足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

トランプ大統領の相場への介入

2018-04-03 07:29:22 | 投資戦略
NY株の4月の幕開けは一転して弱気相場に転換した。
先週来、ハイテク人気のリード役フェイス・ブック、アマゾン・コムが売られていたが、本日は弱気人気がほかのハイテクにまで波及した。
アマゾン・コムのネット販売には課税されていないことをトランプ大統領が突いた。最近のアマゾンの株価の人気にはすさまじいエネルギーが燃えていたが、大統領自らが火を消した。大企業にしても1社を取り上げて攻撃するのは異例だ。
トランプ就任いらいウォール街寄りの発言が目立つたが、一転してハイテク退治を始めた真意はなにか?

本日の株価の下落で、相場は2月初めの安値に顔合わせし、弱気相場が始まる場合の2段下げのチャートパターンになった。
昨日までのウォール街は「待望の4月相場入り」を歓迎する向きが多く、過去の経験則からは上昇トレンドを取り戻すとみる向きが増えていた。
2月以来、注目されたのはVIX(恐怖)指数で、シカゴ・オプション取引所で売買されている。
2月初めには50台乗せの異常な高水準になったが、3月の戻り相場で15まで下落し、市場に安心感が戻っていた。
2016年のトランプ相場が始まってからは、相場の上下への変動率が小さくなり、一定のボックス圏で推移し、居心地のよい「適温相場」という言葉が定着したが、相場の動きが大転換したことは確かだ。
これからウォール街では2018年3月期の四半期決算発表がはじまる。マクロ景気は絶好調だが、貿易戦争、地政学リスクが拡大すると,今までのシナリオは大きく変わる。
恐怖心がさらに一段と高まり、再び50台に乗るなら、バフェットなど長期投資家が動くことは確実である。バフェット好みの相場である。






『株』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
« ヘルスケアの新しい成長の種 | トップ | 新成長株の誕生 »

コメントを投稿

投資戦略」カテゴリの最新記事