あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

色々やってたウチに旬を過ぎた結婚ネタ

2006年01月29日 | 生活
辺見えみりとキム兄ィが結婚

辺見えみりが結婚・・・と聞いて、「へぇ~、誰だよ相手は?」と思ったが。

なんと、「キム兄」の愛称で知られるお笑い芸人、木村祐一なのでした!

交際のきっかけは、日テレのバラエティーらしいが、まぁ「キムキム兄さん」が「恋多き女=えみり」と・・・って聞いてビックリでしたよ。

普通なら「またカワイイ女性タレントが・・・!」とショック受けるトコロだが。

今回ばかりは「なんで料理も上手くて趣味も良くて、笑いもさり気にグーなキム兄ィが、あんな“問わず語り女”と!!」って意味でショックですよ。

まぁ、なれそめも「木村の手料理を試食して感激、意気投合」なんて話だし。
出会ってから結婚までの速さも驚きだし、キム兄ィがバツ2だってのも驚いた。
42才のキム兄ィが、29才のえみりをGETしたと聞くと、「おお!オレだって、まだまだ!!」と勇気付けられたりもするのだが(←いいトシして何を・・・)。

まぁ、でも。
キム兄ィ、結局は「えみり」でOKなのね。
もっと他に居そうなもんだがねぇ・・。

ダウンタウンDXでも、早々に「なれそめ関係」を、聞かれてもいないのに自分からベラベラ喋ってる辺見えみりタン。

なんか「気持ちの良いカップル誕生」とは言えない雰囲気なんですわねぇ~。

仲根かすみが、福岡ソフトバンクの和田毅投手が結婚したニュースは、普通にショックだったが。

本人23才、相手は24才・・・と若い結婚だし。
まだまだ、グラビア見せて欲しかったし。

「ラスト水着」なんて見出しで写真集を発表してたから、それが予兆だったんだなぁ・・・。

幸せになってください、かすみサン。
そして、キム兄ィ(ヤバイかも知れないけど・・・)。

色々やってる内に微妙に旬を過ぎたネタシリーズ<br>ライヴドア騒動

2006年01月25日 | 生活
ホリエモン逮捕

Livedoor解体?
「カネで全て買える」って思想への反動
英雄から容疑者への転落
「光クラブ」との共通性

・・・・まで、色々とワイドショーを賑やかせておりますが。

「何を今更。お前らが、さんざん寵児に崇めたてたんじゃねぇか!?」とか皆様も思ってらっしゃるでしょうが。

――ま。
野末陳平さんとか、以前から「詐欺師」「とんでもない会社」とか言いまくってたもんなぁ。

Livedoor側が訴えないのは不思議なくらいだったが、後ろめたい部分があったからこそ「下手にソレやるとヤブヘビになる」と思ったんだろうなぁ・・・。

まぁ、陳センセイも、
「いまさら手の平を反して叩く連中の神経を疑う」
「どの面下げて叩いてるんだ」
「コメンテーターってのは何を考えてるんだ」
「さんざん持ち上げたのは、マスコミの連中じゃないか」

――と、メディア批判を展開されてますが。

まぁ、理由はハッキリしてますやん・・・って感じで。

『どうせ落とすのなら、高いトコから落とした方が面白いじゃん!』

『あとで面白く落とす為に、持ち上げてたんだよ』

――そんなトコでしょ?

色々やってたウチに旬を過ぎた訃報/ウィルソン・ピケット

2006年01月25日 | 洋楽
あんなパワフルな歌を歌う人が・・・。

泥臭さとポピュラリティを合わせ持った稀有でグレートなソウル・ヴォーカリスト、ウィルソン・ピケット師が亡くなってしまった。

ロキシー・ミュージックもカヴァーした「イン・ザ・ミッドナイト・アワー」、ノリの良さではアイク&ティナ・ターナーに先駆けた「ダンス天国」、ミディアム・テンポで「タメ」の効いた「ムスタング・サリー」(私はコレが大好き!)など、代表曲は数あれど。

「売れた」ってだけじゃなくて、後年のヴォーカリストに与えた影響は大きかったワケで。

特に、60~70年代の英国ロックのヴォーカリストに与えた影響は、(オーティス・レディングと並び)絶大と言えるしょう。

我が敬愛するポール・ロジャース先生だって、この人の影響大だし(特にフリー時代の「ウッ」とか「ハッ」とかいう「合いの手」は、この人の影響まる出し)。

ロジャース先生が「ミュージシャンになって良かった!」と思ったのは、心の師であるピケットさんが自作の「ファイアー・アンド・ウォーター」をカバーしてくれた時でしょうな。

ヘヴィすぎる自作を、「ダンス天国」ばりのアップテンポ・ナンバーにアレンジされた時は、どう思われたか?・・・とも思ったが、
「あれは元々、あのヴァージョンに近いイメージの曲だった。アンディ(フレイザー)に譜面を渡したら、あんなヘヴィなアレンジなって返って来たのさ」とも語ったロジャース先生。
そこらは師匠のピケットさんへの気遣いか?
まぁ、黒人音楽から影響受けた英国ミュージシャンの曲を逆に取り上げるのも、一時のソウル・ミュージシャンのパターンだったが。

オーティスが「サティスファクション」や「ディ・トリッパー」をカヴァーしたのも好例だし。
まぁ「自分らの音楽いただいて売れた連中の曲」を逆に使ってカネと名声GETしよう・・・って腹もあったろうが。
それでも、W・ピケットさんの「ヘイ・ジュード」なんて圧巻の歌唱で。

「もう奴等(ビートルズ)のヴァージョンが売れまくってるし、“ジュード”の曲なんて歌いたくない」ってゴネたピケットを説得したのが、スタジオ・ミュージシャン時代のデュアン・オールマンってのは有名な話で。
「カヴァーはオリジナルを超える事は出来ない」って鉄壁の定説を乗り越えた数少ない偉大なヴァージョンが出来上がったのでした(オールマン、偉いわ!)。

ライノ・レーベルが出した「The Best Of Wilsoin Pickett」の英字ライナーによると。「ヘイ・ジュード」はR&Bチャートで13位、ポップチャートで23位。「ファイア・アンド・ウォーター」はR&Bチャートで2位(!)ポップチャートで24位・・・と。
英国の「息子達」は、立派に親孝行・恩返しを果たしたのでは無いでしょうか?

ちなみに、代表曲「イン・ザ・ミッドナイトアワー」はR&Bチャートで1位、ポップチャートで21位。
「ダンス天国」はR&Bチャートで1位、ポップチャートで6位。
「634-5789(ソールズビル、USA)」はR&Bチャートで1位、ポップチャートで13位。
「ファンキー・ブロードウェイ」はR&Bチャートで1位、ポップチャートで8位・・・と。

ベスト盤だから当然とは言え、全曲がR&Bチャートの10位以内、ポップチャートでも30位以内のヒット曲ばかり(CD用のボーナストラック「エヴリバディ・ニード・サンバディ・トゥ・ラヴ」はPOPチャート32位だが)。

自作もあるが、大半の作曲者は、S・クロッパーやB・ウォーマックやF・ドミノ、E・フロイドなどの「身内」で。ア
トランティック・レーベルの売上に貢献したって意味じゃ重要人物でもあったワケで。

玄人筋でも素人筋でも、人気のあった歌手と言えるでしょうなぁ。

「ロックの殿堂」にも選ばれて。
ロック・ミュージシャンに囲まれての授与式にも晴れがましく参加。
肌の色の違う「息子」達の祝福を受けていたそうな。

サザン・ソウル界の巨星が、また一つ消えました・・・。
伝説とも言われたライヴの歌唱、生で聴きたかったなぁ・・・。

享年64歳は、まだ若い。
(現地時間)1月19日午後、ヴァージニアの自宅近くの病院にて亡くなったピケット師へ、心よりご冥福をお祈りします。
追悼コンサートもあるだろうな・・・。

P・ロジャース先生、ぜひ参加して、往年の(無邪気なまでにサザン・ソウルの影響まる出しの)泥臭い歌唱を復活させて欲しい。

あるちゃん、マスターズ大会を泳ぐ⑯

2006年01月24日 | 競泳
なんとなく回りは見えた。つ~か、出遅れたのは感じた。
15m位まで、スピードに乗らないのも感じた。
手を伸ばしきる前に腕を曲げて掻き切ってしまうストローク・・・・これも消化出来ていない。
手足のタイミングも合っていないのが自覚できた。

もうヤケクソ。
ラスト4~5掻きを息継ぎ無しで決行。やっと最後で手足のタイミングが合い、スピードに乗ったような気がしたトコロでゴール。

くそっ、不完全燃焼だ!!
・・・と電光掲示板を見やるも、またもシオシオのパーと消えていって、順位もタイムも分からず。

ションボリ上がって、クールダウンに向かう。

なんか、足首の根本(甲側)が微妙に痛い。
クロールで、がんがんキックしたのが今ごろ効いて来たらしい・・・。
たかだか合計100mだが、これほど必死に激しく蹴った事なかったからなぁ・・・。
その辺ふまえ、ゆったりとアップ。着替えて戻ると、連れに「お疲れ」と労われ・・・。

まぁ、どっちもブービーくらいだったかな・・・と。
「すごく遅いって訳でもなかったよ」と慰められた。
速い選手は10秒台の前半でゴールしてたらしい。

まぁ、初参加・大会の雰囲気慣れ・・・が目的の出場でしたから。
失格に遭ったり、ケツ出たり、ゴーグルずれまくったり、キャップが脱げかかったり、・・・とか無かっただけOKだな。

普通に泳げて普通にゴール出来ました。
無事に参加レースを終えたので、それはそれでOKか。

連れの「特別速くもなければ、ひどく遅くもなく、みっともない泳ぎでも無かった」ってコメントには微妙に凹まされたが。
やっぱり小さい頃から泳いでるッポイ人はフォームも違うよね・・・と。
ウソでも「順位は別としてカッコ良かったよ」とか言えんのね・・・。

まぁ「褒めればツケ上がる」オレの性格を誰よりも御承知ですからな。
ボウリングで、オレがストライク出しても「ブーイング」だし(涙)。
「だって、勝負でしょ?」だし。
そんで、ペンギンみたいな歩みで軽いボールをスローに投げてるのにストライク取りやがるし・・・。
オマエは「戦闘フォー」かっ!?!?!?(←「炎の転校生」知らない方、スミマセン

結局。オレを甘やかさないのよね。タマには甘やかして欲しいけどね。

大会は全競技を終わり。閉会式を残すのみとなったが。
連れが「腰が痛い。帰りたい」と言うので、チームの方々に挨拶して引き上げ。

雑然としたロビーを通り抜けて帰路に付く。
ああ、楽しくて悔しい1日だったな。練習してた2レースが不完全燃焼だったのが、なにより悔しい。

練習って言っても甘いモノだったからなぁ。やっぱインターバルトレーニングやらなきゃダメか・・・。
100mを7分の力で泳いで、30秒休んで再スタート、これを十数セットか・・・。
速くなるには、しんどいプラクティスも必要だな・・・。
そんなコト考えながら、電車に乗る。

そうして、私のマスターズスイミング、初参加は終わったのでした。
山ほどの課題を残して・・・。

――完。

あるちゃん、マスターズ大会を泳ぐ⑮

2006年01月23日 | 競泳
プールからハケて退場しかけたトコロで。
招集所を見やると「男子25mバタフライ」が始まっており。
プログラム順ですぐだとは知っていたが、クールダウンすらする間もなし。←ダウンなんて知らなかったくせに

身体を濡らし、息がハァハァ言ったたまま、列に並ぶワタクシ(涙)。
進行早すぎだよ・・・。

招集チェックも終え、またしてもベルトコンベアーに乗るワタクシ。
これまたギリギリで間に合う泳者あり。

慌しい。慌しすぎる・・・。
もう半分ヤケで、コンベアーに乗って、係員に促されるまま歩を進めるオレ。

あと25m泳ぐだけだ。それで終わりだ。もう、とっとと楽になりたい(笑)。
流れ作業でスタート台に乗り。スタート合図で、一気に飛び込むスイマー達。

入水角度は問題なし・・・か?
8回程ドルフィン蹴って、頭上の水面が明るくなったトコロで最初の一掻き!
・・・するも、予想以上に浮き上がっていたのか、手が水面に上がってしまい
水をシッカリ掴かんで加速する筈が、腕に「スカッ」という感触あり。

・・・だめだ、「空掻き」しちまった。これまたハナから失速気味だ(涙)。
――続く

あるちゃん、マスターズ大会を泳ぐ⑭

2006年01月23日 | 競泳
リレーは4人で合計100m泳ぐから、慌しいって言っても、目が回るほどじゃなかったが。
25mの個人レースが始まったら、進行が早い早い。

一気にスピードアップ、テンポアップ。
「プールサイドに持ち物を置かない」なんて追加事項あり。
変に戻って来られて進行に支障あったら困るってワケですな。

しかし、目まぐるしさは予想以上。
招集あって、別室で待機して、サイドの席で待機して、スタート台直後で待機して、泳いで、上がって、ハケて行く・・・。
これがベルトコンベアー式で流れていく。

中には、招集に間に合わず、途中の待機所に走って表れる泳者もあり。
「ああ、それでも失格にならないんだ」と、変な感心。

そんな事してる間に。もう、あっと言う間に私の番。
コールされて、ポーズ取る間もなし。
つ~か、「第○のコ~ス、×▽く~ん」も無し!!
そこを省略するのかよ!?!?
リレーの時はチーム名だけだったし、結局は「第1のコ~ス、Aru Rodgersく~ん」とか呼んで貰えないのね・・・・。

それでもイイわい!・・と居直って、スタートに挑み。
微妙な飛び込みで、それなりに失速(苦笑)。

一掻き一蹴りで遅れたか。
そして、周りの速いテンポにペースを見失ったか、気ばかり焦って泳ぎが進まず。
速いテンポにキックも乱れ、掻く腕もハイエルボー出来ておらず・・・。
ゴールタッチ後に周辺を見渡すと、かなりのメンツがゴール済み。

くそっ、やはり遅れていたか。
電光掲示板を見やるも、これまたアッと云う間に消えてしまった・・・。
自分の順位もタイムも分からず・・・・。

で、また係員に早くハケるように促される。
まぁ、ブービーくらいだろうがな。パッとしねぇな・・・。
結局、個人・初レースは、なんとも悔しい結果に終わってしまったのでした。

――続く

あるちゃん、マスターズ大会を泳ぐ!⑬

2006年01月22日 | 競泳
さてさて、「お声の掛かったレース」は終わった。

あとは、自らの希望でエントリーした「25m平泳ぎ」と「25mバタフライ」だ!

ふふふふふ、わだば「北島康介」になるだ!!
「高安亮」になるだ!!
または「ローランド・スクーマン」になるだ!!
バッタみたいに水を跳ねるだ!!

さすがに25mフリーで「わだば“ピーター・ファンデンホーヘンバント”になるだあああああああああああ!!!!」と心で がなりながら泳ぎ切る事は出来なかったが。

そんな余裕なかったが。
もう、予定の半分は泳いだのだ。
練習だって、こっちに重点を置いて泳いでいたのだ。

取り敢えず、客席での十数分の観戦モードを経て、再び泳者モードに戻る。
パンツ乾く間もありませんよ!(ちょっと嬉しい)

またもサブプールでアップ。
今回は「飛び込み…一掻き一蹴り…浮き上がってストローク」のチェック。

はい、次は いよいよブレスト・ストローク、平泳ぎです!

――続く

あるちゃん、マスターズ大会を泳ぐ!⑫

2006年01月21日 | 競泳
「じゃ、ダウンでも行きますか。で、私は勝手に上がりますから」
そう言って同チームのセンパイは、サブプールに向かった。

「ダウン?」「だうん?」「DOWN?」
・・・そ~か、クールダウンか!!

そんな概念なかったわ!!!(←オマエはホントに無知!!)

あ、いや知識としては あったんですけど。忘れていた(笑)。←だからオマエは・・・!

そ~か、そ~か。入念なウォーミングアップとクールダウンは、激しく動かした身体のケアに必須だもんね。

にわかスイマーは、金魚のフン状態でサブプールへ。
ゆったりクロールを数往復してダウンのつもり。
あんまり泳ぐと、残り2レースの余力なくなるので、程々にして上がる。←情けなっ!

しかし。大変やのう、アッと言う間の25m(十数秒)を泳ぐのに、着替えて、シャワー浴びて、ストレッチやって、UPやって、招集で行ったり来たりして、直前にストレッチやって、終わってクールダウンして、ストレッチして、またシャワー浴びて、その間に時々緊張してトイレ行ったりして・・・。

本チャンのレースより、前後の項目が長ったるい・・・。

――続く

あるちゃん、マスターズ大会を泳ぐ!⑪

2006年01月21日 | 競泳
背泳から平泳ぎ、平からバタフライ。
あれよあれよ・・・と泳者はバトンタッチ。

うわわわわわ、速いよ。もう前の泳者が来たよ!
しかも、ウチらニ位とか食い込んでるよ!アンカー、責任重大だよ!!
バタフライの人がゴールした、行かなきゃ―――!!

・・・と飛び込み。
浮き上がってから、またしてもガムシャラ・クロール!
今回はローリングも意識。そして、まっすぐ進んだ!最後は息継ぎなしで数掻き!
黄色いゴール板を片手で叩く!!

電光掲示板を見やる。順位落したか!?
「パチパチパチパチ」前々の泳者がゴール上で手を叩いてくれている。

「良かったよ~、3位だよ~!!」
「いや~、順位おとしちゃったかも・・・」
「充分だよ、上出来、上出来!」
・・・役割は果せた模様。

7コース中、3位に入れば上位に入ったって事でしょうな。
オレも、「3位になったんなら充分か」と悪い気はせず。
まぁ、申告タイムで釣り合ったチーム同士で泳いだから、他にメチャメチャ速いの居なかったし。

ホントの全体チームで言えば半分以下だろうが。
7チーム並んで泳いで3番ってのは事実だから、OKですわ。確かに上出来ですわ。
ご機嫌ですわ。

・・・なんか、やっぱリレーって楽しいな。
そんな柴田亜衣ちゃんのような事を一人ごちたワタクシでした。←今回はピンチヒッターで責任ねぇからだよ!

――続く

あるちゃん、マスターズ大会を泳ぐ⑩

2006年01月19日 | 競泳
さてさて、腹も落ち着いたし。
客席に戻って観戦&様子見を再開。

しかし、よくも まぁトントンと進行して行くもんだと感心。
招集して、スタンバって、スタートして、泳ぎ終わって、ハケて・・・。

坦々とプールの二つの面で推し進めて行く場内アナウンス。
電光掲示板も坦々と順位と記録を映し出しては、消えていく(まぁ、紙に書かれたものは、随時ロビーに貼り出されていたが)。

なんて、ノンビリ眺めていられるのも十数分。
次の「100mメドレーリレー」の招集時間が迫ってくる。
「ボチボチ、UPしなきゃいけませんよ」・・・とチームメイトに言われ。更衣室へ向かい。
とっとと水着に替えて、シャワーも浴び。
今回は同じレースで泳ぐ人に連れてこられて一安心だが。

トイレに行ってる間に見失ってしまう(笑)。
「まぁ、仕方ないか。UPは個々で勝手にやるもんだからな」と、UPプールで再び入水角度とチェック。
ローリングも念入りに調整。そんで、また召集所とUPプールの間をウロウロ(笑)。

つ~か、泳ぐのはアッと言う間なワケで。
結局は招集の慌しさの方が神経疲れるわなぁ・・・。
小心な私は、UP出来た気もせずに招集の列をウロウロ。そこで、見慣れた方々を発見。

結局は、いつものプールで熱心に泳ぐ人が出場してるワケで。
普段「お主、やるなぁ。頑張るなぁ」なんて思ってる人がチームメイトって事で。
「ああ、貴方でしたか!」みたいな雰囲気で、「上手く繋いで行きましょうね」と和やかに交流。

いよいよ招集も終わり、メドレーリレーが第一組から始まっていく。
例によって偶数奇数に分けられて。アンカーの私は少し緊張。

世界水泳とかTVで見ているクセに「第1泳者って何でしたっけ?」と尋ねる有り様(←スタートで飛び込めないから背泳だろっ!?)。

――とは言え、もう二回目だから進行にも慣れ。
招集→待機①→待機②→スタート前待機(ここで水被り)→選手紹介(ここでT・ハーンズのポーズ)・・・・と、スンナリOK。

「男子100mメドレーリレー、第○組~」と紹介も済み。
「ピ――――ッ」とホィッスル鳴って、背泳泳者がドブンとプールに入る。スタート台下のハンドル握って、準備OK。
「よ~い」の声が掛かり、一瞬の静寂の後にスタート合図の電子音!

・・・さぁ、私のセカンドレースが始まりましたよ!
――続く

あるちゃん、マスターズ大会を泳ぐ⑨

2006年01月19日 | 競泳
軽くシャワーを浴び、着替えて客席へ。
「お疲れ様」と迎えてくれる同クラブの皆さん。そのまま、観戦モードに戻る私。

後方を見やると、他のチームとかは飲食なさってるのよね。
まぁ、明確な昼休みや昼食タイムがある訳じゃないから、各自で自分のレースの合間に補給するって事ですか。

よく考えると、自分も次の出場レースまで少し時間がある。
なんか食うか・・・と、連れのいる席に移動。

「紹介したとき、声援したよ」という連れに、まず礼を言い。バッグから食い物を漁る。
「腰が痛いよ」・・・と言い出す連れに「こんな所の椅子が堅いのは当たり前でしょ?だから来なくてイイって言ったのに・・・」と心で思いながら、移動を促す。

ロビーに柔らかそうな長椅子あったなぁ・・・と場所替えし、とりあえずポカリスエットとバナナを胃に入れる。
連れは、途中駅で買ってきたオニギリをパクつく。

他のスイマーも同様に食事を摂ってるが。やはりバナナ派が多い。
ま、一応はボクシング・ファンとして、選手の計量後の食事なんて聞きかじりあったから。
消化の良い炭水化物系や果物を朝から摂っていて間違いなかったな・・・と。

そんな事を考えつつ、周辺を観察。
しかし、皆ラフな格好でウロついてるなぁ。
泳ぎ終わった水着(もちろん水気は拭ってある)の上にTシャツ、そしてサンダル履きでOKか。
ちゃんと着替えてる人でも、ハーフパンツだもんなぁ。

次回の参考にしよう。
そして、シートを敷いてストレッチ中の人も・・・。
レースの合間に身体のケアか。これも見習わなければなぁ・・・。
――続く

あるちゃん、マスターズ大会を泳ぐ⑧

2006年01月19日 | 競泳
「ザプ――――――ン!!」・・・と。
全てを掻き消す入水音の余韻を残し。ドルフィンを数回打つ。
一点入水できたか不明だが、すぐに上体を反らせたので、深く潜り過ぎる事は無かった。

5回程のドルフィンキックで、視界が明るくなったのは、それだけ水面に近く浮かんで来た証拠であるからOK。
まぁ、辰巳水泳場で何度も飛び込みスタート練習をした甲斐があった。

――なんて、本番中は考える余裕も無く。
水中の視界が、天井照明を捉えて明るくなるに従い、ドルフィンからバタ足にキックを移行させ、腕の掻きも交えてフルスロットル!!
ひたすら掻く!蹴る!・・・も、途中で危なく左手が何かに触れかけた。
ゲゲッ、片方に寄ってやがる!!まっすぐ泳げてないでやんの!
「ロープに触れたら失格だっけ!?」と、慌てて方向修正し、再びガムシャラなクロール!!

黄色いゴール板が見えた!勢い良く手の平で叩く!!
アンカーが私の頭上を飛んでいく。

取り合えず、自分の25mは終わった!!
「はいはい~、泳ぎ終わったら速やかに脇から移動してくださ~い」コースロープにしがみ付いて、アンカーの泳ぎを見てたら、スタッフの声が頭上から聞こえた。
はいはい、分かりましたよ。
次の組がスタンバってるもんね。
どっちにしろ、こんな深いプールに長居は出来ませんよ。
とっとと脇から陸に上がる。
アンカーも泳ぎ終えた模様で、電光掲示板に順位とタイムが出てたが、すぐ消えたから良く分からん。
多分、7チーム中の4位くらいだろう。
タイムは1分数秒ってトコロか。平均すれば、25mを一人16秒くらい。
経験者2名が、もっと速いタイムで稼いでるから、残り2名は結構かかってるだろうが。
四人集まり「お疲れさま」。

軽く、各自の講評を語るが、ワタシャ殆んど覚えていない。
「いや、でも一人抜いてくれたから順位上がりましたよ」と言ってもらい
「え、そうっすか?」とガッツポーズ。

前の泳者から何位で引き継いだかも分からなかったし、回りの事なんて見えてませんでしたから。
ただ、ストロークのテンポは、それまでレース見て速さを覚えてたし、何となく同じレースの中でも感じたので、自分も釣られて速くなったかも。

ただ、ガムシャラに掻きすぎてローリングは全然できてなかったなぁ。
次のメドレーリレーでも25mフリーだから、修正しなきゃなぁ・・・。

なんて考えてたら「じゃ、我々は進行の仕事がありますんで」とインストラクター2名は去っていった。
「リレーって楽しいじゃん!」最初は乗り気じゃなかったクセに、ゲンキンに心地よさを感じるワタクシ。
とりあえず、私にとって(学生時代の体育時間を除く)生涯初のレースは終わった。

――続く

あるちゃん、マスターズ大会を泳ぐ!⑦

2006年01月13日 | 競泳
「よ~い」の声でスタート準備に入る第1泳者。
「クラウチング・スタイル」という、右足を引いた陸上のスタートポーズを真似た最新スタイルのスイマーが居ないので、少し「ホッ」。

「ピッ」という電子音で、一斉に入水する各第1泳者。
すごい水しぶき!
あっと言う間に第2泳者がスタート。

ちなみに私は第3泳者。
身体は最初のスタンバイ時にプール脇の水被りコーナーで濡らしている(セームタオルを水に浸して被りたかったが、持ち込めず。両手でバシャバシャと「川の水浴び」状態であったが、これは皆おなじだから構わん!)。

ゴーグルも抵抗の少ないタイプを装着!しっかりベルトも、きつ目に締めた!
薄手の競泳スパッツの腰ゴムも、きつ目に締めて「飛び込み後の半ケツ防止」は完璧だ!
最後のストレッチも、今スタート台でやってる。
指を組んで手を伸ばし、天高く「クイックイッ」と左右の肩甲骨を上に伸ばす、松田丈志スタイルだ!
松田クンは、その度にクイックイッと白いビキニパンツの両端が左右に持ちあがってキュートなのだが、ワシは腹も微妙に弛んでるのでイマイチなのは承知だっ!!(でも「胸囲>腰周り」のサイズではありますがな!)

ああああ、なんて事を言ってたら、もう第2泳者が目の前だ!!!慌てて腰を屈めてスタート準備。
手足の指先をスタート台の縁にかけ、弓矢になったつもりで引き絞る。
リレーでもフライングは厳しく取られてるんで、第2泳者のタッチをシッカリと目視!!
振り絞った弓矢が放たれるように飛べ――!

――以下、続く

あるちゃん、マスターズ大会を泳ぐ⑥

2006年01月13日 | 競泳
「男子100mフリー・メドレー」の招集が始まった。
キョロキョロしてたら、見覚えあるメンツが集まっていた。
つ~か、ウチのスポーツクラブの男性インストラクターさん混じってるじゃん。

・・・なんか、1チームに2名までOKらしい。
これで気が楽になったワタシ。
「よほどゴボウ抜きでもされない限り、責任は無いや。あとのメンツが頑張ってくれるだろう・・・」ってワケで(笑)。

どーせ、急遽来れなくなったメンバーの代役だし(なんか、ケガされたとかで。前年の私もエントリーしときながら骨折で棄権してるし、他人事じゃ無いなぁ・・・)。

リラックスして気楽に泳ぐか!・・・と開き直りは出来てたのでした。
「○×チームの方々~、メンバーは揃っていますか~?」
・・・招集スタッフの声に応じる我々。

第1泳者と第3泳者、そして第2泳者と第4泳者・・・二組に分かれて待機。
「ああ、なるほど。25m行ったり来たりのリレーだもんね。偶数と奇数で分かれるんだね」と今更な納得しているオレ。←大丈夫か?

そろそろ、前の組のレースへとプログラムは進んでいる。
係員に促され、プールサイドへ。
あれあれ、前のレースもアッという間に終了しちまったよ。
50mプールを真ん中で仕切ったコース。
「A面」と「B面」で、スタートのタイミングをズラしながら平行しての進行。
・・・そら早いわ。

「これより~、男子100mフリーリレーB面競技、▽組・・・」と館内放送が流れる。
うわうわ、いよいよ始まるよ。
「第1のコ~ス、チーム○×~」と紹介され、手を上げて客席の身内の声に応える隣チーム。ああ、あんな感じでコールに応じるのね。

――いよいよウチラだ。
「第3のコース、チーム▽◇~」おお、客席のチームメイトが声を上げて応援してくれてる。ウチの「連れ」も手を振っているぜ!
チームのメンバーは手を上げて応えている。

私は、準備していたポーズ「両肩をプルプルと振りながら上体を一旦かがめ、一転して両腕を高々と上げる」
・・・元ボクシング4冠王者トミー・ハーンズの紹介コール時の姿勢(現ライト級王者のディエゴ・コラレスも絶対にコレを真似ている)をキメた。

さぁ、初レースだ!!

――まだまだ続く

あるちゃん、マスターズ大会を泳ぐ⑤

2006年01月10日 | 競泳
競技は進み。
気が付くと周辺が慌しくなる。

なにやら、参加予定だった同チームの男性スイマーが来ていないらしい。
そこで私に「リレー、参加してみません?」なんて、引率の女性から声が掛かる。

既に100自由形リレーで25m泳ぐ事が決まってるワタクシ、やんわり断るも「4人の合計年齢の事もあるし、他の誰かって話じゃないんですよ。リレー楽しみにしてた人ばかりだし、御願いします~」と若い女性に言われた日にゃ断りきれません。

他の人にも「大丈夫ですよ、参加するのが第一ですから」と言って貰い。参加が決定。

結局
25m平泳ぎ、25mバタフライ、100mフリーリレーで25m、100mメドレーリレーで25m・・・と。

大会デビューにして、一日四種目エントリーと相成ったワケであります。

まぁ、計100m・・・普通に大した距離では無いが。
アップして、招集所に行ってエントリー確認して・・・って段取りが結構しんどい。
神経使う。

リレーで招集に遅れて、失格になったらどうしよう。
回りの皆に申し訳が立たない・・・そんな事を考えるワタクシ。
同レースに出るメンバーと落ち合って行けばイイとも思ったが。

他のレースにも出場しまくるウチのメンバー、慌しく動いていて打ち合わせドコロじゃない。気が付いたら100mフリーリレーの招集時間間近。

一人慌しくロッカールームに向かい、スイムウェアに着替え。
なんとロッカーはフリー使用で鍵掛け不能。貴重品は連れに預け、着衣だけロッカーに。

雑多なロッカーに並ぶ野郎共の衣類。
取り急ぎシャワーを浴びて、UP用のプールへ。
高飛び込み用の深さ5mプールで、UPする各スイマー。
私も混じって泳ぐが、ガチガチ(笑)。

とりあえず、スタート練習から、浮き上がりチェック。
しかし、高さが違うため入水角度の感覚が合わない。
水温も寒い。ウォーミングアップどころか、けっこう泳ぎ込まないと暖まらないぞ。
泳ぎ込んだら疲れて本番のエネルギーが無くなるぞ(苦笑)。

そして、深さが半端じゃないから、ひたすら恐いぞ(涙)。
気持ちが良いな水の底・・・の世界だぞ。
底に沈む自分の姿が見えます・・・の世界だぞ。

とりあえず、足が攣っても横の壁にすがれるコースで数往復。
「飛び込んで潜り過ぎないよう、入水直後に上体を反らす体勢」のチェックを数回。
あとは、肩甲骨伸ばしと、足首伸ばしを兼ねたキャッチアップ・クロール。
時々、上がって召集所チェック。
「まだ、2レース前か・・・」とUPし直しを(笑)。

召集所脇のテーブルにチェック用のプログラムが広げてあるが、すでに濡れてデロデロ(笑)。
列も、どこのチームか意味不明の混乱具合。
大丈夫なのかよ・・・と不安イッパイの初レース。

――以下、続く。