あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

ルイス・ネリが前日計量オーバー

2018年02月28日 | ボクシング
勘弁してくれよ!中止だよこんなの!
おもわず、そう叫んでしまいました。

3/1のプロボクシング世界ダブル・タイトルマッチ。

前日計量が2/28に都内で行われたのだが、WBC
世界バンタム級王者ルイス・ネリ(23才/メキシコ)が
1回目の計量でリミット(53,5kg)を2,3kgも
超過する失態を演じた。

※55,8kgなんて、一つ上の階級だってオーバー
 してるじゃないか!



約2時間後の再計量でもリミットから1,3kgオーバーの
54,8kg。王座剥奪となった。

JBCによると
ネリは試合当日の3/1正午に上限58kgの当日計量を
行うとしたが、オーバーした場合は罰則が科されるものの、
試合自体は行われるという。

既に53,3kgでパスしている山中が勝てば新王者誕生、
引き分けか負けなら王座は空位のままとなる。

興行優先で中止にならないのがボクシング。
保険の意味も兼ねてのダブル世界戦じゃないの?
…って感じです。

ちなみにセミファイナルのIBF世界スーパー・バンタム級
タイトルマッチの計量は、王者の岩佐亮祐(28才/セレス)
が55,2kgでパス。
同級13位のエルネスト・サウロン(28才/フィリピン)も
55,0kgでパスしてるワケで。

いっそ山中vsネリ戦は中止、ネリサイドに損害賠償請求でも
イイんじゃないですかね?



※ちなみに上の画像は週刊少年ジャンプの表紙裏広告。 

 プロボクシング世界戦の広告が載るなんて前代未聞
 じゃないですかね?

 それだけカネかけて中止じゃシャレにならないけど、
 その分相手に吹っ掛けてイイと思うし…。



※ちなみに上の画像は広告が乗った週刊少年ジャンプの
 最新号で御座います。

そもそもネリは、前回の試合でもドーピング問題あった
ワケだし。

※普通、理由はどうあれ検出された時点で失格ですよね?

そんで今回は体重超過。しかも2kg。
ハナから落とす気なしというか、再計量でも大した努力
してないでしょう。

サウナで落としてメロメロとか、昔の王者は不名誉な
体重オーバー剥奪になってもギリギリまで落として
本番はKO負けしてましたから。

まだ「誠実」でしたよ。
※チャチャイとか、ピントールとか…



なんか、言い飽きたけど。
https://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/4ea0ff41e284ebe1e04c28a941c14cc0

※上のリンクは、やはり海外選手が体重超過した、
 「タパレスvs大森将平Ⅱ」の時の記事です

フレディ・ノーウッドvs松本好司あたりから変に
なって来ましたよね。

落とさずに勝ったほうが賢い…みたいな。
そんで黒星避け、ほとぼり冷めたあたりで世界再挑戦
…みたいな。

やっぱ罰金+長期の世界戦サスペンドを食らわせないと
ダメだと思いますよ、マジで!

最近「片渕監督」関連のトークショーに行けてない

2018年02月27日 | アニメ・特撮
一時期は片渕須直監督の舞台挨拶やトークショー付き上映会に
よく行ったもんだが、ここ最近イマイチ日取りが合わない。



シアタス調布も「マジンガー」や「聲の形」を見に行ったかと
思ったら別日に「この世界の片隅に」舞台挨拶。
※しかも特大スクリーン前で。

ちなみにシアタス調布では始まって直ぐ排煙装置が誤作動したと
いう理由で上映やりなおし、無料チケット配布なんて事があった
そうです。
※騒音で気付いたとか…

排煙機起動は部外者による悪戯でも簡単に始まってしまうので、
随分と良心的だな~と感心してしまいましたよ。
シアタスさんエライ。



立川シネマシティの「片渕須直監督特集」も日付が合わず。

池袋新文芸座の「アニメスタイル・ザ・ベスト…」もオール・
ナイトがシンドくて行けず。

ストップモーション・アニメ「ぼくの名前はズッキーニ」、
そして実写映画「かぞくへ」の春本監督とのトークショーも
見事に仕事にカチ合って行けませんでした。



「かぞくへ」は、24日に公開されたばかりで、上映後に
片渕監督と春本監督で対談するイベントが26日に東京・
渋谷のユーロスペースで行われている。

そもそも2人は日大芸術学部映画学科の先輩、後輩。

春本監督の師匠の松島哲也教授が片渕監督の同期で、片渕
監督自身も現在、映画学科の講師を務めるという間柄。



松島監督は「ソ満国境15歳の春」を手掛けた人物。
片渕監督の舞台挨拶で知って見に行ったものですが、その縁が
お弟子さんにまで拡がった感じです。

助監督などを経験し、ここらで1本と考えた春本監督だったが、
オリジナルの脚本は歓迎されず、苦闘の日々が続いた。

日本の映画作りに対する疑問も募った。
その結果としてのクラウドファンディング。

宣言文のようなコメント。意気に感じた。
言葉はアレだが、見事な了見だと思った。
たいした覚悟だとも感じた。

ささやかながらクラウドファンディングに参加させて貰った。
丁寧なお礼の手紙と、チケットが同封された便箋が届いた。

片渕監督参加のトークショーは終わったが、上映期間中の
なるべく早い時期に見に行きたいと思います。



上映後の監督✕観客のQ&Aがあるので、それを楽しみに行く
のも良いでしょう。
3月も関係者によるトークショーあり。

また、飲食チェーンの際コーポレーションとのコラボあり、
映画の半券を持っていくと渋谷宇田川町の「日本列島酒場
上五島」で五島うどん(あご出汁付・2人前)が貰えるとか。
※キャンペーンは3月末まで。

モノ目当てって云うのもなんですが、映画見た別日に飲み、
上五島関連の物に舌鼓を打つのもオツだと思いますぞ。

アニメ「ポプテピピック」にアイカツ声優登場

2018年02月26日 | アニメ・特撮
不条理・パロディネタ、ブラックなネタ、風刺ネタを変速スピードで盛り込み、
話題となってるアニメ「ポプテピピック」にアイカツ声優が登場した。



30分番組ながら前篇と同じ内容を、声優変更しただけで二回続けて放送すると
いう放送形態の「ポプテピピック」。

ポプ子とピピ美を男性大御所声優が演じることでも話題となり、

江原正士、大塚芳忠、三ツ矢雄二、日髙のり子、古川登志夫、千葉繁、
中尾隆聖、若本規夫…といった方々が既に登場されている。



そこに「アイカツ」のいちご&あおいコンビ声優です。
主人公の「星宮いちご」(諸星すみれ)、親友の「霧矢あおい」(田所あずさ)。

「広島モノ」のパロディゆえ、いちごちゃん声の広島弁が聞けました。
「仁義なき戦い」だったけど。



もちろん、あおいちゃん声の広島弁も聞けましたが「盃返しますけぇの」と
いったセリフで、「この世界の片隅に」系の可愛い方言では無いのが残念。

しかし、諸星すみれちゃんは未だ未成年。
※「アイカツ!」当時で女子中学生の主人公と同年齢だったんだからね…

「ハイキュー!白鳥高校編」では、少し声がお姉さんっぽくなってた諸星
すみれちゃん。
女子中学生から高校生、20歳台へと演技の幅を広げて行かれるんでしょうね。

左とん平さん死去

2018年02月25日 | 芸能
映画や舞台に名脇役として活躍し、喜劇役者としても知られた俳優・
左とん平さんが死去された。享年80。

亡なったのは24日、都内の病院にて。
原因は心不全。

とん平さんは昨年6月、急性心筋梗塞の手術を受け、その後9か月間
闘病を続けていたという。



高校時代に俳優学校に通いてコメディアンを志した、とん平さん。
70年代にTBS系ドラマ「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」で
人気となった。

バラエティー番組で発したセリフが一世を風靡し、そのセリフを
盛り込んだ曲「とん平のヘイ・ユウ・ブルース」もヒットした。

賭博容疑で何度も逮捕されたが、ご本人の人柄もあって仲間の
後押しあり、カムバックの助けとなった。

とぼけた雰囲気を持ち味として、コミカルもシリアスもコナす、
貴重な役者さんでした。



私が最後に見たのは映画「オケ老人」。
老人オーケストラの面白キャラを小松政夫さんらと見事に演じて
おいででした。

「ヘイ・ユウ・ブルース」は再評価ブームで聴いて、凄さに感じ
入りました。
※オーケンも取り上げてたなぁ。

「人生はすりこぎなんだよ!」

すごい歌詞だし、理解してシャウトする、とん平さんは本当に凄い。
そして「世の中はすり鉢」の一節…。



後にオーケンは「俺の値段を誰が決めた」と空想ルンバで歌ったが
その原点とも言える歌詞で御座います。

「ヘイ・ユウ・ブルース」のプロデュースはミッキー・カーティス。
深町純アレンジ。昭和の偉人が関わった、やっぱり凄い曲ですね。

「とん平のヘイ・ユウ・ブルース」聴きながら喪に服しますかね…。



葬儀を請けるのは左さんが長年CM出演した「さがみ典礼」。
3月中にお別れの会を開く予定との事。

心よりご冥福をお祈り申しあげます。

大杉漣さん死去

2018年02月25日 | 芸能
2018年2月21日、大杉漣さんが66年の生涯に幕を下ろした。
原因は急性心不全。突然のことだった。

出演中のドラマ『バイプレイヤーズ』のロケ先での、余り
にも急な出来事。

仲間に看取られての最期だったとの事。



私にとっては「シンゴジラ」の総理役が印象深かったなぁ。
序盤の中心的人物と言えた。

後に見られた「シンゴジラNG集」では他の生真面目な役者
さんが「あ~!!」「ゴメンナサイ!」と謝りまくる中

大杉漣さんは総理と同じ口調で「もう一度、お願いします!」
とセリフみたいに続けて、むしろ現場を和ませておいでで…。

シリアスな演技の反面、ああいうトコロがステキだなぁ~と
思っておりましたよ。



バラエティにも出演。

ナイナイ番組の「ゴチになります」コーナーでは、最下位で
自腹切る機会もあったが

2種連続ピタリ賞なんて快挙もあり、番組を大きく盛り上げて
おいででした。

脇役、バイプレーヤーと言いつつ、ほのかな華、優しい灯火
のような明るさがありましたよね。

街歩きでも、さりげない気づかい、気さくさ、優しさが滲み
出るシーンが度々ありました。

素敵な姿を見るだけで心休まりました。
※要潤さんと屋外でコーヒー飲む姿なんて、最高でしたよ…。

心よりご冥福をお祈り申しあげます。

「ネリvs山中再戦」近づく

2018年02月24日 | ボクシング
2018年3月1日、両国国技館で行われる、
プロボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ。

既に来日済みの王者ルイス・ネリ(23才/メキシコ)は、
都内で練習を公開。

元王者で同級1位の山中慎介(35才/帝拳)との再戦に
向けて自信を見せたという。

昨年8月の挑戦試合、矢継ぎ早に繰り出す連打で優位に
立ち、第4ラウンドTKO勝ちで王座を奪取したネリ。

手の内も隠さずに連打を放ち、好調をアピール。



山中に対しては「前回、私がプレッシャーをかけた時、
彼は何をして良いか分からないように棒立ちになった」
と不敵なコメント。

王者になってからは生活が一変したというネリ。「前回
同様、KOで勝ってタイトルをメキシコに持って帰る」
と語り、同内容での勝利を予告したとの事。

~とは言え、前回は試合後にネリの禁止薬物検出など
一悶着があったのも事実。

おクスリの影響はあったのか?
やっぱりパンチはクリーンな身体より強く打てたのか?

そして気になるのはタフネス。
そこそこ山中のパンチも当たっていたのだが、ダメージ
負ってる素振りもなかったネリ。

身体が意外に柔らかかったとか要因は考えられるが。
禁止薬物ジルパテロールの影響で、足腰の筋肉やインナー
マッスルも増強されていたのでは?

その場合、打たれ強さも底上げされるよねぇ?

そんな感じで。ネリのフィジカルには色々と注目する点が
あるのでした。

そして山中。
回転の早い連打で煽られてバタバタして、反撃が可能な
バランスも維持できてなかった印象が。

ピンチで一発逆転出来るのも、しっかりと体勢が維持でき
ているからなのだが。
この前の試合は、その辺が心許なかった。

元王者サイドの最大の注目点は「そこ」だと見る。
正直、負けたら引退決定だと思うし、勝っても辞めてしまう
かも知れない。

注目ですね。

「この世界の片隅に」まだまだ受賞続く

2018年02月23日 | アニメ・特撮
仏「JAPAN EXPO AWARDS 2018」にてアニメ部門のダルマドールを
受賞したとの事。

毎年日本のトップ作品が選ばれ、過去には新海誠監督も受賞した
栄誉、素直に祝福したいと思います。



そして、もう一つ。
2017年度日本インターネット映画大賞日本映画アニメ賞。
これも「この世界の片隅に」に決定したとの事。

なんと、これは2年連続!

2016年秋公開の「この世界の片隅に」ゆえ、昨年の日本インターネット
映画賞の作品賞など5部門を制覇しているが

2017年も実質1年間上映され続け、今年もアニメ作品トップの評を得て
堂々の受賞。

同映画賞で2年連続部門賞というのは史上初との事。
大したもんです。



そして
TAAF2018アニメ・オブ・ザ・イヤー部門グランプリの劇場アニメ部門を
『この世界の片隅に』が受賞。

※TVアニメ部門は『けものフレンズ』に決定。



2017年度(2016年10月16日~2017年10月14日)52週の全上映・放映作品
539作品から最も優れた作品・個人に贈られる同賞。

これまた堂々の受賞です。

ファンが選んだ100作品から、アニメ業界人やクリエイターなどによる
投票で決まった結果だけに充分価値ありと見て良いでしょう。

米アカデミーやアニー賞は残念な結果となりましたが、やはり草の根、
身近なトコロから拡がりを見せるのも「この世界の片隅に」らしくて
良いですねぇ…。



2018年末頃に公開されるという約160分の長尺版。
完成が楽しみです。

あ、そうそう。
第8回ロケーションジャパン大賞も受賞してますね。
監督賞です。片渕須直監督に決定しています。

これは少し前まで現地取材は続いてたそうですから、これは長尺版に
活かされるって事ですね。

ますます楽しみで御座います。

上條恒彦の「出発の歌」を聴いた(2)

2018年02月22日 | 邦楽
上條恒彦さんの「出発の歌」。
曲単体では知っていたがアルバムは未聴ゆえ
初体験して見たのだが。

スケール豊かな歌唱は全曲共通、ニュアンスも
絶妙で、上手さもバッチリだったんですよね。

小室等氏の「六文銭」と共演した曲『出発の歌
(たびだちのうた)』で、1972年の世界歌謡祭
グランプリを受賞したのは前述の通り。



一回終わったと思わせて、また始まるパターンが
「クリムゾンキングの宮殿」してる・・・なんて事
考えたのですが。

音の肌触りがザ・バンドっぽいとか、ベースライン
手数多いとか、色々と考えが膨らんでたりもします。

・・・ってか、この感じ。寺川正興さんじゃないか?
昭和の名スタジオ・ミュージシャン。
参加曲が多すぎてクレジットにも残っていない、
伝説のベースプレイヤー。

尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで」でも途中から
ウネリまくるベースを弾いていらっしゃいます。
※リズムセクションの相方は猪俣猛さん。



「出発の歌」アルバム収録曲でも寺川プレイらしき
ベースラインが感じられる。

7曲目の「ただ愛に生きるだけ」はストリングスや
ホーン入りの歌い上げ曲だが
(調べたら第2回世界歌謡祭グランプリ曲でした)
ベースのウネリが曲を盛り上げてくれております。

演奏に関し当時トップのスタジオミュージシャンは
イイ意味で好きにやってたそうで。

※最新の音楽を聴き、自分たちのバンドで強烈に
 セッションをしてたという

「ダサいのは変えちゃうよ」なんて言って勝手に
演奏し、それがレコーディングに採用されていた
・・・とかいう伝説も残っておりますから。



「出発の歌」も、そんな録音されてたんじゃないか
~なんて勝手に妄想してしまう。

楽曲・歌唱のみならず演奏やアレンジにも普遍性を
感じてしまうのは、当時のミュージシャンシップに
よるものと考えるのは、こじつけ過ぎですかねぇ。

1972年の盤。
私にとって、そういう魅力を感じちゃうのは当然な
のです。

上條恒彦の「出発の歌」を聴いた

2018年02月22日 | 邦楽
邦楽アーカイブと言いますか。
自身の音楽体験を、実際に盤を聴いて遡る試みというか。

スケール豊かな歌唱で知られる、上條恒彦さん。

尾崎紀世彦さん、布施明さんと合わせて私が大好きな歌い手
さんであります。



長野県出身の上條さんは舞台俳優を目指し、1958年に上京。
あらゆる職業を転々としながらチャンスを求めたという。

うたごえ喫茶の歌手を経て、1964年に労音で勤務。
歌手としてデビューするきっかけを得る。

1969年、NHKステージの初期レギュラーメンバーとなる。
1971年、小室等氏がリーダのフォークグループ「六文銭」と
共演した『出発の歌(たびだちのうた)』で、「ポピュラー
ソング・フェステバル'71」のグランプリを受賞。

その勢いで、1972年の世界歌謡祭グランプリも受賞。
『出発の歌 -失なわれた時を求めて-』は時代を代表する曲に
なった。



作詞:及川恒平、作曲:小室等
フォーク・ギターに乗って野太い声が響くが、無骨なだけじゃ
なく、凛々しさも感じさせるニュアンスが素晴らしい。

サビの「さぁ~いま♪」のスケール感。
青空の上の上まで声が上っていくような高揚感。

いま聴いてもワクワクします。

ちなみに一回終わったと思わせて、また始まるパターンが
「クリムゾンキングの宮殿」してると思ったのは私だけで
しょうか?

ドラムのヘヴィな響きから盛り上がり、再びサビ。
いろんな楽器やメロディが重なり合って…。

フォークと思わせてプログレ。最高です。



アルバム収録曲は以下の通り

01. 出発の歌~失われた時を求めて
02. 風のマーチ
03. だれかが風の中で
04. アルカディア~理想郷
05. 橋
06. 夢をみたよ
07. ただ愛に生きるだけ
08. ケ・サラ
09. ダウン・バイ・ザ・リヴァーサイド
10. わが子は去りゆく
11. こげよマイケル
12. バラはあこがれ

TV主題歌やシャンソン、フォークソングを当時まとめたアルバム。
個人的に「寄せ集め感」も受けてしまうが、スケール感のある大きな
歌はまさに本格派の名に恥じない。

当時テレビで見たライブ歌唱も録音物に全く劣らず。
むしろパワーを増して感じられたものだ。



「だれかが風の中で」は市川崑監督作品のTVドラマ「木枯し紋次郎」の
テーマ曲で、新しいムードを持った時代劇に似合った。

中村敦夫が演じた天涯孤独の紋次郎。風の中から表れ、去っていく。
まさに「この歌」の通りだった。

このアルバム以外にも「さとうきび畑 」や、異色のNHK大河主題歌の
「天下堂々」など収録されたコレクション盤もあるから、そちらも聴い
てみたいトコロですねぇ。

名店の味PREMIUMど・みそ「特みそこってりらーめん」を食べた

2018年02月21日 | 生活
辛くない味噌ラーメンを見つけて購入。「エースコック一
度は食べたい名店の味PREMIUM ど・みそ 特みそ
こってりらーめん」です。商品名が長いです。



東京の名店「ど・みそ」店主監修のもと再現されたPREMIUMな
味わい!
※普通の「ど・みそ」なら縦長カップ麺が発売されてます。

お店に足を運んだような気分を楽しめる一杯…という事です。
フタを開けても、かやくやスープが計4袋入っております。



麺は太めん。生地にたっぷり水を抱かせた多加水めんとの事。

プリッとした歯切れの良さ、もっちりとした食感を併せ持つ、
生めんのような品質とだそうな。

フタ上で温めた味噌スープを投入し、かき混ぜる。



公式によると「厳選した味噌をベースに、豆味噌の特徴を
利かせた味噌スープで、ガーリックやジンジャーの旨みに、
山椒等の香辛料でアクセントを付けたもの」。

別添の「液体スープ(背脂パック)を加える事で、こってり
味の店舗ラーメンを再現したとの事。



具材は、程良く味付けした肉そぼろ、シャキシャキとした
食感のもやし、コーン、ニラ、風味の良い白ごま、黒ごま。

個人的には甘みあって塩辛さもある味噌スープが好きだが、
味噌ラーメンって辛子のピリッとした刺激があるのが多いの
よねぇ…。

まぁ、そういう意味では美味しく頂けた、PREMIUM
ど・みそ「特みそ」こってりラーメンでした!

連れが私のツイートを「いいね」した

2018年02月20日 | 生活
あんまりね、
うちって配偶者同士SNSで関与してないっていうか



お互いTwitterとかやってても「どうぞ、お好きなように」って
感じなんですよね。
私はインスタとかやってないし。

私自身むこうのSNSに対しては「どうぞ御自由に」だし。
相手もそうだと思ってたのですが…。

先日なぜか相手から『いいね』されてたんですよね。
しかも「チャー研コンサート」ネタにね。

初めてですよ。配偶者からの「いいね」。
しかも「チャー研」。(あんた、知らないだろう…)



も~、ビックリしちゃって。
ぎゃくにドキマギですよ・・・。

だって額面通り「いいね」とは受け取れないんだもん。

そういや「チャー研コンサート行くから」とか、事前に言って
なかった気がする。

最近は一時にも増して「面白そう」と思ったものに飛びつく足が
軽くなって、気付いたら行っちゃってたりするから

「いい加減にせぇよ」「勝手にウロウロするんじゃないよ」って
意味なんじゃないか…と、本気で脂汗を流してる状況です。

本気で怖いです、配偶者からの「いいね」
※これって私だけ?

夜食候補のカップ麺たち

2018年02月19日 | 生活
職場のロッカーに保管してある夜食候補たち。

安売りだセールだで買いだめしているのです。

しかしねぇ、こうやって並べてみると辛そうな
物ばっかりだよなぁ。



我ながら、
「咳が抜けない」だ、「喉の痛みが取れない」だ、
「風邪が治りきれないだ」・・・色々言いつつ。

こういうのばっかり食ってるんだから処置なしだな。

高円寺UFO「青梅街道膝栗毛」を見る(8)

2018年02月18日 | 邦楽
DJタイムを挟み、最後のバンドは「ヤスエでんじゃらすおじさん」。

こちら、なかなか大人数。
ヴォーカル&ギター、ギター、キーボード、ベース、ドラムの5人。

それぞれ個性あるので華やかな印象。



ベースは達者なプレイが目立った。うねらせる感じがイイ。
ヴォーカル&ギターは「青年」って感じで学生時代にライブハウスで
桂田5を観た思い出を語っていた。

私はねぇ…キーボードの音色にぐっと来た。
イアン・マクレガンの音を思い出して気持ち良くなってしまった。

ピアニカも吹く若い女性プレイヤーなので、その辺どのくらい意識
してらっしゃるのか分からないが。



そんなこんなで、「やっぱライヴってイイなぁ~」と浸ってるうちに
イベント終了。

アウトロ代わりのDJサウンドを聴きながら、帰り支度。
コートを着て、桂田5物販で挨拶。

CDもTシャツも持ってるので、改めて購入する物はないが、チケット
予約の特典でステッカーを貰った。

「アナーキー・イン・ザ・流星群」ジャケット・デザインだ。



ライブの感想(最高!)を伝え、外に出る。
食事はラーメン。

今回は南高円寺の魚醤ラーメン、そして餃子。
美味しゅうございました。
白ネギと海苔が良いアクセントになっておりましたよ。



例によって食べながらツイッター。
今日のこともツイートする。

実のところ、高円寺は憧れの街だった。
※地方から出てきた私には敷居が高かったのよ…

U.F.O.クラブにも来たかったんだよね。やっと実現しました。
いろんな意味で感謝で御座います。

(了)

高円寺UFO「青梅街道膝栗毛」を見る(7)

2018年02月18日 | 邦楽
「水中、それは苦しい」

バンド名だけは知っていた。
こんなインパクトあるバンド名、滅多に無い。詩的でさえある。



それだけで最高だと思う。
他に対抗できるのは「原爆オナニーズ」ぐらいのもんだろう。

あと、「死ね死ね団」。
しかし、実のところ「水中、それは苦しい」はジョニー大倉大臣
加入前、「死ね死ね団」と名乗っていたという!

※いま、ウィキで調べました



おそるべし、ジョニー大倉大臣!!

そんなんだから、いろんな人が一目置いている。
去年、ジョニー大倉大臣生誕45周年ライブが行われたというが、
コメントを寄せた人たちが凄い。

・石川浩司(exたま、パスカルズ、ホルモン鉄道)
・柄本時生(俳優)
・大森靖子
・草野マサムネ(スピッツ)
・小西康陽
・しりあがり寿(漫画家)
・鈴木砂羽(女優)
・曽我部恵一
・千原せいじ
・堤幸彦(演出家・映画監督)
・猫ひろし
・暴動(グループ魂)
・安めぐみ
・山本直樹(漫画家)
・吉田靖直(トリプルファイヤー)



山本直樹氏なんて、TシャツやCDジャケットのデザインまで
やっている。

安めぐみなんて自分の名前が冠された歌まで出して貰ってる。
※まぁグループ魂も「竹内力」って曲出してるからなぁ…

~いやいや!
誰が讃えたから凄いとかじゃない!

これだけの面子がシンパシーを表明しているのに、いま目の前で
U.F.O.クラブのステージで披露されてる微妙なMCは何なのだ!?



「もっと前にどうぞ」
「ステージ前に爆弾が落ちたみたいに丸~く空いてます」
「ああ、来てくれましたね。先生うれしいです」
「でも凄い距離を感じます」
「皆さんの気持ちは良~く分かります」

その度に流れる微妙な空気感。

いや、あれだけの面子が称えるキャラクターだ、こんなもんじゃ
ないはずだ!



でもステージ進んでもMCのテンションに変更なし…。

ただし、先生口調から
「は~い、教科書のジミー・ペイジを捲って下さい」と語った時は
思わず笑ってしまいました。

結構、みな受けてました。

でも直後に平常運行に戻りました。



曲は進む。曲名も凄い。

「仕上げはおじいさん」
「ホタルイカの光」
「なんで私が東大寺に」

※この辺は試験勉強や受験ネタを折り込みながら。
 どう考えても受験生といえる観客は居なそうでしたが…

歌詞も強烈でした。脈略なし、デタラメ?
ヤバイTシャツ屋さん的な?

ウィキでは「コミックバンド」とも言われてるが、それだけとは
思えなかった。
ロッカーの熱さが健在なんだよ。きっとジョニー大倉大臣は20代
から同じテンションなんだよ。

リズム隊も疾走してるし、バイオリンは終始美しい音を奏でて
いる。見事な演奏だ。

プログレではない、アイリッシュのフィドルでも無い。
次元の異なるバイオリンの在り方!



弦を摘んで引っ張る奏法もあるし、これは正式に習われた演者の
仕草ではないでしょか。

最後は並んで(ジョニー大倉大臣との間に少し隙間を空け)歌う
「ツバメ☆グリル」。

シュールというか、大人計画が舞台で歌って不思議じゃない雰囲気
というか…。

そんな曲を最後に演奏し、「水中、それは苦しい」のステージは
終了したのでした。

(続く)

高円寺UFO「青梅街道膝栗毛」を見る(6)

2018年02月18日 | 邦楽
桂田5が終了し、再びDJタイム。
私は再び座って音楽に身を任せる。つ~か天を仰ぎ目を閉じる。



さてさて『青梅街道膝栗毛』2018。
次は、かまボイラー登場。

3ピースバンドです。



かき鳴らし系のギターを叫ぶヴォーカル。
こちらもイイ!

ギターソロは痙攣系。
リズムセクションも手数が多い!

ベースはファンキー!



MVも制作されたという「海へ」も演奏された。
私は初めて聴いたが、やはり序盤に演奏されたワイルドな曲が
好きだなぁ。



新譜発売と、次のライブの告知もあり。
アルバムタイトルは「2010」。レコ発ライブは4月6日にレッド・
クロスで。あと。4月28日ひたちなか。



演奏終了毎に閉められる黒カーテン。
そして始まるDJ。ファンキーな楽曲に重なるダンスビート。

続いては「水中、それは苦しい」



今回はSP編成だそうだが
フロントマンはアコギ抱いた男性ヴォーカル=ジョニー大蔵大臣。
※上記画面で左から2番目。

そしてリズムセクションの女性2名。さらに男性バイオリニスト。

なんか凄そう。



始まってみれば、やっぱり叫び系です。
アコースティックギターだけど、かき鳴らすスタイルです!

(続く)