四季折々

気の向くままに

ボランティアに行ってきました。

2013-12-25 20:41:31 | ボランティア
東松島市にボランティアに行ってきました

トナカイとサンタクロースに変身して、遊び心いっぱいの方もいました。


今回の作業は、仙石線東名駅周辺のシバザクラの手入れと、野蒜海岸の清掃でした。

シバザクラは道路の法面に植えられているので、雨で流されては花の補充を続けています。


野蒜海岸、ここは白砂青松のきれいな海水浴だった。
自分が参加した頃はこのような状況でした。


ずっと砂浜の清掃を続けてきて今はかなりきれいになっていますが、未だ空き瓶や空き缶プラスチックのかけらが波打ち際にたッくさん転がっています。今回は主にその回収作業でした。

手前の方はかなりきれいになっている。
これだけきれいになっていれば、来年の初日の出を見に来る人たちも気持ちよく初日の出を迎えられることでしょう。

被災地は行く度に変わっていきます。

奥松島の大高盛から見るカキの養殖筏と海苔の養殖場の状況です。

まだ震災前までの収穫量には劣りますが、着々と復旧してきています。

津波に流された仙石線は、新しい路線がずっと内陸の山の中を通るように、路線復旧が計画されて既に工事は始まっていました。
線路が撤去された仙石線跡

先に見えるのが東名駅のプラットホーム。

被災者の高台移転のための造成工事も進んでいます。

山を削って宅地を造成している工事現場が見えます。

我々のボランティアは仙石線東名駅周辺で「花いっぱい運動」展開していますが、アーモンドの苗木も植えています。
雪に備えてわら帽子を被ったアーモンドの木です。今年は少ないながら花を付けていました。サクラに似た花です。

アーモンドの並木が出来る日が楽しみです。

復興住宅の工事や、路線を変更した仙石線の復旧工事も急ピッチで進められていますが。双方とも完成するのは2年後と言うことです。
 
仮設住宅住んでいる人たちは、今回も含めてあと2回の寒い冬を寒い部屋で過ごさねばならない。健康が気遣われるところです。

また、仙石線が復旧するまでバスが代行で運行されているけれど、利用者はかなりの不便を感じているようです。

被災者にはまだまだ長い長い苦難の道が伸びています。


住宅地造成で出る土石類は、海岸の堤防築造に使われます。
その高さ7.2m。

ここに土石を運搬するために巨大なベルトコンベアが建設されていました。

東南海地震に備えても高い堤防を築く計画をしているようです。
日本の海岸線の景観はここ十数年で大きく変貌するでしょう。
また、造成地の法面に草木が生い茂り自然の形態に戻るのには何年先になるのか。
人間活動によって自然の形態が変容していくのは仕方のないことなのだろう・・・。
あの海岸に巨大な堤防が出来ることに対して複雑な心境になってしまいます。

付録
  かつての住宅街は完全に草原化しています。
  















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