四季折々

気の向くままに

誰も言わないこと

2012-09-08 09:32:17 | 日記
福島第一原発廃炉で出る汚染物質の処分地はやはり原発敷地内が妥当と思う。

原発を誘致して建設を望んだ人たちは本当に本当に安全神話を100%信じていたのだろうか。
自動車、飛行機、船舶、化学工場等に構造的、人為的、または自然災害による事故は必ず起きている。
同じく人間の造作による原発だけが絶対に事故を起こさないということは考えられない。

私は以前から原発も必ずが事故が起きるし、事故がを起こった時の影響の悲惨さを思い懸念をしていた。
こう考える人たちは案外に多かったのではないでしょうか。
原発の安全神話を信じたと言っていた人たちも気持ちのどこかにはこんな思いがあったのではないだろうか。
そして原発による恩恵の方を選択した。

また事故が起きてからはもちろんだが、当然いつかは廃炉になる。その時に出る汚染物質の処分のことは考慮に入れていたのだろうか。
この部分には敢えて目をつぶっていたのだろうか。
放射能汚染物質をどこかよその地で受け入れてくれると考えていたのだろうか。

よその地の人たちが放射能廃棄物を受け入れるとは考えられない。
放射能廃棄物は原発の敷地内での保管しか道はないのではないでしょうか。
原発を誘致して恩恵を受けてきた人たちは最後まで責任を負うべきと思う。

とは言っても、
自業自得などとは言いません。
私も疑念を抱きながらも原発電力の恩恵に預かっていたし、国の施策を容認していたわけですから。
原子力発電は国が主導して進めたものです。
今福島第一原発の事故により、原発の立地自治体以外の区域でも家族が離散したりして悲しい思いをしている人たちに、また避難をしていて今後の生活のめどが立たない人たちに、国がもっと積極的に全力で援助の手を差しのべ、今後の方向性を早く示してあげるべきだと思います。


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