ちくわブログ

ちくわの夜明け

【NO LIMIT 東京自治区】パレスチナ カフェ

2016-09-25 01:49:07 | 映画制作
というもよおしが、秘密結社オリオンの会とJAPAC主催で行われました。
以下、【NO LIMIT 東京自治区】HPより。


世の中どこを見渡してもくだらないことになっている。世界の金持ちたちは世にはびこり、戦争や人殺し、人種差別も絶えない。しかし、その一方でアジア各地には音楽、芸術、謎のスペースなど「そう簡単に世の流れに巻き込まれずに、こっちのやり方で好き勝手にやっちゃうよ〜」というマヌケ地下文化圏が広がっている。そして近年、お互いの行き来も増えまくり、いまや謎のロクでもない奴らや役立たずなどがこのアジア一帯をむやみにウロつき始めている!
こうなったらもう、仮に世の中がメチャクチャになっても、各地のマヌケ文化圏にとっては屁みたいなもの。いざという時でも全く動じずに寝る所から食べ物まで続々と調達して、挙げ句の果てに死ぬほど遊び続けてしまえばいい。今回はそんな予行演習みたいなもので、アジア各地のとんでもないやつらが一挙に東京に集結して謎の自治区を出現させ、展示や上映、ライブ、トーク、くだらない講座、物販、飲み会などを開催! 前代未聞の祭がやってくる!!!!!!






このようなアクティビスト界隈が大好きそうなイベント内の2日間に、パレスチナカフェと銘打ち上映&トークを中心としたプログラムで行われました。

入口では足立正生監督がアラブコーヒーの売り子を。



映像はこちら。
足立正生とアラブコーヒー

会場内。パレスチナグッズや、フォトジャーナリスト・高橋美香さんの写真やポストカード等も売られていました。



リッダの戦士たちや若松孝二監督の写真。


会場内の様子。



トーク中の高橋美香さん。

高橋さんによるパレスチナの写真は、やわらかい感性の中にもその地が持つ厳しさも併せて表現されており、写真と感受性がいかに直結するものであるかを教えてくれる。

映画『Nine to Five』『オマールの壁』上映後の高橋美香さんと足立監督によるトークは、海外の方も含め多くのお客さんで賑わいました。











トークの映像は以下から。
高橋美香×足立正生 トーク「パレスチナの若者たちの現状」

全て記録していたわけではないので、ところどころですが雰囲気だけでも。
足立監督が知るパレスチナの若者の現状に、まさに「パレスチナの今」を知る高橋さんが応じていくといった内容が主でした。


翌日は足立監督の最新作『断食芸人』の上映・トーク。


会場ではコーヒーと共に、アラブのサンドイッチも売られていました。うまい。



こういった「文化」や「表現」を絡めたイベントは、現状最も有効な手段だと思います。
普段は届かない層に届ける、知ってもらう、そういった意味でとても有意義で楽しく、そして考えさせられるイベントでした。





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『シン・ゴジラ』発声可能上映に行ってきた。 の話

2016-09-18 14:49:41 | 鑑賞
立て続けにゴジラの記事ばっかり。
それくらい面白いんだ。


で、
発声可能上映再び、ということなので今回こそはと行ってきました。
もちろん監督、キャストの舞台挨拶がある新宿TOHOを狙ったのですが0時キッカリにアクセスするも完売。

都心をあきらめて一気に府中へ飛びました。少しでもいい席で観たかったので…

上映30分前に会場着。

みんなコスプレとかサイリウムとかいろいろ持ってきてるだろうな~と思ったのですがこの時点では盛り上がっておらず…

仕方なくトイレに入り「上だけ作業着」という非常に分かり難いコスプレとは言い難い何かに着替える。

これに、サイリウムの代わりにゴジラのソフビ持って鑑賞しました。

トイレから出るとなんか盛り上がってた。
蒲田くんがいたのだ。



横のぬいぐるみも可愛い。

ちなみに中の人、女性だったのですが、被ってると前が見えないらしく「え、なになに。どうなってるの?」と顔を出したら

という状態になっていたので「うわっ」てなってて面白かった。

塚本監督というか間准教授のコスプレ女性も…
愛を感じる。

横に立たれると「誰かこっちを見ている」と思わせる効果が。


安田さん?文科省の人。イケメンでした。

尾頭さん防災服の女子高生と。



さて。
上映時間が迫り、席に着くと隣に女性が座っておりました。
サイリウム何本も用意してて気合入ってた。

発声可能上映なんて初めてだし、なんか心細かったので
「あのー、こういうの初めてなんですが、何を発声すればいいんですかね?」
とバカなことを聞いてみた。
「なんでもいいんですよ!!」
と。
そうして、どこかからプリントアウトしてきたという「心得」的なチラシを見せてくれた。

そうかなんでもいいんだ。

というか始まってみると最初の「東宝」マークの時点で「東宝ーーー!!」とみんなで叫んでいたので、もはやふっきれました。

映画館は暗いし、恥も吹き飛びます。
ほぼ皆に合わせていろいろ叫んでましたが、尾頭さん登場シーンでは「好きだ!!」と告白して、原一男監督出演カットでは「カズオ!!」と呼びかけました。

とにかくとにかく楽しかったです。

わたしはミュージシャンのライブとかあまり行ったことないんですが、そうか、こういう楽しさなのかなー、と思いました。


という話を先日、60過ぎのオッサンにしたら、笑いながら
「そういえば、昔の映画館なんてのは毎回発声可能上映だったなあ」と懐かしんでおった。
言われてみれば昔の映画館って合いの手的な?スターが出てきたら「イヨッ!待ってました!」とか黄金バットが登場したら拍手喝采とか。
そういったものがあったという話はよく聞きます。

「煙草も吸い放題でモクモクしてて。後ろの方でなんかズルズル音がするな、と思ったら出前のラーメンを席まで頼む奴なんかもいて」


そうか。
発声可能上映は映画鑑賞の原点なのかもしれないな。

ということまで考えさせてくれる『シン・ゴジラ』はやはりすごいのだ。



以上。
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ドコモラウンジでシン・ゴジラの雛形を見てきた。 の話

2016-09-10 17:02:38 | しゅみ道
だめだ。
3回観たのにまだ観たい。

シン・ゴジラすごく面白いですね。
ドラマも、ストーリーも、キャラクターも、ゴジラそのものも全ていい。

最初予告編で観た時は「なんかじゃがいもみてえ」とか「初代ゴジラの雛形に似てる」と思っていたのですが

動いてるとこ観たらその全てがいい。


もう内容よければいいんだ。よく見えるんだ。


さて。
雛形といえば先日、有楽町のドコモラウンジという何かの施設に、シン・ゴジラの雛形が展示されているというので見に行ってきました。

すごかったぞ!!

こういったオシャレな空間にゴジラがぽつねんとあるのもシュールだ。
すごい場違い感がある。




ツイッターの情報では「空いてて余裕で見れる」とのことだったのですが、果たしてその通りでした。

そういうわけで、ゆっくり3周くらいしながら撮ってきました。

凶暴でなに考えてんのか分からない顔。

よく人は「理解できないもの」に恐怖すると言いますが、まさに初代ゴジラと同様、人間とコンタクトなんてとれそうもない。





今回のゴジラは尻尾が長いのも特徴ですね。
先っぽも…







とにかくディティールがすさまじい。尻尾はパンフレットによると「蛇や魚の骨を粘土に埋め込んだ」とあります。





こうして改めて見ると、生物としてのデザインや説得力が、もの凄い数の溝や筋、凹凸からエネルギーを帯びて伝わってきます。










これ、まだどこかで見れるんでしょうか。見ておいて良かったです。CGでできたあの巨大生物は、こういう形なのか、と妙な納得をしてしまいます。
「現実との地続き感」が大事な映画だからこそ。

会場ではノートとウチワも頂けました。




以上。
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デラックス親孝行

2016-09-04 22:43:15 | 
撮影ではないけど名古屋での仕事が入ったので帰省した。
交通費が出ないけど「交通費くらいになるならやりますよ」と安請合いした。


いいかげんこの年になってくると、何よりも帰省が親孝行だと理解できるようになり、正月含めて年に2回は帰るようにしている。

仕事はかんたんに終わった。
以下、向こうでやったこと。

手羽先食って

ばあちゃんとじいちゃん撫でて



10年ぶりくらいに高校時代の友人と会って

大須行って














喫茶店でアイスコーシー飲んで



母の誕生日が近かったので花を買って帰りました。




以上。

親を大切にしよう。
いちにちいちぜぇーーーーん!!!!



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