ちくわブログ

ちくわの夜明け

クールな大人の所作

2007-03-30 06:40:12 | Weblog
最低な気分だったので仕事なんかしたくなかった。
しかししなければいかん。いかんので今日も中央線に乗って新宿まで行った。

俺がどんなにどよんとしていようが、社会は関係なく回っていらっしゃる。音楽を聴きながら車窓を眺めていても、全部胸のもやもやしたものに吸い取られていってかなわん。
しかももやもやの原因となっているものが脳内でぐるぐるぐるぐると回っているのでエンドレスで腹も立ってくる。
自己憐憫にだけは陥るまいと必死に前を向く。すると余計にムカムカとしてくる。

ちくしょう、やはり俺様とカワイコちゃん以外は全てぬっころすべきだ。

というのがちょっと前までの、イライラしているときの俺様の持論だったわけだが、もう俺だって三十路前だ。いくばくかのクールを手に入れなければならん年頃。
目の前の憎しみに捉われて物事を大局的に見れなくなるのはよろしくない。
ここはひとつ、計画性を持ってぬっころす。

とにかく俺は、この20年以内にデス・スターとザ・サードムーンとアヴァロンとアンドアジェネシスを完成させる。
それで地球に総攻撃を仕掛ける。カワイコちゃんはトラクタービームで全て回収する。

するとどうだ、ここぞとばかりに南太平洋からもっそりとゴジラが姿を現し、それに呼応するかのごとく金星から再びキングギドラも来襲するという寸法。ワー、間違って小美人を回収した俺様に怒ってインファント島からモスラもやってきたぞっ。

面白いことになったなぁ。
ちくわチャンピオンまつりだぜ。
燃やせ燃やせーーー!!!!破壊しちまえ!!ひとしきり暴れてもらったら、デス・スターの惑星破壊レーザーでおまえら全員ぬっころす。
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俺section-9 part.1

2007-03-23 01:16:56 | しゅみ道
フチコマ“レッド”
フチコマ“ブラック”

タチコマ×9
タチコマ“人狼ver”×2

ニュータチコマ

タチコマンズ
 [タチブルー・タチイエロー・タチシルバー]

ウチコマ

アラクニダ(六課戦車)
アラクニダ“光学迷彩ver”

陸自アームスーツ

阪華精機社長

ブリアレオス・ヘカトンケイル

ボナパルト


・゜゜・:.。..。.:・゜(n‘∀‘)η゜・:.。. .。.:・゜゜・
シロマサメカってまるっこくてやーねー( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
ってのは原作コミックの攻殻機動隊を読むまでの話で、アレを読みそしてプレステ版のゲームをやったらば悶絶失禁のすえにゴーストを持ってかれた。返せよう。
特にプレステ版のOPムービーは今観ても感動する。アドレナリンが大放出しておまけに下半身も元気になる。ならんでいいのに。少佐がエロいせいだ。
音楽は石野卓球氏。これが10年前に作られたムービーとは思えない。当時はショッキングで「アニメーションの未来は明るいなぁ」と思ったけど、こんな萌え萌えでお汁したたる未来になるなんて思ってもみなかった。治虫さんもさぞびっくりするでしょうよ。メルモたんの孫世代跳梁跋扈。

しかし個人的には車で言えば神軍平等兵・奥崎謙三先生操る大昔のトヨタマークⅡとか『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンみたいなカクカクっとしたメカが好きなので、フチコマのフの字も出てこない映画版で少佐と激闘を繰り広げた「アラクニダ」こと六課戦車のデザインがたまらなく好き。
今までいろいろな映画を観てきたが、少佐VSアラクニダほど美しくてカッコいい戦闘シーンはいまだ未見。

アームスーツはこんなヤボったい陸自版より、スタイリッシュなマトリ版を立体化して欲しかった。
『SAC』18話。二丁拳銃でマトリのアームスーツに突っ込む少佐はかつてないほどおバカに見えた。アームスーツに拳銃でいどむお茶目さんが戦闘のプロには見えない。そして殺されそうになった挙句「サイトオォォォォォォ!!!そ い つ をよこせぇぇぇーー工エエェェ(´゜д゜`)ェェエエ工?!自業自得だよ!コイツゥ!

ブリアレオスとボナパルトは攻殻じゃないけど、シロマサメカってことで。
『アップルシード』の映画は、この前TVでやってたので観た。オシャレとアニメを無理矢理融合させると、とんでもなくダサくなります、という良例。監督にはこれからもひとつ、ピンポン一筋に頑張ってもらいたい。それでこの星の一等賞になりたいの卓球で、俺は!そんだけ!知るか!


あとはフチコマ“モスグリーン”入隊でとりあえずの完成。でも高くて買えない。
ここまで来るのに4年かかりました。コレクションって楽しいな。
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いろんなお仕事

2007-03-21 03:24:09 | お仕事
アイドル、企業、発表会、アダルト。

今週のお仕事の幅広さったらない。
節操ないかもしれない。ああそうさないね。まるですごく溜まっているときのように。「俺、今なら何でもイけるわー」と羊をあてがわれてメエメエやっている人のごとく節操がない。

しかしなんだそんなものくそくらえだ。羊だって恋もする。そこで芽ばえる愛だってあるんじゃないか。最近はやりの「死にそうな人と健康な人の恋愛」なんてもううんざりだ。そんなもん見るんだったら俺が今考えた「羊と健康な人の恋愛」の方が見たいね。最後は世間に認められずに非業の死を遂げる主人公(野郎)。これで昨今の恋愛物語になくてはならない「どっちかが死ぬ」というセオリーもバッチリカバー。羊は何も知るよしもなくただ隣で紙食いながら「メエメエ」と鳴いておる。
人間の人生は「客観性」というドラマを通してしか紡がれない。
しかしそれとはまったく関係性の無い世界、本能に生きる「動物」という生き物。
この両生物の埋められない溝に全米が泣く日も近い。

そんなことはどうでもいいんだ。
でっかい仕事ではなくっても、それぞれ魅力があってやりがいがある。
・アイドル
 レフをあててるフリして、カワイコたんの各所を凝視できる。
・企業
 やりたかった「取材」ができる。今まで培ってきた編集のスキルが生かせる。
・発表会
 極めて地味。しかし撮影の基本的な技術を必要とされるので、技術力保持にもってこい。
・アダルト
 見るだけで、まったく未知の世界だった分野。作り手のアナーキーな姿勢には見習うべきところがある。

というわけで、しばらくは食うためにもがつがつと幅広くお仕事をこなしていきたいと思います。撮影を通じていろんな仕事して、それが自分の作品を作る時に収斂された力として発露すればいいなと思う。
メー。
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ベンチャーってなに

2007-03-16 02:54:45 | お仕事
せっかく新しいカメラバッグを買ったというのに自前のカメラを使うお仕事がぜんぜん入ってなかった。ここ一ヶ月強。

本日、やっとカメラ使った。おろしたてのバッグもそうだけど、自分のカメラを使いたくてしょうがなかったです。なんてーか料理人にとっての包丁と同じでカメラって使わないとウデがにぶるもんみたいなんですよな・・・。こんなへたくそでも一応最低レベルは保持しておきたいじゃないか。

んでそのお仕事にはノートPCも持っていくわけだが、ダブルで重たくて自転車フラフラしながらこいでおった。

その仕事というのが最近やり始めたもので、新宿にねぐらを構えるベンチャー企業の、ある部署での作業。撮影やら編集やら。
それがまた頭の良さそうな人ばかりで(とうだいせいとかいる)、頭が悪すぎて大学はおろかちんこみたいな高校にしか入れなかったわたしは非常に「しゃらくさいやつらめ何がベンチャーじゃ」とベンチャーの意味も分からず心の中でケンカ売ってたのですが、話してみると大抵いい人っぽいのでたいそう安心した。
だって東大生ですぞ。そんなん接したことねえ。いいとこ早稲田だの青学止まりだ。きゃつらにさえ警戒するこの俺。東大生というからにはもの凄いのだろうと思っていた。触手の1本や2本、ぴょろんと袖なぞから出すんじゃないかと警戒したものだ。しかし人間であった。

でも。
中学の時、オール1を取りそこねて「ちぇっ」とか言ってた激烈馬鹿が、まさかこんな新宿のオフィスビルで働くことになろうとは。最初の頃はビル入るのさえ怖かったです。ドアにロックかかってて、入るのにいちいち番号入力しないといかんのですよ?何様のつもりだと。そりゃおしっこも我慢する。
もう我慢ならんので、この「ぬるぽ」シールがでかでかと貼ってあるこの俺様のノートPCを毎回持って行っているのだが、誰からも何もつっこまれないので少しくお恥ずかな心持ち。

さておき、この仕事もなかなか面白いです。
まだちゃんとした撮影はやらせてもらってないけど、これから他会社に取材とか行かせてもらえるみたい。来週もとあるネット系企業の取材が入ってるみたいだが、みんな行きたがってて定員割れしそう。「つれてってー!!」と懇願しているけどどうだろう。


やはりベンチャーというだけあって、やってることが新しい。なによりそれに自分が携わって「一緒に開拓してる」感が味わえるのも面白いです。
こういうのがベンチャーとかいうのの魅力なんだろうな、と思ったある日。
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キュートがたりない

2007-03-12 21:16:38 | Weblog
俺の部屋に足りないものそれはおしゃれとダンディズムと覚醒剤と女と魔法瓶。ようはキュートな感じが足りないって訳。見渡す限りダース・ベイダー、ダーズ・ベイダー、押井守、ダース・ベイダー。
どうりで。心がすさんでいくわけだ。俺には分かる。秋葉原でいわゆるひとつの萌えたぎるフィギュアをゲットする若者の気持ちが。分かりすぎる。そいつを飾ってパンツの犯罪的な作りこみにふんふうんとやる気持ちもまんざら分からんでもない。

俺だってキュートが欲しい。部屋を見渡すと可愛げな物といったら若い頃の兵藤まこがガンくれてる白黒のポスターって、そりゃない。たまに目が合うとビクっとしてしまう。
俺にもキュートをなにとぞ・・・と祈ったところで宅急便で理想的な体型をした生きたダッチワイフが届いて「ご主人様、よろしくだニャン♡」とかいう落ちモノ系みたいな展開はまずありえないだろう。アシモがこける動画で一番衝撃的だったのは、そんな未来がまだまだ先だと再確認させられたことだ。

とにかく何かがいけないんだ。この殺伐とした空気を一蹴するくらいのキュートが降臨しないものか。昔はときめきメモリアルでキュートを補充してたけど、今はもっぱら俺が三次元専用MSとなったのでいささか無理があるみたい。


選択肢:
メイド喫茶
風俗
キャバクラ


そこで霊験あらたかに気付いたのだが、これらをもってキュートを補充しようとするといづれも「金」が必要であるという点。いま俺の手元にある金でなんとかしのごうとすれば否応無しにメイド喫茶ということになる。
しかしメイド喫茶がキュート補充に値するかと言ったらそれははなはだ疑問でありわたしの経験則から言わせてもらうと足元にスライディングしたくなるようなキュートはお店に一人いるかいないかだ。
俺がもし絶対領域とかいうのだけで局部がほっこりするようなメイド大好きっ子なら、コーヒーをすすりつつ鼻血のトッピングで「すいませんこのコーヒ-鉄の味するんですが」というところからなんとか突破口が開けんでもないわけだが、いかんせんメイド服だけで屹立するほどの想像力は持ち合わせていないのでここはどうにもあきらめるしかないのでは・・・

こんなのはもううんざりなのでなんとかして日常をキュート化しようと考えてみたら、今さらながら女子高の先生ってすごくいい職業のような気がしてきた。
どうでもいい人はなかったことにして可愛い娘ばかりに気をとられればいい。職権乱用で見渡す限りキュートな学級、キュート組を設立。職業がすなわちキュート。毎日がキュート。人生=キュート。キュートキュート。キュッキュッキュキュッキュッキュッキュキュッ

「おっさん、テメー通報すんぞ。加齢臭まきちらして近寄んじゃねーよ。きめーんだよ」
とか頭の悪そうなミニスカ女子高生(しかしキュート)に言われると咄嗟に目潰しを放ってしまいそうなのでやっぱり僕には教師なんて仕事、勤まらんかもわからん・・・。
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未消化のトウモロコシ

2007-03-10 22:26:51 | Weblog
都内に多く見られる、おまわりさん不在の時間帯がものすごく多い交番は、ウチの近くにもいくつかある。
ある日、「この近くで深夜でもやっているガソリンスタンドはないか」と聞こうとし、そのひとつに入ったわたしは、相変わらず警官のいないその交番に入って、勝手に付近地図を眺めていた。

その地図には住んでいる人の名前が書いてあるタイプのもので、どこに誰が住んでいるか、一目で分かるようになっている。
しかしそこでわたしは、自分の目を疑った。
驚いたことにこの付近、つまりわたしの住んでいるこの一帯には、「立川」という名の世帯主が異様に多いのだ。
なぜ立川なのだろう・・・・?
閉鎖されたような田舎の村落で、村民の姓が皆同じという話はよく聞く。実際茨城の山奥に行ったとき、道を尋ねようと、ある集落に入ったわたしは、村民のほとんどが「大友さん」という村に遭遇したことがある。
これと同じなのだろうか?しかしここも田舎とはいえ、目の前には国道、裏には工業地帯という、そこまで環境的に閉鎖されていない場所なのだけど・・・・

「なんだか怖いな」と思いつつも、近所の人間で親しい人などいやしないので、なぜなのか確かめることも、また、それをべつだん誰かに話すことも無いまま月日は流れていった。


今日。
たまっていた家賃3ヵ月分のうち、2ヵ月分を払いに大家さんの家にお邪魔した。振り込みだと手数料が取られるため、数年前からこうして、アパートから徒歩1分の大家さん宅へ直に支払いに行っている。いつもこうして延滞しているため、ときたまに期日どおり支払うと「お、景気いいじゃねえか」などとからかわれる。ちなみに大家さんは70前後。いつもプルプルしているのがチャーミングなハッスルじいさまだ。この前ふかし芋もらった。

去年の7月から家賃が千円上がったことをいつも忘れていて、毎回「はいお釣り」と華麗なボケを披露してくれるナイスガイ。
そのじいさまに、今日、聞いてみた。
「なんでここらへんの人って、みんな立川さんなんですか?」と。それはつまり、この大家さんが「立川さん」であることも含めて。そしたら大家さん、一瞬困ったような表情をしてこう言った。
「そりゃオメェ、田舎の方行ったらみんなそうだべんよ」
?!そうだったのか。なんだぁ。やっぱりそれだけの理由だったんだ。
「はぁ、みなさん、昔からここに住んでいる方ばかりなんですねぇ」

そう、それだけの理由だった。
つまりわたしの住んでいるこの一帯は昔から住んでいる人がすごく多いのだ。ここが一昔前はものすごいド田舎だったことは、地形からやすやすと想像できる。「坂」が多いのだ。おそらくこの一帯は山の中の集落だったのだろう。

「あとあれだ、オメェ、立川ってあんべ」
「立川ってあの立川駅のことですか?あ、やっぱ関係あるんですか」
「ほうだよ。『立川氏』の立川だよ」
立川駅(中央線)はここからチャリンコで30分。そう近くはないので、関係があるのかどうなのか、つかみ辛かった。

ここからは大家さんの話をもとにした「立川」に関するお話。
立川氏は地方豪族で「武蔵七党」(じいさまは「関東七党」と言っていた)の一党。現在の立川市の立川は、この立川氏から名付けられた。立川氏がいなければ、もともとちゃんとした地名があったという。(なんだったかは失念)
その立川氏も盛者必衰。やがて滅亡の時を迎える。最後に立川氏の誰かさんが、切腹の場所に選んだのは「トウモロコシ畑」だった。


「それからここいらじゃ、トウモロコシをやらなくなっただーよ」
なるほど、面白い話だ。何百年も前に土着化した武士の名残が、まだ今、目の前のここにあるという不思議。いくら「インターネッツは楽しいな、俺ってサイバーなカンジがしてイカスな、ナウだな」と言ってみたところで、ここでふみふみしている大地は昔から脈々と続いているものなんだ。
足下に目を凝らすと、いろいろなものが見えてくる。こういうのってなかなか目に見えにくい。

そして、そんな大昔の話を子細に渡って話す御老体こと大家さまの脳は、いつになったらつい半年ほど前に値上げした家賃のことを思い出すのであろう。
ますます目が離せまい。
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サ∈(゜◎゜)∋ウナー

2007-03-07 23:57:24 | Weblog
先日新宿で夜遅くまでお仕事して、翌日に渋谷で用事があったため、家に帰らずにサウナにお泊りしました。

漫画喫茶でも良かったのですが、なにしろ編集で前日徹夜、さらに風呂に入ってなかったので。納品した仕事先ではこれまた13時間に及ぶ編集作業が待ち受けていたとゆう・・・こがいな状態でありますので、ここはひとつサウナでも入ってゆっつらした上、仮眠室でぐっすりすっか、と思った次第。

つうか、サウナに泊まるの好きなんですよね。
「ちょっとデカイ仕事をやり終えて、翌日にお仕事が無い」という状態の時のみ発動させることが可能な超必殺技なんです。
たけーな。と思うけど、湯に入ったときの気持ちよさったらもう、そんな金のことなんか忘れさせてくれます。ちょっとのぼせるくらいまで入って、湯舟の外で身体を冷やしながらボーっとするのも気持ちよいです。
冷めたらサウナに入って、TVを見る。んでまた身体を冷やす。
そいで、備付けの歯ブラシで歯をみがいて出血して、髭そって身体洗って、また湯舟につかってぼーっとして・・・

上がったらガウンをまとってドライヤーで髪を乾かす。
んで、なんか飲物でも飲んで、仮眠室で漫画よみよみ、眠気を待つ。そのまま睡眠。
朝。起きてもまたダラダラとする。TVを見てぼーっとしたり、音楽聴いたり。この時間が醍醐味です。なんか、すべてのものから解放されたような気になる。別にたいしたことやってないのにな。なんでだろ。


こういった時ばかりは、安っぽい人間でよかったなぁ。と思うわけです。

さて、翌日渋谷に何しに行ったかというと・・・『悪魔のいけにえ』リバイバル・レイトショーの前売り券発売日だったのです!ギャーーーース!!!もうすぐスクリーンでレザーフェイスの勇姿と、マリリン・バーンズの絶叫が拝めるのです!!こんなこと、もう金輪際ありえねぇ!男なら最低二回は行くべき。そして発狂するべき。
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言葉

2007-03-03 21:01:06 | Weblog
6年前かな?ダメダメADをやっていた頃の話。
ある日コンちきから「一緒に仕事辞めて映画撮らない?」と誘われた。

ADの仕事に内容的にも精神的にも、そして金銭的にも限界を感じていたわたしは、二つ返事でOKし、ADを辞める決心をした。

先輩や担当番組のディレクター等にも話し、「お世話になりました」と挨拶して回った。
ある先輩は「たった1時間もないTV番組ろくにこなせない奴に、映画なんて撮れるわけないだろ」と一瞥し、あるディレクターは「あ、そうなの。辞めるんだ。ま、君に映画撮影なんて無理だと思うけどねw」と鼻で笑った。
漫画の悪役みたいに。

ぶん殴りたくなるほどムカついたけど、仕事の出来ない奴がほとんど「趣味のようなもの」のために仕事を辞めると言ってるのだから、こんなふうに言われても仕方がないか、と思った。

でも、中で一人だけ、TK(タイムキーパー)のK(仮)さんは「うん、辞めな!それはすぐ辞めた方がいいよ。映画がやりたいのにこんなところにいても仕方がないよ、がんばんな!」と言ってくれた。
Kさんは40前後のおねえさん。新人にはとても怖い人で、わたしも入った当時はビシバシと色々言われた。とても話したりできるような人物じゃなく、近くにいるだけで緊張してしまうような人だった。

月日が経ち、そんなKさんもやがてはわたしに笑顔で接してくれるようになり、こっちもこっちで必死にそれに応えた。
そして仕事でいつものようにミスをしでかした時、前だったら怒るだけだった(最悪の場合、無視)Kさんも、いつの頃からか「お前は出来る子なんだから!ちゃんとやんな!」と励ましてくれるようになった。


いったい、わたしの何をかって「出来る」と言ってくれたんだろう?
結局「辞めます」の一言を言うまで、わたしは「出来ない子」だった。


最後の出勤日、生放送の番組を終え、デスクに戻ると手紙と一緒に黒いシャツが折りたたんで置いてあった。その手紙にはこんなことが書かれていた。
『今日で最後だね。ご苦労様。これ、似合うかどうか分からないけど、餞別です。頑張ってね。  K』

それを読んでわたしは局の外へと走った。
夜で、雨が降っていたけど、なんとかタクシーに乗ろうとするKさんを見つけ出した。
息を切らせながらKさんを呼びとめ「有難うございました!これ、大切にします。本当に有難うございます」とお礼を言い、何度も頭を下げた。Kさんは「ちょっとあんた濡れるでしょ!いいから帰んなさい。がんばんなね!もういいから、ホラ」と、ちょっと驚いた様子だった。

あれからKさんには会っていない。

今、思うのはこういう言葉に何度助けられたか、ということ。
子供の頃から勉強、運動、図画工作・・・・何も得意なものがなく、常に劣等感を抱いて生きてきていた。
でも人生で、たまに、ほんのたまに「その後の数年」を支えてくれる言葉をかけてくれる人がいる。


わたしの今は、その人たちのおかげで頑張れている側面が、すごくある。
思えば「人生の財産」ってものがあるとすれば、それは成功でも経験でもなく、こういう人たちとの出会いなのかもしれない。成功なんて一度もしていないし、経験と呼べるほど人生経験が豊富でもない。それでもなんとか好きな道で食って、こうして映画も撮り上げることが出来たのは、あの言葉がとても大きい。

ありがとうございました、と何度言っても言い足りないけど、もしまた今度会える時が来たなら、その人が「頑張ってるねえ」と笑顔で言ってくれるような人生を歩んでいたい。

いい話だなぁ。
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WinとMac

2007-03-01 00:34:16 | Weblog
ウィンドウズのCMもそうとうヒドイが、マックのCMもかなりのもんだなぁ。なんであんなに両方とも演出が田舎くさいんだろう。田舎くさいカッコよさ・・・なんだかそれはメーカーのイメージ的な敗北というか、ユーザーの方が先を行ってる感が相当する。「そんなにきばらんでもえーがな」って感じです。

どんなにPCが発達しても、画面から何かが飛び出すみたいな夢のようなことは起こらないし、どれだけウィルスに強くてもテメーで勝手にすっ飛ぶのはみんなが知っている。

それを知ってるからこそ、ユーザーはちまちまと自分のやりたいこと、やるべきことにPCを使い、だいたいは上手に付き合っている。
それに対してあのCMはなんだろう。もう、パソコンのことを何も知らないおじいいちゃんおばあちゃんを騙そうとしてるようにしか見えない。・・・言い過ぎた。でもそう思えてくるんです。


先日、マカーの知り合いの頼みでプリンターの設定をしました。新しいPCに変えたんだけど、それで使えるようにしてくれ、という。
んなの、自分で付属のCDから入れればいいじゃん、と思ってたら、どうやらこの人はそれすら分からないみたい。PC使ってるのが不思議なくらい、そこらへんのこと分かってないご様子。

で、やったんですが、これがどうも相当以前のプリンターらしく、新しいOSに対応してなかった。
マックなんて触ったことなかったので、悪戦苦闘しながらアヤシゲな部分を片っ端から設定していく。メーカーのサイトからドライバ落としたり、プリンター関連の設定変えてみたり、再起動繰り返してみたり・・・で、最終的には「以前のバージョンのOSも入ってるからそれも使えるようにするよー」みたいな設定をいじくったらプリンターを認識するようになりました。

やっぱりウィンドウズとは勝手が違うので手惑いました。もともとそんなにPCに詳しくは無いので・・・・
しかしマックってのはオシャレですなー。あの、ランチャーって言うんでしょうか?にゅいーんとなるやつ。かっこいいなぁ。いらないけど。
でもマウスにはすごい違和感がありました。ナゼ、ホイールがついてないのでしょう?後で調べたらマックってのはそういう部分にコダワリがあるようですね。


家に帰って自分のPCを動かしたらホッとしました。にゅいーんてなってもならなくても、慣れたこの環境がいちばんよろしい。
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