中年の散歩道

後期高齢者世代、、、そんな親父の街角ウオッチングetc..

ワクチン、、、免疫療法に想う、、、

2018-10-03 14:10:20 | Weblog
親父は、極度の肝硬変から肝ガンに進み、ガンであるとの所見の後、半年足らずで旅立った。「かかりつけの医者の見立てとは、どうも違うのでは?」として転院し、そこで初めてガンと判明した。医師曰く「どうしてここまで放っておいた、、、」

この頃は、話題として丸山ワクチンと蓮見ワクチンがクローズアップされてはいたが、免疫療法はマイナーと言うよりも、医学界の重鎮からは認められてはいなかった。明らかに効いている人が存在しているのにも関わらず、厚生省とグルになって無視していた、、、要するに、「天下り先にならなかった」からなのだが、、、この後、役人と権威と製薬会社のズブズフ不祥事がボロボロと出たが、、、

この二つのワクチンは、夫々に得意な分野(効果のあるガンの種類)があったが、夫々の治療効果のメカニズムが明らかでは無かったらしい。それでも私は、最後の望みとして丸山ワクチンに賭けて東京と函館を往復して手に入れて、医師から親父に注射して貰った。

その頃の親父は、緩和ケアの痛み止めシロップを飲んでいて、「効果が無くなったら次は麻薬、、、」と、医師から言われていた。このシロップは幻想を生じさせるらしく、後のお袋の話では、「あんたが、逃げて家に帰って来てこそこそしている、、、」などと、言っていたらしい。丁度仕事の忙しい時期でもあって、札幌と函館の往復を頻繁にやっていたのだった、、、

丸山ワクチンを投与してからしばらくすると、痛みが緩和されてシロップの投与が無くなった。同時に幻覚も生じなくなった。一方で医師には、「抗がん剤の投与はワクチンの効果が薄れるとした、、、」、ワクチン使用時の注意事項を渡してあったのだが、抗がん剤を投与していたらしい。お袋は、「親父が「薬を飲めば食欲がなくなって吐き気がする、、、」と、言っていた」と、後になって私に言っていた。それと、「検査はしないでくれと申し入れている」のにも関わらず検査をしていた。私は、抗がん剤の投与と検査が、余命を短くしたと、今でも考えている。

これらのことは、オプチーボなるワクチンの効く範囲が限定されていること、患者さんの「数日で痛みが減った、、、」とのインタビューを聞いた時に、即座に頭に浮かんだと言うか思い出しのだった、、、

丸山ワクチンと蓮見ワクチンも、”腕とか鍵”とか解説されている”PD-1”なる分子?に近い物を発見していれば、、、と思うが、当時では発見してもきっと無視されていたかも知れない、、、あらぬ難癖を付けられて、、、

何方かに、丸山ワクチンと蓮見ワクチンの効果のメカニズムを解明して欲しいものと思うのだ。三種のワクチンの得手不得手が補完し合い、トータルで大半のガンに効くようになれば凄いことだし、何と言っても、丸山ワクチンと蓮見ワクチンは、健保の財政を圧迫する金額で無い、、、さすればこの点において、”権威筋と天下り先”が、大きな壁?か、、、

昨日は、お袋の命日だったことを今朝になって思い出した。親不孝者ではある、、、


台風24号へのおまじないは好く効いた、、、札幌を逸れた様なものだったのだ、、、しかし、今度は25号が、、、週末は室蘭へ出掛ける、、、せめて帰宅するまで荒れないで欲しい、、、その出掛ける準備は、雨が激しく降って来たので止む無く中断、、、

コメント
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