長島 潤 Sing a mindscape

jun nagashima singer-songwriter

「国吉康雄展」茨城県立美術館

2023-11-22 22:01:00 | 旅行




君のテンポと

違っても

僕はリズムで

合わせてあげる


僕のリズムと

違っても

君はテンポで

合わせてくれる


そんな複雑なこと

できるようになった

僕たちの長い歩み


2023.11.14



関東地方での開催は7年ぶりとなる国吉康雄展を観るために水戸へ。


まずは水戸駅のホームにある立ち食い蕎麦屋で、名物の唐揚げ蕎麦で腹ごしらえ。




ホテルに荷物を預け、美術館の隣の千波湖。

湖畔を30分ばかり歩く間ずっと、僕たちの横を、つがいのカモが一緒にゆっくりと泳いでくれた。




水戸偕楽園の門前で食べた梅のソフトクリームは、新潟笹川流れの日本海ソフトクリームや、長野小布施のりんごのソフトクリームと並ぶ美味!




翌日は、お目当ての茨城県立美術館へ。

今回の国吉康雄展は、国吉の画家としての歩みが丁寧に説明されていて、より一層興味深く観ることができた。


茨城県立美術館はとても大きく、しかも、ほとんどお客がいなくて、貸し切り状態!












江戸東京たてもの園

2023-06-14 18:13:00 | 旅行
梅雨入り前に、小金井公園内にある「江戸東京たてもの園」に行ってきました。







昔の文化的価値のある建物を、移築して保存してあります。小規模な明治村といったところです。













風通しの良い日本家屋や、採光の贅沢な洋館に入ると、そこだけ時間がゆったりと流れている錯覚に囚われました。


江戸東京たてもの園

2023.6.1



佐久市中込ー小諸ー軽井沢(長野)

2017-09-04 13:29:12 | 旅行

今年3月に長野県佐久市中込のカフェでコンサートをした。その時にいらしてくださったお客さまとランチをご一緒するために、再び中込のカフェ、明正堂さんを訪ねる。







夕方、小海線で小諸に移動。佐渡の金を江戸に運ぶために敷かれた北国街道の、東端寄りにあった小諸宿。参勤交代の大名などが休泊した本陣主屋を見学。



駅の近くに、長野県一帯に展開するスーパーマーケットのツルヤを発見。長野の旅先にツルヤがあるとなんだかホッとする。夕食はリーズナブルに、夕刻で200円引きになったツルヤのお弁当。



翌朝、小諸城址の小諸懐古園を散策する。千曲川のほとりの鋭い谷を、そのまま天然の防御の空堀として利用している。園内の動物園や小山敬三美術館、島崎藤村記念館を見て回る。







小山敬三の油絵。特に、息女を描いた代表作の「ブルーズ・ド・ブルガリー」は心を奪われる。来てよかった、と心底思った。





母は、大学の卒業論文の題材が島崎藤村であったため、藤村ゆかりの地である小諸、懐古園には何度も来たと言う。今度連れてこよう。

園内の蕎麦屋で昼食。





午後は、しなの鉄道で軽井沢に移動。



ずいぶん前に美術館ガイドで知り、ずっと観たいと思っていた脇田和の絵を、ようやく観に来ることができた。鳥をモチーフにした幻想的な脇田の絵の数々には、静けさと温かさが絶妙な均衡で共存しているように感じた。







帰りの高速バスを練馬区役所前で降りてビックリ。なんと、ちょうど後ろの座席に座っていたのは、僕と妻の共通の生徒さんだった!

今回の旅のお供は、山川方夫の「夏の葬列」。文学が、文学のままであった時代の作品。



2017/9/1-2

石和温泉ー甲府ー岡谷(山梨・長野)

2017-04-27 21:46:11 | 旅行

新宿から高速バスで石和温泉(笛吹市)へ。築100年になる古民家カフェで、弾き語りコンサート。山梨県東端の上野原市にあった建物を、ここに移築したのだとか。日本家屋特有の光と陰の中で演奏。




お客様の車で甲府まで送っていただき、度々演奏させていただいているカフェ・キュイエールで夕食。三元豚の生姜焼き♪



甲府のホテルで、翌朝、卵かけご飯を食べ、チェックアウト。甲府駅から松本行きに乗り、右に八ヶ岳、左に中央アルプスを見ながら、諏訪湖北端の岡谷へ。




今日の演奏場所であるカフェで、お昼にオムライスをいただいて、カフェのギャラリースペースで演奏。





コンサート終了後、お客様が車で岡谷市内を案内してくださった。

横河川の桜並木は、4キロに渡って川の両岸にソメイヨシノを中心とする400本の桜の木が植わっている。ちょうどこの土日が満開で賑わっていた。八ヶ岳を臨む諏訪湖は、春のうららかな風に小さなさざ波が揺れていた。




茶房すぎはら(笛吹市・山梨)
ほっとサロン心和(岡谷市・長野)
2017/4/22-23

松本行き(長野)

2017-04-13 13:57:42 | 旅行


朝の高速バスで松本へ。松本は薄曇り。

お昼は松本バスターミナル地下の、信州蕎麦「こすげ亭」の天ぷら蕎麦で腹ごしらえと思っていたら、なんと店がなくなっていた。注文してから茹でる生蕎麦で、天ぷらも揚げたてで美味しかったのに…



なんでも、バスターミナルを併設するアリオ松本という商業施設が、今年秋に閉店するため、テナントが撤退しているのだとか。イオンになって生まれ変わるらしいけど、お蕎麦屋さん戻ってくるかなぁ…

東京の桜が満開なので、松本城の桜はどうかなと期待したけれど、まだ2週間は先みたい。



昨年演奏した康花美術館を訪れ、康花さんの父君である須藤館長と1時間ほど話す。経済学の学者でありながら哲学に造詣の深い館長のお話はおもしろい。



路線バスで移動し、松本空港の近くのカフェを訪れる。小さなグランドピアノがあり、お嬢様がそこでピアノを教えているのだとか。



店を出て、バス停で帰りのバスを待っていたら、「松本駅行き」のバスが目の前をノンストップで走り去った。地元の方が、あれはエアポートシャトルだと教えてくれた。路線バスと外見が変わらないのでびっくりした。

夜、松本名物の山賊焼きを食べる。「焼き」とあるが、小麦粉と片栗粉をつけて鶏肉を揚げたもの。興味でつい食べてしまったけど、旅先で胃が疲れるのはキツイなぁ…。



翌日はカラッと晴れたいいお天気。上高地線で移動し、大きな蔵を改造したカフェの楽蔵ぴあのへ。2時半から、妻とともに声楽コンサートの本番。大勢のお客様にお集まりいただいた。





帰京した翌日、近くの石神井川の桜を見に出かける。薄曇りの白い空のため、桜の薄い色とのコントラストが出なくてちょっと残念。そんな桜の木の下で、チューリップが可愛らしく主張していた。





2017/4/6-7 松本