ちくわブログ

ちくわの夜明け

映画『断食芸人』メイキング・『夢を往く人』

2016-05-29 22:18:25 | 映画制作
現在も各地で上映中の『断食芸人』。
担当したメイキングをYoutubeにアップしましたのでよかったらご覧下さいませ。



現場で「メイキング」とか言いながら作られるのか必要とされるのかどうかも分からず、主に自分のためにカメラを回していました。
のですが、
ある日足立監督から「撮った素材でメイキング作ってくれ」と言われ、正直「どうしよう…」と思いました。


というのも仕事の都合で、実は10日間の撮影中、わたしがいたのは頭とケツの2日間づつ、計4日間なのです。
そんなんでまともなメイキングなんか作れるのかなーと思ったのですが、そこは足立正生。こう言いました。

「お前の『断食芸人』評でやれ」と。

その時思い出したのは足立監督が制作した大島渚監督による『絞死刑』予告編でした。

映画 「絞死刑」 予告編

大島渚監督によるナレーションというかアジテーションで埋め尽くされたこの予告編は、予告編というよりそのものがひとつの作品と思わせるものです。
そういう「領域」を超えるものを作ることに普段の自分であればしり込みするのですが、前述の言葉にケツを蹴飛ばされ、ここはひとつやってみよう、と思いました。


テーマは現場で見た足立監督の様子。まるで夢遊病者のように隙あらばふわふわと何事か企んでいるような。
自分の見る夢と、現実にある製作現場の間を行ったり来たりするような人。
そして、そもそも足立正生とは何なのか?どういう人間なのか?というものです。


同時代に生きた人々や、その後を生きる人々によって紡がれる膨大な量の足立正生に関するテキスト。
それらを映像にまとめ、夢遊する監督を表現できないか、と思い編集にとりかかりました。


案の定難航しましたが、一応の完成を見ました。
一応、というのは冒頭「ver.0.5」とあるようにこの後ロングバージョンを作るかもしれないから、です。
でも今はもうこれでいいかな、と思います。


完成後も上映やトークショーの様子等撮影したのですが、それらを組み込むのも蛇足かもしれません。


もう少し時間ができて、何か追加する要素やテーマが出てきたら再度取り組んでみようと思っています。



まだまだ上映運動は展開中ですので、これを観て少しでも本編に興味を持っていただけたら幸いです。
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May the 4th be with you スター・ウォーズの日2016

2016-05-17 20:31:41 | しゅみ道
世間的に知られてるのかどうか謎ですが、5月4日は「フォースと共にあらんことを」から「May the 4th be with you」にちなみ、スター・ウォーズの日です。


で、
今年は『フォースの覚醒』公開翌年であり、ブルーレイ日本発売日であることから大々的にイベントが行われました。
そのひとつが渋谷パルコ劇場で行われた「”MAY THE 4TH” STAR WARS DAY スペシャル・イベント」です。

抽選だから無理だろうなーと思ってたら当選しました。
なんだ応募少なかったのかな、と思ったら後に聞いたところによると応募自体はけっこうあったそうです。
ある方とお話した時「あれみんな当たってるんじゃないんですか」と聞いたら「何言ってるんですか。1万分の200ですよ」とのことでした。
応募要項の「スター・ウォーズへの思い」をきちんと書いたら当選率上がったみたいです。←わりとビッチリ書いた。


当日。
パルコ入ったらいきなりコスプレ様軍団が。

俺はシスのローブにライトセーバーというかなり中途半端な格好だったので恥ずかしかった。

行列に加わり入場。





入口ではレイとBB-8のスタチューがお出迎え。








プレスの方々もけっこう来てました。



会場の様子。

頭をBB-8に寄生された中年男性が!!!



他にもお見事なコスプレいろいろで楽しかったです。












さて肝心のイベントはアカペラ(INSPiって方々だそうです)とバンド隊がスター・ウォーズのテーマを演奏。

続いてはんにゃのお二人と鈴木杏さん、デーブ・スペクター氏が登場。

なぜこの人選なのか分かりませんが杏ちゃんすきなので別にいい。

続いてファーストオーダー・ストームトルーパーが客席を銃撃。

さらにR2-D2とBB-8も!!!



うおー動くBB-8見れただけでも来てよかったぜ。めちゃくちゃかわええ。杏ちゃんよりかわええ。



そしてハリソン・フォードからスペシャルメッセージが!!!

おお素晴らしい。当たってよかった。
ジーンとしながら休憩。

ロビーでは等身大スタチュー他展示物いろいろ。






ここでもBB-8寄生され男性大人気!!



100万以上するR2-D2の冷蔵庫。

くれ。

続いてのステージはツムツムのプロモーション的な。
佐藤かよさんとイケメン男性。



観客的には「どうすれば」という。
二人ともスゲーツムツムが上手くて(やったことないから分からないけど上手いんだと思う)ガチでやってた。

続いてm-floの☆Taku TakahashiによるSTAR WARS MIX スペシャルLIVE。

おっさんにはしんどいが、「ああ本当に好きなんだな」と思わせる曲っていうかなんていうの?MIX?でした。

続いてトークとレアグッズ品評会。
市川沙椰や!!!てほど思いいれはないけどかわいいのでよいと思う僕は。


ていうか高円寺のスター・ウォーズ専門店・スターケース店主 片桐優さんが出てきてびっくりした。
高円寺に行けばほぼ必ず寄るお店で、行くと話し相手になってくれてありがたい。店内にバーでも設置してほしいほど話し相手になってくれるんです。わたしはファン仲間のいない人なので非常に助かっている。

ゲストや片桐氏がお店から持参したレアグッズをいろいろ紹介。






あ、これ持ってる!


引き続きゲストが選ぶコスプレ


クイズ大会などがあり

楽しかった!!
プロモーション色強いのはいなめないというか仕方ないけど、最後には楽しかったと思わせるので、本当に参加できてよかった。
単純なもので、みんなでライトセーバー振り回せるだけでも楽しいんですよね。


帰りにはパルコ内で行われていた各展示も見てきました。
パネル展。



BB-8 Special Art Project。こういうの恒例になってますね。







外には巨大ツムツムが。



銭ゲバが。
こんなもん。

近くのディズニーストアでは本日発売のツムツムぬいぐるみが並べられており、まさに搾り取る気まんまんじゃないか!!

けしからんと思う。

買ってしまった。



さて。
今年で3年目になるスター・ウォーズの日なのですが、毎年抽選だとか特典とかでピンバッジがもらえます。
今年は2色ありました。

左がおそらく通常版(キディランドで買い物してもらった)。右が今回のイベントで配布されたもの。



以上。
もう一度言うと、楽しかったです。くやしい



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スター・ウォーズ/フォースの覚醒 MovieNEX(初回限定版) [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
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京都は萌えていた。

2016-05-14 23:36:43 | 
駅に着いて目に飛び込んできたのは、アニメ絵のポスターだった。




外国人観光客が多く訪れる場所、そして労働と萌え文化は親和性が高いのだろうか。


ちなみにここ祇園では、舞妓・芸妓さんに触れると殺されてしまうという。


遠めに見てピクトグラムがライトセーバーで戦ってるのかと思った。
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大阪で特急ラピート「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」号を見てATARI版STAR WARSをプレイした話。

2016-05-02 22:54:29 | しゅみ道
先日大阪に行きました。


一応、用事があったのですが仕事空けということで1泊余計に泊まることにし、半分以上は観光。
最近行ってなかったのでちょっと堪能しておこうかなと思い。

で、用事以外は毎度の如く特に何をするとか決めてなかったのですが、南海電鉄の特急ラピートがスター・ウォーズのラッピングで走っている事を思い出し、難波で下車した折、見に行くことにしました。

このように、南海を使用するとホームや車内のあちこちでアッピーールを目にしておりました。





行かねばならない。

そして来たからには記念グッズを購入しなければならないだろう。



運行記念入場券と、クリアファイルを買う。


時間を見てホームへ。







うおー。思ったよりかっこいい!!

お疲れ様でございます。

各キャラ。









省略。

中はこのように。





いかした顔。


5月8日までなので見たい人はとっとと行こう。グッズも売り切れてなかったので安心。


翌々日。
銭湯につかり、喫茶店で夜の予定までの時間をどうつぶそうか考えながらツイッターを見ていると、偶然このような記事が流れてきました。

「博物館化していくゲームセンター」 第三部 | AUTOMATON

http://jp.automaton.am/articles/columnjp/game-centers-are-becoming-museum-vol3


大阪・日本橋の「KINACO」さんというゲームセンターでATARI版アーケードのスター・ウォーズがプレイできる!!
ということで近いし(その時通天閣真下の喫茶店にいた)行ってみることに。

日本橋行くの数年ぶりだ。






やや歩き

到着。
アップライト筐体専門ゲームセンター「KINACO」。

店内は縦に長い。すごいもうこの風景だけで来て良かった。

奥に入っていくと…

あったーーー。めちゃくちゃかっこいい!!!
店主の方に許可をいただき、撮影。







ゲームの内容は『新たなる希望』のデス・スターアタックをなぞったもの。



ブラウン管のモニターから映し出されるボヤっとしたベクタースキャン画面の光。
未来っぽい。

ゲームの進行や状況によって各キャラクターの声が流れ、臨場感を演出。シンプルでスピーディーな展開にやみつきになり気付いたら5クレほど投入してました。
3週目くらいのステージで画面中弾幕でうめつくされるような死ぬほど強いTIEファイターが現れて文字通り撃沈。あ、無理だとあきらめました。
破壊不能だけどダース・ベイダーの駆るTIEアドバンストx1も出てくるぞ!!「The force is strong with this one」とか言ってました。

続いて、入口付近にあった『RETURN OF THE JEDI』もプレイ。





こちらはうってかわってクォータービューのスプライト画面。
なんか、よく分からないうちに死んだりしていまいちでした。「洋ゲーだなあ」という感じ。

でも「プレイした」「筐体をこの目で見た」という事実こそ重要なんです。
他にも『パンチアウト』等プレイ。楽しかった!また来ます。


最後に。
ラピートがただ出発するだけの動画をどうぞ。




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Nゲージ A0750 ナンカイ電鉄 50000系特急ラピート 6両セット
クリエーター情報なし
マイクロエース

The Art of Atari
クリエーター情報なし
Dynamite Entertainment

Ultra2000 アタリ アーケードヒッツ Vol.1
クリエーター情報なし
メディアカイト
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