さんそくのわらじ(Xyzzyの備忘録)

「医事課」「診療情報管理」「情報システム管理」の三足の草鞋を履いてみた。

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世界の医療制度-ノルウェー (1)

2008-10-22 12:08:38 | 医療制度
アメリカを始めとする民間主体の医療制度と比較して、北欧の医療制度があげられることが多い。 私は北欧に行ったことがないので、知識はすべて、聞いたこと、読んだことだけである。 でも、自分の考えの整理をするために書いておこうと思う。 

アメリカの医療制度と比較してよく取り上げられるのがノルウェーの医療制度である。 ノルウェーは1970年代から1990年代にかけて高齢化社会を経験しており、現在の日本でも参考にされることが多い国ではある。 

ノルウェーの医療制度の特徴としては国民保険制度があり、ノルウェー国民およびノルウェー国内に居住し労働するものはすべて加入義務がある。 この保険制度は年金、労災、事故、疾病、妊娠、出産、葬儀などに使われる。

医療に関する自己負担は診療については免責額、薬剤処方については上限つきの一部負担が設定されている。 また、年間自己負担上限も設定されていて、医療費の自己負担額は少ない。 医療機関は公立病院と民営のものがあるが、民営については必ずしも国民保険制度の対象となっているわけではない。

国民保険は医療、年金、福祉と多岐に渡って保障する制度なので、医療にかかる費用を分離することは難しいが、国家予算の1/3以上をこの保険制度に使っている。 財源としては所得の半分を超す税負担が支えている。 しかし、ノルウェーは世界大三位の原油の輸出国で莫大な貿易黒字がその根底にあることは理解しておかなくてはいけない事実である。

ノルウェーは日本における国、県、市のような単位で政府が構造されており、保険制度、病院経営、保健サービス、社会福祉サービスは国によって所掌されている。 一方高齢者施設、高齢者ケア、障害者福祉サービスなどは市に当たる自治体が所掌している。

参考文献等
http://www.norway.or.jp/facts/living/     
http://www.no.emb-japan.go.jp/Japanese/Nikokukan/Nikokukan.htm
http://www.kyodo-sankaku.provost.nagoya-u.ac.jp/sinpo/2005norway/index.html
http://puck.sourceoecd.org/vl=4389383/cl=35/nw=1/rpsv/cgi-bin/wppdf?file=5lgsjhvj85g3.pdf
http://www.mof.go.jp/jouhou/soken/kenkyu/zk079/zk079_11.pdf http://www.jri.co.jp/consul/cluster/data/iryoufukushi/3-4norway.pdf 
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