足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

円相場が最大の関心事

2016-08-03 06:55:53 | 投資戦略
ウォール街では日本に景気刺激策について評価は高くない。2013年の安倍政権の発足のときのような新鮮味のある内容が見当たらないからだ。
黒田総裁の就任時のような政策の新鮮味が見られず円相場が100円割れすれすれまで進み日銀への信頼感も薄れた。足元の企業業績の発表は円高で先行きの見通しに不透明感が高まる。

NY株は7日間の下落になった。これといった懸念材料が出たわけでなくダウ平均の下落率は-0.49%と小幅安。下落直前(7月22日)のNYダウは1万8570ドルで、昨日は1万8313ドル。ここ1週間の株価はきわめて狭いレンジでの動きで、今後の方向性に見方が割れる。市場の関心事は今週末の7月の雇用統計に集まるが、事前の予想では18万5000人増。
ウォール街での主力の機関投資家やヘッジファンドは夏季休暇に入り、積極的な動きを控える。

日銀の金融緩和、政府の景気対策と市場がこれまで期待してきた材料は出尽くした。市場の関心は円相場の動きに集まる。これまでの経緯では政策当局は口先介入の繰り返しだけに終止したが、その効果も薄れた。放置すれば90円台での円相場の動きが出現しそうでる。

任天堂(7974)のスマートフォン向け「ポケモンGo」の収入は米国で爆発的な人気を集めた、日本と中国を合計した金額はその2倍になる。
日本ではマクドナルドとの協業が成功し、その集客力が人気を呼び提携企業が急増している。「ポケモンGo」のケースはゲーム史上で初めての試みで、AR(拡張現実)ゲームが新収益チャンスを生み出した。
「ポケモンGo」人気による任天堂の取り分は会社が「限定的」とコメントし、株価が暴落したが、先行きの任天堂の新しい位置情報をベースにしたゲームがヒットすれば、これまでになかった大きな収益機会を任天堂にもたらせる。
米「Seeking Alpha」では1本の人気ゲームの広告収入だけで、ゲーム本体の配信収入に匹敵するケースもあると試算する。
これから間断なく出る任天堂モバイルゲームには、新しい利益を生み出す大きなチャンスが出現しそうである。位置情報関連ゲームは「ポケモンGo」だけでなく、これから任天堂が取り組む。
香港での「ポケモンGo」のヒットに、大手企業の広告の申し込みが殺到している。
任天堂は今回のゲームの成功で将来の新ビジネス・モデルをつかみとることになった。
この視点で新しく任天堂株に注目する外人投資家が現れている。






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