中年の散歩道

後期高齢者世代、、、そんな親父の街角ウオッチングetc..

消費税

2008-09-05 09:03:04 | Weblog
マスコミは、自民党の総裁候補の論点となりそうな事柄について取り上げている。
気になることは、何かにつけて消費税率のアップが前面出て来ることだ。

家庭に置き換えてみよう。
祖母ちゃんが倒れて入院したところから始まる。
母 ;お父さん!入院費が相当掛かるので、ゴルフを止めてくれない?
父 ;付き合いもあるから、それは出来ない。それより、お前の何とかカルチャー
を減らせよ!
母 ;私だって付き合いもあるし、息抜きをしたい。
   (息子へ)ガソリンも高くなったのだし、少しはドライブを減らしなさいよ。
       来月から、ガソリン代はお小遣いから出すように!
息子;今でも小遣い足りないのに、そんなの困るよ!
母 ;(娘に)あんたの虫歯は、もう治療が終わったの?
娘 ;今、少し欠けた前歯を直しているわ!
母 ;少しくらい欠けたって、噛むのに支障は無いわ! 今までだって、支障が無かったのだから、もう治療は止めなさい。
娘 ;年頃の娘に、何と言うことを! 鬼母だわ!!
一同;  ・・・・・・・・・・・・・・・
父 ;借金は厭だしなあー

この家庭では、結果的にどのように問題の解決をするのでしょうか?
①医療費に関する新たな問題なので、医療費の枠を守るために、歯の治療を中止する。
②夫々の小遣い枠を縮小して、捻出する。
③退職金の前借りをする。
消費税をアップするは、家庭のやり繰りには無いし、、、
④家庭内でやり繰りせずに、祖母ちゃんの親類縁者にも経費を出させまくる。


何れにしろ、消費税を福祉目的税とするなどは、
春のガソリン騒動と、目的税だった税を一般財源化したことなどからも、到底信用出来ないことは明白だ。先の事は、当てにはならない。

総理の辞任に際しての所信を聞いても分かる。とどのつまり「私は悪く無い、前任者と野党が悪い」「原油高も私のせいでは無い」として、責任放棄を放棄してしまうことを、所属していた第一党が容認したのだ。
そのような国民目線無しでは、したたかに増殖し、密かに付けた区切り点1個で解釈を変えている官僚以下ではないか?

次の総理候補には、先ずは矜持を求めたい。
その上で、縦割りでの予算の消化を大幅に見直すことを優先して、着手して欲しい。族議員の力関係で予算配分が決まるなどは、発展途上国並と言うよりも、以下と言うものであろう。
コメント
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