足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

米バロンズ誌が日本株に強気

2017-10-26 10:22:28 | 投資戦略
ウォール街では先行きの日本株について強気が増えてきた。
今週の米バロンズ誌は次のように書いている。
「日本株には前向きに評価できる様々な材料があり、現在の株価がいずれは史上最高値に向かうとすれば+81%の上値の余地がある。
日経平均は実に28年間も弱気相場を続けてきた。米国の株価サイクルは、それよりもはるかに短かった。日本では、今にはじまった話でなく、以前にもしばしば見られた現象である。1920年から1948年まで28年間の弱気相場があった。
Jonathan Krinsky(米MKM社のテクニカル・アナリスト)は“日本の株価サイクルは、米国に比べて短いのが普通で、それが特色”という。
したがって投資家は小まめに動かなければならない。
現在、市場で活動する投資家は、以前の長期間の強気相場を経験していない人たちが多い。
NY株のように長期的に自信をもつて投資をする向きが国内には育っていないのがウォール街に比べての大きなマイナス点だ。特に為替の変動が株価に大きな影響を与えるのが問題である。円安は株高、円高は株安である。為替の敏感度はNY株よりはるかに大きい。」
短期的には円安傾向が強まってきた。
今週のバロンズ誌は日本株への明確な強気を打ち出した。日本株投資に高い評価を出したのは久しぶりのことである。


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