーをそっくり取り替えなさい!!!と言う事です。
こうした物を使用して再度最良の状態にして組む事に専念しております。酷いものです。
メーカーとしての責任あるサービスは全くありません。何とか組み付ける事が出来るように磨きます!!!。
先頃、数ヶ月前にもC5の整備もさせて頂きましたが、やはり後輪の部品が提供されませんでした。
今度のこのキャリパーは手間を掛けてより良い整備に取り組んでいます。
世の中の総てのシトロエンのユーザーさんが気の毒です。一般的に使用されているのであればブレーキは一応作動していると思っておられるのですから、他のメーカーさんのブレーキもこうした不具合はドライバーが気が付かないでも進行しているのです。
メーカーに対しては絶対的な信頼をしているユーザーの想いに期待を裏切らないで欲しいものです。