川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

天から「呼ばれる」可能性

2024年06月14日 | 人生
天職は、 vocation とか calling とか言って、いずれも、天や神から「呼ばれる」もの。

「呼ばれる」人もいれば、呼ばれない人もいる。

神に出会って信心深くなる人もいれば、共産主義者みたいに、神に出会わない人もいる。

年と共に感謝をたくさんするようになって人格が成長する人もいれば、年食っても性格悪いままの人もいる。

造物主(天、神)は、かように、人を「完成されたもの」として与えていない。

「自分で見つける」ことができるように、「完成される可能性」のあるものとして人間を造った。

人は可能性の塊なんだよね。

可能性を、自分の力で切り開く、醍醐味と、喜びを、与え賜うた、ってことだろうか。

成長の余地をあえて残した、不完全な存在として、神は人をデザインした。

内田樹の本を読んで、そんなことをボルドーで考えています。

(20年近く食傷気味だったけど)やっぱり内田樹は、いい。

いい本、いい作家というのは、「知識を授けてくれる」のではなくて、「考えるヒント」「思考のきっかけ」を与えてくれるものなのだろう。




そんな題名の有名な本もありました。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸運な人は自責する。

2024年06月07日 | 人生
幸運を引き寄せる人は、自責する人。

幸運な人は自責する。

不幸な人が他責する。

他責している人は、一生、幸せになれない。

ーーーーーー

サミュエル・スマイルズが著した『Self Help』(自助論)が日本に広がって150年。 

自助の精神ってのは、自責の精神ってこと。

自助や自責という美徳が廃れてきている感、、、





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貧、人を苦しめず。 人、貧に苦しむ。

2024年06月07日 | 人生
貧困が人を苦しめるのではない。
人が貧困に苦しむ。

あくまでも人生の主人公は自分。

貧困により立派になった人もいれば、貧困に負けていじけてダメになって人もいる。

君子、もとより窮す。
小人、窮すればすなわち濫る。

って論語と全く同じですね。

ーーーーーー

小川さゆりは貧困家庭だったと言って家庭連合を責めた。

でも彼女のきょうだいは立派に育っている。

全国60万人(アクティブなのは10万人強)の家庭連合信者の家庭では、貧困に負けていない。

宗教が人を苦しめるのではない。
人が宗教に苦しむ。

「小川さゆりとはなんだったのか」なんて本がそろそろ出ないかなあ。

「必要以上に他責する人」ってのは、被害者ではなく加害者になるんですよね。

「モンスター2世」なんて言葉が生まれてもいい。

小川さゆりとか鈴木エイト氏の嘘つきっぷり、開き直りっぷり、偽悪者っぷりを見ていると、やっぱり匿名・仮名人に信頼ある言論を期待することは難しい、と私は思う。

インターネットが広まって30年。匿名・ハンドルネームに我々は慣れすぎた。

匿名人・仮名人の言論に、実名人の言論と同じような価値を与えることはできない。

私はそう思う。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山崎元さんの遺言 上機嫌で暮らせ!

2024年05月28日 | 人生
経済評論家・山崎元さんが亡くなった。

遺児に宛てたメッセージが本になっている。

上機嫌で暮らせ!



良いメッセージですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天命追求型

2024年05月26日 | 人生
人生には2つある。

  1. 目標達成型
  2. 天命追求型

目標達成型は、山登り型。
天命追求型は、川下り型。

「天命追求」ってえとイメージしにくいですが、その場その場で、すべて天命と思って受け入れて、ベストの選択をする、というもの。

今朝の日経MY STORYの、エッセイスト玉村豊男さんの人生が、完全に天命追求型でした。

目標なんてなくてもいい。こういう生き方もある。

というご参考に。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和の幸せ観

2024年05月20日 | 人生
令和の「幸せ」は、平成とは違う。昭和とも違う。

令和の幸せは、まず自分が幸せになること。自分が幸せでないと、他人を幸せにすることができないから。

自分ファースト。ある意味、個人主義的。

ーーーーーー

平成は違った。平成は「利他」だった。

自分を押し殺して、他を利する。

利他。

ーーーーーー

昭和はもっと違った。

昭和は、自己犠牲。

三島由紀夫と石原慎太郎が「自己犠牲」で意気投合したエピソードが有名。

出来すぎてる話なので、石原のデマではと邪推したくなりますが、、

ーーーーーー

戦前はもっともっと違った。

戦前は、滅私奉公。

滅私奉公も、自己犠牲も、利他も、ほとんど意味は変わらない。

でも受けるニュアンスはだいぶ異なる。

ーーーーーー

時代は変わる。

今の令和の価値観を象徴するのが、冒頭画像。




世界平和も、まずは自分の幸せから。





特に否定しません。

私だってそう思っている。自分が幸せではないと、本当に他人を幸せにすることはできない。

皆さんもまずはご自身がしっかり多幸感を得て、周りにその幸せを伝播させましょう!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

目標達成型 ⇆ 天命追求型

2024年05月17日 | 人生
目標達成型の人生がある。

目標を定めて、それに向けて頑張る。

一方、天命追求型の人生もある。

身の回りに起こることを全て「天命」と捉えて、全部肯定的に受け止めていく。

目標達成型は、「山登り型」とも言われる。孔孟的。

天命追求型は、「川下り型」とも言われる。老荘的。

ーーーーーー

欧米的には、目標達成型がいいと思われがち。
たしかに、目標を定めることはいいこと。

しかし。

みんながみんな目標を定めることができるわけではない。
みんながみんな目標を達成できるわけでもない。

だから、「目標達成型」だと、落ちこぼれを生む。
俺は目標が定められていない、、、
私は目標を達成できなかった、、、

これで自己嫌悪に陥っちゃう。

また、目標達成型ってのは、要するに、昔の自分に拘束されること。
昔の自分が設定した目標に縛られるということ。

人生の目標、人生観、価値観、目標なんか、日々、変わっていい。日々進化しているなら、昔の目標は「古くてダッサい目標」に成り下がるはずだ。

さらに、目標達成型は、主観型。自分の個性や特性を考えずに、無謀でトンチンカンで的外れな目標を設定してしまう可能性がある。

一方、天命追求型は、客観型。周りが自分を誘ってくれたり、他人に薦められるがままに人生航路を歩んでいく。他人の意見を我が意見とする。

自分で自分を見るよりも、他人が自分を見る方が、客観性に優れている。

他人が、特性を外から見た上で、ある人に何かを勧める。それは、客観性のある誘い。だから迷わずその誘いに乗るべし。誘いは断らない。これが天命追求型。

ーーーーーー

だから、こう整理できる。

主観型=山登り型=孔孟的=目標達成型

客観型=川下り型=老荘的=天命追求型

この目標達成型と天命追求型。どちらが常に正しい、ってことではないと思う。

バランスが大事かなと思います!

 
↑ の本にありました。

こちら のサイトの説明もいいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生の成功とは

2024年05月12日 | 人生
人生の成功とは?

人生の成功を測る、物差しが3つある。

  1. 勝敗
  2. 達成
  3. 成長

人生は、勝ち負け、ではあるまい。
短期的な勝ちは、長期的な勝ちではない。

達成不達成、なのか。
ギスギスしちゃうし、達成できないと、自己肯定感が下がる。

成長したかしないか。
これなら、自己肯定感が下がることはない。

日々確実に成長すること。
人生最期の一瞬に、「ああ、自分は成長した」と実感して死にたい。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生とは

2024年05月12日 | 人生
人生とは?

人生とは、ハッタリを本当にするための大冒険。

そう言える部分も多かろう。

Fake it till you make it. 




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生の成功は

2024年05月07日 | 人生
人生の成功は、青少年時代の汗の量に比例する。

本多静六

日比谷公園を設計したり、4分の1貯金法で財を成したり、「1日1頁執筆」を自らに課してたくさんの著作を残した、本多静六博士。

彼の『私の財産告白』は皆さんも聞いたことはあるはず。





努力の方向が間違っていてはいけないのですが、それも努力してみないことにはわからない。

明治大正昭和マッチョな精神論ですが、私はまだ通用すると思う。

青少年よ、汗をかけ。迷ったら辛い道へ行け。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生とは、意味を与えること

2024年04月21日 | 人生
ちょっと哲学的というか人生に対する思いつきをば。

近年、ちょっと周りの毒気というか悪意というか不誠実に遭遇することがあって、そこからの回復に腐心・精勤している。

そんな、「不遇」を、かこったり嘆いたり他責することはないけど、フランクル的には、この私の逆境を、意味あるものとしていかに受け止めるべきなのかを考えている。


端的には、こう書くと月並みかもしれませんが、こういう仕打ちも、「全ては必然だ」と思えるようになってきた。人生のすべては必然なのだろうか。

不幸も逆境も挫折も不遇も、「すべては必然だ」と思うべきなのであろうか。

そんなマイナスの境遇に、「プラスの意味を与える」ことが、人生の成長なのだろうか。

和田裕美さん的に言わせれば、なんでもこうして「陽転思考」するのが人生なのだろうか。

逆境に、プラスの意味を与えていく。

それが人生なのだろうか。それが人生を味わうということ、それが運命を笑殺するということなのだろうか。

言い換えると、「人生に意味を与えていく」ことそのものが、人生なのだろうか。

与えられた人生、与えられた人生を解釈するのではなく。

ほとんど同じだけど、受け身ではなく、能動的に、積極的に。

与えられた人生と境遇をどうこうするのではなく、すべてに、自ら積極的に意味を与えていく。

人生とは、人生に意味を与えること。

そう言えるのかもしれない。

これが、上記URLの中で、フランクルが言っている「コペルニクス的転回」なのかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「幸福について」 三木清

2024年04月19日 | 人生
三木清(戦前の哲学者)は味わい深いなあ。

 
戦前の哲学者で、今も読まれるのは三木清だけではないか。今はだれも西田幾多郎は読まない。

「幸福について」にこんな一説があるんだ。Facebookで堀内勉さんが引用されていた。

幸福は表現的なものである。鳥の歌うが如くおのずから外に現われて他の人を幸福にするものが真の幸福である。

まことにしかり。

アランが幸福論で説く如く、上機嫌は義務である。

____________

その前にはこんな味わい深い一節もある。

幸福は人格である。ひとが外套を脱ぎすてるようにいつでも気楽にほかの幸福は脱ぎすてることのできる者が最も幸福な人である。

しかし真の幸福は、彼はこれを捨て去らないし、捨て去ることもできない。彼の幸福は彼の生命と同じように彼自身と一つのものである。

この幸福をもって彼はあらゆる困難と闘うのである。幸福を武器として闘う者のみが斃れてもなお幸福である。

ふむ。

真に幸福なもののみが困難と闘うことができる、とまで言えるのかな。含蓄ありすぎ。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五十にして天命を知る  ーそのココロは

2024年04月13日 | 人生
五十にして天命を知る、と言う。論語。

天命を知るってなんだろう。

今年五十の私は思う。

「何に対して戦うかが決まる」ってことではないのか。

みなさん。

何かと戦っていますか。

五十歳にもなれば、経験も積んで、知見も積んで、酸いも甘いも噛み分けてきた。能力も財力も、若いころから比べると、それなりに整っている方も多かろう。

しからば、人生を賭けて「戦う」べき対象が見えてきているのではないか。

では、何に対して戦うか?

  • 旧態依然とした会社?
  • 頑迷固陋な上司?
  • 同調圧力の強い日本社会?
  • ハラスメント?
  • 日本の金融システム?
  • 学校教育?
  • 男女差別?

こういう、大きな、一生戦っても、容易に勝てそうにない巨大な相手に挑戦するのがいいですね。

「一生かかっても到達できないような目標に挑戦すること」が「志」だってだれかが言ってました。その通りと思います。

五十歳になったら、野望とか希望とか野心を研ぎ澄まして、人生を賭けた「志」を研ぎ澄ませるといいですね。

ちなみに私は、同調圧力とかJTCの閉塞感とかコンプラの病理とか宗教迫害(過度の世俗化)とか、たくさん戦っている相手があります(ありすぎ?)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

45歳になったら天引きせよ

2024年04月06日 | 人生
45歳になったら天引きせよ。

2つの意味で。

1 運動

 45歳になると代謝がガクンと衰える。男性も女性も更年期で、徹夜とかできなくなる。一番いい対策は、運動して筋肉をつけること。
 お昼とか夕方とか夜の運動だと、ついサボっちゃう。仕事忙しいから、、、、 今日は疲れてるから、、、、
 そこで、朝に、運動する。朝の時間を、一日の24時間から、「天引き」する。
 アラフォーとかになったら、運動の時間を一日24時間から天引きする。これは勝間和代も言ってました。
 ぜひ。

 なお、運動は、私は、「10年後」のためにやっています。
 今やらないと、10年後に動けなくなるから。10年後にバイタリティーが出なくなるから。

2 資産形成

 45歳になると、子供を持つ人も増え、子供のための資金を貯めなきゃ…って思う方も多かろう。40歳くらいまでは、ガンガン自己投資(自分の人的資産への投資)すべきであって、金融資産への投資は不要と思う。

 資産形成で一番いいのは、毎月の収入から、積立投資。自動引き落とし。天引き。それでドルコスト平均法。

ーーーーーー

以上、「45歳になったら2つを天引きすべき」理由を述べました。

他に天引きすべきものあるかな、、、 探したら追記します!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生は喜ばせごっこ

2024年04月04日 | 人生
いいね。

人生は喜ばせごっこ。

同感。

私の全ての努力も、究極的には、人を喜ばせるためにあります。

サンデー世界日報最新号。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする