あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

12月31日「大田区総合体育館ダブル世界戦」結果

2016年12月31日 | ボクシング
「ボクシング・ダブル世界戦」  
◆WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
ジェスレル・コラレス 判定12R 内山高志

◆WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
田口良一 引分 カルロス・カニサレス



・前WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山
 高志が、王座返り咲きに失敗。
 危険な序盤を用心深く戦った内山は、2Rで既に相手の
 左に反応。研究の成果を見せた。

 コラレスも奇襲ではなく、中間距離でのボックスを選択。
 私の予想は、もっと重心を後ろに持って行き、バック・
 ギアに入れながら、ここという時に打ってくる…という
 モノだったが。
 重心自体は前回と大差なく、ボディワークの柔軟性で
 被弾を避けた印象。

 内山は警戒するあまり手数が出ず、序盤はコラレスが
 リード。
 第5Rに内山が奪ったダウンはラッキーだと思ったが、
 (相手は押されたように倒れてたし)6Rから挑戦者が
 調子を上げていった。
 有効打も増え、右のボディ・ストレートで相手の腰を
 折り曲げる、チャンスのシーンも。

 しかし、コラレスはクリンチやボディワーク、サイド・
 ステップでエスケープ。
 いきなりの左からの連打で内山を追うなど反撃姿勢も
 見せた。ただし、初戦序盤の迫力こそ無かったから
 内山の攻勢に期待が持てたが、結局は詰め切れず。
 試合は判定に持ち込まれ、2-1でコラレス勝利となった。

 靴紐を締めなおす時間稼ぎは「いかにも」だったが、
 それでも、内山には手数が欲しかった(特に11Rと12R)。
 前回KOされた精神的ダメージがあったのだろうな…。

 同じ相手に2度の敗戦は厳しい。KOダイナマイトの
 去就に注目が集まるだろう。



・ライトフライ級の田口は、強打者の前評高かった相手と
 対戦したが、序盤で調子に乗せさせる事なく攻勢に転じ
 勝ちに等しい引き分けで王座防衛。
 カニサレスは1,2Rこそ「なんかミゲル・コットに似てる
 なぁ」と思わせる攻撃もあったが、田口を圧倒するには
 至らず、王者もしっかり打ち返してみせた。
 3Rからカニサレスはフットワークを使い始め、田口が
 追う展開に。
 終盤は「最強挑戦者」と呼ばれた男のクリンチの多さに
 会場はブーイングの嵐。
 試合は判定に持ち込まれたが、カニサレスのアウト・
 ボクシングもジャブが有効といえる程の巧妙さに欠け、
 王者がポイントで突き放したかと思ったが。
 公式採点は割れ、 116―112(王者)・116―
 112(挑戦者)・114―114で引き分け。

ワタナベジムにとっては辛い年明けになってしまったが、
田口が前評高い挑戦者から王座を守った事は大きい。
防衛回数が伸びる可能性が高まってきた。

12月31日「京都 井岡&小國ダブル世界戦」結果

2016年12月31日 | ボクシング
12月31日 京都・島津アリーナ

◆WBA世界フライ級 王座統一12回戦
井岡一翔(正規王者)7R2分51秒KO スタンプ・ギャットニワット(暫定王者)

◆IBF世界Sバンタム級タイトルマッチ12回戦
小國以載 判定 ジョナタン・グスマン

◆55.0㎏契約8回戦
大森将平 3R2分30秒KO ロッキー・フェンテス



メインイベント
正規王者の井岡一翔(井岡)は暫定王者のスタンプ・ギャットニワット
(タイ)の対戦は、同団体内での頂上決戦だけに、相変わらず統一戦とは
呼びたくない私が居ます。
序盤はスタンプが予想以上に思い切りの良いパンチを振ってきてスリルある
展開になった。
速いパンチが飛んできて、井岡がカバリングに務めるシーンもあり。
2回にはアッパー気味の右フックでダウンを奪われてしまう井岡!
立ち上がった王者は、その後は冷静に対処。
大振り挑戦者の隙を突いて試合を優勢に進めていく。
荒っぽく攻めたスタンプだったが、ボディを攻められ失速。
7回には左ボディでダウンを奪われた暫定王者は、立ち上がって再開に応じ
たふが、井岡がラッシュの中でボディを当てると再びダウン。
レフェリーが試合をストップし、井岡がV4に成功した。

セミファイナル
小國は大殊勲。判定は三者とも115-112。
1回は基本的にリードパンチの伸ばし合いだったが小國の長いパンチが速く、
なかなか強い。好調なスタート。
2回からグスマンが前に出てパンチを振るい始めるも、小國はガードと距離で
外し、シャープな反撃。
小國ってこんなに良い選手だったのか?(失礼)
小國のボディブローが良い。「さあ、これからボディを打ちますよ」という
前フリ無しで繰り出すのが良い!
3回、グスマンの左フックをかわし小國が左のボディブローを相手レバーに
打ち込むと、グスマンがショックを受けた様にダウン!
ダメージ深かい王者だったが立ち上がり、この回の終了ゴングに逃げ込んだ。
残り時間もあり、ここは詰めて欲しかったのだが…。
中盤もグスマンの強打と小國のシャープなパンチが交錯。
11回には小國の左ボディ2発でグスマンはダウンするも、審判はローブローと
判断し、グスマンには回復時間が与えられた。
スロー再生では明らかにトランクスのベルトラインにヒットしており観客は大
ブーイング。
試合再開後、ボディを攻める小國だったが、グスマンは逃げ切る。
最終回もグスマンを追う小國だったが王者は距離を取って決定打を与えず。
試合は判定へ。
判定3-0、小國がグスマンから大金星の勝利を収め新王者となったが、3ポイント
以上の差があったように感じるのは私だけだろうか?

世界戦が流れた大森の8回戦。
(画像のポスターではハスキンス戦が載ってますが…)気持ちを切り替えて
くれたのか、フェンテスを3RでKO。本番に期待したい。

12月31日「岐阜メモリアルセンター世界戦」結果

2016年12月31日 | ボクシング
12月31日、岐阜県岐阜市
岐阜メモリアルセンター・愛ドーム

◆WBO世界L・フライ級王座決定戦
田中恒成(畑中)5RTKO モイセス・フエンテス(メキシコ)

◆日本フェザー級タイトルマッチ
林翔太(畑中)判定3-0 下田昭文(帝拳)

◆54.0キロ8回戦
田中裕士(畑中)TKO4回1分41秒 谷口拓也(ダッシュ東保)

◆53.0キロ4回戦
畑中建人(畑中)TKO2回1分3秒 浅原幸裕(斉藤)



・WBOライトフライ級王座決定戦は、同級2位田中恒成が
 同級1位のモイセス・フエンテスを5回TKOで下した。
 ミニマム級に続く2階級制覇を日本最速タイの8戦目で
 達成した。記録上では…ね。
 田中は序盤からスピードで圧倒し。5回にはロープまで
 追い込んで連打で勝利。
 フエンテスの不調も伝えられている。

・フェザー級の日本タイトル戦は、王者・林翔太(畑中)が
 迎え撃ったのは、元WBA世界S・バンタム級チャンピオンの
 下田昭文(帝拳)。
 序盤に強い下田は速く激しく出入り、リードを奪ったが、
 林は中盤以降に攻めはじめ、9回終了間際に右ストレートで
 ダウンを奪い、判定勝ちとなった。

・元WBC世界S・バンタム級チャンピオン畑中清詞会長の長男、
 建人(畑中)は早くもプロ2戦目に臨んで勝利。
 勝利のバク転は親父さんもやってた事。感慨深いねぇ。

12月30日「ボクシングフェス2016」結果

2016年12月31日 | ボクシング
12月30日(金)東京・有明コロシアム
『ボクシングフェス2016』
◆WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ
井上尚弥 6R1分1秒KO 河野公平

◆IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ
八重樫東 12R2分13秒TKO サマートレック・ゴーキャットジム

◆ノンタイトル10回戦
村田諒太 3R2分53秒KO ブルーノ・サンドバル

◆フェザー級8回戦
清水 聡 KO3R1分09秒 カルロ・デメシーリョ



・メインは王者の井上が強さを見せつけた。
 もともと河野のアゴとボディは鋼製では無い。正直、亀田の
 ボディブローで背を丸める姿は印象悪すぎだった。
 コンセプシオンのアッパーをアゴに食って効きながら、気持
 ちで耐えるなど、頑張りで盛り返してきた選手。
 今回の試合も、3Rから効きながらも前進し、王者をロープに
 詰めて連打を仕掛けるなど、さすがの展開を見せたが、
 「さぁ、ここから」ってトコロに左フックのカウンターが
 待っていた。
 ダメージは深刻で、続行させたレフェリングには疑問が残る。
 前戦は惜敗でWBA王者を失った河野を強烈に倒した井上。
 未来が大きく開いたと言えるだろう。

・八重樫は12R、右ストレートと左ボディブローから圧力を強め、
 右を連続ヒット。コーナーへ追い込まれたサマートレックが
 防戦一方になったところでレフェリーが試合をストップ。
 八重樫が身体能力とテクニック差を見せつけてのTKO勝ちし、
 2度目の防衛を飾った。
 試合後、腫れの無い顔で満面の笑みを浮かべる王者に安堵。

・村田は中間距離からの右でダメージを与え、3Rでメヒカノを
 倒した。
 一瞬絡まった体勢から倒れたため、レフェリーは当初ダウンと
 見做さなかったが、サンドバルは立てず。
 改めてカウントを数えてのKOとなった。
 なんか、効かせた後のスマートさが無いからスッキリしない
 結末になっちゃうんだよな。
 普段から(相手がダックしてるとはいえ)右が後頭部に当たって
 しまうなど、なんかやっぱりスマートさに欠ける気がするのです。
 レフェリーがレフェリーなら注意されそうだよねぇ。

・清水は「倒れた事が無い」というフィリピン選手を痛烈にKO。
 長身でリーチに恵まれながらアウトボックスしない姿にはレパード
 玉熊の姿がダブった。
 ただ、ショート連打に特化した玉熊に比べ、元銅メダリストは、
 長く強いパンチで追い、重いパンチを遠心力利かせて振っている
 イメージ。パンチにキレが無いかというとキレもある。
 独特の間合いとタイミングもある。
 いろんな意味で面白い選手になってくれそう。

興行主とTV局からすると試合結果は万々歳だったですな。

年末お絵描き:「キングクリームソーダの宮殿」

2016年12月30日 | 英国ロック
2015年の12月は日本中、お年寄りから子供まで
キング・クリムゾン一色だった。

「来日公演スゴかったね」「私の日はRED演った」
「パレードでフリップさんが手を振ってくれたよ」
・・・ってね。



でも、しかし
紅白歌合戦に登場した、あの地縛霊ネコが全てを
持っ行っちまった...。

「ケーター!」とかよ、カワイイ声だしやがって。

許せねぇ。次は赤色に塗ってやるっっ!

2017年お出かけ予定「マイマイ新子と千年の魔法」

2016年12月30日 | アニメ・特撮
12月24日、新宿ピカデリーで行われた「この世界の片隅に」初日
舞台挨拶で片渕須直監督が語った「マイマイ新子と千年の魔法」
サプライズ上映。

「ゼヒ行きたいトコロだが、その日は仕事だなぁ~」なんて事を
言っていた私だが、よくチェックしたら行ける日でしたよ…。



1月8日、新宿ピカデリーで上映される「マイマイ新子と千年の魔法」。

海外の賞を獲得したり評価された反面、日本での興行成功には至らず。
以降の作品の製作にも影響を及ぼしたという。
※私も知らなかったからなぁ…。

「この世界…」の成功を受けて復活上映だから、監督も監督ファンも
感無量でしょう。

上映時間的に「この世界の片隅に」と2本続けての鑑賞が可能という
事だから、結局私は両方ネット予約でチケット押さえてしまった。



ははは、結局「この世界の片隅に」。3回目の鑑賞ですよ!
「君の名は。」は、どうしようかな…なんて言ってたら、連れ合いから
「あまり収入の良すぎる映画は見ないでしょ、あなたは」とか言われて
しまった。

よくご存じですね!配偶者だけにね!

でも、行くかも知れませんよ…。

2017年お出かけ予定「シャークス・ライヴ」

2016年12月30日 | 洋楽
結局、買っちゃいました。
シャークスの2017年1月14日(土)東京公演。
※場所は下北沢 GARDEN。



70年代に結成されたブリティッシュロック・バンドのシャークス。

フリー解散後のアンディ・フレイザーと、腕利きのセッション・
ギタリストとして知名度あったクリス・スペディングによる双頭
バンドとして注目されたが、そもそもは短命バンドだった。

※フレイザーは2nd以降のアルバムには不参加



90年代の再結成を経て、またも活動を再開。
今回は来日公演が決定した。

やっぱり注目はオリジナル・メンバー。
クリス・スペディングとスニップス(スティーヴ・パーソンズ)だ。

A・フレイザーは2015年に死去しており、当然不参加。



世間の注目は、
ポール・クック(セックス・ピストルズなどへ参加)に集まって
いるだろう。

バンドのルックスも革ジャンだし。

革ジャン・ロックも良いけれど
私としては、やっぱりブリティシュ・ロックとしてのシャークスが
聴きたいし、スニップスのダミ声で歌われるアンディ・フレーザー
曲が聴きたい。

要するに1stの曲に期待しているという事です。



もちろんチケットはVINYL JAPANさんの店頭にて購入。
特典つきという事でOfficial badge(缶バッジ)をくれましたよ。

先着100名だったから、間に合ったな。
…というか、間に合っちゃったけど大丈夫か?

ブリティッシュロック・ファンとして、スペディングのギターは
生で拝みたいし。
スニップスの声は同時期のソウルフルなヴォーカリストの系譜に
あるし。やっぱり、アンディ・フレーザー曲には思い入れがある。

なんとか成功して欲しいですねぇ。

久々お絵かき:「レッドスプライト」タツ・フラムト

2016年12月30日 | 生活
やっぱり寂しいよぉぉぉぉぉぉぉ。

「レッドスプライト」が終わり、「ワールドトリガー」は未期限
休載状態の週刊少年ジャンプ。

なんか物足りないんだよぉぉぉぉぉぉぉぉ。

そりゃ継続して買ってるけどさ。
やっぱ「ハイキュー!」とか面白いしさ。

※「レッドスプライト」終了号でも潔子さんのハードル跳び
 二態を見開きで連発して「上手ぇぇぇぇ」「凄ぇぇぇぇ」と
 私を感服させてくれたし。
 見せ方だけじゃなく、キャラの掘り下げって意味でもね…。

「鬼滅の刃」は安定しつつも読み手の斜め上を行くストーリー
展開を見せてくれるしさ。

購読はやめないけど「毎週感想をブログに書く」情熱は無くして
しまった…。



寂しい余り、久々に「お絵かき」しちゃいました。
「レッドスプライト」の主人公タツ。

基本「こども大将」な筈なんだけど、なんか育ったヴァージョンに
なってしまった…。

作者の屋宜知宏さん、やっぱり個性ある絵だな。
再浮上を目指し、絵柄変えるとかしないで欲しいなぁ。

つか、それ以前に単行本の加筆などあるだろうし、やっぱり
私は「レッドスプライト」復活の希望を捨てられないでいる。

※他誌だけど「うしおととら」だって復活した後に名作として
 完結まで描き上げられたではないか!

出来たら少年ジャンプでの復帰。または「ジャンプ+」に移籍
しての連載再開。

それを期待したい。

キャリー・フィッシャーさんの母も亡くなる

2016年12月29日 | 芸能
洋画に詳しくないので知らなかったが、
お母さまも著名な女優さんだったのね。

女優デビー・レイノルズさん。米国の俳優。
娘で映画「スター・ウォーズ」のレイア姫役で知られた、
俳優のキャリー・フィッシャーさんが27日に亡くなった
ばかりの出来事…。

翌28日、娘の葬儀打ち合わせ席で倒れ、ロサンゼルスの
病院に搬送されたが、その日のうちに亡くなったとの事。
享年84。

息子さんによると、
レイノルズさんは「キャリーと一緒にいたい」と言った後、
亡くなったという。

レイノルズさん自身、輝かしい経歴の持ち主という事で
※52年のミュージカル映画「雨に唄えば」に出演、
 64年にはアカデミー賞にノミネート。

近年も舞台やテレビで活躍していたという。

娘さんと仲良く写っている公式写真も多数UPされ、その
睦まじさは心和ませてくれるが、その愛情ゆえの痛手が
死に繋がったかと思うと何とも気の毒だ…。



娘・フィッシャーさん自身、亡くなったのは最新の著作
「The Princess Diarist」のプロモーションで各地を
巡っていたところだったそうで

作家・脚本家としても活躍したフィッシャーさんは、
その一方、私生活ではドラッグ中毒や精神疾患に苦んで
いた事も告白しており、

そうなると、ますますポール・コゾフとの関連性を
感じてしまうじゃないか…と残念この上ない。

※ただし、周囲に迷惑を掛けることの多かったコスに比べ、
 啓蒙活動などを行なってきたフィッシャーさんを簡単に
 並べることは出来ないだろう…。
  
私が魅せられてた「金属ビキニ」も御本人は嫌だった様で
そもそも映画上では奴隷衣装だったから尚更だったみたい
ですねぇ…。
※私ゃ「こんなフラゼッタ調の衣装が似合うなんて!」
 「素晴らしい!」とか言って無邪気に喜んでましたよ。



なお、2017年末に公開予定の次回作「エピソード8」に
出演することが決まっていたフィッシャーさん。

彼女の出演場面はすべて撮影が終了しているという事で。
「まだレイア姫に会えるのだ」と、ファンは寂しがりつつも
顔を上げているという。

年末になっても、まだまだ訃報は続きます。
根津甚八さんも亡くなってしまいました。

※NHK大河などで知られる渋い男優さん…。
 最近は椎間板の疾患などで第一線を退き、演出家や脚本家と
 して復帰途中だったとの事。
 例によって知らなかった。69歳、早いよねぇ…。

今年はこれ以上ありませんように。
そして来年は平穏でありますように…。

レイア姫、死去

2016年12月29日 | 芸能
女優のキャリー・フィッシャーさんまで亡くなってしまった。
享年60。
スターウォーズのレイア姫として余りにも有名な人です。

12月23日の金曜日、ロンドンからロサンジェルスへの旅行中に
ロサンジェルス国際空港着陸10分前に心臓発作をおこし、医療
スタッフにより近くの病院に搬送されたフィッシャーさん。

救急治療室で治療が行われ、一時は容体が安定していたというが
現地時間の12月27日8時55分、死亡が確認されたとの事。

映画みたいに「この飛行機にお医者さんは…」とは行かなかった
んだな。着陸前だもんな。

飛行機内での発作で死去なんてポール・コゾフみたいじゃないか。

2015年12月18日に公開された「フォースの覚醒」には、ハリソン・
フォードともども同作にカムバック。



以降の作品にも…という事だったが、どうなるのか。

時にスレンダーな異星ルックなどで魅せてくれたレイア姫。
生頼先生のイラストポスターでも中心に位置する大事なキャラクター。

レイア姫よ、永遠に。
キャリー・フィッシャーさんよ安らかに…。

クイーン&ジョージ・マイケル「愛にすべてを」

2016年12月28日 | 洋楽
我が家で「ジョージ・マイケル」が亡くなった話をしたんですがね。
※「死因は心不全」なんて報道も出てきましたなぁ…

連れ合いは寂しそうに「初めて見に行った外タレさんなんだよね」と
ため息をついたんですよ。
「ジョージ・マイケル、東京ドームまで行ったんだよね」…と。

ゲイのカミングアウトで少し熱は冷めたらしいが、それでも初めて
観に行ったアーティストは思い入れあるよねぇ…なんて言っていて
思い出した。



Fマーキュリー・トリビュートのイベント映像をDVD-RAMの
山を凄まじく探し、連れに見せてやった事があったのだ!

あの時は「カレの死」とのイメージフレディへの思いが重なって
いたんだよな…と語り合い。
ジョージは凄まじいテンションで「愛にすべてを」を歌ったんだよ…と。

凄かったんだよ。感動したよ…と。

そして、とうとう連れの前で簡易上映会を行ったカタルシス。
それも凄いモノがあった…なんて事を、以前ブログにUPしました。

Queen & George Michael 「Somebody to Love」 (Live Wembley 1992)

DVDで発売にもなってるし、その曲だけ動画サイトにあげられている。
※クリーンの変態コーラスを本当の合唱団に再現させてるのも凄いと
 思ったよ…。

今回の死去を受け、リハーサル動画までUPされている。


※上記動画は本公演版です

スチャダラBOSEの本「明日に向かって捨てろ!!」の中でね

「集めてる者は、見たがる他人に見せた時点で恍惚となる」
「そして報われる」
・・・そんなくだりで、思わず「そうだ!」と膝を叩いたものです。

そこで思い出したのが、ジョージ・マイケル氏によるF・マーキュリー
トリビュートの「愛にすべてを」だったのです。

相変わらず一向に捨てられない私。
またウチの大画面TVで“あの”「愛にすべてを」が見たくなったなぁ。

ペヤング・パクチーMAXやきそば

2016年12月27日 | 生活
職場近くのコンビニに行ったところ、
「ペヤング・パクチーMAX」という商品が並んでいた。

さっそく購入した。



ネットで調べたら2016年12月19日に発売開始。
「パクチー」がたっぷり入ったペヤングです。

包装はパクチーをイメージした緑の葉。なんか洋風。



さて作ろうと、フタを開けると中には、ソースの袋と
乾燥パクチーがたっぷり入った「かやく」の袋が…。

けっこう細かい葉っぱだ。



フタに付くのが嫌なので麺の下に入れてみた。

この時点で臭いを嗅いだが、パクチー独特の香りは
感じられなかった。



例によって、お湯を入れて3分待って、湯切りして
ソースを混ぜる作り方。

ソースの袋を切ってみると、ここで臭気が一気に来た!
塩味系らしいが、すこし赤みがかったソースの色から
アジアンチックな臭いが漂う…。

具材はパクチーだけで、湯でふやけても細かいまま。

ソースを混ぜるとパクチーの臭気が広がる。
苦手な人はとことん苦手なパクチー臭。
私は嫌いじゃありません!



味は…それほどパクチー感なし。
ソースの臭いでカバーしている印象だなぁ。

ソースは酸味とスパイスの効いていて、トムヤムクンの
ような風味あり。

よく混ぜれば、色合いもナイスです。
「絶品!」とは行かないが、なかなか美味しい。

スーパーで少し割安になってたら買って食べていこうかな。
そんな感じの「ペヤング・パクチーMAXやきそば」で御座います。

ジョージ・マイケル死去

2016年12月26日 | 英国ロック
年も押し迫って、またしても訃報です。
驚きの「若手」アーティストの死去に、ただ唖然とするばかり…。

ポップデュオ「ワム!」やソロシンガーとして活躍した英人気歌手の
ジョージ・マイケルが、12月25日に英国の自宅で亡くなった。
なんと享年53歳…。若い。若すぎる…。

広報担当者は「自宅のベッドで安らかに息を引き取った。彼が、この
クリスマスの期間に自宅で亡くなった事は大きな悲しみだ」と発表。

英警察は、マイケルさんの死について「原因の説明は不可能だが、
不審な点はない」とコメントしていうので、病気によるものなんだ
ろうなぁ…。



ワムの代表曲といえば「ケアレスウィスパー」「ウェイクミーアップ」
「フリーダム」などなど多数・・・。

そして「ラストクリスマス」。
自らの代表曲が街中で流れる中、亡くなってしまうなんてなぁ…。

ソロでは「フェイス」などヒット曲もあったし、表街道を走った音楽
人生と言えると思いますよ。

個人的に印象深いのは、1992年4月にウェンブリー・スタジアムで行わ
れたフレディ・マーキュリーの追悼コンサートでの「Somebody To Love」。

当時のジョージは思い人に死の影が差し掛かっていたとかで、先輩である
フレディへの思いも相まって鬼気迫る歌唱を聴かせてくれたのよね。

表街道ミュージシャンが少しばかり苦手な私も、あれには参った。
素晴らしかった。私の記憶に延々と残り続ける事は間違いない。

やっぱり50代で逝ってしまうのは早いし、痛ましい。
ジョージ・マイケルよ、安らかに…。

「保育園落ちた日本死ね」に関して

2016年12月26日 | 生活
12月1日に発表された「2016ユーキャン新語・流行語大賞」の
トップテンに「保育園落ちた日本死ね」が入った件。

言うまでも無く、保育園の抽選に落ちた怒りをつづった匿名のママ
ブログに使われたキーワード。

やっぱ「死ね」という言葉は耳障り悪いし、授賞式に民進党の女性
議員が出てきて笑顔だったのは違和感あった。



もう、これは感覚的なモノだ。
保育施設の充実など、活動は粛々と行なっていただけば良い…てな
感じだ。

選出に違和感を唱えた芸能人ツイートが炎上し、謝罪したのも変な話。
でも「日本死ね」が許せない人は日本を否定されるのが嫌な人たちで、
なんだか当初のニュアンスから変わっているのが微妙だ。

終いにゃ自民党議員が(その芸能人に対し)「至極まっとうな話だ」
「来年の衆院選に比例で出てほしい」なんつうコメント発したとか
いう話もあり、それはそれで凄まじく気色が悪い。

結局は与党も野党も関係なく、生理的に駄目なモノは駄目なんだよな…。

伊福部昭先生の肖像写真が学校の音楽室へ

2016年12月26日 | 邦楽
出身地である北海道音更町限定ですが、バッハやモーツァルト、山田耕筰、
滝廉太郎と並んで飾られましたよ。

ゴジラのテーマ曲で知られる作曲家の伊福部昭先生。
少年時代を北海道音更町で過ごし、アイヌ音楽にも慣れ親しんだ経験が後の
作曲家生活に大きな影響を及ぼしたと言われるが。

独学で始めた作曲で海外の賞を獲得し、上京後はゴジラのテーマ曲など三百本
以上の映画音楽を手がけた。

その功績を子どもたちに知って貰おうと、12月21日に音更小学校の楽室に
写真が飾られた。
ブラスバンドの児童22人は、ゴジラのテーマ曲を演奏したそうな。



没後10年となる伊福部先生、今後、町内すべての小中学校の音楽室に経歴を
添えた肖像写真が飾られることになっているとの事。

経歴にはゴジラ関連のみならず、当然クラシック界での功績も述べられており
パリで開かれたチェレプニン賞に北海道から応募し、若くして見事に受賞する
快挙を成し遂げ、晩年も後進を育てた実績などが記されている。

なお、パリへ楽譜を送る前に東京に集約された楽譜を東京の音楽関係者は日本の
伝統音楽色が強いなどの理由で撥ねようとしたらしいが、「規定は満たしてるし
折角応募して来たのだから」という声もあって、無事パリへ送られたなどという
エピソードが残っている。

※棟方志功の時も同様なエピソードが残っているが、新しい才能に理解ある偉い
 人はいらっしゃるモンだねぇ。

いみじくも西洋音楽界は「民族性」に戻り始めた時期。そこで「日本その物」を
盛り込んだ楽曲は賞の指向と一致していた。
ほぼ独学の若き伊福部昭が「その境地」に至っていた事は驚嘆に値すると思う。



普通は才能を認められた人物が東都で磨かれ、欧州留学で初めて行きつくで
あろう、「何代もクラシックに慣れ親しんだ欧州人には並べもしない。自分は
そもそも何者なのか?」という壁。

そこから日本の伝統音楽を学び、作曲に生かすまで十何年と掛かるだろう。
それを独学で、作曲を始めて間もなくやり遂げた伊福部昭は天才とかそういう
範疇では語れない存在ではないでしょうか。

そういう存在を称え、今回肖像画を掲げる意義は大きい。
北海道音更町の青少年には枠にとらわれない成長を望みたいと思います。