足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

NY株は底堅い  イラン問題気にせず

2018-05-09 06:49:07 | 投資戦略
米、欧州など6ヵ国とイランが結んだ核合意の話し合いが破綻した。
石油市場が混乱し上昇するという見方が大勢であったが、市場の予想とは反対に石油相場は下落した。
おそらく、これで話し合いが全く途切れてしまうのでなく、引き続き水面下では交渉が継続するという見方が多い。
相場の中味は銀行、保険、コンピュータ、通信が上昇したほか、バイオ、医薬品株は下落した。相場の根底には依然として不透明感が支配する。
目下、発表中の第1四半期の企業業績は好調で、ファンダメンタル面からは相場が崩れる材料は見当たらないのが現状である。

歴史上、最高の儲けを残したウォーレン・バフェットの株主総会が先週土曜日に終わった。世界中から4万人の株主が参加したが、ことしは中国のほかインド、韓国からも株主が参加したと報道された。国内からはビル・ミラーなど著名な投資家がかならず参加する。日本人の株主の姿が見えないのは残念である。
バフェットは総会の直前にアップルの第3位の大株主になった。時価総額が100兆円をこえ10%の株主になるには10兆円の資金が必要。バフェットの動きには筆頭株主になる意気込みがみられる。
いまからでも遅くない、バフェットにコピー(提灯をつける)ことを考えよう。

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