本日のジャスダック、マザーズ、ヘラクレスの新興3市場の株価指数はいずれもマイナスに終わったが、IT関連株の人気には明確に回復の胎動が感じられる。
情報通信関連の上昇率のベスト5はジーダット(3841)+18.26%、エキサイト(3754)+17.31%、AQインタラクテイブ(3838)+16.50%、ネクストジェン(3842)+14.70%、ディーバ(3836)+13.84%であった。
1年分の期待収益率を1日で提供している。
株価の動きをみているとIT株人気のときを想起させるような内容であった。資金の流れが、「どっと」とはいえないが、銘柄を選択しながら「着実に」、資金が動き始めた感じがする。
先の「トリトンスクエア通信」でも新興市場に胎動が見られるとして取り上げたAQインタラクテイブ、ネクストジェンの2銘柄は本日はストップ高で終わった。
ここに並べた銘柄はエキサイトを除いては、公開して時間の経たない銘柄である。かってならIPO(新規公開)時に相場の人気を出し切ってしまうような、一時的には魅力を感じる銘柄であったが、ここ1年間の新興市場の弱気相場のなかで公開されただけに、人気を出し切ってしまうことがなかった。
本日のこれら新興市場銘柄の動きをみながら投資戦略を立てるヒントが感じられる。新興市場フアンにとってはチャンス到来であるとみる。