あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

科学雑誌「Newton」

2012年10月31日 | 生活
相変わらず歯医者に通っているのだが
そこの待合室に必ず科学雑誌「Newton」が置いてあるのよね。

これが面白くて、予約時間より少し早く行くのが楽しいんですよ。
「はやぶさ」帰還の時も特集してくれたし、今月号(2012年12月号/2012年10月26日発売)は、
山中伸弥教授のノーベル賞受賞記念号なのです。iPS細胞の特集です。

まぁ、価格が毎号1000円するので、なかなか買えないんですけどね。

そういう事もあって医者に行くのも悪くないな・・・なんて別の楽しみを見出しているワタクシ
なのでした。

開業医や処方箋薬局に良く置いてあるんですよね。
買って読み終わって置いていらっしゃるのかしら。



――で、今月のニュートン最新号は

「医療新時代の扉を開いた山中伸弥教授とiPS細胞」
時間をさかのぼるように,細胞を未成熟な状態にもどした!

ノーベル賞を共同受賞したジョン・ガードン博士の「初期化現象の発見」にはじまり,iPS細胞の
誕生前夜から,誕生のドラマ,本格化する医療応用までを緊急特集。

プロローグ
山中博士とiPS細胞/細胞の初期化とは

PART1
初期化現象の発見/「ES細胞」の誕生/哺乳類細胞の初期化/ES細胞の問題点

PART2
四つの遺伝子,ヤマナカファクター/ヒトiPS細胞の誕生

PART3
協力 高橋和利
高橋和利博士に聞く誕生のドラマ

PART4
臨床応用の開始へ/iPS細胞から生殖細胞/iPS細胞の未来

・・・という内容。
写真や図解入りで説明されてるが、とうぜん私には全て理解できない。

しかし、それでも読んでて楽しい。

iPS細胞以前に発見されたES細胞は卵子から作られるもので、
子宮に戻せば生命になる細胞を使うのは倫理的に「問題あり」と言われたが、
皮膚細胞などから遡って初期化した細胞を心臓組織用や筋肉組織用に変化させて応用するiPS細胞は
倫理的にも許容範囲内だし

拒否反応もなく実用度も高い・・・というのが私にも分かった。

ただし、ES細胞の研究があってこそiPS細胞の誕生があった訳で
その間には「クローン羊ドリー」や「クローン蛙」の研究もあり
それも重要な意味を持っていたという事だ。

公式に膨大な実験データを発表した機関もあり、その行為は「研究者が有効にデータを活用して
くれれば」という思いも込められている。

一人の研究では限界があり、研究者は連綿と繋がっているのだ。

う~ん、感動。

それを考えると、簡単に「iPS細胞を臨床応用した」なんてウソ(?)を発表した某氏は、やっぱり
許されちゃいけない存在なんだろうなぁ。

※社会的地位を失ったのも当然・・・か。
 何年かしたら「あのヒトは今」の対象になるだろうなぁ。

日本人がノーベル賞受賞!そして・・・

2012年10月30日 | 生活
2012年のノーベル医学生理学賞は、さまざまな組織の細胞になる能力がある「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を開発した 山中伸弥京都大教授(50)ら2人に授与すると発表された。

すばらしい偉業だが、その要因となった「iPS細胞」にまつわり、風変わりな研究者が出てきて自らの『実績』とやらを公表、それを大手メディアが真に受けて報道し、とんだ珍騒動になったのも記憶に新しい。

なんでこんな人が出てくるのか。
言っちゃナンだが面白くなってくる。かなりの高確率で出て来るんだよな、こういうヒト。

ノーベール賞受賞の興奮冷めやらぬ時期、まず読売新聞が「(自称)米ハーバード大客員講師・森口尚史氏(48才)が、世界初のiPS細胞を使った手術に成功した」「iPS心筋を移植」なんて1面に書き
これを共同通信もが追い掛け、東京新聞の夕刊でもトップを飾った。

ところが、森口氏が「手術した」とするマサチューセッツ総合病院とハーバード大が「記録がない」と真っ向から否定。

結局、森口氏の『ハーバード大講師』の肩書は10年以上前のものと判明し。

満面の笑みでTVカメラの前でコメントしていた森口の顔が、数日後には困惑したような表情に変貌。

読売が13日付朝刊1面に「iPS移植は虚偽」の見出しで、「一連の記事は誤報」と認め、おわびの訂正記事を掲載。
共同通信も「事実無根だったことが分かった」との記事を配信し、頭を下げた。

それでも森口氏は「ハーバード大や病院がなぜ否定しているのかがまったく分からない」「今まで話したことは、自分では正しいと思っている」と苦しいコメント。

それも首を傾げながらの表情で、なんとも微妙。・・・というか珍妙。
愉快犯とも思えず、「目立とう!」という明るい目的も感じられず。

ただ不思議な空気を醸し出す森口氏。

しかし、裏も取らずに1面に書くなんて、読売さんもヤキが回ったもんだ。
共同通信さんも。

虚偽の発表をしたとして、東大は東大病院特任研究員・森口氏を懲戒解雇処分にした。
日テレ職員数名も誤報を伝えたとして懲戒された。

「なんだったんだろう?」という事件(?)は収束方向だ。
でも、こういうヒトが出てくるのも一つの『現象』だと思う。

「少女革命ウテナ」ブルーレイ化

2012年10月29日 | アニメ・特撮
来年の1月と2月、上下巻で発売される模様。

そして、それを記念して
今年12月8日にはテアトル新宿にて「BD-BOX発売記念オールナイト上映イベント」の開催が決定!



イベント内容と詳細は練られている最中な模様。

ブルーレイBOXに関しては先行情報あり。



【上巻】
(BD4枚組/KIXA-90240~3)1月23日発売
第1話~第24話を収録 \ 23,940(税込)

【下巻】
(BD5枚組/KIXA-90244~8)2月27日発売
第25話~第39話・劇場版・特典映像を収録 \ 23,940(税込)

音声:①DTS-HD Master Audio 5.1ch ②リニアPCM 2ch
仕様:BD50G/AVC・1080p High-Def/4:3(劇場版のみ16:9)



映画版も収録されているようですな。

音楽も面白かったからCD-BOXも再発されませんかな?
昭和な曲が結構使われてたんだよね。

それこそ「夜明けのスキャット」とか(!)

自分が卵を生んだと勘違いした桐生七実のバックで流れる「こんにちは赤ちゃん」とか。

ええ、新鮮でしたよ。

由紀さおり20年ぶり単独紅白内定

2012年10月28日 | 邦楽
トリ抜てきの可能性もあるそうな。

昨年から今年にかけて音楽界で大きな話題になった、由紀さんの世界的な活躍。
米国の人気楽団「ピンク・マルティーニ」とのアルバム「1969」が30カ国でヒット。
国内では自身41年ぶりにオリコンチャートのトップ10入りを果たした。

紅白の選考内定に関しては、「日本の歌謡曲の魅力を世界に広めた功績」「還暦を過ぎての世界挑戦が国民に勇気を与えた」・・・などの点が評価された模様。

歌唱曲の選択はこれからだが、「夜明けのスキャット」など「1969」の収録曲を歌うのは確実。
同曲になったら、初出場した69年以来43年ぶりに紅白のステージで歌う事になる。

まぁ、「夜明けのスキャット」は名曲ですからね。
いまさら言うのもナンだが、日本の歌謡曲で私が最も好きな曲です。

オリジナル曲がAMラジオから流れたときの感動。
ギターのイントロ、由紀さんのスキャット。素晴らしい歌メロ。

「1969」という世界の音楽が最も豊潤だった時代の曲を収録したアルバムが、米国とカナダで次々とジャズチャートやワールドミュージックチャートで1位を獲得する世界的ヒットとなる・・・。



「ピンク・マルティーニ」の人気も前提に考えなければならないだろうが、それでも快挙には違わない。 

発売国数も、イギリスを皮切りに世界22か国で順次売り出され、ギリシャやシンガポールでも人気を集め。

全12曲のうち、フランス語で歌った「さらば夏の日」以外は、すべて日本語。
いしだあゆみさんのヒット曲「ブルー・ライト・ヨコハマ」など、懐かしくも新鮮な名曲ばかり。

日本の歌謡曲・ポップスで、世界的にヒットしたのは、1963年に米ビルボード誌の週間ランキング1位を獲得した故・坂本九さんの「SUKIYAKI」(上を向いて歩こう)が余りにも有名だが。

由紀さんの海外評価も相当なモノになった。

ピンク・マルティーニのメンバーが由紀さんを見出したのは、「ジャケ買い」がキッカケだったそうで。

リーダーでピアニストのトーマス・M・ローダーデール氏(40)が、米オレゴン州ポートランドの地元中古レコード店で、たまたま「夜明けのスキャット」のジャケットに目が留まり、購入。
聴いてみたら、あっという間に由紀さおりさんの透明感ある歌声に魅了されたそうな。



そして、2007年自身のグループのサードアルバムで、由紀さんの曲「タ・ヤ・タン」を日本語でカバー。

09年に由紀さんの若きスタッフがユーチューブに投稿されたそのライブを見てコンタクトが始まった。

ここいらは「シンデレラストーリー」的に語られるが、「もう一度歌謡曲で一花を!」と若いスタッフで周りを固めた由紀さんの執念も侮れない。

由紀さんサイドから猛アタックを受けたマルティーニは、10年3月の来日公演で由紀さんと初共演。

ここで衰えなき由紀さんの歌声に感銘を覚えたか、手応えを掴んだのか、マルティーニは、11年10月に(あの!)英国はロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでも由紀さんと競演。

観客は総立ちで絶賛。12月には全米公演も行われ、今年に入って日本での凱旋公演も実現したのは記憶に新しいトコロ。

それを考えれば、紅白でのトリに見合うに充分すぎる実績だ。
「1曲じゃなくてメドレーを」なんて声も出てるらしいが、それも納得だ。

本当に、名曲は不滅だ。そう思わずにはいられない。

粟生、防衛失敗

2012年10月27日 | ボクシング
いろんな意味で残念な敗戦だった。

10/27東京国際フォーラムで行われたボクシングWBC世界スーパー・フェザー級タイトルマッチ12回戦は
王者の粟生隆寛(帝拳)が、メキシコのガマリエル・ディアス(同級4位)に3-0の判定負け。4度目の防衛に失敗。
ディアスは3度目の挑戦で悲願を達成した。

序盤から打ち気マンマンに見える粟生、相手正面から左ストレートを狙うが
ディアスは前後の動きに長けて被弾を許さず。

大きな試合を噂されると、その前の試合で「良い勝ち方をしよう」と力が入ったりする事が良くあるが
粟生もそのドツボに嵌っているのか?逆にディアスの右を打たれるシーンあり。

3R、ディアスのバッティングで粟生の左まゆ付近から出血。ディアスはバッティングにより1点の減点。

4R終了時点での公開採点は、38-37、37-38、36-39で挑戦者が優勢。
2-1とは意外。それほどディアスのペースに見える。

5R、ディアスはローブローの反則で減点1。やや厳しい気もしたが、それ以前にも「ボコッ」をノーファールカップを叩くローブローを注意されてるので唐突感は無い。

中盤ややペース・ダウンしたディアスに粟生のパンチがヒットするシーンも増えた。
ラリオスからダウンを奪った粟生なら、ディアスのパンチにもカウンターが当たる筈。
7Rに左でグラつかせ、追撃するも決定的なシーンには至らず。

8R、再度のバッティングの傷から激しく出血した粟生。目に血が入って視界が悪い様子。終了間際、不用意に右を貰う。

公開採点は76-74で粟生が1人、76-74でディアスが2人。
これは完全に終盤勝負の展開。

9R以降、粟生は前に出るが、足やクリンチで逃れる挑戦者。
たまに伸ばすディアスの右が当たり、顔面からの出血は止まらない。
その影響か不用意に被弾する悪循環。
残り30秒、粟生の左ストレートで挑戦者の右をアイカット。
ここでレフェリーが「パンチによるもの」と正確に判断してくれたが、運が無い時はコレだって「バッティング」として自分が減点される。
出血はお互い様な状況で、運を手繰り寄せる事も出来ない王者。

最終回。
粟生の打ち気はディアスのクリンチで誤魔化される。そこで膝を着く王者。
今日はこのパターンも多い。
試合前のアピールほど好調では無いのかも。(正直に「不調」言う選手もいないだろうが・・・)

ディアスは勝っているとの計算か、このラウンドもクリンチと足を多用。
勝っても面白い王者にはなれなそうな選手だ。

このまま終了ゴングは鳴り、勝敗は判定へ。

採点は、112-114、112-114、111-115。
結局、3-0でディアス。

粟生は敗れ、内山との世界王座統一戦の夢と散った。
ゲスト解説に内山を呼びながら、「獲らぬタヌキの・・・」となってしまった。

内山もだけど、粟生も評価の定まらない選手だなぁ。
粟生はコンディショニングの点で出来不出来があるから尚更だ。

今度は粟生次第・・・というか、本田会長次第ですなぁ。

『江南スタイル』ビルボードで5週連続2位

2012年10月26日 | 邦楽
注目の韓国歌手PSYの『江南(カンナム)スタイル』

米ビルボードHOTチャートの順位が話題になってるが
結局今週も2位

5週連続で2位で、悲願の1位はならず。
惜しかったねぇ。



PSYは19日から米国でプロモーション活動を行っており、
23日にはニューヨークで潘基文国連事務総長と会い話題を集めるなど、頑張っておいでだが。

いま一歩及ばぬ模様。

坂本九さんは3週連続1位だが、それを目指して頑張ってほしいものです。

え?
なんか冷たい?



だって、オモシロ東洋人は充分に知ってますもの。



以前もそう言ったじゃないですか!

世界の亀山モデル

2012年10月25日 | 生活
WOWOWさんが放送してくれたピーター・ガブリエルのライブ3D放送に関連して
「我が家のAQUOS=世界の亀山モデルは3Dテレビでは無い」・・・などと書いてしまったが。

「世界の亀山モデル」は過去の話で、いまやSHARPは経営危機に陥ってるのな。



2007年あたりは液晶TVのトップメーカーとして大画面液晶テレビを大量生産する体制を いち早く確立したSHARP。
世界最大級の大型パネル生産が可能な堺工場の建設に社運を懸けて総額1兆円(!)もつぎ込んだものの、
アジア企業の安値攻勢に加え世界的不況の影響で、主力のテレビ・液晶事業が不振を極めてしまった。
株価も急落し、巨額赤字に陥った。

結果として銀行融資の代償としての大リストラが行われ、合併先と言われる台湾メーカーには足元を見られ、復活の綱が他力本願・・・と思われたのが今年8月あたりの話。

私が小さな頃は関西のB級メーカーだった印象もあったシャープが
電卓や液晶での技術開発で「海外に生産拠点を移さず、日本の雇用を守り、ものつくり日本の技術を世界に知らしめた優良企業」へと成長したのは見事としか言いようが無かったが
そんなメーカーが4000億円もの赤字を抱える企業に転落してしまったと思うと実に残念だ。

まぁ・・・ね
私が26型を10万円弱で購入した頃は「32型液晶テレビの価格が5万円以下に値崩れ」なんて予想もつかなかったし。
「技術のシャープ」が、こんなにピンチに陥るなんて想像も出来なかった。

まぁ、「シャープはテレビ市場が好調で大型液晶パネルが足りない時に、自社向けを優先して、他のテレビメーカーに十分供給しなかった。また、部材メーカーなど取引業者への要求も厳しいかった」なんて話もあり
そのせいか、業界周辺からシャープを助けようという声は余り聞こえてこないそうな。

その辺は「取引先も助けていこう」と考えた松下さん(パナソニック)とは違うトコロですなぁ・・・。

台湾メーカーの「鴻海」と提携しても、技術を持ってかれて終わりかもしれないし、採算が上がらないと言いつつ将来性のある太陽光部門を海外メーカーに売却したのも「大丈夫か?そんなに厳しいのか?」てな印象だ。

結局、起死回生の鍵は堺工場と亀山工場のようで。
100型の超大型テレビを作って、韓国企業などとの安売り合戦を避けて高価格帯モデルに力を入れたり、米アップル向けの供給も期待できる亀山第2工場の新型液晶パネルが回復の可能性を握る模様。

成長が期待できるスマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末向けの中小型液晶パネルの生産に力を入れていくそうな。

結局は液晶の成功で調子に乗って1兆円も設備投資に使って失敗した・・・って話になるのだが、
「失われた10年」とか言われたバブル崩壊後の日本で、そんな事できたってのは逆にスゲエな・・・と思ったりして。



あとは・・・ね
技術に溺れた部分を改善して欲しいですよ。

AQUOSテレビの購入直後、大手家電量販店に そそのかされて買ったシャープのブルーレイ・レコーダーの使い勝手が悪い事!

「痒いトコまで手が届く」東芝や、「そこまでの機能を搭載してくれるんですか!?」と驚かせてくれるパナソニックに比べ、編集がやりづらい事・・・。

「技術的先駆者は経営の成功者足りえず」なんて格言もあります。

いまだに「世界の亀山モデル」のシールを剥がさずに使ってるAQUOSユーザーのワタクシ(また使ってるメーカーが左前になっちまっただよ・・・)
SHARPさんの復活を願っております。

粟生、ディアスの予備検診 両者異常なし

2012年10月24日 | ボクシング
10月27日、東京国際フォーラムで行われるボクシングWBCスーパーフェザー級タイトルマッチの予備検診が24日、東京都内で行われた。

4度目の防衛戦となる王者の粟生隆寛(帝拳)、同級4位の挑戦者ガマリエル・ディアス(メキシコ)とも診断結果は異常なし。

恒例の体格計測も行われ、リーチはともに174cm。
身長はディアスが5,5cm上回った。

両者とも落ち着いた様子で、世界戦3度目になる挑戦者も体格の事は気にしていない様子。
長身でも前に出てプレッシャーを掛けて来るディアスを、粟生がどう捌くか?
どう先手を取って、どうカウンターを取ってダメージを与えるか?

そこいらが見ものか?
結構ディアスは実力者とみた。王者からしたら予断ならない試合になりそう。

さらに、同日には日本バンタム級チャンピオンでWBC世界同級9位の岩佐亮佑(セレス)が元WBC中米バンタム級王者のデビッド・デラモラ(メキシコ)と対戦する注目カードも。

昨年8月の亀田興毅(亀田)選手戦以来、2度目の来日となるデラモラ。
もちろん、岩佐と亀田の実力比較には良い素材だけに、健闘を望みたいトコロだ。

TVは興行当日夕方からの生中継。
粟生vsディアスがKOで決まれば岩佐の放送もあるかも。

その辺にも期待したいですな。

長谷川穂積、次戦はS・バンタム級 で

2012年10月23日 | ボクシング
プロボクシングの元WBC世界バンタム、フェザー2階級王者で、現在はWBC世界フェザー級2位の長谷川穂積(31才/真正)の次戦が、スーパーバンタム級のノンタイトル10回戦で行われる事になった。

日程は12月22日。
会場は神戸市中央体育館。

真正ジムの山下正人会長は、「相手は世界ランカークラスと交渉中。今後はスーパーバンタム級での世界3階級制覇とフェザー級での返り咲きの両方を狙う」とコメント。

長谷川は昨年4月、ジョニー・ゴンザレス(メキシコ)に衝撃のKOで敗れ、WBCフェザー級の世界王座から陥落し
今年4月の再起戦では、WBCスペイン語圏同級王者のフェリペ・カルロス・フェリックス(メキシコ)に7回TKO勝ちしている。

相手の大降りの右をマトモに食ってダウンするという信じがたいシーンで幕切れとなったJ・ゴンザレス戦。
ペースを掴む前に相手に打たれ、ムキになって危険な距離・タイミングで打ち返して自滅するという最悪の展開で
長谷川ファンにとっては悪夢のような試合だったが

フェリックス戦では、打ち気を押さえたり、自分の左ストレートに合わせてくる相手左フックを警戒したり・・・と、それなりの改善が見えた。

フェリックスも長谷川を研究していて、ゴンザレスのような大きな右を振ってきたが、長谷川はダックで躱し、同じ轍は踏まないという意思を感じさせた。

・・・とはいえ、一流のメキシカンなら
長谷川が左ストレートを打つと同時に自分の顔を下げ、相手の左フックを警戒しても、そこでアッパーを突き上げる位はやってくるだろうし

フェザーの身体としては、長谷川はフレームが足りない気がするし
やはりS・バンタム転級を臭わせるニュースは、嬉しい限りだ。

三階級制覇とか、そういう記録ではなく、長谷川穂積の可能性全開のシーンを、やっぱり見てみたいのです。

大晦日にボクシング世界戦興行

2012年10月22日 | ボクシング
12月31日、東京の大田区総合体育館でプロボクシングのトリプル世界戦が行われる。
 
【WBA世界スーパーフェザー級王座統一戦】 
正規王者・内山高志vs暫定王者・ブライアン・バスケス

【WBC世界スーパーフライ級戦】 
王者・佐藤洋太vs同級5位・赤穂亮

【WBA世界スーパーフライ級戦】 
王者・テーパリット・ゴーキャットジムvs同級14位・河野公平

V6戦を兼ねた暫定王者ブライアン・バスケスとの王座統一戦に臨む内山が、昨年に続いて、暫定王者との王座統一戦で日本ボクシング界の大トリを務める。
これまで拙戦の後に強い姿を見せてきた内山に期待。
しかも、強敵相手にこそ充実した試合を見せる内山だから、その辺も楽しみ。

希望するWBC王者の粟生隆寛(28才/帝拳)との団体王座統一戦の実現に向け、バスケス撃破を誓ったという内山、ダイナマイトの異名を持つ強打炸裂が見たい。

2度目の防衛戦となるSフライ級王者の佐藤洋太は、赤穂亮の挑戦を受ける同国人対決。
WBA世界同級14位の河野公平は、引退覚悟で3度目の世界挑戦に臨む。


そして同日、関西でも世界戦興行が開催される。

大阪・ボディーメーカーコロシアム
【WBA世界ミニマム級王座決定戦12回戦】 
同級2位・宮崎亮vs同級4位・ポンサワン・ポープラムック

Lフライで戦っている宮崎だが、世界戦を見据えてWBA世界ミニマム級2位にランク。
元同級王者で現在4位のポンサワン(タイ)との王座決定戦に臨む事になった。

現在保持する東洋太平洋ライトフライ級王座は近日中に返上する予定。

宮崎は、「待ちに待った世界戦。ミニマム級は初めてですが、きっちり減量して勝つ」と意気込みを語ったとか。
馬力あるポンサワンとの一戦は、後半へもつれたら体力勝負になるから、減量で削られるスタミナが少し心配。

元WBC・WBAミニマム級王者の井岡一翔も王座を返上し、Lフライ級世界戦を行うって話あり。
そうすると東都で3大世界戦、関西で2大世界戦・・・という、お腹一杯な大晦日になる。

1月にも祝日があるんだから、そちらに割り振って欲しい気もするなぁ~。

WOWOWさん、音楽コンテンツも充実

2012年10月21日 | 洋楽
ストーンズの50周年を祝って・・・って事だろうが
WOWOWさんが立て続けに70年代ライヴ映像を放送してくれている。
正直うれしいし、凄い。

武道館で上映されて話題になった「ザ・ローリング・ストーンズ レディース・アンド・ジェントルメン」は、私も武道館上映会へ足を運んだ印象深い映像。



ファンの中で、ベスト・ライブにあがるストーンズ全盛の72年から73年の北米ツアーを撮影したコンサート映画で、当時プレミアム上映会まで行われながらお蔵入りになっていた逸品。

時期的にも「ベガーズ...」「レット・イット...」「スティッキー...」「メイン・ストリートの...」という傑作を連発し、米国南部音楽も噛み砕いた独自のストーンズ・ミュージックを創作していた充実期。

さらにミック・テイラー(g)が在籍し、演奏的充実度も、ミック・ジャガーの腰振りっぷりも最高な同ツアーを記録した映像は、「画面が暗い」とか「ミック・ジャガーばかりカメラが追い過ぎ」とかいう不満を吹き飛ばすほどの出来!

改めて見て感慨深い映像作品で御座いました。



そして放送されたのが
これまた21世紀になって日の目を見た78年のライヴ映像「ザ・ローリング・ストーンズ サム・ガールズ・ライブ・イン・テキサス 1978」

パンクの台頭でロック界が大きく変わった78年。
ストーンズはブームとなっていたディスコも導入し、パンクに対抗してシンプルなロックも収録したアルバム「サム・ガールズ」を発表。

同アルバムを引っさげてのツアーでは、「オ-ルド・ウェイヴ」と決め付けられる事を拒否するように若々しく振舞うミックが眩しい。
いや、実際は充分に若いんだけど。
チャーリー・ワッツの腕っ節も太いし。

そして、すでに我が道を行ってるキース・リチャーズ、加入してすっかり馴染んでるロン・ウッド(g)。
楽曲は余裕の代表作オンパレード。これまた充実の映像作品で御座いました。



そさらに放送されたのが
「マディ・ウォーターズ & ザ・ローリング・ストーンズ ライブ・イン・シカゴ 1981」

ブルースの大御所で彼らの父とも言えるマディと共演したコンサート映像。
ホント、お蔵だしですなぁ。
最晩年のマディと共演するストーンズは、敬意を隠せない表情。
マディが客席に語りかける「ヘロインはいかんぞぅ」というセリフが父親目線で有り難い。もっと言ってやって下さい。
マディとの共演は、WOWOWライブで10/21(日)午前10:50から再放送されるので、視聴は可能だ。
録画ミスしてたから有り難い。

ストーンズ以外でも
「ピーター・ガブリエル ニュー・ブラッド~ライブ・イン・ロンドン」なんて番組もあった。
3Dって事でズレたニ画面がウチの液晶画面に映っているが、ウチのTVは3D仕様ではないので、なんか消化不良なのでした。



2011年のコンサートだから、すっかりオヤジさんになったピーガブさんの姿が拝める。しかし声は健在だ。
他の優れたアーティストたちの楽曲を含め、オーケストラをバックに披露したスケールの大きなライブは、さながら総合芸術の趣あり。
ジェネシス在籍時から演劇的なコンサートを見せていたガブリエルさんだけに
照明から演出から楽器の細かな響きまで、実に凝っている事よ!



後半は「レッド・レイン」「ビコ」「イン・ユア・アイズ」などなど嬉しい選曲。
アルバム「So」を聴きまくった私には実に感慨深い。
WOWOWさん別に3D映像じゃなくてもイイのに・・・。

ウチの「世界の亀山」モニターに2Dで奇麗に映れば充分なんですよ・・・。

協会長の資格を疑う

2012年10月20日 | ボクシング
「佐藤vs八重樫戦」消滅ニュースに関して、
もうひとつ考えさせられた事がある。

それは、大橋秀行氏の協会長としての資質。

まずストローとSフライという体格差ある選手の世界戦を目論むという時点で
健康管理より興行の話題性を優先させる姿勢が見えるし
また、世界挑戦者の資格基準を明確化させようという提言も、実際は怪しい事が明らかになった気がする。

ようするに
初挑戦には「世界ランカーに勝利」「日本・OPBF王者として防衛」などのハードルを設けながら
一度世界を獲った選手には規制なし、どの階級でもどの団体でも可。直前試合の出来も視野に入れず、興行主がやりたい世界戦だけが量産される・・・といった結果になるのでは?

こうなるとWBO・IBF加入も果たして認めて良いものか?
そんな印象を受けたニュースです。

「WBCが難色を示した」というのが、せめてもの救い。
まぁ、もともと T○Sや亀ジムとグルなWBAよりはマシだと思ってましたがね。

佐藤vs八重樫戦が消滅

2012年10月19日 | ボクシング
WBCが難色を示したそうで。
まぁ、WBAよりは常識あるって事ですね。

以下、スポ紙より。

WVC世界スーパーフライ級王者の佐藤洋太(28才/協栄)と前WBA世界ミニマム級王者の八重樫東(29才/大橋)との対戦話が9月30日までに消滅した。

同じ岩手出身の「みちのく対決」として、8月に話題に上がったカード。
ミニマム級の八重樫陣営が、東北復興も期して、3階級上の佐藤への挑戦を希望。
一時は両陣営も年末の対戦でほぼ合意していたが、WBCが3階級上の飛び級対決に難色を示した。
八重樫のスーパーフライ級での世界ランク入りの見通しも立たず、試合実現は不可能になった・・・そうな。

まぁ、関係者だけで「話題になる」「井岡戦の頑張りで知名度を上げた八重樫の商品価値は高い」と思って騒いだだけ・・・という事だろう。

八重樫選手にはミニマムでの再起戦か、階級を上げるにしてもライト・フライ級
佐藤洋太選手は、自分の階級での挑戦者を募るのが筋。

TBSのショー路線と大橋会長の目立ちたがり路線が合致しかけたのは残念だが、
ファンの多くは「消滅して良かった」と思っているだろう。

競泳の鈴木聡美選手、出身地でパレード

2012年10月18日 | 競泳
10月13日、ロンドン五輪女子競泳でメダルを三つ獲得した鈴木聡美(21才/山梨学院大)が、出身地の福岡県遠賀町の約1,3キロをパレード。
沿道には約1万人の町民らが集まり、大きな声援を送られたそうな。

鈴木選手は赤いジャケット姿で銀メダルを首にかけ、オープンカーで通りを移動。
町民に笑顔で手を振りながらのパレードだった。

髪型も短く切ってイメージチェンジ。
マスコミは早くも「剛力彩芽風のショートヘア」と評しております。

報告会では、遠賀町から第1号となる町民栄誉賞を受け、リオデジャネイロ五輪に向けての努力を誓ったという。

なお、福岡県も県民スポーツ栄誉賞を贈る予定で、少しは静かになったと思われた鈴木選手の周辺も、また騒がしくなりそうだ。

ご本人は、帰国してすぐ国内大会に出場したりして、当初のようにタレント的な扱いは受けていないが

ヲタ活動の為には顔を忘れて貰った方が懸命・・・とも言える。

リオで活躍すれば、どっちにしても再度注目されるし、
その前に競泳の傍ら、好きな声優イベントなどにも参加してよいのでは?
・・・なんて私は思うのでした。

ガンバレ聡美ちゃん!
色んな意味で

スマイル・プリキュア 第35話はロボット回!

2012年10月17日 | プリキュア
第35話「やよい、地球を守れ!プリキュアがロボニナ~ル!?」

やよいちゃんのヒーロー好きは、等身大モノのみならず
巨大ロボットも守備範囲内だったのね。



オープニングは、
やよいちゃんがロボットアニメ(?)「ロボッター」を見て盛り上がるシーン。

ピンチでも諦めず、熱く吠える少年主人公。
いやぁ、東映アニメさんの良き伝統を見る思いですわ。



巨大ロボット物の魅力を熱く語るやよいちゃん。
なんとなく、理解者っぽいのは・・・みゆき。
キャッキャとピョンピョン飛び跳ねる両者。
他はポカーン。



なぜか敵の赤鬼、ウルフルンも盛り上がっている。
こいつら、人間界のTVばっか見れるのな。
まあ、男の子はロボットモノ大好きだからなぁ・・・。

そして日は改まり
玩具の列に並ぶ主人公5人たち。そこへ赤鬼とウルフルンも。



ロボッター限定品をゲットしようとする悪役どもは、
もちろん列に並ぶ気なし。

割り込む気マンマンの赤鬼とウルフルン。
それをプリキュアに咎められ、アカンベェ召喚!



ロボッターの敵ロボットがアカンベェに!
「たいへん!みんなの平和を守るために、変身よ」と、ばかりに仕切るやよい。
「う、うん」と従う残りのメンバー。



ここで悪役マジョリーナさんが持ち出したのが「ロボニナール」。
光線を照射させると、その対象がロボットになる新アイテムだ!
※なんか、ケロロ軍曹のクルル曹長みたいになってきたな、マジョリーナさん

マジョリーナさんが味方をロボ化して優位に立とうとするが、
うっかり転んでしまい、キュアハッピーが光線を浴びてしまう!
「うわあああああ」と、巨大化するキュアハッピー!
ハッピーロボ、たんじょうだ



またしても目をキラキラさせるキュアピースだが、ハッピーロボは操縦型。
人が搭乗しないと動かない。

乗り込んだプリキュア達は順番に操縦席に座るが、操作法が分からぬまま相手の攻撃を受けてピンチ!
※う~ん、この辺も『マジンガーZ』や『ガンダム』同様の王道パターンだなぁ

最後に操縦席に座ったのはキュアビューティー。



なぜか自由自在にハッピーロボを操り、
プリキュアロボは見事な身のこなしで一気に優勢!



「なぜ!?」と聞かれて
「先ほど列に並んでいるいる間にやよいさんから見せてもらった本に書かれていました」と冷静に返答。
「それで覚えてしまったんかい!」と突っ込むサニー。

おお、前回で「青プリキュア、知性の役割はどこに!?」と思わしといて、
「実は、その設定は生きてました」パターンですか!
やってくれますな!



「すご~い!」と
またキュアピースの目がキラキラしてる!

あなた今回、輝き過ぎです。
なぜ、黄色いコは毎シリーズ優遇されるのでしょうか?

なんか、ロボットの動きがアニメ的にも凄いぞ。
話によるとロボット物の凄腕アニメーターを連れて来たようで
この辺も、「さすが東映アニメ!」だ



「私、すご~い」と喜ぶハッピーロボ。
自分じゃ動けないくせに、しっかり感情は健在です。
なんか、頬も赤らんだりして少し可愛いです。



対抗しようと敵はロボを合体。
アカンベェロボはスペックを上げてきた。
また目をキラキラさせるキュアハッピー。

昔から「黄色いコ担当回は出来が良い」と言いますが
※個人的には「どれみ」も、はずきちゃん回が好きです

「プリキュアは子供向けですから!」と一番強弁なさってる人が
一番大人が観ても面白いプリキュアを演出なさってるのは、
どういう事なんでしょうか?

まぁ、私は「もっとヤレ!」と思ってるクチなんで、イイですがね。



「いっけぇ~!」と叫ぶキュアピース。
でも操縦はビューティーさん。

ロケットパンチを発射したところで、マジョリーナさんが「ロボニナール」を破壊。
プリキュアの姿に戻ったハッピーは、例によって尻もち落下。

ピンチになったプリキュアだが
ロボッター主人公の熱いセリフを思い出して奮起!
力を合わせて悪役を撃退。

みんなでロボット物の良さを理解して
めでたし、めでたし・・・の回でした。

しかし、もはや我が家で一番プリキュアを面白がって見てるのは
完全に私になってしまったなぁ。
一人でギャハギャハ笑っちゃったもんなぁ・・・。