足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

方向性の難しい相場展開

2018-03-21 08:47:48 | 投資戦略
NY株はダウ平均が前日は300ドル以上の下落になったが、この日は111ドルの反騰。相場の動きは上下に大きく揺れる。

この日の市場のハイライトはフェイスブックの顧客情報の漏洩問題。いままでこの種の問題は発生せず、株価は着実な上昇軌道をたどってきたが、不意の悪材料だけに投資家にショックを与えた。
ただその人気が他のハイテクには波及しなかった。相場の内容は医薬品、保険が高く、ハイテク銘柄の多いナスダックもプラスで終わった。
市場の関心事は火曜日、水曜日と2日間にわたる連銀FOMCの会合に向かう。会合後にはパウエル連銀議長の初の記者会見が開かれる。市場では前イエレン議長に比べてタカ派寄りと見られているだけに、記者会見での対峙の態度に注目したい。
NY株の動きには昨年に比べて変化がみられる。
昨年は相場のボラティリティ(変動率)が低く、上下への動きが小さかったが、ことしは本来のリズムを取り戻したが、相場の方向トレンの把握ガ難しくなった。
NY株の動きは東京市場でもみられる。投資家の見通しが一致しないことだ。
方向性が明確になるまでは、投資のポジションは高めないことである。

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