日経平均は82円安の2万3208円で終わった。
われわれの注目しているエムスリー(2419)-1.09%、ULSグループ(3798)-2.17%、日本新薬(4516)-1.24%、アンジェス(4563)-4.35%、そせいグループ(4565)-4.06%、住友鉱山(5713)-1.28%、ローム(6963)-1.27%も下落した。
日経平均の下落-2.8を上回る銘柄が多かった。現在の相場の人気の波に乗る銘柄は日経平均の上下への変動率が大きく、相場人気が上向きに転じてきたときは上昇の変動率が大きく、反動安がでたときには反対に下落率が大きくなる。
ここに顔を出した銘柄を業種別にみてみると医薬品関連の比率が高い。
トップに顔をだしたエムスリーはインターネットを通じて製薬会社の情報を提供するユニークな会社で21世紀に入ってから設立されたソニー・グループの成長企業である。
5年余で売り上げは3倍になったが、ソニーがこれまで蓄積してきた企業資産を独立させ短期間で成長企業につくりあげた。これからグループの拡張を進めるのに短期間で成長企業を育てあげた好例である。ソニーはこのような成長のための企業資産を抱えていることを実証した。
エムスリーの時価での投資を考えたい。