3月31日(月)
ガソリンの暫定税率の期限切れで福田首相が記者会見。「政治が本気になれば防ぐことができた」と発言。こうなる可能性は参議院選挙の結果から明らかだった。まるで他人事に驚くばかり。4月1日からリニューアルするホームページについて澤田篤さんと最終的相談。原稿を送信して雑務いくつか。麹町で平山誠総務局長と打ち合わせをして新しい街頭宣伝用テープの録音。東京駅から新大阪。大櫛陽一さんの『メタボの罠』(角川SSC新書)を読み終えて、ピーコさんにいただいた『愛子とピーコの「あの世とこの世」』(文藝春秋)を読む。お二人とも霊魂や「あの世」を信じているのだが、江原啓之さんへの批判は厳しい。佐藤愛子さんが「霊能者は教祖になってはだめなのよ」と言えば、ピーコさんは「むやみやたらにお金っていう人はだめね」と語る。霊魂観は実感としてわからないけれど、佐藤さんやピーコさんの経験からくる実感もまた貴重だ。「この命は自分のために使っちゃいけないんだと思ったの」というピーコさんの発言に共感。新大阪に着いたときに北海道新聞の記者から電話。ドキュメンタリー映画「靖国」が予定されていたすべての映画館から上映を拒否されたという。「これでは弾圧なくして自ら戦前の日本に向うもの」「特高なき時代の特高思想への屈服」とコメント。こうした対応をした映画館の責任者は恥を知れ!。東京では新宿バルト9、銀座シネパトス、渋谷Q-AXcinema、シネマート六本木、大阪ではシネマート心斎橋。これらの映画館には二度と行かない。この忌まわしい動きの背景にどんな圧力があったのか。この空気、雰囲気が気持ち悪い。予兆を感じるからだ。夕食は心斎橋の「わのつぎ」。
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「この問題」では「あの人たち」がなにか言いそうなんですよ、恐いですからね、オモテでは稲田朋美センセイたちがまず文化庁に議員圧力を掛け、裏からはそれにタイミングを合わせて「上映する積もりなら何が起きても覚悟しておけ」という脅しが来てますからね、というのが中止の事情だろう。
ここで文化庁のみなさんが取るべき態度は何か。ちゃんと審査して一度は映画振興に寄与するとして助成金を出した映画が、このようなわけのわからないことで上映不能になるという事態に対して、日本の文化的自由を所管する者として、調査に乗り出し、断固声明によって抗議する、かと思ったら、これもむにゃむにゃ口ごもるだけの体たらく。警察も恐喝行為があるならその調査に乗り出すだろうな、と思っているが何の動きも見えない。
稲田朋美センセイはこの前の選挙で小泉チルドレンとして当選したタカ派女性議員だそうだ。福井一区の有権者はこのような「政治実績」を次の選挙までよく記憶しておいてもらいたい。
「あの人たち」が「この問題」でこのように動くと「迷惑が生じる」からと次々に手を引いて行く。その基準を自分たちが持っていると勘違いしている「あの人たち」に「反日思想」「反日分子」とエキセントリックに決め付けられるとその思想、文化、作品は日の目を見なくなって行く。この動きが勢い付き、その網が出版社、雑誌社、新聞社、文化団体、公共団体、教科書選定に広がるとき、判断は「見る者」に任せるということが出来なくなっていく。そうして日本は、「あの人たち」が我が世の春を満喫する「純粋思想国家」と近づいていくのだろう。めでたし、めでたし。
非常に残念です。
>この忌まわしい動きの背景にどんな圧力があったのか。
↑この部分をぜひ知りたいと思います!
floraです。
お元気そうで安心しました。
靖国 上映されなくなったのですね。
わたくしも見にゆこうとおもっていたものですから。なんだか、日本は自由とか
友人の外国の人たちは思っているらしいのですが。
結構自由どころではないのよと
申します。こんなことでは自由なんか
すくないと決まったようなものです。
残念です。
ピーコさんと同じ考えです。
お金を沢山講演会でとるようなかたは
本物ではないとおもいます。
靖国にもどりますが、わたくしも母の胎内
にいるとき1945年の大空襲があり、今は
東京タワーの近くにあたるのでしようか。
新橋で二ヶ月はやく4月に早産でうまれました。
そうゆう生まれ方なので心臓も体もあちこち修繕しながらくらしています。
実家の家族もすくなくなりましたが、
甥や姪やその子供達をみるととても安らぎます。
わたくしの家族も気を使ってくれて自分は幸せなのだなと、あんな中でよく育ててくれたと、さくらふぶきを目に
父母に感謝をしています。
はっきりもうしあげて、
戦争とか空襲というのは赤ちゃんの
わたくしはまったく覚えていません。
家族から聞いた話だけです。
だからこそ、そのような記録のような
作品は知りたいです。
先日76才の姉がTVの3/10日の映像
をみてあんなものではない、もっと何倍
も辛い可愛そうな子供達をみたと話して
くれました。
それにつけても、権力は力
そうゆうのはいやですね。
長くなってしまいました、すみません。
ご活躍期待いたしております。
この映画に本当に問題点はないのでしょうか?
参議院の委員会での質疑応答では、問題点を視的されいますょ。
私は是非観て見たいと思っています。
朝日新聞を筆頭に左翼グループの必死な援護射撃に「裏事情」がありそうですから。
よっしゃああ!
ところでカットの写真がいいですね。
有田さんがお撮りになられました?