私のモノサシ

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アンチ エイリアシング の種類、覚書き

2015-03-26 21:09:43 | 日記

前回も書きましたが、

今FarCry4(以下:FC4)に嵌っています。

FarCry3も好きだった事もあって、まだ発売して間も無く割引率(25%OFFで)もそこそこで購入しました。

新しいゲームらしく、とても映像は綺麗です。

風景だけでも最初見とれてしまいました。

それに比例して負荷もかなり高いです。

(ちなみにPS4等次世代機(死語?)でも出ていますが30fps仕様。)

またNVIDIAに最適化されていて、結構グラフィック設定が変えられます。

処理の軽いゲームであれば、最高設定で遊べばいいので楽ですが、

最高設定では処理落ちを感じるゲームの場合は設定を変えなければいけません、

ゲームでも画質と負荷に合わせて、画質のプリセットが用意されていますが

これはかなり大雑把です。

またいまはRADEONではRapter、NVIDIAでもGeforce Experienceという、

ゲームに合わせた設定が出来るソフトがあります。

最適化ソフトは使ってみましたが、正直最適には程遠い設定にされてしまいます。

(はっきり言ってゲーム内でのプリセットより好みじゃない事も多いです。)

いずれにせよ、細かい設定は自分でカスタムしてあげる必要があります。

解像度、

テクスチャー等の品質、

描写距離などは

数値の大小や低い、高い等で表現される為、優劣が分かり易いのですが、

アンチエイリアス(アンチエイリアシング)といわれる

3Dグラフィックのシャギー(ギザギザ)を消す技術があるのですが、

これが方式が色々あり覚えきれていない為、

設定を悩むたびに、ネットで調べながら、実画面で確認しながら設定を探っています。

 

アンチエイリアスの方式で今回調べて知った事を、

また後で確認し易いように箇条書きで書いておこうと思います。

 

1.SSAA(スーパーサンプル アンチ エイリアシング)

1つのピクセルをさらに細かく分割し、その分割されたピクセルごとに3D描画を行なうもの」

(実質DSRと同じ?)

○画質はもっとも良い

×負荷ももっとも

  

2.MSAA(マルチサンプル アンチ エイリアシング)

「オブジェクトの奥行き情報を利用」

○負荷は控えめ

○PCゲームでは比較的ポピュラーな方式

×ポリゴンの輪郭のシャギーに特化している為、テクスチャーのシャギーには対応できない

 

 3.FXAA(ファスト アプロクシメット アンチ エイリアシング)

「ピクセル色を周囲と比較して輝度差を調べ,輝度差があるピクセルの色は周囲と混ぜ合わせる」

XBOX360 PS3等で多く使われている手法、NVIDIAが開発)

○負荷は一番低い

○グラフィックドライバー対応なので、非対応タイトルでも使える。

×速い動きでブラー(残像)出る

 

4.SMAA(エンハンスドサブピクセル モーフォラジカル アンチエイリアシング)

FXAAの改良型

○シャギーは少ないのに比較的クッキリした画質

×負荷はかなり高め(SSAAに次ぐ)

 

5. TXAA(テンポラル アプロー Ximate(?) アンチ エイリアシング)

 

MSAAの改良版?

○テクスチャーにも有効

○X4SMAA=TXAA2の画質同等で負荷は若干軽いらしい。

×SMAAよりは若干ボケ気味になる(FC4での感想)

×対応タイトルでしか使えない。(少しづつ拡大中)

 

 

6.MFAA(マルチフレーム サンプルド アンチ エイリアシング)

MSAAをベースにフレーム軸でサンプルずらしながらを半分ずつ取り、

画質と負荷低減を狙っている。

ここの中では一番新しい方法

MSAAより負荷は軽い?(サンプル数半分の負荷に近い)

○MSAAベースだがテクスチャーにも有効

×Maxwell2世代目しか対応していない。(GTX900シリーズ以降)

×対応タイトル(ゲーム)のみでしか使えない。

 

他にもあるみたいなのですが、自分が目にした事があるアンチエイリアシング(以下AA)はこんなところです。

負荷の高い順に行くと

負荷が高い>SSAA>SMAA>TXAA>MSAA≧MFAA>FXAA>OFF負荷が低い

画質は好み、ゲームとの相性も有ると思いますが、ざっくりと

好み(綺麗)>SSAA>TXAA≧SMAA>MFAA≧MSAA>FXAA>OFF

と言う感じです。

(厳密にいうとサンプル数も絡んでくるので 、多少前後する場合も有ります。)

 画質がいいAAをかけられれば良いのですが、

グラフィックボードの性能が追いつかなければ当然fpsも低下しますし、

複雑な方式になるとfpsが確保されていても、

レスポンスが悪いと感じる事も少なくありません。(操作に対して動きが遅れる。)

かといってAAを完全にオフにしてしまうと、ギザギザが目立つグラフィックになってしまいます。

ゲームのジャンルやグラフィックの質との相性もありますし、

ゲームによっては選べるAAも違います。

グラフィックボードを選ぶ物も有ります。

 

今回のFC4では、

ゲーム内での画質オプションプリセットは低い、中、高い、かなり高い、最高の5種類があります

でSMAA(X2,X4、X8)、MSAA、TXAA(2、4)、OFF

ドライバーで、FXAA、MFAAを使う事も出来ます。

ゲームを実際プレイしていて、あまり気にならない部分の設定を落としていき、

お気に入りのグラフィックの処理はなるだけ有効にしていく感じで設定して行く感じで設定してみましたが…

 

グラフィックボードは、GTX970です。

CPUはCorei5-4690

解像度はFHD(1920X1080)とします。、

モニターは通常の60Hzモニターです。

ちなみにゲームのプリセットの最高状態からさらに個別で上げる事が出来る設定として

(NVIDIAビデオボードの最適化で使えるようになっていると思われる機能)

シャドウ:最高の上にソフトシャドウの設定が追加 

(正直かなり負荷が高いように感じます、その割には変化が乏しい気がするので使わない)

 

アンビエントオクルージョン(テクスチャーに影の書き込みが増え立体感が増す機能):

SSBCの上にHBAO+が追加(これは変化は判るが、見た目は好みが分かれそう、負荷は同等か気持ち重いのでSSBCで行く)

 

GodRays(木漏れ日の表現):

↑エンハンスド

↑ボリュームフォグ

OFF、ボリュームフォグの上にエンハンスドが追加(負荷も多きいが、ゲームの質感が大きく向上するのでエンハンスドで行きたい。)

 

毛皮(フサフサの処理):

ONの上にシミュレートというのが追加(リアル感は増しますが、狩り中、毛並なんて見てられないので処理優先で普通のOnで)

木のレリーフ:

木が立体に見えるみたいですが、そんなに細かいとこ見ていませんと言うことでOFF

 

 現状気に入っているセッティングです。

モーションブラー:ON

テクスチャー:とても高い

シャドウ:とても高い

ポストFX:高い

ジオメトリー:とても高い

草木:高い

地形:高い

水:とても高い

環境:高い

ここまでは、かなり高いのプリセットの設定です、以下がそこからカスタマイズした部分です。

アンビエントオクルージョン:SSBC

アンチエイリアス:OFF(ドライバーでMFAAを有効)もしくはMSAA

Godrays:エンハンスド

毛皮:ON

木のレリーフ:OFF

 

Vsync:OFF 

 

Godraysのハイエンスは結構負荷が高く、

GTX970ではこのぐらいのセッティングが処理落ちを我慢できるギリギリのラインでした。

通常ティアリングが嫌いなのでVsync:Onの方が好みなのですが、

処理がいっぱいいっぱいなので切ってあります。

(ちなみにこのセッティングでVRAM使用量は2.8GB前後です。) 

 逆に言えばGTX970の性能を初めてフル活用できるゲームに会えました。

(すべてを最高の組み合わせでTXAA4にすると、フルHDでバニラで3.5GB近くまでVRAMを使います。)

 

Vsyncを切っているのも効いていると思いますが、

GPU温度が82℃まで行きました。

こっちも対策少々対策が必要かもしれません。

 

またセカンドマシンのGTX750Tiでも試そうと思ったのですが、

立ち上がりません…

 

調べるとFARCRY4は、OSが64bit専用らしいです、

(購入時気が付いていませんでした、UBIさんもう少ししっかりアピールしておいた方が良い気もします。)

ちなみに64bit専用ゲームに初めて出会いました、

セカンドマシンは、4GBメモリーと言う事も有って、32bitで運用していました。

64bit使用権も有るのですがたぶん重くてゲームにならないと想像しつつ、

面倒くさいので、無償アップデートのWindows10まで32bitで行きます。 

 


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