足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

商品相場の上昇への戦略

2005-02-26 21:36:18 | 株式
今日、2月26日の日経新聞の夕刊の第1面に「指数24年ぶり300」という見出しで、原油、穀物価格の上昇が報じられていた。CRB指数という商品先物市場の動きの指数の上昇である。株式投資をしている人にとっては、商品相場は別世界かも知れないが、これからの世界の投資市場を見る上では無視できない存在になっててきた。
私は大学を卒業して日経新聞の記者になったとき、一番初めに担当させられたのが商品市場であった。政治部や社会部のハデな記者を夢見て新聞記者になったのに、商品相場の世界は、いままで生きてきた世界とは全く異質の世界ではあった。
しかしそこでの経験は相場を勉強する上では、単純ではあるが投機というものを実感する上では、なによりもの勉強になった
金と石油に昨年来、大きな関心を持ってきたが、それは商品相場を追っかけた記者時代の経験のおかげである。
昨日の本欄では原油相場のことを書いた。おそらく向こう2~3週間のうちには、原油は昨年10月の高値55ドルに接近するのではないか?あるいは抜く可能性もある。
今年の株式相場を判断する上では大きな材料である。しかし1970年代の石油危機に比べて、世間の見方は随分と落ち着いている。これが逆に気になりところである。

国際石油開発(1604)のほかに、帝国石油(1601)も、世界的な商品相場の上昇のリスクを避ける投資の手段になることを強調したい。

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