ちくわブログ

ちくわの夜明け

シン・ゴジラとわたし

2016-08-14 22:00:04 | 鑑賞
ネタバレが怖かったので早めに1回観て、この前は2回目IMAXで観てきました。

歌舞伎町に入ったところでワクワクする。








ワクワクする、と言ってもゴジラにはことごとく期待を裏切られてきたので、そういう覚悟は出来ていました。

小さな頃からゴジラというキャラクターは好きで、よくソフビやゴム人形で遊んでいました。この頃はゴジラ映画の新作がなかった。
その後、『ビオランテ』公開の小学だか中学の頃から平成VSゴジラシリーズは観に行っており、メカゴジラあたりでなんだかつまらなく思えて離脱。

上京してからはハリウッド版ゴジラから2014年のギャレゴジまで一応映画館で見届けてきました。
ギャレゴジは面白かったです。それ以外は全部合わなかった。毎回期待して、毎回裏切られて、と。

ゴジラって扱いが難しいのかもしれないですね。子供に向けて怪獣映画としてのアクションも入れつつ、大人も楽しめるテーマやシリアスさも盛り込まなければいけない、という呪縛?のようなものが。
ようは、平成ガメラのようなものを望んでいたのかもしれません。

それだけに金子修介監督による『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』は超絶期待していたのですが、なんかちょっとファンタジーっぽくて「あれ」となった覚えがあります。
白目むいた凶悪なゴジラ像は好きです。


そげな経緯もあって、もうゴジラは「とりあえず観に行って文句をたれる映画」としての地位を不動のものとしていたのですが、






ビックリするほど面白かった。


誰にか分からないが、誰かに謝りたくなるくらい面白かった。

期待しないでいて申し訳御座いませんでした。
エヴァ以降、やっぱり庵野監督ってすげぇえええええーーーーーな。と思いました。

これは邦画の奇跡だと思う。

ハリウッドでさえ大予算の『キャプテン・アメリカ シビル・ウォー』なんかで政治的な題材も扱い、ここにきて邦画はアホまる出しの恋愛やら家族やらそういう腑抜けたテーマばかりでうんざり。観に行く気も起きませんでした。
もちろん低予算やインディーズでは頑張っている。でもやっぱり映画の華って大予算映画だと思います。
だからもう諦めていたんですが…

本当に申し訳なかった。
文句はあるけどほぼ文句なしに面白い。

すごい!ここまでやれるんだ!!と感動。
鑑賞後すぐにヨドバシ、ビックカメラと回り、すでに品薄だったシン・ゴジラのソフビを購入。



おお……

作品についてはもうみなさん散々語っているのでここでわたしが出尽くされた感想を言ってもしょうがないのでやめておきます。


ただ、すごく嫌だなーと思ったのが「語ることは野暮」みたいな風潮が一部であることです。
なんでだ。

ゴジラのようなエンタメ映画にもメッセージ性は重要で、ないと大人が楽しめない。そして作り手はどんな映画にもメッセージを込めているものだと思います。それが野暮であるなんてことはありえない。鑑賞側がそれをああだこうだと語ることが野暮なんていうこともまたありえない。
映画やアニメ、色んな媒体を通じて社会との接点を求めようとする人は沢山いる。
俺もそうです。

優秀な表現、作品が出てくるとそれについて何か言いたくなるのがファンやマニアなので、語る人々をあまり冷ややかに見るのはやめてあげましょう。やめて下さい。
諸君も好きな作品(歌でもなんでも)には饒舌になるじゃないか…

本来ゴジラとは、そういうメッセージ性の強弱に振り幅が持てるブランドだと思う。

やっぱり今回のシン・ゴジラで素晴らしかったのはSF的というか空想科学的というのか。正確にはどういえばいいのか分かりませんが…
そういったSF、空想科学で大切なのは、「できそう、ありそう」と思わせること、リアリティーを感じさせることだと思います。自分との地続き感があるから面白いし、語りたくなる。

自分の生活に接触してくる作品と出逢えることは、幸せなことなんです。


さて。
なんか懐かしくなって棚の奥から「ゴジラ箱」を取り出してみました。

ウルトラマンなんかも混ざってますが。

子供の頃から大人になっても折々で集め続けたゴム人形やカード類。







このゲームウォッチは誕生日かなんかに大須のコメ兵で買ってもらったものだと思われます。

えんえんとキングギドラを殺し続けるのだ。



以上。
あと1回は観に行きたいと思います。





--------------------------------------------------------------------

シン・ゴジラ音楽集
クリエーター情報なし
キングレコード

ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ
クリエーター情報なし
グラウンドワークス

ゴジラ ムービーモンスターシリーズ ゴジラ2016
クリエーター情報なし
バンダイ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JC・JK

2016-08-04 22:25:11 | 

田舎の娘はすれてなくてよいと思いたいけど、インターネットの発達はお子様方の好奇心により歪に発達していると言わねばならない。



--------------------------------------------------------------------

JC no Life! (1) (電撃コミックスNEXT)
クリエーター情報なし
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス

JC奴隷×禁虐病棟 (マドンナメイト文庫)
クリエーター情報なし
二見書房

JKワイパー 150-S 62301
クリエーター情報なし
日本製紙クレシア
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男はオートスナックを目指す。

2016-08-02 18:26:19 | 
某日、群馬を訪れたのは前述の通りである。


そこでわたしは折からの希望であった「オートスナック巡り」をグンマー民国人民のメル斗さんに打診した。
今回の群馬行きには目的があり、その目的を果たすついでの道々でのオートスナック巡りとなった。

巡ったと言っても3軒のみだが、それにしてもどのオートスナックもたいへん素晴らしく、あらためて「群馬いい国」と思わせるものだった。


真面目な話、群馬って山がたくさんあって田舎だけど、言うほど人が少ないというわけでもなく、きちんと各所に人の手が届いている。そういった面が独自の文化を形成しているなあと感じました。



で、行った。



見よこのあたたかみのある風景。
オートスナックはもはやそれそのものが趣味として発達しているのか、「自販機グッズ」が自販機で売ってた。



このストラップ買ったけど使わないと思う。

小便禁止。

内部。落ち着く!!



食いたかった自販機ハンバーガーとトースト。なつかしー










食うぞ。熱い!!!












いずれもうまい。懐かしい味。こういうのを腹いっぱい食ってみたかった。

チャーシュウがおいしいよ…とうたわれるラーメンも食いました。





本当にチャーシュウがおいしい…かった。

猫がいたのでおすそ分けしたら、チャーシュウがおいしい…と言って食ってた。

隣のコーナーはゲームセンターになっており、微妙なラインナップで楽しませてくれた。

最近めっきり少なくなった「パンティキャッチャー」も健在。とれなかった。

メル斗さんから「でもこれ取ったら何に使うんだろうね」と問われ、まじめにそんなこと考えたことなかったのでそういえばそうだな、と思った。
「被る」か「包んでシコる」という答えがわたしから導きだされたのだった。


次。



すごい。いい。

ラインナップは少なく、少々物足りなかったがこの風情を楽しめただけでも寄る価値は十分にあると言わねばならないだろう。



こんなストーブめったに見れないぞ。





分かったか!!!

裏からトイレットへ。



すごくかわいらしいネズミのキャラクターがホッとさせるね。




次。



今回立ち寄った中では、一番広く、充実した空間でした。
先ほどのようなオートスナックのように寂しさの中に楽しめるものもあれば、こうした「現役」感で楽しませてくれる場所もある。





漫画もたくさん置いてあり「ゆっくりしていけ」と言わんばかり。落ち着かざるをえない。



こちらではトーストと天そばを食いました。



ハムトーストのピリ辛を。これが思ったよりおいしかった。喫茶店で出てくるような本格派。
そもそもトーストに本格とかあるのか知らないけど。



店内。
みんな思い思いに、食ったりゲームしたり。いつのまにかメル斗さんが地元のオッサンとなごんでパチンコ打ってた。





ここは近くにあったら間違いなく常連になってしまうような、居心地の良さでした。
店員のおばちゃんもそうだけど、雰囲気や店の作り、そういうものも含めて良かった。



満喫した。


以上。



--------------------------------------------------------------------

日本懐かし自販機大全 (タツミムック)
クリエーター情報なし
辰巳出版

昭和レトロ自販機大百科
クリエーター情報なし
洋泉社

日本懐かし10円ゲーム大全 (タツミムック)
クリエーター情報なし
辰巳出版
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする