四季折々

気の向くままに

愛国

2012-09-19 08:04:56 | 日記
きょうの新聞を読んで

尖閣諸島をめぐって騒がしい今日ですが、今朝の新聞で『愛国とは』という命題に対しての鈴木邦夫さん※という方の主張が私の心にすんなりと入ってきました。
以下抜粋してみます。
時間のある人は読んでみてください。

「よその国の人も自分の国を愛しているということです。日本人だけが愛国心を持っているわけではないのです。・・中略・・
外国人が母国に抱く愛国心を理解し、その上で日本を愛する。自分の国がすべて、日本だけが素晴らしいという考えは、思い上がった自国愛にすぎません。ただの排外主義です。愛国とは最も遠いものです」

「愛は欠点も失敗も認めた上で愛しいと思う心だということです。日本はアジア諸国に対し、弁解のしようのない失敗を犯してきた。そこを認めずに日本は正しかった、悪いことはしてない、失敗を認めることは反日的だと言いつのり、良いところばかり愛するのは愛国心ではない。心の痛みが伴わない愛国心は、フィクションにすぎません」

「日本でも愛国心を訴える政治家が多くいます。尖閣諸島や竹島の問題では、戦争も辞さない勢いで国民を応動しています。立派な政治家と思われたいのでしょう。あまりに不純、卑劣な態度です。大局的に国益を考え、中国や韓国をやっつけろと騒ぐ世論を抑えるのが政治家の役割です。国民と一緒になって騒いでどうするんですか。非国民、国賊と呼ばれても、冷静に対処する覚悟がなければ、真の愛国者とは言えません」

「愛国心とは家族への愛、故郷への愛、その延長線上に位置するものです。・・中略・・
多様性、敵対性もすべて抱きしめる心。・・中略・・
それが真の愛国だと思います」

※ 元行動右翼だった人です。今は左右両派に親交ををする人が多く左派系の人たちからも一目置かれている。検索してみてください。


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