有田芳生の『酔醒漫録』

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統一教会への通告

2010-06-23 11:32:55 | 統一教会

 統一教会が「有田対策ですが、くれぐれも宜しくお願いします。相対的に有田退治になります 全国足並み統一行動を取ってください」と内部文書で指示したことはすでに明らかにしたことだ(ブログ5月20日)。この指示通り、統一教会員が6月19日ごろから全国各地(東京・板橋、練馬、渋谷、埼玉・大宮、長野・松本、大阪・堺、茨木、吹田、東大阪、愛知・名古屋、兵庫・神戸ーー以上は6月23日現在で確認できた場所)で私を誹謗・中傷するビラを撒いている。

 「表現の自由」を逸脱した違法なビラ配布に対して、統一教会会長および配布責任者である後藤徹氏に対してとりあえず通知文を送付した。特定個人を名指しして、全国レベルで誹謗ビラを配布するのは、1980年代後半に霊感商法批判が高まったとき以来ではないか。私が与党から参議院選挙に立候補することを何としてでも阻止したいとの焦りの表明であるとともに、彼らがいう「拉致・監禁」問題でしか結束を図れない組織内部の現状を示している。

 統一教会は知らない(知りたくない)が警視庁と東京地検は時間をかけて、彼らのいうところの「拉致・監禁」について詳細な捜査を全国で行い、その結果、「拉致・監禁」とはいえないとの判断を下している。あくまでもそれを受け入れたくない視野狭窄と組織防衛の論理が、いまの異常なキャンペーンを続けさせている。ここに私への誹謗・中傷ビラと統一教会への通知文を公開する。(6月23日午後からHPにアップします)


統一教会からの「噴飯物」抗議文書を公開する

2010-06-13 12:20:16 | 統一教会

 ブログで紹介した統一教会の303 (5月20日参照、クリックすれば拡大)。それに対して統一教会の太田朝久広報部長から「抗議及び謝罪要求」が届いた(クリックすれば拡大)。内容は噴飯物。文書には「当法人と何ら関係がなく、まったくのでたらめです」とある。霊感商法の責任を問われたとき、一つ覚えで「当法人は収益事業を行っていません」と鋳型にはめたコメントを
出してきたことに通じる言い訳だ。霊感商法裁判では統一教
308会の「使用者責任」がことごとく認定されてきた。1980年代に大阪で印鑑や壺を販売してきた太田広報部長なら実体験でわかるはず。「『有田退治の方針』なるものとは、いかなるものでしょうか。具体的に根拠を示して、釈明してください」とあるが、内部文書を読めば、そこに具体的指示などは書かれておらず、そんなことを私が知る由もない。昨夏の衆議院選挙で信者に指示が出されていたことなどはいずれ明らかにするかもしれない。ある統一教会幹部に「教会が支援している自民党の議員は」とあえて名前を言わずに聞いたところ、すかさずこの内部文書と同じ内容が語られたことも付け加えておく。


『闘争記』販売(サイン&落款入り)のお知らせ

2010-06-04 12:33:54 | お知らせ

306  『闘争記』(教育史料出版会)が発売されました。定価は1785円(税込み)。メールでお申し込みの方はサインと落款(フクロウ)入りでお送りいたします。送料無料。お名前と住所をお知らせください。代金支払いは郵便振り込み用紙を同封します。(広告は「毎日新聞」6月3日付け朝刊)


鳩山首相辞任表明から一夜あけて

2010-06-04 10:05:39 | 参議院選挙

100602_224501  6月3日(木)「批判覚悟で街頭へ 民主・参院選予定者 反応に手応え」(「毎日」6月3日夕刊)から。〈比例代表で立候補を予定している民主党の有田芳生氏(58)は午前7時から、地元東京都練馬区の地下鉄駅前でマイクを握った。有田氏は鳩山首相の辞任表明を「遅すぎたぐらいだ」と説明し、頭を下げた。1カ月ほど前から各地の駅頭に立ったが、「民主党はうそつきだ」と言われたりしてきたといい、「今朝はそういうことが全くない」と語った。一方、「鳩山さんにもう少し頑張ってほしかった」という声も。演説を聴いていた地元の会社員(50)は「首相がすぐ辞めてしまうのでは自民党と同じ。衆院選では期待を込めて民主党に投票した。参院選でどうするかは、まだ決めていません」と話していた〉。

 ここに書かれているように、まれにではあるが「うそつき」と叫んだり、親指を下に向けて拒否の意思を表わす人たちがいた。「うそつき」といった捨てゼリフは、まるで唾を吐くようなもの。政権担当政党の責任の重さを感じたものだ。世相が荒れていることを鳩山由紀夫首相などはどこまで実感していただろうか。公用車で移動するのもいいが、街頭に立てば、社会の雰囲気はいやでも伝わってくるのにとも心に思った。鳩山辞任で民主党への支持は一夜にして10ポイントほど上昇した。新内閣誕生でさらに上るだろう。世論とはかくも流動するものだ。ちょっとした出来事をきっかけにいつまた下降するかはわからない。嵐にも消えることないたいまつを燃えたぎらせるには、根を張った行動を続けるしかない。余談だが記事には〈有田氏は鳩山首相の辞任表明を「遅すぎたぐらいだ」と説明し、頭を下げた〉とあるが、頭は下げていない。パターン化された用語法だ。通勤途上にもかかわらず、足をとめて「頑張って」と握手を求めてくる人たちが6人いたことも記録しておく。


出版記念会を終えて

2010-06-01 09:47:50 | 随感

 100515_164501 5月31日(月)憲政記念館で開いた『闘争記』(教育史料出版会)の出版記念会が終わった。どれほどの参加者があるだろうかと不安もあったが、事前申し込みをしていない方々が多く駆けつけてくださった。人数を確保するための「ばらまき」ではなく、旧交を温めるような意味合いを持たせていたので、実質的な集まりだったと思っている。しかし事務上の不備もあり、案内状が届いていない方たちもいた。申し訳ないかぎりだ。出版記念会は『歌屋 都はるみ』を出した1993年以来のこと。そのとき挨拶をしてくれたひとりが『朝日ジャーナル』元編集長の伊藤正孝さんだ。伊藤さんの命日が5月31日だと会場にいらした伊藤一三子さんから教えられた。いまから15年前。オウム事件が起き、テレサ・テンが亡くなった年でもある。