有田芳生の『酔醒漫録』

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韓国冬季オリンピック決定で潤う統一教会ー「冬ソナ」撮影現場も会場に

2011-07-08 15:52:47 | 統一教会

 7月8日(金)【第2版】韓国の平晶(ピョンチャン)が2018年冬季オリンピック開催地に決定した。韓国「ニューデイリー」は、「平晶誘致最大受恵者は統一教?」という記事を掲載。平昌にある龍平(ヨンピョン)スキーリゾートが、統一教会の拠点だからである。いまから数年前のこと。リゾートにあるホテルの別棟売店には「愛天愛人愛国」と書いた色紙が飾られていた。統一教会の文鮮明教祖が揮毫したものである。そこでは日本人信者も働いている。

 龍平(ヨンピョン)スキーリゾートは、ソウルから215キロの距離にある韓国で最も古いスキー場だ。高原開発社によって開場したのは1975年。経営悪化で別会社に吸収されるなどして、2000年に龍平リゾート法人が設立される。それでも経営悪化は続き、2003年2月には株式の約91パーセントを1900億ウォンで統一教会系の世界日報社に売却した。この時期にたまたま「冬のソナタ」が日本でもブームになる。

 ぺ・ヨンジュンとチェ・ジウがレストランで食事をするシーンなどが龍平リゾートで撮影されたため、日本からの「冬ソナ」ツアーの観光客が殺到する。文鮮明教祖の揮毫が掲げられたのもこの時期のことである。統一グループは、もともと防衛産業、統一重工業(機械、自動車部品)、「一和」(高麗人参茶、メッコール)、世界日報などを経営していた。しかし赤字企業が続出したため、いまでは龍平リゾートなどのリゾート会社が主力になっている。2010年の龍平リゾートの売り上げ高は1152億ウォン(約88億円)、営業利益は21億ウォン(約1億6000万円)である。

 龍平リゾートの最大株主は世界基督教統一神霊協会財団で、49・99パーセント、世界日報が12・59パーセントである。 ここにはホテル、コンドミニアム、スキー場などがあるが、2004年2月から3月にかけて、日本の統一教会信者たち(区域のリーダー)が集まり、文鮮明教祖も出席して3度にわたって特別修練会が行われた。

 冬季オリンピックの「開会式」と「閉会式」は横城(フェンソン)にあるアルペンシア・クラスターで行われるが、アルペンスキー大回転・回転は、そこからバスで30分以内にある龍平アルペン競技場で開催される。統一教会の文亨進(ムン・ヒョンジン、文教祖の7男)は、龍平リゾートなどの投資を拡大すると語っている。冬季オリンピックの「最大受恵者」が統一教会だと評される根拠である。(さらに補筆などを行うかもしれません)。


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1 コメント

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Unknown (ミボ)
2022-08-16 09:06:30
冬のソナタの撮影は2002年です。2003年に統一教会が買っても撮影には関係ないですね

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