足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

連銀議長の言動に注目

2019-07-28 15:00:33 | 投資戦略
来週の世界の投資家の関心は米連銀の政策会合に集中する。
10年ぶりの0.25%の利下げを相場は織り込んだが、問題は利下げ後の米国の景気の行方について連銀がどのような判断をするかに関心が集中してきた。
今秋までに、さらなる利下げを行うかどうかを判断するのに前向きのメッセージを出すかどうかが市場の最大の関心事になってきた。
政策会合は火曜日と水曜日の2日間行われる。
ここ1ヵ月間の市場は利下げを織り込んできたが、連銀の会合では景気の現状についてどうのように判断しているかにある。
パウエル連銀議長は水曜日の記者会見では景気の現状についてどのような見方を公表するかが、当面の株価の行方を判断する大きなカギである。
過去1ヵ月間、相場は利下げを織り込んできた。
今回の利下げの幅は0.25%が市場のコンセンサスだが、0.5%の利下げを予想するエコノミストも出てきた。景気の先行きについて不安感を一掃するために小出しの政策ではなく、前向きの行動をとるべきと主張する。
0.25%でも連銀の景気判断が市場の予想よりも弱い場合は、さらなる利下げの期待感が高まる。当面の連銀の政策判断は、前向きの材料として相場には受け止められる。
米国の相場環境は10年ぶりの利下げという金融緩和政策のはじまりが、強気筋にとっては
大きな前向きの材料になる。
久しぶりに相場の先行きについて前向きの材料が並ぶ。

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