あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

〆さばヒカル、死去

2006年09月30日 | 生活
またも旧聞ネタですが。

漫才コンビ「〆(しめ)さばアタル・ヒカル」のヒカルが、今月18日夜、肝不全のため山形県内の病院で死去されていた。

享年37歳。若い、若過ぎるよ。

体調を崩して芸能活動を休止したのが今年の6月。

私が母親連れの末広亭で彼等を見て「青空トッポ・ライポ、名前を変えて頑張ってたんだなぁ」と腕を見直した、すぐ後じゃないか・・・。

体調を悪くしてからは、実家のある山形県の病院に入院するも。

治療の甲斐なく、若くして命を落としてしまった。

89年に「オールナイトニッポン」放送後のビートたけしを、相方と一緒に待ち伏せして弟子入り。

雨空トッポ・ライポとして「スーパーJOCKEY」などに出演するも。身体を張った若手の一派にしか思えなかったが。

地味ながら寄席などでしっかりと芸を磨いていたのだろう。

00年に師匠と高田文夫氏の勧めでコンビ名を「〆さば」に変え、早口のやり取りは先輩の「浅草キッド」を思わせるものだった。

キッドの水道橋博士ほど多芸で無かった分、漫才に打ち込んでいたのかも知れないなぁ。

「こういうコンビが寄席を支えてるんだよなぁ、頑張れよ」なんて思って半年もしないうちに逝去ですか。

寂しいなぁ。

それまでの無知を恥じつつ、〆さばヒカルさんのご冥福を心からお祈り致します。

最近、飲酒運転が増えたのな<br>なんつって

2006年09月30日 | 生活
福岡での「飲酒運転事故による児童死亡」から
世間は一気に飲酒事故への興味が沸騰(?)し。

TVや雑誌などのメディアは連日、飲酒運転ニュースを連発。

私なんて「今年は飲酒運転、すんげー増えてるんだな」と思っていたが。

ちょい前にTVで「前年度比較」やってたら、前年の同じ時期に比べ累計で「9件増」とかやってましたよ。

「たった9件?」・・・・・と
口アングリですよ。

一方、エレベーター事故は全く語られなくなりましたよ。

いまも絶対、1日数件は閉じ込め事故が発生してるに違いないのにねぇ。

つ~か、「またシンドラーで事故!」たって、国内メーカーでだって、しょっちゅう閉じ込めくらいは起きてますよ(シンドラー社の「閉じ込めは事故じゃない」ってのも、ある意味で正論)。

――で「また飲酒運転!」たって
今まで通り、連日飲酒運転は起きてますよ。

「彼等」が取り上げる件数が増えただけですよ。
「受け手はコレを求めてる、取り上げれば売れる!」と思い込んでね。

亀田報道も同じ。
「受け手はあんな悪キャラを求めている」と思ったら連日もち上げ報道。

ケチが付いたら引き摺り降ろし報道。

「興毅OPBF奪取や!大観衆熱狂!」と報じられた試合も
「亀田人気に陰り、大毅戦チケット売れ残り!」と書かれた試合も
「入り」は同程度です。

横浜文化体育館、7分の入りでした。

結局は彼等のサジ加減です。演出された情報で受け手を踊らせたいだけです。

喜んで踊る人たちは浮かれますが。

今度は「亀田ファンvsアンチ亀田」で売りたいようです。

気をつけましょう。

大人計画フェスティバルへ行く⑮

2006年09月30日 | 生活
スタッフさんにシャッター押しをお願いして、一家の記念撮影も完了。

多摩センター駅を目指し、坂を降りる我々。

体育館から漏れてくる「グループ魂」の演奏。
「グループ魂 in 体育館~体調のすぐれない女子は見学~」
港カヲルも出てるのね。団扇も出まわってたけど、「皆川猿時(元副店長)が焼く串焼き屋」で配ってたのか?(欲すかった)。
三宅も隣の店舗で「チョコチップ屋」出してたそうよ。

しかし、けっこうデカイ音が漏れてくるなぁ。

公園内の民家近くまで聞こえてくる。大丈夫かいな?クレームこないのかな?

ロックオデッセイは、横浜競技場付近の住民から騒音クレーム来て、翌年の開催が不可能になったそうだし。

で、富士スピードウェイでやって悲惨なコトになってるし(クラプトンとビリー・ジョエルで回収できるのか?)。

ああ・・・大人フェスの校庭&校舎内くらい人が鈴なりだったなら
ウドーフェスだって面目保てたのに。

キッスやポール・ロジャース先生(FreeのDVD出てますな!)にも寂しい思いさせずに済んだのに・・・。

結局、オレの頭に残ってる大人フェスの印象は「人だかり」かよ!

グラウンドいっぱいの人だかり。

それが私に取っての「大人フェス」でした。

――完

大人計画フェスティバルへ行く⑭

2006年09月30日 | 生活
ボランティアの皆様。暑いのに、淡々と働いていらっしゃいました。

報酬は・・・弁当配布くらいか?
売上げが多かったら大入袋くらい配られて無いのか?
大人計画、儲け過ぎか?

・・・なんてコト言ったら。
「ふざけたコトぬかさないでよ!」
「廃校まるまる借りるのに幾らかかってると思ってるのよ!」
「もともと置いてあった物を運び出すだけでも大変だったんだから!」

・・と大人計画の女性社長・長坂さんから怒られそうだが。

あと
「社歌で私が『一口くらい食べさせて』みたいなコト言ってるみたいに歌われて、私がいつも人に食べ物ねだってるみたいじゃない!」

・・・と八つ当りもされそうで怖い。

いいじゃないか歌なんだから。
いいじゃないかファンの勝手な言い分なんだから。

神様、どうか大人計画に「打たれ強さ」を与えて下さい。

長坂さんも松尾さんもスズキさんも「他人の声」を気にし過ぎです。

ネットでファンにどう感想書かれたってイイじゃないですか。

それをひっくるめて「観劇者(受け手)の愉しみ」なのだから。

梶原一騎大先生やジョージ・ルーカス監督の作品見て「なんだよ、このご都合主義的な展開!こんなんあるワケね~じゃん!」とか受け手は言いますが。

それだって、大先生たちは折り込み済みですよ。
馬鹿にしているつもりで、我々は大先生の手の平の上なんですよ。

スター・ウォーズみて、「バカバカし~!デススターの弱点が簡単にバレちゃったよ!命中しちゃったよ!」と囃し立てた子供達は
大人になったら「受け手に馬鹿にされないモノ」を作ろうとするが。「突っ込まれる」のを嫌うが。

いいじゃないですか突っ込まれたって
“それを”ひっくるめて受け手に「愉しみ」を与えてあげているのだから。

――続く

大人計画フェスティバルへ行く⑬

2006年09月30日 | 生活
もう暗くなったし。帰りますか・・・と。

校門に向かうと、そこそこの行列が物販コーナーに連なっている。
「あ、友達に『大人計画社歌』のCD頼まれてたんだ!」と連れが思い出し。

じゃあワシが並ぶ!・・・と最後尾に。

ボチボチ行列が進む間に、ブツを物色。
あるわあるわ、大人計画グッズ。

マフラータオル、ビニールバッグ、Tシャツ、携帯ストラップ、大人ちゃんぬいぐるみ、CDと・・・数多くのグッズの山。

私は
大人計画社歌のCD2枚(一枚は友人用)、幅が狭くなってて首に掛け易いマフラータオル(フェスっぽいね!)、大人ちゃんTシャツ、大人ちゃんビニールバッグ、大人ちゃんぬいぐるみ(中)を購入。
携帯ストラップは売りきれだった・・・。

しかし、今日1日で相当の売上げですぞ。

有料イベントだって多いし
――以下、前売り料金
「グループ魂 in 体育館~体調のすぐれない女子は見学~」・・・・5200円
「SYAKEROCK単独ライブIN多摩~グル-プ魂さん、恐縮です」・・・・4700円
「宮崎吐夢と愉快な仲間による、じゃがいもの会」・・・・4700円
「東京ムードパンクスIN体育館~先生だって、まだ子供だ!」・・・・4700円
「KAOHIKO・JAPANのくれない遊園地」・・・・500円
「宮藤宮九郎の“あの娘おばけがダンクシュート決めたらどんな顔するだろう屋敷、略しておばけ屋敷」・・・・500円
「井口昇の経験シアター・オトナラマ~SOS!地球爆破を決行せよ!」・・・・500円
「猫背椿のバー椿」・・・・1500円
「荒川良々・近藤公園の学園寄席一期一会」・・・・1000円
「池津祥子の課外授業」・・・・1000円
「細川徹の私の人生」・・・・500円
「杉村蝉ノ介の犬的とその仲間(天才・藤田秀幸の世界)」・・・・1000円
「宮崎吐夢のオータム・カルチャースクール/ワンランク上の女性を目指すスペシャルプログラム(もちろん男性もOK、ワンちゃんもネコちゃんも)」・・・・500円

そもそも入場だけで3千数百円払ってる客がウジャウジャいたワケだし。

儲けてんじゃないか!?!?

ボランティアにカネ払ってやれよ!!

――続く

大人計画フェスティバルへ行く⑩

2006年09月28日 | 生活
「手品とか色々やります。驚いたら腕でXの形作って『エーックス』と叫んでね!」
・・・との言葉でイベントは始まった。

「あ、あと写真撮影・録画・ビデオ撮影・・・これら全部『OK』ですから!面白かったトコロ抜粋してブログにUPしちゃって下さい!!」と笑顔の顔田クン。

素晴らしい!・・・と皆も笑顔で拍手。
以前、書店での握手会映像をファンがUPしたのに激怒した、代表の松尾スズキ氏とは大違いだ(笑)。

そして以降は得意のテンパリ芸を披露。
つ~か、手品うまい。手つきがイイ。
会場の良い子たちも驚いて拍手。

でも、一人で40分以上は持たないのか
途中で男女ユニットが参加。演歌とラップの融合・・・みたいな歌を披露。
KAOHIKOもメタル歌謡で参加。

そのままユニットの女性が縛られる手品に以降。

この女性がなかなかキレイで(まぁ、アイドルくずれって感じですか?)、ヘソ出したこの人が縛られる姿に、ちょっとドキドキ。

ウチの職場のべっぴんさんに似てるから、なおドキドキ。

しかし私は
“ちっちゃい家族”がKAOHIKOの「エーックス」攻撃で号泣し、寂しく途中退場となったのでした。

――続く

大人計画フェスティバルへ行く⑫

2006年09月28日 | 生活
“連れ”は宮崎吐夢のファンで。

なんだかんだ言って松尾スズキ好きの私よりマニアックだったりする。

まぁ、両者とも「クドカン・ドラマ」を喜んで見てたりもするのだが。

「松尾の影響大のクドカンより、細かい視点にオリジナル性が溢れる宮崎の才能が好き」って事らしい。

たしかに、異常に注訳の多いその文章には、偏執狂的なエネルギーを感じるのは確かだ。

で、その宮崎吐夢イベント。

「限界なんてなかった~宮崎吐夢の168時間~写真展」
「オータム・カルチャースクール/ワンランク上の女性を目指すスペシャルプログラム(もちろん男性もOk、ワンちゃんもネコちゃんも)」
「宮崎吐夢と愉快な仲間による、じゃがいもの会」(体育館イベント)

・・・とタイトルも偏執狂ぶりを軽く発揮。

「限界なんて~(略)写真展」では
♪月曜日に市場に出掛け~、シュラシュラシュラシュラ♪・・・の曲そのままに。
買い物に出掛け、買い物して・・・を、扮装した宮崎本人が月~金と再現。
それを収めた写真展。

――そのバカバカしさに「連れ」感激。

「ワンランク上の女性を目指すスペシャルプログラム」には
副題が数パターンあり

①宮崎吐夢の女装入門(女は生まれるものではない。女になるのだ・・・シモーヌ・ボーヴォワール)

②宮崎吐夢の「ママから教わった魔法のペシャメル・ソースの作り方(秘伝のソースを大人計画のケンタロウこと吐夢がこっそり伝授)」

③宮崎吐夢の「昼寝塾(吐夢の美肌の秘訣「昼寝」をあんな時間やあんな場所で、そんなふしだらな格好で・・・)R18指定」

④宮崎吐夢の「着付け教室」

⑤宮崎吐夢「大江千里を歌う!」

⑥宮崎吐夢杯争奪「平成のバービーボーイズ杏子コンテスト」
(大人計画のKONTAこと宮崎吐夢が今宵「平成の杏子」の座を争って熾烈な争いを繰り広げる女性陣とカラオケ合戦)

・・・と素晴らしい。

まぁ、ウチ等が行った翌日に「ワンランク上の・・・」が行われたワケだが。

「タイトルだけで充分だよね!」
「これだけでお腹イッパイ」
「KONTAとか杏子とか記憶にすり込まれいるトコロが世代が近いって気がする」
「大江千里も・・・」
「ケンタロウってのもニクイ。あの料理研究家の息子・・・」

・・・と充分にプログラム見ただけで堪能した我々。

「結局、吐夢って文才凄いけど、現物見ると普通なんだよね。だからタイトル文字だけで充分かも」
・・・などと凄まじくヒドイ事を言いながら満足したのだった。

――続く

大人計画フェスティバルへ行く⑪

2006年09月27日 | 生活
となりの「家族連れ休憩室」で休みながら
グラウンドを見下ろすと
「ドッジボール大会」が行われていた。

見物客の人だかりで、さっき全然見れなかったイベント。
2Fからなら、なんとか見れるなぁ。

おお、阿部サダヲ・チームVS三宅宏城チームになってるのか。
両者とも、良く走っている。この後、体育館でグループ魂のライヴあるのになぁ(笑)。

一通り休んで。
また「KAOHIKOジャパン」を見に入室。

また泣かれて退室。
横の休憩室で時間を潰す。

・・・なにをやっているのだ俺は。

なんて思っていると。
休憩室の係員のお姉さんが話しかけて来てくれた。

美人だった。
「下北サンデーズ」の美人役・佐田真由美さんみたいな人だった。

「あなた、こんなトコロで何やってるんですか!?」
「子供がスキな方ですか!?ボランティア精神旺盛な方ですか!?」
「舞台に出たい人ですか!?そんな気持で参加しても劇団主催者に食われちゃうだけですよ!」
「それより僕と踊りませんか?」
「一緒に蒸発しましょう!僕は発情しています!」

・・・と言いたかったのだが。
やはり常識的一般人の私は押し留まった。

一方その頃。
“連れ”は宮崎吐夢のイベントを見物していた。

――続く

大人計画フェスティバルへ行く⑨

2006年09月27日 | 生活
とりあえず
わりと空いてる教室内イベントに行く。

「大人のWardrobe(舞台衣装の展示)」
・・・理科室でやってるのが面白かった?

「宍戸美和公の美和公の森」
・・・すいてて余裕で見れたが、そう口に出そうとしたトコロで脇の女性にサインをねだるファン。
ご本人がすぐ横にいた(良かった口に出さなくて)。
美和公さんの動物絵、味があって良かった。

「KAOHIKO JAPANのくれない遊園地」
前売り買ってた有料イベント。
KAOHIKOとは顔田顔彦のXジャパン・ヴァージョン。
「家族連れ優先」ってんで入場。
表のイベントタイトル手書き文字の字体が、レインボーの「ゲイツ・オブ・バビロン」と同じだったので考えるトコあったのだが。
「いやいや、顔彦さん若いから、70年代HRネタなんてヤらないよ」と打消しつつ入室したら。

壇上にレッド・ツェッペリンのレーベール「スワン・ソング」キャラクターが飾ってあった。
紙粘土かなにかで作った、手作りのブツが(笑)。

ここで軽く脱力するも。
ロックBGMに乗って登場したKAOHIKOは黒皮ずくめの衣装。

・・・ビジュアル系かよ。
70年代HRとは別じゃんかよ。

――続く

大人計画フェスティバルへ行く⑧

2006年09月25日 | 生活
やっと校舎内に入ると。そこも人人人。

ああ、家族連れにはツライ混雑。
前方からの行列とすれ違うだけで精一杯。

校舎内で行われるイベントは

「あの子オバケがダンクシュート決めたらどんな顔するだろう屋敷/略しておばけ屋敷(クドカン・プロデュース)」
「大人計画風雲録(大人計画史をパネル展示)」
「田村たがめのフリマDEドン」
「大人のWardrobe(舞台衣装の展示)」
「こども動物園」
「正名僕蔵の大運動会」
「映画上映/真夜中の弥次さん喜多さん、恋の門」
「限界なんてなかった~宮崎吐夢の168時間~写真展」
松尾スズキの「なんの変哲もない似顔絵展示部屋」
「縁日カフェ(カフェ+スーパーボール釣りなど)」
「吾輩は主婦である」DVDの部屋
「純喫茶マンハッタン(時々クドカンの髭マスター登場)」
「宍戸美和公の美和公の森」
「KAOHIKO JAPANのくれない遊園地」
「井口昇の経験シアター・オトナラマ~SOS!地球爆破を決行せよ!」
「猫背椿のバー椿」
「荒川良々・近藤公園の学園寄席一期一会」
「池津祥子の課外授業」
「細川徹の私の人生」
「杉村蝉ノ介の犬的とその仲間(天才・藤田秀幸の世界)」
「宮崎吐夢のオータム・カルチャースクール/ワンランク上の女性を目指すスペシャルプログラム(もちろん男性もOk、ワンちゃんもネコちゃんも)」

ああ、今振り返っても、なんて面白そうなイベントの数々。

でも実際に私が見たのは、校舎内の廊下に並ぶ行列・・・。

大半が「入場までウン十分」
クドカンのオバケ屋敷に至っちゃ「2時間半待ち」!

もうダメ。僕たちは行列は苦手なのよ。

行列作って配給待ってたロシア抑留時代を思い出すのよ。

失業手当を貰うため行列作ってたロンドン子時代を思い出すのよ。

そんで、行列仲間とバンドを作って、アップライジングでフォーリンダウンな生活を送っていた時代を思い出すのよ!

――ミエミエの嘘をつきながら、続く。

大人計画フェスティバルへ行く⑦

2006年09月25日 | 生活
家族の熱中症を心配しながら、皆を帽子で扇いだりしながら行列に並びジリジリと前進。

20分ほど経ったトコロで後方のステージ方面から歓声があがる。

クドカンと、TVプロデューサー・磯山晶さんの対談が始まった模様。

マイクの声が風に流され、なんとなく聞こえる。
「池袋ウエストゲートパーク」や「木更津キャッツアイ」の裏話(?)。

やっぱ大人計画が、こんなにメジャーになったのもクドカンの功績が大きいなぁ・・・。

松尾スズキ主宰がピックアップして文章で発表した「竹内力」「哀川翔」「岡村靖幸」などを、屈託なくポップに味付けしてウケる。

それがクドカン・ワールド。
屈折した松尾ワールドとは違うが、やっぱ世の中は屈託のない無邪気さを好む。

俺は屈折した方が好きだが。

――続く

大人計画フェスティバルへ行く⑥

2006年09月25日 | 生活
グラウンドの一角では「劇団員も登場、一般参加の皆様によるドッヂボール大会」の参加&観覧希望者が人だかりを作り。

一方では「松尾スズキ指揮によるママさんコーラス大会」の参加希望者が行列を作っている。

そして、多くの密室型イベントが行われる校舎には、これまた校庭に行列を作らないと入れない。

うあああああ行列だよ!人だかりだよ!
なんでこんなに繁盛してるんだよ!

元はアングラ劇団ですよ!
おどろおどろしい「下北サンデーズ」ですよ!

スズナリから本多劇場へ。
そして岸田戯曲賞。

「上がり」ですか!?下北すごろくの上がりがココですか!?

クソ暑い学校のグラウンドに大人数集めるのが「上がり」ですか!?

――続く

大人計画フェスティバルへ行く⑤

2006年09月25日 | 生活
物販コーナーには既に行列が並んでいた。

取り敢えず、イベント関係を優先し、運動場を目指す我々。

校舎の脇を抜け、数台並んだ簡易トイレに、これまた「フェス感」を味わいながら歩を進めると。

遂に目の前に広がる校庭。

そこは、ただただ人だかりがイッパイたむろすグラウンドだった。

無人のステージ前に人の山。
屋台コーナーの前には行列。
パラソル付きベンチでは屋台で買って飲食中の皆様。

あとで聞いたら、開演時間にゃグラウンドの特設ステージで劇団の皆様による「大人計画社歌」の合唱がオープニングイベントとして行われたらしいが。

で、私らが到着した時間がイベント感の「間」だったらしいが。

もう、「ただ人が集まってる運動場」の印象強過ぎて。
いまとなっては「その光景」が最も頭に残ってしまってる状態なのでした。

――続く

大人計画フェスティバルへ行く④

2006年09月25日 | 生活
校門に辿り着く前の坂。
見上げると空を覆うように伸びた並木の枝に、今回のキャラクター「大人ちゃん(松尾スズキ氏デザイン)」が短冊のように吊り下げてある。

ケータイで撮影する入場者たち。

オバQのような口に食われたような白い人。オバQは帽子らしいが。

それが大人ちゃん。

暑い中、誘導棒を持って職務を果すボランティアの方々。

さあ校門だ。
なんか、上の方にポップな意匠のアーチが掛かってる。

脇に物販テントが並んでる。

入場券と交換で、手首にテープが巻かれる。
フェスだ。フェスな雰囲気だ。

巻いてくれたボランティアさんの腕にアトピーにような跡を見付け。

「ああ、でもやっぱり大人計画の催事だ」と納得。
そして安心(不謹慎だけど)。

これでリストカット跡があっても違和感なし。
それが大人計画。

――続く

大人計画フェスティバルへ行く③

2006年09月15日 | 生活
9/9(土)、大人計画フェスティバルが、多摩センターの旧西落合中学校で行われたワケだが。

実際は翌日もあったのだが。前日にはメディアや地元向けのプレ・イベントもあったのだが。

同フェスには多摩市も協力を惜しまない格好で。
会場内外の案内スタッフは、現地でもボランティア募集されており、善男善女が首からスタッフプレート下げて頑張っておらっしゃったのであった。暑いのに。

学校目指し、パルテノン多摩の階段を上がり、美しい公園脇の上り坂を過ぎた辺りにも案内のスタッフがおらっしゃり。

そこらに「大人計画フェスティバル会場まで、もう少し」の看板が貼ってありました。

この辺のオチャメさも同劇団の魅力か。

同じ坂を昇る方々。若くて素敵な女性も多い。
クドカン活躍の影響だな。

――続く