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川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

小川さゆり ⇔ 本名のA子

2023年08月15日 | 人物
仮名の小川さゆりと、本名(「A子」とする)の彼女。

2つの人格がある。

小川さゆりが、NHKの番組に出て、小川さゆりを引退したい、弱ってます、的な弱音を吐いている。

小川さゆりを辞めて、A子に戻りたい、ってこと。

うぅん。。

そう甘くはないぞ、世間は。

A子さんは、被害者かもしれない。宗教の。いや、宗教に熱心なご両親の教育の。

しかし。

小川さゆりは、加害者。

家庭連合数万人(公称数十万人)の信者に対しては、徹頭徹尾、加害者。歴史的な、加害者。反逆者。背教者。裏切り者。

Hanadaで福田ますみさんに批判された、嘘つき。

____________

被害者A子が、時流に乗って、「山上特需」の波に乗って、小川さゆりとしてデビューした。「被害者小川さゆり」で食っていけると思った。だから昨夏に会社まで作った。

しかし。

半年経って、具合がおかしくなった。3月に本を出しても、あれ、売れないぞ。だれも話題にしてくれないぞ。世間の風当たりも強くなってきたな、、

メディアさんも取り上げなくなってきたな、、 「小川さゆり」のままで食っていけるか自信なくなってきた。「私が正しいと思うなら、解散させてください」って言ったけど、あれ、7回も質問権を行使して、解散命令請求が出るのかすら不安、、

家庭連合が解散しなかったら、私はなんなの? ピエロ? 霊感弁連に利用されたの? 騙されたの? 頼りになると思った阿部克臣弁護士も、最近は冷たい、、(かどうか知らんけど)

友達もいないし、子育てで疲れているのに、親には頼れないし、、

加害者であり続けることも疲れた。小川さゆりであり続けることも疲れた。もうネタも切れてきたし。。

辞めようかな、、

ってなところが、A子さんの本音ではないでしょうか。

しかし。

そうは問屋が卸すまい。

被害者最強の世の中の風潮で、争いのある案件の渦中で、「被害者」の立場に立候補すること、「被害」を声高に主張することは、同時に、加害者の立ち位置にも立つんです。

家庭連合の解散案件は、交通事故みたいに、単純な案件ではないのです。

交通事故なら、青信号を渡っていて轢かれたんだったら、そりゃあ、被害者。加害者をいくらでも攻撃するがよい。

家庭連合の解散は、違う。

ほんとうに「著しく公共の福祉に反することが明らかな行為をした」と言えるのか。憲法学者、宗教学者、弁護士、裁判官が、衆知を集めて考えても、簡単に結論は出ないような案件(令和4年の秋時点では。令和5年の夏時点では、もう結論は出ていますよね)。

こういう「争いのある」案件で、被害者の立場に立つことは、相手方から見ると「被害者ぶる」と見られる。「被害者ぶった加害者」とのレッテルを貼られる。

小川さゆりの話をしているのではありません。一般論としてそうだろう、と言っているのです。

A子さんは、ある意味、被害者であったかもしれない。

しかし。

「小川さゆり」として外国特派員協会で会見したり、国会で証言したり、著書を刊行したりした時点で、もう、一生消えない、「被害者ぶった加害者」の刻印を刻んでしまったのです。

ルビコンの河を渡ってしまったのです。

そんな「加害者」の小川さゆりを辞めたくなったからと言って、フェイド・アウトすることは、世間が許さないだろう。

あれ、勝ち目ない? じゃあ加害者を辞めて被害者に戻るわ、わたし。

そんな甘っちょろいことは、世間が許すまい。世の中そんなに甘くないだろう。

A子さん。小川さゆりを辞めたくなったら、いつでも辞めるのがよいでしょう。

むしろ、早めに辞めたほうが、早めに仮面を脱いだ方が、早く身の丈を超えたモビルスーツを脱いだほうが、御身のためですよ。

そのときには、一言、世間様に、仁義を切ることをお勧めします。それが、落とし前をつける こちら ってことです。

____________

後記:鈴木エイト氏のペンネームに関する別稿(こちら)でも書きましたが、そもそも仮名の小川さゆりで活動することに、限界がありました。

仮名・匿名・ペンネームだと、本来の人格からかけ離れた、露悪的、お調子者的、付和雷同的な人格が育ってしまう。そして、その歪な別人格が、時とともに、不自然に拡大してしまう。

マスメディアにチヤホヤされれば、なおさら。メディアに持ち上げられると、この上ない万能感を感じる。その万能感が、さらに異形の別人格の肥大化を促進する。

これは「仮名の罠」なんですね。ペンネームの危険性。匿名人に信頼がないのは、実名ではないだけに、こういう陥穽に陥ってしまうおそれが高いからです。

そして、この「仮名の罠」は、若いほど、陥りやすいし、若いほど、肥大化しやすい。ある程度年をとると、そのへんのバランス・節度というものを身につける。

しかし、若い方は、この辺の機微や経験則をご存知ないから、歯止めが効かず、別人格が大きく肥大化してしまうのです。

今のA子さんは、「本来の自分とは遠く離れてしまった小川さゆり」の幻影に、むしろ一番困惑されているのではないでしょうか。

もう手放してはいかがでしょうか。楽になりますよ。
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