SOLITARYの・・・

バイク、車、読書と・・・良いことだけ。

あくまでも”日記”なので!

ノンストップ

2015年05月29日 | Weblog
 またまたノンストップサスペンスである。
ここに至るまでの経緯を事細かに説明があった人物が
数頁後には、あっけなく殺されてしまう・・・。


小池真理子 著 「ナルキッソスの鏡」

訳ありの2人。
直ぐに最初の犠牲者に。

ニートの如く働きもせず、小説を書きながら裕福に暮らす、女性のごとく美しく、
女装癖のある青年。

その青年に偶然助けられた、自殺願望が在る若い女性。

次々と現れる謎の人物達はどう絡み合っていくのか?
誰が主人公なのか?
最後まで解らないままストーリーは展開していき、中だるみの感は全くなく読み進められる
相変わらずの真理子さんの小説。

ただ1つ、悲劇的要素は殆ど感じられなかった。
大量殺人犯の大女は殆ど異常、狂気にあったし、
最後まで生き残った知り合い3人を殺された自殺願望の女性も、ある意味立ち直った感がある。


そう、珍しくと言うか、初めて?やるせない虚しさを感じな読了感があった。

映画のホラー・サスペンスッて感じだね。
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全速力での疾走感

2015年05月20日 | Weblog
 ネットオフにしては、あまりに草臥れた状態の本。
これこそ、不備により無料にすべき商品なのでは?って思わせた1冊。
ウラ表紙にも粗筋がないし、著者らしくない珍しいカバーデザイン。

これはハズレだったかな?感が否めなかった。
が、しかしと言うかやっぱりと言うか、大当たりな作品だった。


小池真理子 著 「死に向かうアダージョ」

14歳年上の妻と暮らす30代の男と、裸婦像の絵画のモデルをしてる25歳の女性が
心中しようと、知り合いの所有する廃屋へ出かけるところから始まる。

酒と薬で寝込んだ女性の首を絞めた後で、男が首を括る計画だったのだが、
途中で妻に踏み込まれる。妻は女性を運ぶからと言い、男を車へ向かわせ、その隙に
女性の首を締め頃してしまった。
自主しようと、車で向かう途中の事故により妻は即死、男も意識不明の重症に。
死んだ女性は奇跡的に息を吹き返し、数日後瀕死のところを助けられる。

”男が女性を心中に見せかけ、妻と共謀し殺し、逃げる途中で事故にあった”
と、女性を含め、誰もが疑う。
やがて思いもかけない偶然が重なり真実が明らかにされる。

簡単に言うと、サスペンス。
でもそうじゃない!
サスペンス的に物語は、息をもつかせない緊張感で進んでいくが、
この3人、皆が凄まじく孤独なのだ。

親兄弟もありながら、誰もが理解してくれず、孤独な青春時代を生きてきて
その後音信不通になり、孤独の中で生きてきて、偶然知り合った3人。
誰もが寒々しく、生きることに価値を持てないで日々を過ごしてきた。


小池真理子著なのだ。完全に共通する”悲劇”。
サスペンス調の恋愛小説と言っても良いんじゃないかな?

例によって3人共悲劇で終わる。
特に1人、死んでしまった妻、久里子はもう・・・。

やるせない!としか言い様がない。

毎回のことながら、続けて真理子さんの本を読む気には到底なれない、気の重くなる内容だった。
なら、よせばいいのにって思うのだが、止められないんだな。

まだまだ読んでいない彼女の本はあるけど、
1度でいいからハッピーエンドも読んでみたい!

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中国地方日本海側ツーリング・・・弐

2015年05月03日 | Weblog
 2日目。イマイチの眠りのまま、明け方ふと外を見ると、どんよりしてる。
予報では4日から雨だったはず。TVで確認すると、どうやら午後には西から雨が降り出しそう。
やばい、これから西へ向かうのに。

予定より早く起床し、朝食。6時45分には出発した。
まずは西へ約75km、出雲大社へ。

米子からは有料&無料の単線の自動車道で行ける。一応国道扱いR9だったかな?
それにしても、夏日予報だったので、メッシュ&ウインドストッパー、半袖Tシャツのみ。
グローブもメッシュ。早朝だし、曇ってるので寒い!。しまった!
 
右に宍道湖を眺めながら約1時間ですんなり到着。
8時なのに既に大勢の人で賑わってる。だから?門前の民営駐車場も満車状態。
何処に駐めようか迷いながらも、西側に在る大社の駐車場へ。バイクも数台停まってる。
もちろん無料。


なんとなく伊勢神宮を想像して行ったのだけど、趣は違った。
敷地は狭いが建造物は其々伊勢より大きく、とっても立派。
伊勢のように小さな古い社が至る所に沢山在るのではなく、大きな社がどど~~んと集まっている。
そう、ここ名古屋の熱田神宮のスケールUP版のよう。敷地自体は熱田神宮並。

それにしても、手を合わせる立派な社がいくつもあって、皆並んでいる。
  
どれに手を合わせるのが正しいのか?其々に神様が違うのか?
 何これ?
直感で1番最初に気が向いた社?に一応お参りをしようとしたんだけど、
皆さん4回柏手をうってらっしゃるので、真似て・・・。

はて、何をお願いしよう?またまた悩んでしまった。願い事が全く無い!
そもそも本来願いことをするのではなく、感謝をするのが正しいのだとか、誰かが言ってたし。
ので、”健康”だけ感謝と願いを・・・。
土産物屋さんにも入ってみたが、宍道湖なので蜆関係がメイン。
あと蕎麦が何故か多い。特産なのか?

30分も居ずに出発。
予定では、路100選にもなってる大山スカイラインを走りたかったんだけど、
この天候で寒さ、しかも雨の可能性もあって今回はパスして、ラストの観光、京都へ。
帰路、8時半にて既に大社行きの車であちこち長い渋滞が始まってる。すごい人気だね!

ナビに従って、米子へ戻りここから中国道へ入る。
左に大仙を見つつ走ってると渋滞が!何故?
パトカーも前方に見える。どうやら事故見渋滞らしい。
トンネル出口付近で3台の事故で、1台は大きく破損。片側1車線だから完全に通行止め。

そこからの対向車線が超気の毒な状態。2~30kmは続いていた感じ。
皆、エンジン止めて外に出てる人もいる。

14時前に晴れてる京都へ到着。目的はJR西日本梅小路蒸気機関車館。
駐車場は・・・無いみたい。
誘導員に聞いてみると、
「自転車置き場はあるけど、大型バイクは分かんないから聞いてみて?」
だと。当然のような顔をして、自転車置き場に駐めて入場。¥410。

入り口はレトロ。ちょっとしたお屋敷の建物。

すごいすごい!C62の1号車?からD51(しか知らない)。D52とか聞いたことがない形式もいっぱいあった。
  

最後に間近で見たのは、3~4歳のころ、秋田の花輪線だった。
  なんと日立製!
そのころもその大きさにビビる感じだったけど、大人になった今でもやっぱデカイよ!

運転席も入れる車両があって、何故か小さな子供だ溢れてた。その親達でさえ現役を知らない筈なんだから、
小さな子供は、意味がわからないだろうし?
暫く空くのを待って、やっと入ったD52の運転席。見たかったのはこのボイラー室?

意外と狭いのね。ここへ石炭を放り込んだのか。

ここも30分未満で出発。久々に名神経由で春日井まで走って14時に無事帰宅した。
うん、やっぱ、疲れた。年か?そろそろ前傾姿勢のバイクは卒業かも。でもなぁ・・・・

今回の総走行距離:1111km・・・!(笑)
燃費(メーター):19km/L




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中国地方日本海側ツーリング・・・壱

2015年05月02日 | Weblog
 昨年GW,あまりの雨にやられて意気消沈。
その他お盆休み、SWも雨の不安から中止。唯一6月のBBロードもやっぱり雨。
つまり1年ぶりのロングツーリングになった。

しかも昨年11月後半のFさんとの渥美半島以来まともに乗っていないZZR。
先週のR363~R418の約100kmだけ。
やっぱり体が慣れてないからか、疲れた!夕食、外に行く気出なかったもんね。
せっかく繁華街で居酒屋とかイッパイあったのに。



今回はこれまで行ったことがなかった中国地方の日本海側。
昨年の山口県角島大橋以東~福井県小浜以西が未経験だった(慰安旅行で天橋立は行ったが)
7時過ぎ、部屋を出て、ガソリン入れて7時半、出発。

ナビには載っていない敦賀から高速道路(自動車道)が出来てるらしいので
ナビ無しでまずは天橋立へ。
早速一宮で渋滞。なんで?

米原から敦賀、ここから新しい道路。’14、7月開通らしい。
長野道みたく対面通行の単線、80km制限。
てか、無料区間。

今日の米子まで、途切れ途切れに無料区間の自動車道が出来てて、早く走れる。
継ったら有料になるのかな?


渋滞が多かったせいか、11時過ぎに天橋立へ到着。バイクでさえ路駐出来ない雰囲気で市営でさえ有料。
¥300、高すぎだろ!!写真取るだけなのに。


地上からだとよく解らんね。
いずれ地球の温暖化で水没しそうな感じ。

見ただけなので10分も居ずに発車。
次は鳥取砂丘へ。

R178メインで13時半到着。 

砂浜は・・・まぁ観るだけでよし。思っていたより狭い。
ここは日本一の砂丘ではない。2位らしい。静岡の中田島砂丘と変わらんイメージだったよ。


さてメインの砂の美術館。拝観料¥600。


今回のテーマは”ドイツ”らしい。

ドイツの歴史や文化を砂で表現してあるんだけど、凄い。
しかも砂と水だけで固めてあるそうな。

制作メンバーは、その都度異なるらしく、世界中のアーチスト10数人で創るとか。
  
素晴らしいと言ってしまう。
ここは是非見ておくべきだと思う。
大和博物館以来の感動だった。

今日の予定はここから未定だったのだが時間的に出雲大社や、大山スカイラインは無理そう。
宿泊予約も米子着は16時過ぎだったので、思いつきで北へ向かった。
地図で見ると、とても複雑な地形だったの興味があって。

30分で到着したら、変わった形の橋がある。

渡ってみたい!と、思いつき行ってみた。

結構高い位置にあり見晴らし最高。

パーキングがあって見晴らし台があっても良さそうなのに。

ちょっとしたスペース(車じゃ無理かも)に駐めて南側の鳥取県を撮影。
つまり、橋を渡ると島根県なんだね。

往復1時間を使い、17時半、早めに宿にチェックイン。
冒頭書いたように、疲れたのでそのまま引きこもりましたとさ。

本日の走行:504km

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