川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

CESNUR(チェスナー、新宗教研究センター)のカンファレンス

2024年06月14日 | 旅行記
CESNUR(新宗教研究センター)のカンファレンス@ボルドー。

CESNURは、「セスナー」と読みがちですが、「チェスナー」と読む人が多い。

イタリア語だからCがチになる。お酒のCinzanoはシンザノではなくチンザノです。

写真をいくつか。観光はしていませんのでご期待なさらず。

ホテルからボルドー中心部を望む



トラム(路面電車)から聖堂をパシャリ。


新宗教研究の世界的重鎮、イギリスのアイリーン・バーカー博士とパシャリ。

おって公式写真を入手しますが、日本の家庭連合問題について、パネリストとして一緒に発表させていただきました。


セッションの合間の休憩風景。


ランチで。


ディナーをホスト。自動車会館みたいな立派なレストランで。




ディナーには、40人くらい集まっていただきました!


アイリーン・バーカーと並ぶ新宗教研究の「天才(Genius)」マッシモ・イントロヴィニエは今日が69歳の誕生日!

バスの中とかでも宗教記事を書き、一日平均2本ペースで記事を書いている!


マッシモは福田ますみさんを高く評価され、何度か言及されていました。

世界の新宗教を研究する最先端の方から、「民事判決だけで解散とかありえないよね」という意見をいただき、やはり日本の現状が異常だということを再確認できました!

マッシモが:

(新宗教への攻撃・信教の自由の侵害という異常な事態は)全体主義国家でしか起こらないと思っていた。

そしたら、フランスで起こっている(新宗教迫害の方向性での法改正)。

全体主義国家とフランスでしか起こらないと思っていた。

そしたら、今度は日本で起こっている。

と語っていたのが印象的でした。


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ボルドー

2024年06月12日 | 旅行記
CESNUR(イタリア風読みで「チェスナー」、新宗教研究センター、Centro studi sullu nuove religioni、英語でCenter for Studies of New Religion)のコンファレンスに出るために、フランス南西部の、ボルドーにいます。Bordeaux。

パリからTGV(新幹線)。2時間30分くらい。

その車窓から。








取り急ぎ川沿いをランニング。






















 













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パリ観光

2024年06月11日 | 旅行記
パリ在住の方に、現地の宗教問題などのレクチャーをいただきながら、パリ観光をざざっと数時間。

数時間でも、現地の方のアテンドだと、主要な名所は全部回れました!

いつ来てもパリはいい。





























↓ ヴィトン本店、改装工事中。バッグで覆っている!


↓ 英語のスペル間違ってます



↑ ヴィトンのバッグで覆われたヴィトン本店@シャンゼリゼ通り





























↓ 誇り高き国のフランスでは地下鉄もフランス語のみ!


↓ パリ唯一の高層ビル






↓TGV(新幹線)でボルドー行ってきます!






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パリにいます

2024年06月11日 | 旅行記
カンファレンスに出るためにフランスにいます。

(日)までフランスです、日本の方には、ご不在中ご迷惑をおかけします。

ロシア・ウクライナを通らないからでしょうか、羽田からの直行便で14時間もしました、、

パリは涼しいですね。



    • 空がなんだか日本とは違います。

      広く感じる、、 湿度が低いからだろうか?




      ドゴール空港は、だいぶ昔にできたからだろうか、イミグレのところとか、めちゃ天井低い、、 インドネシアとかその辺を思い出しました。




      空港出口のこの辺の天井も、できた当時は、高くて、オシャレ〜 だったんでしょうが、今の我々の感覚からすると、どうってことない、、

      天井の高さと高級感というのは比例しますね。

      お客様のために全力を尽くします!

      〜〜〜

      ちなみに、フランスの家庭連合の方に会ったのですが、

      • 家庭連合の世界伝道では日本人が1番頑張ってきた
      • 世界各国で伝道するのに、各国に必ず一人は日本人が来ていた
      • その日本人はみんなとても献身的でholy peopleだったその日本人はみんなとても献身的でholy peopleだった
      • だから日本人を尊敬しているだから日本人を尊敬している

      と聞きました。そのholy people には岸田首相みたいにholy でない人もいるんですね、ってオチ付きで、、

      ーーーーーー

      イギリスと日本の時差は9時間。フランスは、ロンドンの真下(真南)にあるんですが、日本との時差は7時間!

      東のドイツの方まで領土があるから、というのと、今はサマータイムだからですね。

      パリの緯度は日本の北海道。

      夜9時でも全然明るい、、、

      現地に来なければ分からないことはたくさんありますね。




建物の、(日本の)1階は、こちらでは「0階」

異文化を楽しんできます!




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徹夜セット

2024年06月10日 | 旅行記
欧州出張前に徹夜、いつもの徹夜セット飲んで頑張りました!

機内で休もうかな、、




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鳥取砂丘

2024年05月27日 | 旅行記
鳥取砂丘。

実は日本最大の砂丘ではない。

最大の砂丘は青森にある。猿が森砂丘。面積は鳥取砂丘の30倍。

でも自衛隊の敷地かなんかで、有名ではない。







鳥取砂丘は、2〜5万年かけて形成されたそうな。

遠目からですが、砂丘の風景を楽しみました、砂丘サンキュウ!

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鳥取コナン空港

2024年05月27日 | 旅行記
鳥取空港は、コナン空港。

探偵コナンを描いた青山さんの出身地だから。
















空港はこんな感じでコナンだらけでした!

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鳥取 砂の美術館

2024年05月26日 | 旅行記
鳥取砂丘の脇、砂の美術館に行って参りました!

世界の砂のアーティストが夢の競演!

フランスをテーマにしてました。テーマは毎年変わります!




























































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初鳥取

2024年05月26日 | 旅行記
初めて鳥取に来ました!




いろいろまたご報告差し上げます




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水俣出張 ー日本の縮図

2024年05月16日 | 旅行記
水俣出張。

日本の縮図、水俣を肌で感じに。

インテグリティ・エバンジェリストとして、インテグリティを大事にした写真家・ユージン・スミスが、3年棲みついた水俣を肌で感じに。

 ユージン・スミスのインテグリティ(過去記事



なぜ水俣が「日本の縮図」か。

同調圧力。

水俣闘争は、同調圧力との戦いであった。

人口5万、半分くらいは、敵方チッソの社員。

水俣の被害を訴えることは、世間・ムラを敵に回すことだった。

後ろ指を刺されることだった。

村八分に近い、社会から爪弾きにされることだった。

ゼニ目当てか。

親族からも、「障害者の親族と思われたくないから、訴えるな」。

そんな目、目、目、、

「障害者」どころではない、当時は「キチガイ」呼ばわりされ、蔑まれた。

だから、補償を求めて裁判する人は、患者・被害者の、3分の1か4分の1くらいしかいなかった。

残り3分の2とか4分の3は、泣き寝入り、である。



「水俣の被害者である」と声を上げること自体が、とっても、人生を賭けるくらいの、勇気と覚悟がいることだった。

勇気を出して正義の声を上げることが、憚られた。

今の日本の某宗教と、似ていないか。

 ↓  白いビルが、チッソの工場。
   JNCと名前を変えている。



水銀のヘドロがある海は、「水俣エコパーク」という広大な埋立地に。

東京ドーム13個分。



ソフトボール場が4面もある。



この埋立地の下に、3381缶のドラム缶の、水銀に侵された、死んだ魚が眠っている。

水俣病の魚の、墓場でもある。



水俣病が発見されたのが、昭和31年の5月1日とされている。

チッソの運営する病院の院長、東大出の、細川一(はじめ)医師が、チッソの排出する水銀が原因ではとレポート。

 ↓  水俣市運営の、水俣病資料館。



その入り口。



 ↓ 青が、チッソの敷地。年々広がって、1980年には、市街地の半分をチッソ敷地が占める。



「細川一レポート」の5月1日を記念して、今でも、水俣病被害者の慰霊祭は、毎年5月1日に行う。



 ↓ 歴史的な、細川レポート。原物。



 ↓ 細川レポートから3日後、5月4日に、熊本県が、その「チッソ原因説」を取り上げた。歴史が動いた。



政府は「チッソが原因ではない」と論陣を張り、御用学者が曲学阿世的なレポートをしたりした。

 ↓  水俣病患者が、断末魔に、壁を、爪で、掻きむしった。
   その生々しい痕。


政府が「チッソ排出の水銀が原因」と認めたのは、細川レポートから12年も経った、昭和43年。



だから、12年も、水銀が、垂れ流された。

政府が、悪を、10年以上、垂れ流した。

 ↓ 「親の仇」「この仇」が生々しい幟。


昭和43年に政府が「チッソの水銀が原因」と認定してから、裁判で勝利するまで、実に、5年。

昭和48年3月20日に、賠償を認める歴史的判決。


政府が認定してから、賠償までになぜ「5年」もかかったのか、、



いろいろ理由があろうが、被害者団体の相思社の方の説明によれば、「被害を訴えること自体も大変だった」。

法的には、ま、たくさんの原告のそれぞれの被害認定も大変だったのでしょう。

 ↓ 資料館から臨む不知火海(八代海)。綺麗な海でした。



 ↓ 被害者の無念。累計被害者は(公式には)3000人。



 ↓ 水俣エコパークのソフトボール場を臨む。



水俣は天然の良い漁場。

魚湧く海(いおわくうみ)と言われていた。

こういう ↓ 食事を摂っていた。

刺身すごい。















 ↓ ある患者が半年に飲んでいた薬。た、大量、、、



昭和31年5月1日の歴史的な「細川レポート」を受けて作成された報告書。














 ↓ 水俣病犠牲者の慰霊碑。

  毎年5月1日には、ここで慰霊祭をする。




 
 ↓ 相思社(被害者団体)の施設。

  『苦海浄土』を著した石牟礼道子も、創設メンバー。

  石牟礼道子の印税は、ほぼ、この相思社に寄付された。






 
 ↓  相思社の歴史考証館。見応えありました。



 ↓ チッソは今の北朝鮮の興南(フンナム)にも工場を置いていた。

  戦前は、人口20万人の、東洋一の工業都市だった。



 チッソ創業者は、日窒コンツェルン総裁の、野口遵(したがう)。



 細川一医師は、チッソが水俣病の原因ではない、と立証するために、猫の人体実験をした。838匹。

 しかし、400号の猫が、「チッソが水俣病の原因である」ことを示した。

 ↓ 猫の実験の箱。









「怨」の幟は、石牟礼道子のデザイン。

 シンプルで、刺さる。
















 ↓ 石牟礼道子の直筆。達筆。 



 ↓ 12年くらい前に刊行された、石牟礼道子全集。いつか買いたい。



 ↓ 水俣病の「爆心地」。百間排水口。



 すべてはここから始まった。



 ↓ 百間排水口から、水俣港へ。



 ↓ 細川医師は、イプセン『民衆の敵』が好きだったらしい。

 『民衆の敵』は、水俣病とそっくりのイプセンの戯曲。


 

 ただ独り立つ人間が、最も強い。

 山本七平も息子に伝えた。

 「独りで荒野に行け」。




昨年できたばっかりの熊本空港(阿蘇くまもと空港)から、阿蘇外輪山を臨む。





阿蘇くまもと空港の作り、デザインは、勉強になった。

とってもおしゃれ。お土産を買わざるを得ないレイアウト。





 ↓ TKG 630円!!

  原価63円くらいでは、、



 Bye-bye 熊本、アテンドしてくれたMさんOさん、ありがとうございました!



水俣で一番インパクトがあったのは、「自然の美しさ」でした。

八代海(不知火海)、空、内海、天草の島々、、 

この自然を、耳掻き1杯で致死量と言われる、水銀で、チッソが汚染した。

この「自然」と「工業」とのコントラスト。

「天然」と「文明」とのコントラスト。

鮮やかすぎるコントラスト。これは文字では絶対に分からない。

この、今回の、心に刻んだコントラストは、私のなかで醸成して、何かに役に立つはず!


コメント (2)
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かけそばもりそば800円!

2024年05月16日 | 旅行記
羽田空港第1ターミナルの搭乗目の前、かけそば・もりそばが800円!

物価上がってるんですかね!



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川崎「志楽の湯」がとてもいい

2024年04月18日 | 旅行記
知人に勧められた、川崎「志楽の湯」。

広い。駐車場からして広い。

安い。入湯料 1300円くらい。

古い。「縄文時代のリラクゼーション」みたいなコンセプトなので、あえて古めかしい造りにしている。

いい。

東京で東京タイムで東京態度で東京チックに働いている私には、別世界。別天地。異次元。異空間。




蕎麦屋も隣接。↑

行ってませんが、味もいいらしい。マッサージ施設も充実しており、一日ここで休める。

いいリラックスになりました! 

妻を連れてきたいと思いました。
川崎・矢向 縄文天然温泉「志楽の湯」

川崎・矢向 縄文天然温泉「志楽の湯」

都心から30分。川崎・矢向にある縄文天然温泉「志楽の湯」です。

川崎・矢向 縄文天然温泉「志楽の湯」

 

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天理市訪問

2024年03月06日 | 旅行記
天理市を訪問してきました。

松下幸之助を覚醒させた宗教施設。






松下電器産業株式会社の、創業14年目の昭和7年、松下幸之助が天理市を訪問して、その建物の荘厳さや、信者(天理では「用木ーようぼく」という)の献身に感動。

その2ヶ月後、幸之助は、会社で大会を開いて、「水道哲学」を発表。

社員168人がみな感動して、我先にと壇上で叫びたがった。


その昭和7年5月5日を、創業14年目なのに、幸之助は、「命知元年」として、創業記念日と名付けた。



会社経営や企業倫理や組織論に少しでも関心のある者なら、避けて通れない、「命知と天理」のエピソード。

同名の本もある。最下部にAmazonリンク貼っておきました。


 
 ↑ 立派な雨樋
 
 ↓ 遠く神殿を望む


 
 神殿へ。


 
 ↓ 梅。
 教祖(おやさま)中山みき(186年前生誕)の、中山家の家紋が「梅鉢」だから、天理教においては梅が重要。

 天理市の市章っていうんですかね、ロゴマークも、天理(中山家家紋)由来の、梅のデザイン。






 おお、我が中山家もそういえば家紋は梅を使った「捻じ梅巴」だ。中山家と梅というのは多少は関係あるのかしらん。

 私が桜より梅が好きなのも、DNA的に梅への愛着があるからかな?



 ↓ 神殿。

 四方から入れる。中央は甘露台(かんろだい)。雨露が注ぐ、空洞。
 365日、24時間、訪れることができる。

 四方に、計8人、常時、ほんとうに常時、スタッフ(本部職員、神主というのか)が座っている。

 神殿の中は写真は撮れません。



 お賽銭箱が、神殿内の至る所に、数十か所ある。下が全部繋がっていてお賽銭を集めることができる(らしいけど、やや眉唾、、)。



 この広い広場に、正月とか、何万人も集まることがある。


 
 ↓ 基本的に、天理の宗教施設は、こういうデザイン。

 ここに、幼稚園、小学、中学、高校、大学、病院、、、 みんなある。


 
 ↓ 参考館ってのがあって、世界伝道をして、世界の文物を集めたところ。

  まあ博物館。





  以下は、チベットの、ボート。豚を、皮の中をくり抜いて、空洞にして、風船みたいにして、筏の下につけて、浮き具に使う。

  「豚の形をした、本当に豚の皮でできた風船」でできたボートは、初めて見た、、


天理といえば天理スタミナラーメン。

彩華ラーメンってのも同じ味。



たらふく食べました!




↓ 186年前に教祖(と書いて「おやさま」と読む)中山みきが生まれた場所。

旧姓前川。それでも立派な庄屋。

中山家(大きな庄屋)に嫁いで、42歳くらいで啓示を受けて、中山家の家財道具や田畑をすべて(もじどおりすべて)売り払った。

「貧に落ち切れ」という啓示を受けたから。

この親神様は、要するに、造物主。キリスト教でいうGod.

天理教信者の、筑波大学の故村上和雄名誉教授は、「サムシング・グレイト」と呼んでいた。

天理の中山みきは、預言者として、イスラムのムハンマドみたいな位置付けになるんだろうか。



他に、有名な天理教信者としては、中島みゆき。

今の教主(真柱しんばしら)が結婚するときに、天理教から「歌を作ってくれ」と言われて、作ったのが、「糸」。



中島みゆきは、私も『荒野より』とか好き。

天理教のことを思い浮かべて、また『荒野より』を聴き直してみよう。


↑ 天理市には、いたるところに「詰所」がある。信者用の宿泊施設かな。

 他に、「母屋」(もや)ってのもある。これは写真を取りそびれた。似たようなもの。

↓ 国宝もたくさんある天理図書館。




↓ 中山みきの墓所。

 墓所はあるけど、中山みきは「まだ死んでいない、生きている」ってことになっている。

 神殿の中で、3食とか風呂とかを与えられている。



↓ 以下は見にくいですが、「墓所屯所」。

 「屯所」って、令和の現代にあるんだ、、、 新選組屯所みたい。



美女4人に囲まれて天理観光。締めはクレープ!



ご案内してくださった朝井さん、小野さん、その他美女のみなさん、ありがとうございました!

 
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多摩全生園に行ってきました

2024年03月01日 | 旅行記
多摩全生園に行ってきました。

国立ハンセン病資料館のあるところ。




ずっと行きたかった。

事務所みんなで来ようと企画したりもした。

瀬戸内海の長島愛生園には行きそびれた。

ついに実現。




私とハンセン病のつながりは、、

1 神谷美恵子
2 北條民雄

 ↑ この2人はこの多磨全生園にいた



3 中村哲(アフガンの医師)
4 笹川陽平(日本財団会長)

 くらいですかね。



笹川陽平さんにいただいた、分厚い『地球を駆ける』(本稿一番下に掲載)はまだ読めてない、、



1996年までらい病の法律があり、隔離されて差別されていた。



国家賠償請求で国が負けて、でも2001年に小泉純一郎首相が「控訴をしない」という英断を下した。



ハンセン病は英語ではleprocyと言いまして、聖書に何度も登場する。

2000年前から、差別の象徴のような病気、、



↓ かつて、差別されていた(伝染すると誤解されていた)ので、こういうハンセン病施設では、火事があっても、消防車は来てくれなかった、、

だから自前で消防団を作っていた。



最盛期(昭和40年代)には、ここ多磨全生園には1000人の患者さんがいらっしゃいました。

今は100人。



入所している患者の平均年齢は85歳。



 ↑ 野球場もある。今は使われていない。

多磨全生園は東京ドーム8個分の大きさ。



↑ テニスコート。たぶん地元の方たち。入所患者ではなく。



入所している男女が結婚することもあった。

でも、男性には、パイプカットが条件とされた。

子供作るなよ、と、、











6個くらいの、あらゆる宗教施設がある。

入所者の多くはここで生を終えたようだ。



手足の感覚が麻痺するハンセン病。

舌で本を読む人とかもいた。

点字を舌で読み取るんです。



碁を打つにも、手が変形しちゃって碁石が持てない。

だからスプーンで碁石をすくって、それで碁を打っていた。



脱走者も後を絶えない。

脱走できないように、所内だけで通用する通貨を使っていた。。

治外法権みたい、、




↓ 北條民雄が見上げていた木。

彼の名作『いのちの初夜』はここで執筆された。



らい病になると人間ではなくなる。
生命だけがびくびく動いている。

 ↑ 北條民雄の有名なフレーズ。



資料館は無料。

駐車場もある。

子どもを連れてきたいと思いました。





 ↓ 望郷の丘。人口の丘。







 
 
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知に振り切ったホテル

2024年02月04日 | 旅行記
箱根本箱は、「知に振り切った」ホテル。

ディナーメニューも、箱根だけに、東海道53次にちなんだメニュー。




















今朝の朝食の際にも、みんな本を読んで、メニューを待つ。

普段は行儀悪くても、今日だけは許す。




豚肉メニューが、「豚一殿」という、徳川慶喜のあだ名から。

慶喜は、豚肉が大好きで、豚肉を生産していた薩摩藩に「豚くれ豚よこせ」ってワガママ言ってた。

だからついたあだ名が「ブタイチ殿」。「イチ」は一橋慶喜の一橋から。

ってな感じで、全てのメニューが歴史由来。歴史の蘊蓄が試される知的スパーリングになりました!


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