中年の散歩道

後期高齢者世代、、、そんな親父の街角ウオッチングetc..

磐音の日常

2007-10-04 09:13:38 | Weblog
北海道では、準国営放送で木曜テレビドラマとして今日放映される。ドラマに登場する俳優の皆さんのギャラは、決して超一流では無いとは下衆の勘ぐりだが、夫々の役を極めていて楽しい。
普段は辛口の親父が、手製の地図を作って連続ドラマの放映日を楽しみにしていることが珍しいと、家人から冷やかされている。
その点から比較すると、殆ど初回で見切りを付けているため、現在は何をやっているかさえ知らない、キャストだけは豪華な「連続大河ドラ」は、金の無駄遣いとも言える。

このシリーズの著者である佐伯泰英さんについてはまるで知識が無く、23巻のあとがきで、少しだけ知った。
それと、このシリーズの特徴は挿絵がゼロということである。そんなこともあって、当時に近い「切り絵図」を調べたり、図書館通いとなった。
深川界隈は、鬼平犯科帖や忠臣蔵の舞台ともなっていて、「古地図で楽しむ○○の世界」などと、既に散策の道標的案内が出されている。

余計なことかも知らないが、東京以外に住んで土地勘の乏しい人は、より楽しむために、自分の生活圏の地図に距離円を入れて、「地蔵蕎麦」は生協か、鉄五郎親方の「鰻や」は、コンビニかなどと、時間距離を比較することをお勧めする。

小説に登場する女性の感性が、大身旗本のお内儀から、貧乏長屋のおかみさん達までも、私と同居する家人の失ってしまった情緒を有して描かれていることが、私にとって非日常的な憧れや、そこはかとない魅力となっているのかも知れない。あるいは、作者にとっては周辺を取り巻く日常的女性像なのかも知れない。そうだとすれば羨ましい限りではある。

なお挿入した地図は、日帰り距離圏と推定したものとなっている。
コメント
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