足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

弱気相場いり・・・時間をかけて待つ

2018-02-06 08:27:54 | 投資戦略
NYダウ平均は117521ドル安と暴落した。
予兆はあった。先週金曜日の雇用統計の発表だ。好材料として受け止めず連続安になった。
市場のショックは大きい。
2016年11月にトランプ大統領が就任して以来、相場の変動率が大きく低下し、底堅い基調を保ってきたが、いったん弱気相場になると歴史に残る大暴落を記録する事実は直視しなければならない。
下落幅の1100ドル安は史上最大の下落幅である。

暴落の予兆は先週の金曜日にあった。好調な雇用統計の発表にもかかわらず、665ドルも下落したことだ。
相場を動かすメカニズムのなかには、景気回復→企業業績の好転→金利上昇→インフレ懸念の台頭である。世の中を運営してきたトランプ大統領も株式相場の動きだけは思うままにならない。金利上昇、インフレとは今後、正面から戦うことになる。
下落は当然通るべき道であったが、これといった大きなショック材料もなく発生したことだ。1年間以上に及ぶ低ボラティリティのなかで起こっただけに、投資家心理に与えた衝撃は大きかった。
世界最大のヘッジファンドを育て、いまや運用規模をソロスのファンドの数倍にしたデイ・ダリオ(ブリッジウォーター)は、暴落後、メディアの取材を受け「手持ち資金は株に投ずるべきと語ったが、突然の暴落に市場は大騒動している。大相場の仕上げ期にはこの種の現象が起る」と語った。どこで底入れするかを見てから行動すべきとした。

モルガン・スタンレーのストラジェストのマイケル・ウィルソンは「急いで買いに出る局面でない。ただハイテク主導の相場は終焉した」と語る。トランプ政策のマイナス面が強調される展開になるとみる。

久しぶりの暴落相場だけに、その余韻が終わるには時間が必要である。
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